山本由伸、今永昇太、上沢直之のオープン戦を観た感想。山本、今永は通用する。上沢は厳しいかも? よくも悪くもNPB基準【2024.3.14】

山本由伸、今永昇太、上沢直之のオープン戦を観た感想。山本、今永は通用する。上沢は厳しいかも? よくも悪くもNPB基準【2024.3.14】

2024年も3月半ばを過ぎていよいよ野球シーズンが近づいているわけだが。
 
MLBに挑戦予定の日本人ピッチャー、山本由伸、今永昇太、上沢直之の3人についてあれこれ述べたのは下記の通り。
 
山本由伸、今永昇太、上沢直之。2024年にMLBに移籍予定のピッチャーの成績を予想してみる。番外編として山﨑康晃も
 
現在はそれぞれ所属チームで登板(オープン戦)を重ねている。
 
 
というわけで今回は上記3人のピッチングを観た感想を。
レギュラーシーズンでどの程度やれるか、移籍前の印象と比べてどうなのかを言っていく。
 
 
もちろん僕の意見なので的外れだったとしても知ったこっちゃない笑
 

山本由伸

まずはLAドジャースに加入した山本由伸。
 
12年3億2500万ドル(約463億円)の大型契約で世間を驚かせたことは記憶に新しい。
大谷翔平の10年7億ドル(約1015億円)を筆頭に、僕のようなパンピーには理解が追いつかない数字が飛び交っている笑
 
 
その山本由伸のOP戦を眺めてみたところ……。
 
基本的には前回と変わっていない。
 
まっすぐ、変化球ともに高次元でまとまっていて、通用するかしないかで言えば間違いなく通用する
 
ただ、サイヤング賞クラスの活躍をするか? と言ったらちょい微妙。
 
2023年のWBC同様、各打者が山本の球を嫌がっていないのが……。
 
山本由伸MLBデビュー戦で1回5失点、負け投手に。メジャーの洗礼以前に調子が悪すぎた。カッターしか頼る球がない→それを狙われてドカン
 
まっすぐを平然と見逃し、変化球に楽々追いつく。
勝負球を比較的あっさり弾き返されているところを観ると、MLBの打者を圧倒できるかは何とも言えない。
 
千賀滉大の方が絶対的な決め球(フォーク)がある分、支配力は上に思える。
 
なので、山本由伸も早めにウィニングショットとなる球を見つけることが重要。
パッと見たところフォークが最適だと思うが、千賀ほど落差のある球ではない。
 
 
シーズン通して働いたと仮定して1年目は防御率3点台半ば前後と予想する。申し上げたように前回とほぼ同じ意見である。
 

今永昇太

お次はシカゴ・カブスの今永昇太について。
 
こちらも通用するか? と聞かれれば確実に通用する。
 
だが優勝を義務付けられたチームで先発1、2番手を期待される山本由伸と違って今永の立場はそこまで高くはない(と思う)。先発4番手+150イニング前後投げてくれれば万々歳なのではないか。
 
