ようやく実力の片鱗を見せた山本由伸、無双中の今永昇太にはチームも気を使う。過去の日本人投手が軒並み肘をイワしたからねw【2024.4.28感想】

ようやく実力の片鱗を見せた山本由伸、無双中の今永昇太にはチームも気を使う。過去の日本人投手が軒並み肘をイワしたからねw【2024.4.28感想】

2024年シーズン、注目選手の出場試合の感想を思いつくままに言っているわけだが、今回はMLB編、ドジャースの山本由伸とカブスの今永昇太についてである。
 
今回は2人ともナイスピッチングで山本由伸は2勝目、今永昇太は無傷の4連勝となっている。
 
 
なお僕はここ数年、特定のチームを応援することがない。
 
チームの不沈よりも選手個人ばかりを観ている。
シーズン前やシーズン中に興味のわいた選手を追いかけつつ所属チームもフワッと応援する感じ。
 
これが健全な野球観戦なのかはわからないが、楽しいから別にいいやと。
今後もこのスタンスを続ける予定であるw
 
 
オリックスとDeNAの助っ人“だけ”に注目するヤツなんて僕以外にいるの?笑
 
エスピノーザはこのまま無双するかも? DeNAジャクソンはもう一歩、中日の大失速に絶望が止まらないw
 

山本由伸(LAドジャース)

ドジャースの山本由伸は4月25日(日本時間26日)のナショナルズ戦に先発、6回97球を投げて被安打4、奪三振7、失点0の内容で今シーズン2勝目を挙げている。

メジャー移籍後最高とも言えるピッチングを見せた山本由伸。
特にこれまで長打を許していたまっすぐが改善されたとのこと。


僕は今まで何度も「お前はこんなもんじゃねえだろ」「日本最強のピッチャーがこの程度でいいわけがない」と喚き散らしてきたが、今回でようやく一息つけそう。
 
ここから一気に巻き返して「メジャーの洗礼」等のネガティブな言葉を覆してもらいたい。
 
 
OP戦時に「山本由伸は割と苦労するかも?」「意外と打たれるのではないか?」と偉そうに予想していた僕はすでに過去の人w
 
今では完全に応援側に回ったことをお伝えする。
 
山本由伸、今永昇太、上沢直之のオープン戦を観た感想。山本、今永は通用する。上沢は厳しいかも? よくも悪くもNPB基準
 

改めて言う。山本由伸はこんなもんじゃない。スライダーを投げない理由はわからない

だが改めて言うが、山本由伸はこんなもんじゃない
まだまだこんなもんじゃない。
 
この日は6回無失点と素晴らしい内容だったが、ストライクゾーンの広さに助けられた面は多い。
打者がフォアボールを確信して一塁に歩く→ストライクコールに「え?」となるシーンが何度か見られた。
 
またフレーミングがうまいバーンズと組んだのも大きかった。
 
それこそゾーンの広さ+バーンズのキャッチングでストライクを10球以上増やしたのではないか。
貧打気味のナショナルズが相手だったことも含めてすべてが山本由伸に味方した印象である。
 
 
実際、今回は(も?)スプリットがいまいちだった(と思う)。
前回と違って叩きつけたり浮いたりが多く、MLB初登板時の軌道に戻ってしまった。
 
山本由伸お前はこんなもんじゃねえだろ。5回の投球を常時できてようやくスタートライン? 今永昇太は無双中。でも少し陰りが見えた?
 
その一方で配球に変化をつけていたのがよかった。
これまでよりもカッターを増やしたのはもちろん、左打者の外側からゾーンに入れるバックドアとして使っていたのがいい。
数球程度ではあるが、あの球を意識させることで同じコースから落とすスプリットやまっすぐの効果が増す。
 
キャッチャーがバーンズに代わったからなのか、チームで相談したのかは不明だが、カーブ頼みの単調なピッチングからの大幅な改善と言えそう。
 
ここからどんどん進化してオールスター前後には無双状態に入ることを願う笑
 
 
なお、スライダーを投げない理由は不明なままである。
 

今永昇太(シカゴ・カブス)

カブスの今永昇太は4月26日(日本時間27日)のレッドソックス戦に先発、6回1/3、88球を投げて被安打5、奪三振7、失点1の内容で今シーズン無傷の4勝目を挙げている。

 
こちらは相変わらずの圧倒的なピッチング。
 
防御率0.98、勝利数4はいずれもナ・リーグ2位。
(今のところ)まごうことなきチームのエースである。
 
マジな話、開幕前に「今永はエース級の立場ではない」「ローテーションの3、4番手でトントンの勝ち星くらいで回れれば」などとほざいたのが恥ずかしい笑
 
山本由伸、今永昇太、上沢直之。2024年にMLBに移籍予定のピッチャーの成績を予想してみる。番外編として山﨑康晃も
 
何度か申し上げているように尖った特徴を持つピッチャーは通用しやすい気がする。
 
お化けフォークの千賀滉大、浮き上がるストレートの今永昇太。
いわゆる一点突破というか、絶対的な球種を持つピッチャーは“これさえやっておけば”が可能になる。
 
この球が操れれば世界最高峰の舞台でも何とかなる。
逆にこれが通用しなかったらおしまいと割り切ることもできる。
 
フォークとストレートのゴリ押しリリーフ(平野佳寿、澤村拓一)が数年限定で通用するのもこの辺りに理由がありそう。
 
逆に山本由伸のようなバランス型は取捨選択を要する分、適応にもやや時間がかかるのだろうと。
 
 
・ホップしまくるストレート
・出どころが見にくいフォーム
・サウスポー
 
多数の希少性を持ち合わせる今永はマジでMLBが合っているのかもしれない(特に1年目は)。
 
山本由伸、今永昇太ともに初勝利。山本は本調子ではない、今永は思った以上にやりそう。野手は右投げ左打ちに限界がきているような…
 

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チームが今永に気を使っている。過去に所属した日本人投手が軒並み肘をイワせてるからね笑

開幕以来好投を続ける今永昇太。
 
ただ、少しずつ落ちてきている感じもする。
前回申し上げたようにまっすぐの伸び、威力がやや低下気味に見えるのと、この日はチェンジアップの抜けがいまいちだった。
さらにスライダーに関しては「これはアカン」レベル。
 
スライダーを投げない山本由伸。捉えられ始めた今永昇太。おい、がんばれよ山本由伸。舐められっぱなしじゃダメだろw 今永はそろそろ注意かな?
 
相手がまっすぐの軌道に慣れていないのがよかった(と思う)。
 
 
と言いつつ、この辺はチームが気を使っているのがわかる。
 
ここまで中5日が4回、中6日が1回。球数も最多で92球である。
日本時代に怪我が多かったこと、MLB1年目であることに加えて過去所属した日本人投手が軒並み肘をイワしている(藤川球児、和田毅、ダルビッシュ有)のも大きいのではないか笑
 
 
てか、今永の場合はマジで怪我なんですよね……。
NPB時代も怪我が原因でポテンシャルを発揮しきれなかったわけで。
 
投げ方からして肩に負担がかかりそうだし。
疲労はもちろんだが、この先は「頼むから怪我だけはやめてね」と願いながら眺めることにする笑
 
 
 
なお速報でございます。


 

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