オシャキー・フォスターvsレイモンド・フォード、アクションが多くておもしろかった。“The King”藤木勇我のデビュー戦勝利を受けて、この階級のトップの試合を観てみた【結果・感想】

オシャキー・フォスターvsレイモンド・フォード、アクションが多くておもしろかった。“The King”藤木勇我のデビュー戦勝利を受けて、この階級のトップの試合を観てみた【結果・感想】

「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
2026年5月30日(日本時間31日)に米・テキサス州で行われたWBC世界S・フェザー級タイトルマッチ、同級王者オシャキー・フォスターにランキング2位レイモンド・フォードが挑戦、2-0(114-114、118-110、116-112)の判定でフォスターが勝利している。

 
少し時間が経ってしまったが、5月末に行われたフォスターvsフォード戦の感想を。
 
先日アマ49戦無敗、「井上尚弥を超える」と豪語する藤木勇我がデビュー戦で2RTKO勝利を挙げたばかり。大橋会長が「2年以内の世界挑戦」を掲げるなど各所で話題となっている。
当面はS・フェザー級で勝負していくとのことで、フォスターはその階級の現世界王者。まさに藤木勇我が目指す場所である。
 

純粋におもしろかった。この両者は渋い試合になると思ったけど

まず、純粋におもしろい試合だった。
 
両者ともにスピードと見切りが持ち味。
フォードはどちらかと言えば“待ち”が基本のカウンター使いだが、フォスターのハイカロリーさに煽られて打ち合いに応じる展開に。
手数の少ない渋い試合になりそうだと思っていたらまったくの逆。最初から最後までアクションが多く退屈しない12Rだった。
 
ルイス・ネリvsジョン・リエル・カシメロ。無味無臭、無色透明、な〜んも味がせえへん。最初は応援込みでネリの勝利予想だったけど、一連のゴタゴタがしょーもなさすぎてどんどん冷めていった
 

フォスターの立ち回りがよかった。フォードみたいなタイプは手数で抑え込むのが有効

申し上げた通り今回はアクションの多い試合となったが、やはりフォスターの立ち回りがうまかった(と思う)。
 
レイモンド・フォードはあまり手数が多い方ではなく、先に相手に打たせてそこにカウンターを合わせるのが得意。
いわゆるメイウェザースタイルというか、上体の柔軟性と見切りのよさを活かしたクネクネカウンター使いである。
 
S・ライト級のシャクール・スティーブンソンもそうだが、これ系を攻略するには連打が有効だと思っている。
 
シャクール・スティーブンソンvsテフィモ・ロペス。テオフィモにとってシャクールは相性が悪すぎた。そしてサウジ絡みの興行と知って若干興醒めしたよ笑
 
重要なのはとにかくカウンターを出す余裕を与えないこと。
1発目の打ち終わりにカウンターを合わせてくるので、それより先に2発目を出す、バックステップが間に合わないくらいに距離を詰めて追撃を浴びせる。
 
フォスターはフォードよりも射程が長く前後のステップも利く。
自分のパンチだけが届く位置で対峙、ジャブを当ててサッと離れる。
で、フォードが怯んだ瞬間に距離を詰めて連打、回転力の差で置いてきぼりにする。
 
普段は遠間で“待ち”に徹するフォードだが、フォスターの踏み込み、ジャブに対応しきれずやむを得ず打ち合いに応じる。
3R以降はフォスターの連打を抑えこむために自ら前に出ていたほど。
 

前回同様、相手の土俵で上回ったフォスター。まさか差し合い勝負でフォードに勝つとは

前回のスティーブン・フルトン戦ではジャブの差し合いとワンツーという、いわゆるフルトンの土俵で勝負し上回ったフォスター。
この試合でもジャブが起点なのは同じだが、そこから出入りと連打を駆使してフォードを置いてきぼりに。差し合い勝負でフォードに競り勝つのは普通にすごいと思う。
 
戦略、ファイトスタイルを試合ごとに変える器用さ、それを12R継続する根気強さ、スタミナはさすがである。
 
オシャキー・フォスターvsスティーブン・フルトンが謎裁定でWBCライト級暫定王座戦に。これぞホンモノのボクシング!!笑 でも試合はおもしろかった。フォスターのベストゲームじゃない?
 

大絶賛の藤木勇我。相手が相手だったのでよくわからなかったっす

そして“The King”藤木勇我のデビュー戦について。
下記の通り2RTKO勝利という最高の結果となったわけだが。

 
正直、僕はこの選手がどこまですごいのかはよくわからなかった。
もちろんめちゃくちゃいい選手なのだろうし本人のコメント通り実力を出しきれていないのもあると思う。
 
だが、今回は相手が相手だったので勝って当然というか。
大絶賛の嵐となったのはご祝儀の側面もあったのかなぁと。
 
いや、実際どうなんですかね?
すでに世界王者間違いなし!! みたいな空気も感じる上にカイチョー大橋も「2年以内に世界挑戦」をぶち上げている。
こう言っては何だか、軽量級の井上尚弥とはワケが違うと思うのだが(プロモート的にも)。
 
井上尚弥vsジェシー・ロドリゲス戦を1月の国立競技場で? エディ・ハーン、ぶち上げるにしても雑すぎるw ロドリゲスvsプメレレ・カフ、フェルナンド・マルティネス戦を観てみたぞ
 

現時点で堤駿斗よりも上なの? 三代大訓や伊藤雅雪に勝てるの? 2年以内の世界挑戦ってそういうことでしょ?

たとえば現時点で堤駿斗よりも上なのか、また全盛期の三代大訓や伊藤雅雪を超えているのか? という話。
 
S・フェザー級やライト級で世界を目指すということは、今回のオシャキー・フォスターや三代大訓を赤子扱いしたアンディ・クルス、そのアンディ・クルスに勝ったレイモンド・ムラタラが標的になるわけで。
 
2年以内の世界挑戦を豪語するなら「まだデビュー戦だから」という理屈も通用しない。当然“現時点で”どうなの? という見方になる。
 
アンディ・クルスvsレイモンド・ムラタラ。「僕がムラタラをよく知らない」というクソみたいな理由でクルスの勝利予想をしてたけど…。2-0の結果以上にムラタラが支配してた
 
まあでも、現在18歳なのでここからの伸び代はめちゃくちゃあるんでしょうね。
要するにみなさんはそのポテンシャルを見定めた上で「世界王者になれる!!」とおっしゃっているのか。
 
見る目のない僕にはちょっとわからなかったです(今のところ)。
 
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 

Advertisement

 
[THE MONEY TEAM] (ザ・マネーチーム) TMT 正規輸入品 MS104-2WK Tシャツ 白ベース×黒 フロイド・メイウェザー・ジュニアコレクション Tシャツ メンズ 半袖 ボクシング アメリカ
 
パーカー メンズ 長袖 スウェット Gennady Golovkin ゲンナジー・ゴロフキン プルオーバー ゆったり カジュアルおおきいサイズ 人気 服 四季 男女兼用 フード付き ベーシック グラフィックプリント
 
マニー パッキャオ (2)おしゃれ 多機能 弁当バック手提げ袋 軽量