日本がサウジアラビア、カタールに100点ゲームで完勝。2試合ともよかったし八村塁はレベチだった。でも格下すぎて未知数な部分も多く…【バスケットボールW杯Window4感想】
FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window4、日本代表は8月28日に敵地でサウジアラビアに106-78、31日にホームでカタールに123-70と2連勝を挙げF組首位に浮上。次戦は11月のレバノン戦、カタール戦となる。
第3、4戦って11月なの?! じゃあ、また八村不在になるんだね
八村塁の代表復帰で注目度が高まった男子バスケ日本代表。
僕も今回のWindow4の2試合をウッキウキで視聴したわけだが。
とりあえず驚いたのが、Window5の第3、4戦が11月になること。NBAシーズンとモロ被りなので当然八村は不在となる(河村勇輝も)。
つまり、この試合が終われば完全体の日本代表はしばらくおあずけ。
そのせいもあって目を見開いて画面を凝視した次第である笑
2試合ともいい試合だった。スイッチの入った八村塁がレベチ
感想としては、2試合ともめちゃくちゃいい試合だった。
前回の韓国戦は親善試合だったこともあってどことなく緩い空気が流れていた。
八村塁が代表復帰した日本が韓国に勝利。桶谷大HCの目指すバスケは選手個々に高いインテリジェンスが求められる。トム・ホーバスの3ポイントガチャとは全然違う。でも結局ホーキンソン次第だよね
だが、本番になればやはりひと味もふた味も違う。
特にスイッチの入った八村塁は完全にレベチ。
周りの選手がいろいろなテクニック、小技を入れてチャンスを作るのに対して八村のプレーはめちゃくちゃオーソドックス。
後ろ向きのドリブルでヒップターン→相手を突き放してゆっくり前を向く→しっかり狙ってシュートを決める。
またペイントエリア内でパスを受けて1対1を仕掛ける→DFの裏に出てさらっとシュートにいく。
周りがあれこれ工夫してどうにかこうにかギャップを作る中、八村がやっているのは、
「パスを受けてドリブルで進む」
「ゴールに近づいたらシュートを打つ」
これだけ。
余計なことをしないというか、相手と力量差を考えればする必要がない。
もちろんペイントエリア外でフリーになれば躊躇なく3ポイントを狙う。
結果、サウジ戦では4本中3本、カタール戦では8本中6本成功という意味不明な精度を見せつけた。
八村塁とトム・ホーバスの確執がおもしれえ。公の場でここまで反旗を翻した日本人選手を見たのは初めて。ホーバスのボス気質に八村がカチンときたんだろうな
滑らかさと力強さ。1人だけ別世界の住人でしたね
これは前回申し上げたが、八村は周りの選手と比べて滑らかさと力強さが違う。
ぶっちゃけ八村以外はBリーグの印象とそこまで変わらない(僕は)。
その中で八村だけは……。
上下動が小さく、静から動への引っ掛かりがほとんどない。
特別速く動いている感じはないのに、いつの間にかDFを置き去りに(吹っ飛ば)してあっさりゴールを決めてしまう。
先日のサウジ戦、マッチレースが続いていた時間帯に3ポイントを決めたが、アレで一気に日本に流れがきた。
ああいう局面で決める勝負強さを含め、冗談抜きでこの人だけ別世界の住人だった。
立川ダイスvs湘南ユナイテッドBC現地観戦。大量ビハインドから3点差まで迫った立川ダイスに大盛り上がり。来場者数2851名はとんでもない。これを維持できればB2基準もギリいける?
スター八村塁、DFの要となる馬場雄大、いないとチームが終わるホーキンソン
僕は以前から「何だかんだで日本を支えているのはジョシュ・ホーキンソン」「この人が崩れたらチームが終わる」と連呼している。
先日の2戦でもその通りのパフォーマンスで、サウジ戦ではチーム1のプレータイム29:22、カタール戦では八村の28:54に次ぐ27:09。
この2人にプレータイム3位の馬場雄大を加えた3人は日本にとっての「替えが利かない選手」である。
1対1で無類の強さを発揮する馬場雄大。
河村勇輝は速くて多彩、この人が入ると攻撃のバリエーションが一段増す。
八村塁は上述の通り完全にレベチ。スペースのある位置でボールを持ったときの期待感、安心感は尋常じゃない。
ただ、ホーキンソンの場合は崩れた瞬間にチームが終わる。
外でボールを持てば2ポイントを狙い、ゴール下では相手の巨漢とのタイマン勝負を引き受ける。
攻撃でも守りでも“ひたすら汗をかく”“いないと始まらない”。
ホーキンソン依存が解消されるというよりホーキンソンが“ようやく自分の仕事に集中できる”だよな。
そしてホーキンソンの仕事を七掛けでできるヤツすら現代表には存在しない。・八村:最大値を上げる
・河村:手数を増やす
・ホーキンソン:いないと底が抜ける結局日本はホーキンソン次第なんだよ。 https://t.co/fHJVZsiWFb
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) August 21, 2026
はっきり言ってセカンドユニットのスケールダウンは顕著である。
123-70と圧勝したカタール戦もベンチメンバー中心だった2Q、4Qではいずれも接戦を演じている。
特にCにシェーファーアヴィ幸樹が入るとバタバタする、PGに富樫勇樹が入ると停滞する印象が強い。
相手が格下すぎてよくわからない。八村と河村が抜けたときが…
あとはアレだ。
カタール戦の2Qで試した2ハンドラーがいまいち機能しなかったのも……。
この時間帯は河村勇輝と佐々木隆成が同時にコートに立ったが得点はそこまで伸びず。
カタールがスローインからオンボール・プレッシャーでビタビタにくっついてきたのもあり、シュートの成功率がガクンと落ちた気がする。
詰められるとシュートがタイトになるのはもちろん、1対1でぶっ壊せるスコアラーがいない、前半のホーキンソンがいまいちだった、などなど。
八村と河村が抜けて国内組のみになった際にどうなるかな? と思った次第である。
またカタール戦で3ポイントを決めまくった(5本中4本)富永啓生も、相手のレベルが上がっても同じことができるかは何とも言えない。
もともと自分で局面を動かせるタイプではなく、ホーキンソンや馬場が苦戦を強いられたときに真っ先に空気になりそうな……。
サンロッカーズ渋谷vs信州ブレイブウォリアーズ現地観戦。久々のB1観戦でレベルの高さ、観客の熱狂に驚いたw オイオイ、B3とは全然ちげえな
上述の通り今回は2試合ともめちゃくちゃいい試合だったし、八村塁のレベチっぷりには驚かされた。
と同時に「相手が格下(特にカタール)すぎて未知数な部分が多い」というのが率直な感想である。
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