今井達也、チェンジアップ解禁!! マーリンズ戦に先発、4安打1失点で今季6勝目。被打率の悪い左打者に効果的な球になれば。まっすぐも走っててよかったね【2026.7.21感想】
2026年7月21日(日本時間22日)にMLBヒューストン・アストロズの今井達也が本拠地でマイアミ・マーリンズ戦に先発、6回96球を投げて4安打1失点、8奪三振3四球で今季6勝目を挙げている。
🎉 #今井達也 今季6勝目をマーク!!
6回1失点8奪三振のナイスピッチング👏
QS達成で試合を作り #アストロズ が5-3で勝利
3試合ぶりの白星をマークしました🔥 #日本人選手情報日本人選手のハイライト映像は
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今回は“当たりの日”だったね。2025年菅野智之の数字を超えられるかな?
後半戦1発目の先発マウンドに上がった今井達也。
前半戦のラスト2試合でやや調子を落としていただけにどうなるかな? と思って注目していたところ……。
結果は6回4安打1失点で勝利投手に。
三振8つを奪う好投で、いわゆる“当たりの日”というヤツ。
現地でも「山あり谷ありのジェットコースター」などと呼ばれているらしいが、開幕から応援している身としては「なんつードンピシャな呼び方してんだよ笑」と。
また防御率も6.06→5.59と再び5点台に突入。
一度の乱調であっという間に爆散するのでなかなか良化しないのだが、またコツコツと進んでもらいたい。
開幕前に「1年目は恐らく時間がかかる」「2025年の菅野智之(10勝10敗、防御率4.64)を超えてくれれば」と申し上げたが、マジで微妙なラインである。
今井達也、村上宗隆、岡本和真のMLB1年目の成績AI予想。かなり納得感のある数字だけどどうすか? 今井には期待してるけど若干過大評価。案外村上よりも岡本の方がやりそうな気が…
まっすぐが走ってたね。直近2登板は疲労もあってか、まっすぐが走らずスライダーも…
試合の感想だが、この日の今井はよかった。
初球152kmのまっすぐがグワッと伸びてキャッチャーミットに収まる。
2、3球目のスライダーにもキレを感じる。
続く2番カイル・ストワーズへの初球まっすぐも高めに浮き上がる軌道でズバン!!(ボールだけど)。
この時点で「あ、今日は球が走ってるな」と思った次第である。
今井の目下の課題は制球力だが、当然ながら球の勢いも同じくらい大事。
登板間隔が開いたこともあってフレッシュさが戻った印象である。
逆に直近の2登板ではまっすぐが走らずスライダーもコントロールが利かない。
日本時代は多少調子が悪くても真ん中高めにぶち込んでおけばどうにでもなったが、MLBではそうはいかない。
基本は中5日の登板だが、それでも疲労の蓄積はあったと思われる。
今井達也、オールスター前のラスト2登板をいずれも前半KO。2連勝で「ついに日本時代の今井に戻ったか?」と言った途端に…。前半戦は感覚と結果が一致せずに戸惑ったらしい
それがオールスターブレークが入って解消したのだろうと。
チェンジアップ解禁!! 対左の被打率改善のためにもMLB仕様にチェンジしていくのかな?
この日特によかったのが、チェンジアップを効果的に使えたこと。
本人のコメント通り途中(4回)からポツポツチェンジアップを投げ始め、6回はチェンジアップ中心の組み立てで無得点に抑えている。
アストロズ・今井 6回1失点で1カ月ぶりの6勝目「途中からチェンジアップをよく使えた」 – スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/oWUbueuoMx
— スポニチ野球記者'26 (@SponichiYakyu) July 23, 2026
これで従来の2ピッチから脱却したとまでは思わないが、MLB仕様にモデルチェンジしていく姿が見られたのではないか。
今井の課題は制球力だと申し上げたが、同時に対左の改善も必要(対右.169、対左.259)。
マーリンズも左打者を6人並べるラインナップで、打たれた4安打もすべて左打者から。各球団の今井対策はめちゃくちゃはっきりしている。
以前から申し上げている通りどっちに曲がるかわからないスライダー、浮き上がるまっすぐはどちらも素晴らしい球だが、この2球種だけだとどうしても苦労する。
特に左打者にはヒットだけでなくファールで粘られることが多い。
今井達也 5回2失点で3勝目!! でも球数は多いし落ちる球は必須だと思うけど。開幕当初に比べれば適応したんだろうね。新しい環境に馴染むのに時間がかかるタイプなんだろう
そこを解消するには落ちる球が必須、一番いいのはチェンジアップだと連呼してきたわけだが、今回の登板でようやくそれが現実味を帯びてきた笑
通用するに決まってるだろ早く行け。
もともと調子いいときはダルビッシュっぽい投球してたし、今年は日本最終年のダルビッシュにそっくりなのよ。
てか、西武が優勝するわけないんだから今の状態をキープできてるうちに渡米するべきだよwちなみにメジャーではチェンジアップの割合が増えると予想。 https://t.co/K4hII7OQdp
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) April 30, 2025
今井のチェンジアップはタイミングを外す球。まっすぐと同じ軌道でなかなか“来ない”
今井達也のチェンジアップは落として空振りを取るというよりタイミングを外す球。
まっすぐの縦変化量6.1(in)に対してチェンジアップは5.6(in)。
まっすぐの横変化量-7.4(in) に対してチェンジアップは-8.4(in)。
まっすぐと似た軌道で、なおかつ平均球速には約13kmの差(まっすぐ153km、チェンジアップ140km)がある。
思ったよりも来ない、手元でわずかに沈む。
要するに「まっすぐをより速く見せる」「スライダーに偽装する」効果を狙った球種である。
フワッと浮いたスライダーを左打者に打たれている今井にとって、この球が加わることでピッチングの幅が広がることを期待する。
今井達也、6回2安打10奪三振無失点で5勝目。スライダーがよかった。落ちる球がほしいと言い続けたけどスライダーがあれだけクネクネすれば十分。制球が安定したのも大きい
右打者にはまっすぐを打たれてる。左に比べて投げにくいんでしょうね
現状、今井達也の球種ごとの被打率は下記。
・まっすぐ
対右:.278
対左:.185
・スライダー
対右:.163
対左:.231
つまり、次の課題は右打者に打たれているまっすぐをどうするか。
今井のまっすぐは高めに浮き上がる軌道だと申し上げたが、恐らく右相手には投げにくいのだと思う。
左打者にはクロスファイヤー気味に内角を突けるが、右相手には角度的にコントロールが難しい。少し間違えれば危険球にもなりかねない。ここをどう修正するかが次の段階になりそうである。
今井達也、自己最多の11奪三振で4勝目。まっすぐは完全に戻ったね。中6日でコンディションもよかったっぽい。イニングごとのムラの大きさ、二回り目以降のモタつき、対左の打率の悪さ。課題も多いけど
とは言え、こういう前向きなネタを考えられるのもチェンジアップが機能したから。
もちろんこの試合だけで2ピッチから脱却したとは言い難いし、疲労が溜まったときにどうなるかも不明。
だが、それでも次回登板が楽しみになったことは確かである(何様?)。
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