スパイク・カーライルvs高塩竜司、木村“フィリップ”ミノルvs宮原穣、山田真子vs平岡琴現地観戦。お目当ての試合が2つともポシャる異常事態。カルロス・モタなんて体重計に乗るために来日したようなもんじゃん【KNOCK OUT.68、2026.9.5結果・感想】

スパイク・カーライルvs高塩竜司、木村“フィリップ”ミノルvs宮原穣、山田真子vs平岡琴現地観戦。お目当ての試合が2つともポシャる異常事態。カルロス・モタなんて体重計に乗るために来日したようなもんじゃん【KNOCK OUT.68、2026.9.5結果・感想】

2026年9月5日に横浜武道館で開催された「REMY presents KNOCK OUT.68 ~KNOCKIN’ on the WORLD~」を現地観戦してきたわけだが。
 
ゴンナパー・ウィラサクレックvsチャド・コリンズすげえ試合。チャドの電撃復帰&ゴンちゃんとの怪物対決と聞けば、そりゃ現地観戦するよねw
 
今回は上記のゴンナパー・ウィラサクレックvsチャド・コリンズ戦以外の(お目当ての)試合について。
 
具体的には、
・スパイク・カーライルvs鈴木悠斗
・木村“フィリップ”ミノルvs宮原穣
・カルロス・モタvs福永輝
・山田真子vs平岡琴
の4試合である。
 
中でもカーライルとカルロス・モタはお気に入りの選手で、この2試合は特に楽しみにしていた。
 
ところがまさかの……。


いや、そんなことってあります?
お目当ての試合が両方ポシャる、それも対戦相手のやらかしで。
 
前日に参戦が決まった高塩竜司を“男気参戦”と美談っぽく褒めちぎっていたが、なーにを言っとるんだと。
 
欠場、中止が発生した時点で興行としては不完全。
高塩竜司の前日参戦を「すげえ!!」「これはカッコいい!!」と上げまくる風潮が僕には理解できない。
 
必要以上に責めるつもりはないが、さらっと終わらせて「じゃあ次いこうぜ!!」とは間違ってもならん。
カルロス・モタなんて体重計に乗るためだけに来日したようなもんですからね。
 
以前から僕は「体重超過、計量失敗が発生するのはわかったから、代替案を用意しておけ」と申し上げている。
これだけ頻繁に起きて、そのたびに「中止になります」「すみません」で流すのはぼったくり以外の何ものでもない。
 
那須川天心vsファン・フランシスコ・エストラーダ戦現地観戦。天心が成長したかはわからんかった。でも勝ったことが素晴らしい。スベりっぱなしだった興行を救ったよね
 

○スパイク・カーライルvs高塩竜司×(1R2分15秒KO)

まずは第6試合のスパイク・カーライルvs高塩竜司戦(KNOCK OUT-UNLIMITED -75.0kg契約)について。
上述の通り欠場した鈴木悠斗の代わりに高塩竜司が緊急参戦した一戦である。
 
 
最初に高塩竜司の入場。

 
お次はカーライル。

おお、これは何だ?
「DMC5」のキャラだっけ?
曲をうっすら聞いたことがあったので思い出したが、それにしてもマニアックなところから持ってきましたねw
 
 
カメラにマッスルポーズ。

相変わらずの陽キャっぷりである笑
 
 
試合の感想としては、改めてスパイク・カーライルが強い
正直、この階級でカーライルに対抗できるのはRIZINにレギュラー参戦している選手くらいではないか。こう言ってはなんだが、KNOCK OUTやパンクラスの日本人選手では手に負えない気がする。
 
K.O CLIMAX 2025現地観戦。スパイク・カーライル、カルロス・モタ、大雅。UNLIMITEDルールが洗練されつつある? タン・フォンは文句なしのMVP
 
ただ、今回のカーライルはやや飛ばし過ぎだった印象(今回も?)。
ファーストコンタクトからガツガツ攻めるものの、そこで決め切れずに粘られる→あっという間にバテバテに。
 
明確に動きが止まり自分から距離を取る。
本人も自分の飛ばし癖を自覚しているようで、これは割と狙い目ではないか。


たとえば開始直後のラッシュをしのいで1Rを粘れば。
 
現状どうにもならないくらいの強さを見せるカーライルだが、フルスロットルの1Rをクリアすれば何かが起きるかもしれない。2Rにバテバテ状態でコーナーから出てくればワンチャンある気が……。
 


 

×木村“フィリップ”ミノルvs宮原穣○(1R1分28秒KO)

続いて第7試合の木村“フィリップ”ミノルvs宮原穣戦。こちらもカーライルvs高塩戦と同じKNOCK OUT-UNLIMITED -75.0kg契約の一戦である。
結果は表題の通り1R1分28秒KOで宮原穣が勝利している。
 
 
開始から持ち前の馬力で攻める木村ミノル。
相手の強度もあるが、最初のタックルで転がされて何もできずに終わったカーライル戦とはまったく違う。グランド(と言っていいのかは不明)ありのファイトにおける打撃のコツを掴みつつある印象を受けた。


 
と思ったら、ロープ際で右カウンターを被弾しガクッとなる。

 
そのまま組み付くものの、無抵抗の状態で上から肘を落とされまくってストップ。

自他ともに認めるグラスジョーっぷりがすべてをチャラにしてしまった。
 
 
勝利した宮原穣へ大声援が送られる。

これは宮原の人気というより恐らく「木村ミノルを成敗した」ことへの反応。
過去2度の禁止薬物陽性の影響もあり、木村ミノルに対しては入場時から応援と嫌悪が混在していた。宮原のスカ勝ちによってそれが爆発したのだろうと。
 
 
おお、宮原のセコンドに藤本京太郎おるやんけ。

太ったなオイ。
 
古村匡平vsプンルアン、ゲーオガンワーンvs軍司泰斗、祐輝vs勇成。印象に残った試合の感想を言っていく。八角形リング、コの字型の客席、ダルダルのロープ
 

×山田真子vs平岡琴○(判定4-1)

ラストは第13試合のKNOCK OUT-BLACK女子アトム級タイトルマッチ、山田真子vs平岡琴戦について。
この試合は今年6月に組まれていたが、王者山田真子の負傷により延期になったもの。
僕自身は2025年末のKiho戦以来約9か月ぶりの生山田真子である。
 
 
感想としては、めちゃくちゃおもしろかった
去年のKiho戦は終始かみ合わずにモヤっとしたまま終わったが、今回は真逆。
両者のファイトスタイル、距離がバッチリ合って激しい打撃戦が展開された。
 
そして、平岡琴がうまい。
本当にうまい。
 
両者同じタイミングで動き出すが、先に当たるのは毎回平岡の攻撃。
後の先というか、山田の動き出しに合わせてカウンターを打っているのだと思うが、各局面でわずかずつ上回る。
 
アウトボクシングに振り切りすぎず、接近戦に寄りすぎず。
アングルとタイミングを支配してヒットを重ねる。
 
山田真子もバックハンドブローや近場の連打で流れを変えようとしていたが、平岡琴はそのつどヌルヌルと吸収してしまう。
 


 
うまさに力強さを上乗せした老獪なファイト。
僕はどちらかと言えば山田真子を応援していたが、平岡琴の技術? を堪能できたことをお伝えする(言語化はできないけど)。


 

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