平岡アンディがラガンベイを圧倒して2RTKO勝利。タコ踊り反省ワロタw ふざけてたとは思わないけどガッカリしたよね。次も観たい要素が皆無だったし【結果・感想】

平岡アンディがラガンベイを圧倒して2RTKO勝利。タコ踊り反省ワロタw ふざけてたとは思わないけどガッカリしたよね。次も観たい要素が皆無だったし【結果・感想】

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2022年9月13日、東京・後楽園ホールで行われたWBOアジア・パシフィックS・ライト級タイトルマッチ。同級王者平岡アンディがランキング4位のアルビン・ラガンベイと対戦し2R2分27秒TKO勝利。3度目の防衛に成功するとともに戦績を21戦全勝16KOとした試合である。


今年6月の赤岩俊戦以来、約3か月のスパンで3度目の防衛戦を迎えた平岡アンディ。
対戦相手のアルビン・ラガンベイは2018年8月に現日本ウェルター級王者小原佳太に2RKO勝利した強豪で、キャリア13勝のうちKO勝ちが11というハードパンチャーである。
 
ところが試合は開始直後から平岡アンディがペースを握る。
鋭い右リードを次々とヒットし、ラウンド中盤には早くもラガンベイの顔が紅潮し始める。
時おり打ち終わりを狙って強打を放つラガンベイだが、平岡アンディはこれをバックステップで避けすぐさまカウンターを返す。
 
 
2Rに入っても1R同様、平岡のジャブがラガンベイの顔面を揺らす展開が続く。
 
そしてラウンド後半。
ラガンベイが不用意に出した左に平岡がドンピシャリのタイミングで左を合わせ、そのまま一気にラッシュを浴びせる。
ラガンベイもロープを背にしながら何とか抵抗を見せるが、再び顔面に左カウンターを被弾し大きくのけぞる。
 
これを見たレフェリーがすぐさま割って入り試合をストップ。
2R2分27秒TKOで平岡アンディの3度目の防衛が決定した。
 
吉野修一郎vs中谷正義ホントにやるんだな…。もう一段上の舞台で観たい対戦だった(マッチアップとしてはおもしろい)。どっちもがんばれどっちも負けんな
 

この日の平岡アンディは強かった。ここ数戦いまいちな出来が続いてたけど

9月13日に東京・後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル92」。
メインイベントではWBOアジア・パシフィックS・ライト級王者平岡アンディが挑戦者アルビン・ラガンベイを2RTKOで下し3度目の防衛に成功している。
 
だが僕は例によってリアルタイム視聴はできず、FODのアーカイブを先ほど眺めた終えたところ。
その他の試合は未視聴(このまま観ない可能性も?)なのだが、とりあえずはこの平岡vsラガンベイ戦についての感想を。
 
 
まず、何よりこの日の平岡アンディは強かった
 
微妙な内容だった前回の赤岩戦に加え、その前のアオキ・クリスチャーノ戦では試合後に脱水症状で病院に搬送されたとか。
“センス抜群”“世界に最も近い男”と言われて期待される平岡アンディだが、ここ最近はいまいちパッとしない試合が続いている。
 
 
ところが今回は開始直後からひと味違う。
右リードがキレまくり、打ち終わりを狙うラガンベイのカウンターにも素早く反応。
 
相手の射程の外側で対峙し、危険地帯に立ち入るのは一瞬。
身長180cm、リーチ188cmのサイズを活かして懐深く構えるだけで十分な防御になる。
 
現地観戦した赤岩戦ではバックステップ→リターンの流れが機能せずに顔を跳ね上げられるシーンが目についたが、この日は下半身のバネも抜群。自分のパンチだけが当たる距離で勝負するいつものスタイルが復活していた(ように思う)。
 
ワシル・ロマチェンコ復帰戦。ジャーメイン・オルティス意外とがんばるんじゃないの? この際だから勝っちまえよ。足を止めないことが重要になりそう
 

自分の距離を作れないラガンベイはどうにもならない。徐々にダメージが蓄積し、苦し紛れの左にカウンターを合わされジ・エンド

対するアルビン・ラガンベイは基本的に打ち合いの中でのカウンターを持ち味とする選手。
2018年8月の小原圭太戦では同時打ちのタイミングでダブルノックダウンを喫したものの、ダメージは小原の方がはるかに甚大だった。
 
打ち合いの真っ最中にリスク覚悟で合わせてくる1発はかなりの危険度である。
 
 
だが、この日の平岡アンディはラガンベイにまったく付け入る隙を与えない。
前手の右で再三顔を跳ね上げ、バックステップで距離を外しながらカウンターを狙う。ラガンベイが強引に前にくれば、さっと組み付いて早めに動きを止める。
 
不意の1発を警戒しつつじっくりと相手を観察し、カウンターをチラつかせながら逆にプレッシャーをかける。
 
 
一方のラガンベイは前手の差し合いで圧倒され、自分の間合いを作れず徐々にダメージを蓄積させていく。
 
2R中盤、明確に動きが鈍ったところに左のカウンターを被弾、直後に苦し紛れに出した左に再び左を合わせられてロープにふっ飛ばされる。
 
で、決死の抵抗を試みるも待ってましたのタイミングでとどめの左カウンターをもらってジ・エンド。
 
どうにか突破口を見つけようとしていたのは伝わってきたが、最初から最後までマジでどうにもならない試合だった。
 
千葉開が栗原慶太にTKO勝利。千葉は完全にゾーンに入ったな。ゴングとともにコーナーから飛び出して前のめりで栗原を待ち構える姿が印象的だった
 

完璧な試合運び。常時このパフォーマンスを出せるならアジア圏には相手がいない?

