那須川天心と井上拓真の再戦、天心は相当厳しいけど絶望的ってほどじゃない? 少なくとも拓真に井岡一翔みたいな余裕はなかった。自分から仕掛ける展開を作ればもしかしたら【展望・予想】

那須川天心と井上拓真の再戦、天心は相当厳しいけど絶望的ってほどじゃない? 少なくとも拓真に井岡一翔みたいな余裕はなかった。自分から仕掛ける展開を作ればもしかしたら【展望・予想】

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那須川天心と井上拓真の再戦が決定したわけだが。
 
2026年9月27日にトヨタアリーナ東京で開催される「Prime Video Boxing16」、メインイベントのWBC世界バンタム級タイトルマッチ。


両者は2025年11月の同王座決定戦で対戦し3-0の判定で井上拓真が勝利。約10か月ぶりの再戦となる。
 
那須川天心は4月に2階級制覇王者ファン・フランシスコ・エストラーダに9RTKO勝利し、挑戦権を獲得。
王者井上拓真は今年5月に井岡一翔に勝利して初防衛に成功している。
 
前戦の内容から那須川天心が勝つのは難しいと言われているが、それを含めて注目である。
 
那須川天心が井上拓真と再戦だ? ジェシー・ロドリゲスvs拓真の噂はすぐに消えたのね。初戦は案外天心ががんばってた。拓真にも井岡戦ほどの余裕はない。依然として厳しいとは思うけど…
 

会見がクソだったらしい。歌舞伎町の近くにいたけどスルーして正解だった笑

井上拓真vs那須川天心Vol.2。
 
新宿・歌舞伎町の屋外会見で大々的に発表したものの、あまりの段取りの悪さに天心がブチ切れたとか。
 
僕は当日歌舞伎町の近くにいたがあまり興味がわかず。
どの程度グダっていたのか、天心の様子がどうだったのか。映像を確認していないのでわからないが、結果としてスルーしたのは正解だった笑
 
真夏の新宿でクソみたいな段取りの会見を立ちっぱなしで眺める。
想像しただけで地獄である笑
 
RIZINにインスパイアされたのだと思うが、ボクシングのくせに慣れないことをやるもんじゃない。ボクシングのくせに。
素直に室内の会見場を使えばよかったのに。
 

初戦は天心の完敗だったけど、絶望的ではない? 拓真にも井岡戦ほどの余裕はない

試合の展望だが、まず天心はこのタイミングでよく再戦を決めたなと。
初戦は完敗と言ってもいい内容で、なおかつ直近のエストラーダ戦でも劇的に変わった感じもない。そこから約5か月で逆転するのは相当難しいと思うのだが。
 
ただ、それでも絶望的というほどではなさそう。
今年5月の井上拓真vs井岡一翔戦よりははるかに希望が持てる。
拓真vs井岡戦は50回やっても50回井岡が負けそうなイメージだが、天心の場合は「やりようによっては何とかなるのでは?」という感じもする。
 
井上拓真vs井岡一翔。拓真はすごかった&失望した。「那須川天心に初めて勝った男」と「井岡一翔を初めてKOした男」の称号をダブルで得るチャンスだったのに。「やがて、伝説と呼ばれる日。」に普通に防衛してどうする
 
試合を観直しても拓真も決して余裕だったわけではない。
少なくとも井岡戦のように顎を突き出して「打ってこいよ」、手をクイクイやりながら「ほら、こいよ」と挑発するような仕草は見られない。
 
あれだけ圧倒しながら一向に倒しにいく気配がない拓真に失望した旨をSNSで呟いたところ「あの井岡だぞ。簡単に言うな」とクソリプがきたが、「いや、どの井岡だよ」と。
 
その試合に比べれば天心にも十分勝ち目はあるのではないか。
 

接近戦での明確な差、中間距離でのいきなりの右。これをひっくり返すのは難しい

初戦のスコアカードを確認すると、天心が取ったと言える(2者以上が支持した)のは1、2、8R。1者が指示したのが5、12R。


1、2Rは拓真が様子を見ていたラウンドで、天心がリーチを活かしたパンチでペースを掴んでいる。
 
だが3Rから拓真が圧力を強めると天心は距離をキープできずにバタバタし始める。
前進を止める術がなく力みかえって大振りに。それを拓真が得意のダッキング、ボディワークでかわしながら近場の打ち合いで優位に立つ。
 
