堂安律の「エゴを出したいヤツは大会が終わってからにして」が漫画「ブルーロック」への強烈なアンサーらしい。連載開始当初エゴの塊だった堂安が8年後に10番を背負ってチームプレーに邁進するエモさ
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開催中の北中米ワールドカップ2026。
日本代表の10番、堂安律の発言が注目を集めている。
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「エゴを出したいヤツは大会が終わってからしてくれ」堂安律が明かした森保ジャパンの共通認識「今はそういう大会じゃない」【W杯】https://t.co/JdpCiWXodo pic.twitter.com/34XKfRNGhQ— サッカーダイジェスト (@weeklysd) June 24, 2026
「森保監督がどんな選手をスタメンに選ぼうが、それは目の前の試合に勝つための11人」
「監督の選出、采配を全面的に信頼している」
旨のコメントである。
ところが、これが漫画「ブルーロック」に対するアンサーだという声が一部で挙がっている。
漫画「ブルーロック」は第1話で本田圭佑、香川真司といった当時の代表選手を「W杯で優勝していないカス」と断定、「世界一のストライカーを創る実験をする」「世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない」とコーチに言い切らせている。
このシーンは当時漫画&サッカーファンの間で賛否両論を起こしたとのことで、堂安のコメントによって再び掘り起こされているらしい。
- 1. 僕は「ブルーロック」未読。あくまで憶測、ネタとしての意見です笑
- 2. 堂安律めちゃくちゃいいよね。得点はないけどフォア・ザ・チームがすごい。伊藤洋輝も貢献度が高い
- 3. 現代サッカーにエゴは必要ない。全員がシステム化されたバトルサイボーグを強いられる
- 4. 「ブルーロック」がスタートした2018年はギリギリ“王様”が君臨できた時代
- 5. ロシアW杯のベルギー戦での思いを作品にぶちまけたら、8年後にリアルがフィクションを追い越した
- 6. 強い物言いで耳目を集めるやり方は成功したけど…。時代背景を踏まえるとエモいよねw
- 7. リアルに寄りかかって実在のスターを“失敗の象徴”としたのは下品だったよね
- 8. 比じゃないくらいリアルを愚弄し続ける作品がある。刃牙シリーズっていうんですけどねw
僕は「ブルーロック」未読。あくまで憶測、ネタとしての意見です笑
まず最初に。
僕は普段サッカーを観ない、4年に一度のW杯にだけ注目するクソニワカである。
そして漫画「ブルーロック」は未読、アニメも未視聴。2026年8月に実写映画が公開されることも知らなかった。
また堂安の発言が本当に「ブルーロック」を意識したものなのかもよくわかっていない。
これから述べる意見も憶測の域を出ない、ネタ枠であることをお断りさせていただく笑
堂安律めちゃくちゃいいよね。得点はないけどフォア・ザ・チームがすごい。伊藤洋輝も貢献度が高い
表題の通りだが、今大会の堂安律はめちゃくちゃいいと思っている。
ピッチ上を端から端まで走ってボールキャリアを追い回す。
攻撃時には久保と頻繁に入れ替わるなど囮役も積極的にこなす。
得点こそないものの、攻守ともにフォア・ザ・チームを感じる。
「エゴを出したいヤツは大会が終わってからしてくれ」
「今はそういう大会じゃない」
の言葉通りのパフォーマンスである。
あと、何気に貢献度が高い(と僕が思っている)のが伊藤洋輝。
佐野海舟や冨安健洋に注目が集まりやすいが、佐野海舟、鈴木彩艶とともにフル出場を続ける伊藤洋輝の献身っぷりも見逃してはいけないのではないか。