右リードでペースを引き寄せ、ダメージの蓄積によって相手の動きが落ちたところに左のカウンター。
さらに打ち合いの中で追撃のカウンターをヒット、そのままラッシュを浴びせて決め切る。
 
上述の通り今回の平岡アンディはめちゃくちゃ強かった上に試合運びも完璧だった。
 
 
広いスタンス+前傾姿勢に構えるだけで防御が完了するサイズ感や、スムーズなバックステップ→リターンを実現する下半身のバネ。その他。
 
あの遠い距離を踏み越えられる選手は恐らく国内やアジア圏内にはおらず、今回のパフォーマンスを常時発揮できるのなら今後もこういう試合が続く気がする。
 
 
正直、後楽園ホールではやることをやり尽くした感が強い。
 

そろそろ次の段階に行きたい。でも、トップランクが井上尚弥の売り込みに乗り気じゃないのが…

今回の勝利で21勝全勝16KO、連続KO勝利も7に伸ばした平岡アンディ。
 
減量が厳しくなってきているという話も聞こえてくるので、そろそろ次のステップに進んでもらいたいところ。
それこそ今回の内容なら「これで国内は卒業します」と宣言してもいいくらいではないか。
 
また陣営としては年内にもう1試合を予定しており、本人は来年以降再びラスベガスのリングに上がりたいとのこと。
 
おお、なるほど。
確かにその通り。
 
アジア圏で無双したままマンネリ化する前に後楽園ホールを卒業して、どうにかステップアップのチャンスを掴んでもらいたい。
 
 
てか、一番のネックはトップランクが井上尚弥の売り込みにいまいち乗り気じゃないことですよね……。
 
井上が北米のリングに上がらない限り平岡アンディもバーターとして呼ばれる機会に恵まれないわけで。
 
 
なーにが「尚弥に追い風(キリッ」だよ笑
 
「尚弥に追い風 ボブ・アラム・プロモーターが4団体王座統一戦の日本開催を容認」
 
要するに今の井上に無理して連れてくるほどの商品価値はないと思われてるって話だろ。
 
・ドネア戦での衝撃的なKO勝利
・日本人初の3団体統一王者
・バンタム級進出以降、8戦全勝7KO
・PFP No.1
・右の倒し屋
 
この選手の4団体統一戦を欲しがらないというのは、つまりそういうことなのだろうと。
 
 
こう言っちゃアレですけど、ボブ・アラムの冷めた態度にはいまだに腹が立ってますからねボカァ笑
 
あのKO勝利を見てその程度のリアクションしか取れないならもういい。
こんなヤツらに貴重な全盛期をくれてやる必要なんかあれへん。
 
素直に日本の大会場を満員にしてた方がはるかに幸せになれるでしょ。
 
井上尚弥のリアル鷹村守化完了。さすがのドネアもこの日の井上には勝つのは難しい。悔しすぎてインタビューも聞かずに会場を出ちゃったけど
 
まあ、その分平岡アンディのチャンスは減るけど笑
 

タコ踊りを反省ワロタw ふざけてたとは思わないけどガッカリしたよね。吉野修一郎vs伊藤雅雪戦とのギャップも大きかった

平岡アンディ、前回のタコ踊りを反省ワロタww
 
「前回の“タコ踊り”を反省 平岡アンディが2回TKO勝ちでV3 来年のラスベガス再進出へ意欲」
 
これはアレだな。
試合後に各方面から相当言われたっぽいな(僕も言ったし)。
 

 
別にふざけていたとは思わないが、とにかくガッカリしたのを覚えている。
 
井上尚弥vsノニト・ドネア in さいたまスーパーアリーナイベントをPrime Videoで視聴。井上の頰がゲッソリだったな。バンタムに留まれる時間も残り少ないのかも?
 
キャリアでもっとも大きな舞台&日本以外にも配信される大事な試合で。
階級的にも海外に名を売らなきゃ勝負の土俵にすら立てないのに。
 
爪痕を残す絶好の機会になーにをやっとんねんと。
 
 
何と言うか、「またコイツの試合が観たい」と思わせる要素が皆無だったのがキツいですよね。
 
調子が悪い+思った以上に赤岩がいい選手だったのかもしれないが、せっかくの大舞台でああいうやっすいパフォーマンスをやらかすメンタルはマジでしょーもない。
 
しかもRIZINのイロモノマッチにあれこれケチをつけていた人間がそれをやる? みたいな。
 
似たような立ち位置の吉野修一郎と伊藤雅雪が「これで刺さらなかったら諦めがつくでしょ」というくらいの試合を見せたこともよりギャップを大きくしたというか。
 
吉野修一郎vs伊藤雅雪はこの日のベストバウト。日本のてっぺんってすげえんだよな。剛腕吉野にロマンチスト伊藤が真っ向勝負。伊藤は自分の役回りをよく理解してた
 
期待していた分、ガッカリ感が尋常じゃなかったことをお伝えしておく。
 
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