 
実際の試合を観た印象だが、相変わらず4シームはいい。
 
浮き上がる系の軌道で空振りが取れる球質。OP戦なので球速表示はないが、各打者が差し込まれているので見た目以上に速く感じるのだろうと。
 
ただ、飛翔癖も日本時代とまったく同じ。
打球はフライが多く外野の深い位置まで簡単に持っていかれる。
 
OP戦2試合、5回1/3ですでに被本塁打2本。
これはもう、このピッチャーの宿命として割り切るしかない。
 
山本由伸、今永昇太ともに初勝利。山本は本調子ではない、今永は思った以上にやりそう。野手は右投げ左打ちに限界がきているような…
 
変化球に関しては、意外とスライダーがいいことに驚いた。
鋭く横滑りする球は恐らくかなり有効な球になる。
 
一方チェンジアップはまだしっくりきていない印象。指から抜く感じを掴みきれていない感じがする。
 
なので現状は右打者にやや苦戦気味、むしろ左打者の方がスライダー、まっすぐの組み合わせでうまく打ち取れている。
 
この部分は日本時代と真逆である。
 
 
成績はどうですかね……。
 
ブルージェイズの菊池雄星の1年目が6勝11敗、防御率5.46。
できればこれを上回ってもらいたいのだが。
 
たとえば防御率4点台後半〜5点台前半、勝ち負けはトントンくらいでいければ。
 

上沢直之

最後はタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ上沢直之。
 
このピッチャーは当初から期待値が低く、即戦力を期待される山本由伸や今永昇太とはそもそもの立ち位置が違う。
 
本人も有原航平の「もしダメでも日本で契約は取れる」旨のアドバイスに後押しされて挑戦を決めたとか。
 
 
僕も上沢直之に関しては「ちょっとどうなの?」と思っていて、中でもまっすぐのスピード(平均145kmちょい)はだいぶ物足りない。
 
浮き上がる4シーム、同じ球速帯のカッターに縦系のスライダー、140km弱のフォーク、緩急をつけるカーブと一通りの球種を兼ね備えているものの、根本的なフィジカルで弾き返されるのではないか。
 
 
ただ、こういう“NPB基準の最高峰”みたいなピッチャーがMLBでどうなるか。駆け引き等の工夫でどこまで通用するかには興味がある。
 
もしハマればそれはそれでおもしろい。
 
と思っていたものの……。
 
 
う〜〜ん。
これは厳しいかもしれませんね……。
 
まず何より球の強さが足りていない。
山本や今永だけでなく、同じ試合で投げているピッチャーと比べても。
この辺はだいたい予想通りである。
 
また変化球も微妙にトロい上にいまいち制御ができていない。
特に決め球のフォークは日本時代に比べてフワッとしていて空振りが取れない。
カーブやスライダーも抜けるシーンが目立つ。
 
絶妙な高さから落ちたベストピッチのフォークをサクッと拾われ、フェンス際ギリギリまで飛ばされたのを観た瞬間は思わず「ああ、アカン……」とつぶやいてしまった。
 
 
正直、上沢に関しては成績予想どうこう以前の話。MLBに残れるか、シーズン中に上がれるかの方に注目せざるを得ない。
 
度会隆輝のKY力、思った以上にいいエスピノーザ、評判通りのアンドレ・ジャクソン。レイノルズとディカーソンがいきなり消えたw
 

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よくも悪くも“NPB基準”の人たち。DeNAのアンドレ・ジャクソンは結構やりそう

ひょっとしたら上沢直之は有原航平よりも苦労するかもしれない。
実のところ、カッターとまっすぐで勝負できる分有原航平の方が適応しやすかったわけで。
 
 
また上沢同様、よくも悪くも“NPB基準の最高峰”という選手は存在する。
 
広島カープの大瀬良大地や中日ドラゴンズの柳裕也、などなど。
安定感は抜群、トレンドに沿った投球術も持っているが、そもそものスペックが足りていない。
 
逆にNYメッツの藤浪晋太郎は粗削りでノーコンだが瞬間最大風速は凄まじい。どちらがMLBの舞台で可能性があるか? と聞かれれば断然藤浪である。
 
少し前で言えばヤクルト→ソフトバンクの五十嵐亮太もそんな感じ。
NPBの基準値は超えているが、MLBでは若干物足りない。
 
たとえば横浜DeNAのJ.B.ウェンデルケンや2024年に加入したアンドレ・ジャクソンも五十嵐亮太と似たようなスペックなのだろうと。
 
生トレバー・バウアーのためにハマスタで現地観戦。苦労しながら阪神打線を7回途中3失点にまとめて5勝目。お目当てのシーンを山ほど観たぞ笑
 
でもアンドレ・ジャクソンはMLBでもそこそこやれるかもしれないっすね。
恐らく日本で成績を残してMLB復帰を目論んでいるはず。年齢、モチベーションを考えると期待できそうである。
 

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