日本vsオランダ感想。強豪相手に“普通にやれてる”時点で日本は強い。4年前とは別チームレベルでの進化。高度にシステム化された近代サッカーを肌で感じたよ
現代サッカーにエゴは必要ない。全員がシステム化されたバトルサイボーグを強いられる
そして、現代サッカーにおいてエゴは必要ない(極力出してはいけない)ものだとも思っている。
日本の2試合(オランダ戦、チュニジア戦)を観る限りトレンドは完全にトータルサッカー。
「芸術的なスルーパス」
「ディフェンスを次々置き去りにするスピーディなドリブル」
といったシーンは皆無で、「みんなで攻めてみんなで守る」ポジションレスが基本。ピッチ上の全員が一定以上の能力を兼ね備えていることが前提となる。
「トップ下の選手が中央でボールをもらい、優雅に前を向いてパスコースを探す」などは自殺行為に等しい。そんなことをすれば1秒後には180、190cmの筋肉ダルマに潰される。
つまり、ピッチ上の全員がシステムの中で動くバトルサイボーグを要求されるのが現代サッカー。
その中で限られたプレイヤーだけがとどめの1発、勝負の局面で“のみ”エゴを出すことが許される。
日本vsチュニジア感想。“個の力”で圧倒する日本、改めて強い。チュニジアは日本の圧が強すぎて糞詰まりに。1対1で歯が立たず、苦し紛れのバックパスでピンチを広げる
世界有数のストライカーであるキリアン・エムバペでさえ、リーグ戦では守備貢献度の低さ(スタッツでも証明済み)を批判されるのがその証である。
もちろん「確率と効率、平均値の高さ」が重要なレギュラーシーズンに対し、プレーオフやW杯のような短期決戦では瞬間最大風速(スター選手のエゴ、日替わりラッキーボーイの出現)がデータを上回るケースがあることも理解している。
「ブルーロック」がスタートした2018年はギリギリ“王様”が君臨できた時代
一方で、漫画「ブルーロック」の連載がスタートした2018年8月はギリギリ“王様”が君臨できた時代。
前線に本田圭佑が張り付き、中盤で香川真司が走り回る。
その香川のサポート(壁役)を受けながら広い視野で絶妙なパスを供給し続けたのが柴崎岳。
縦へのロングボールとサイドのプレイヤーを走らせる戦術を主張したバヒド・ハリルホジッチとの対立により、本番2か月前に監督が交代+ポゼッションサッカーに移行するという前代未聞の事態となったロシアW杯である。
要するにあの時期は従来のトップ下を中心としたポゼッションサッカーから、ハリルの標榜した現代サッカー(町田ゼルビアの元祖みたいな)に移行する過渡期だったのだと思う。
ロシアW杯のベルギー戦での思いを作品にぶちまけたら、8年後にリアルがフィクションを追い越した
そして、この大会で日本はベスト16でベルギーに敗退している。
しかも2点を先制しながらもアディショナルタイムに決勝点を奪われるという、悔やんでも悔やみきれない負け方。
この試合が2018年7月2日なので、時系列としては漫画「ブルーロック」がスタートする直前にあたる。
作者はあの負けを受けて以前から感じていた思いをぶつけたのだと想像する。
日本サッカーの決定力のなさ、国内リーグでの得点ランキングは助っ人だらけという状況。
中盤の選手を中心としたポゼッションサッカーは優秀だが、それだけでは物足りない。
世界で勝負するには「世界一のストライカー」「1人で局面をひっくり返す強烈なエゴの持ち主」が必要であると。
その思いを第1話にぶちまけた。
ところが時代は変わり、現在のトレンドは「みんなで攻めてみんなで守る」トータルサッカー。極限までシステム化された中で全員がバトルサイボーグ化を強いられ、個人のエゴを発揮する局面は最小限に限られる。
回り回って作者が否定した“チームプレーこそ最適解”という状況ができ上がった。
つまり、リアルの進化がフィクションを追い越した。
東京ヴェルディvsジェフユナイテッド市原・千葉戦現地観戦。地味ぃ~な試合でしたね。ジェフのサイド攻撃をヴェルディの堅守が封じる。味スタのバックスタンドが逆光過ぎてw