接近戦では明確に拓真に分があり、中でも下から突き上げるアッパーに天心は最後まで対応できなかった。
膝のあるキックルールでは頭を下げて(くっつけて)打ち合う場面は皆無。そこの経験値が足りていない印象だった。
 
また以前から申し上げている通り天心はいきなりの右をもらいやすい。この試合でも(前回のエストラーダ戦でも)中間距離からノーモーションで打ち込んでくる右を何度も被弾している。
 
 
相手の前進を止める術がない、1発の怖さが足りず容易に中に入られる。
中間距離ではボディワークといきなりの右で上回られ、接近戦で経験値の差を見せつけられての判定負け。
 
初戦でたっぷり情報収集した拓真は今度は様子見をせず最初から攻めてくるはず。
序盤2Rのアドバンテージすら厳しいのでは? というのが大方の予想かなと思っている。
 
那須川天心vs井上拓真現地観戦。最後まで「天心vsボクシング」だった。天心の試合で相手の応援が大きい状況は初めて。両陣営の対策に差を感じた。天心は接近戦の対応が…
 

案外自分から仕掛ける展開の方がいいかも? 拓真は後退させられるとやや脆い

天心が取った8Rと1者が天心を支持した5、12Rを観直すと、8、12Rは天心が自分から仕掛けていることがわかる。
 
間合いをキープして受けて立つのが基本の天心だが、拓真にはそれが通用せず。
遠間からのジャブにカウンターを合わせられ、パンチの引き際に距離を詰められ、以下同。
 
だが8、12Rは自ら前に出て近場で打ち合いを挑み、それが案外うまくいっている
 
もちろん試合を通してアレを続けるのは難しい。
8Rは流れを変えるため、12Rはいくしかない状況。
強引にエンジンを吹かしたのはわかるが、勝機を見出すために自分からいくのはありかもしれない。
 
拓真は2019年11月のノルディ・ウーバーリ戦、2024年10月の堤聖也戦と下がらされる(自分から下がるのではなく)展開になるとやや脆い。
逆に天心戦や前回の井岡戦と、自信たっぷりに攻めている時間帯はめちゃくちゃ強さを発揮する。
メンタル的な部分も大きいのだと思うが、天心がこの部分を突ければ……。
 
そういう意味ではエストラーダを近場の打ち合いでねじ伏せたのはよかったのではないか。
 
那須川天心vsファン・フランシスコ・エストラーダ戦現地観戦。天心が成長したかはわからんかった。でも勝ったことが素晴らしい。スベりっぱなしだった興行を救ったよね
 

最初からカマして拓真の度肝を抜けば…。接近戦の精度向上は必須だけど

そんな感じで、再戦で天心が勝つには
・前に出るのを躊躇させる1発の怖さ
・いきなりの右をもらわない
・接近戦の精度
上記のどれか一つを向上させるのが最低ラインかなと。
できれば二つ、ダメなら一つを劇的に。
前回のエストラーダ戦を踏まえるとやはり接近戦になるのかな? とは思うが。
 
初戦の8、12Rのようなハイカロリーをフルラウンド継続するのはまず不可能。
じゃあ、たとえば開始のゴングとともにカマして拓真をたじろがせるとか?
 
前回は4Rの公開採点でイーブンと言われて天心陣営に動揺が走ったらしいが、想定外の事態が起きれば少なからずメンタルは揺れる。
早い段階で拓真側に「あれ?」と思わせて警戒心を植え付ければ多少は出足が鈍る? かも?
 
もちろん頭が当たる位置での打ち合い、アッパーへの対応は必須条件だが。
 
那須川天心vs井上拓真戦再視聴。天心の世界戦は2戦早かった? 何だかんだエストラーダは理想の相手だった。能力は高いけど怖さが足りない天心を観て“アイツ”を思い出した
 

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勝敗予想は天心の判定勝利。僕は拓真が返り討ちにすると思ってるけど(?)

勝敗予想は……。
じゃあ、天心の判定勝利で。
 
はっきり言って僕は拓真が返り討ちにすると思っている(何じゃそりゃ笑)。
 
だが、このタイミングで再戦を選んだ天心や陣営に何らかの勝算があることを期待して。
ついでに言うと、天心が勝った方がおもしろくなりそうというのもある。
 
 
てか、仮に負けたらガチでブライム・アスロウムルートに乗るからね……。


本当にやるしかないですよね。
 
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