強い物言いで耳目を集めるやり方は成功したけど…。時代背景を踏まえるとエモいよねw
SNSの浸透によって物事の拡散&消費スピードは加速度的に上がった。
初動で耳目を集めるという意味では、W杯直後に実在のスター選手を名指しで否定する「ブルーロック」のやり方は時代に則していたと思う(品がいいかは別として)。
その後の成功(アニメ化、実写映画化、代表とのコラボ等)を見れば、「強い表現で賛否どちらも呼び込む」手法の有効さは明らか(品がいいかは別として)。
作者の個人的な思いをぶちまけたのも作品にパワーを与える効果があったのではないか。
そして、今はそれがカウンターとなって返ってきている状態である。
堂安律は「ブルーロック」の連載がスタートした当時19、20歳。
ゴリッゴリに尖ってエゴ全開だった時期に「本田圭佑、香川真司はカス」という言葉に触れ、その8年後のW杯で10番を背負いフォア・ザ・チームに邁進する。
時代背景やトレンドの移り変わりを考慮せずに「ほら見ろ」「何とか言えよブルーロックww」と後出しじゃんけんで批判するのも結構だが、
「エゴを出したいヤツは大会が終わってからしてくれ」
のエモさに目を向けた方が建設的な気もする笑
リアルに寄りかかって実在のスターを“失敗の象徴”としたのは下品だったよね
「ブルーロック」が下品だったのは、リアルに寄りかかって実在のスターを“失敗の象徴”に据えたこと。
本田や香川が残した功績を作品を通して「エゴが足りない」「チームプレーなどクソ」とコキ下ろした結果、リアルでは三笘薫や久保建英といった世界トップで活躍する“強烈な個”が出現、チームのパーツとして機能している(両者とも負傷離脱)。
「日本サッカーの抱える課題」という生々しいネタに便乗するやり口は商業的には成功したが、品性と引き換えに即効性を選んだ代償は大きかった。
比じゃないくらいリアルを愚弄し続ける作品がある。刃牙シリーズっていうんですけどねw
実はこの世には「ブルーロック」など比較にならないくらいにリアルを愚弄し続けてきた作品が存在する。
現役、レジェンド問わず世界最強のファイターを虫けらのように(物理的に)ぶっ壊し、中国4000年の歴史を国際問題レベルでコキ下ろし、アメリカの大統領が代わるたびに個室で説教、恐怖で汗だくにさせてきた作品。
刃牙シリーズ(主に「グラップラー刃牙」)というのだが。
文字だけの「ブルーロック」に対して刃牙シリーズは物理的に。
名指しではないにしろ、一目でそれとわかるキャラクターを、である。
「刃牙シリーズ」大擂台賽編ベストバウト10。アニメ「バキ」大擂台賽編が最高におもしろいので超おススメw
そして、これが大した問題になっていないのは刃牙シリーズがフィクションに振り切っているから。
「ブルーロック」はW杯直後に
・日本はW杯で優勝してない
・だから本田や香川はカス
・世界一を取るにはエゴ
と当時の代表のスタイル、選手を全否定した。
だが、刃牙シリーズはキャラは実在の人物に寄せているが設定は完全にフィクション。
「世界一の軍事力を有するアメリカよりも個人の筋肉の方が強い」
↑このバカバカしさによって品のないハッタリや倫理を力技でねじ伏せてきた。
つまり、「こんな設定の作品にマジレスしてどうする」と思わせた時点で作者の勝ち。
刃牙シリーズの作者は安全圏から気に入らないものをタコ殴りにできる権利を得たのである笑
でも「ブルーロック」って内容はサッカー版「黒子のバスケ」「テニスの王子様」なんでしょ?笑
気楽にいこうぜ。
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アニメ「ブルーロック」
「[バンダイ(BANDAI)] すぴぬい ブルーロック おしゃべり 凪 誠士郎」
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