吉野修一郎vs中谷正義ホントにやるんだな…。もう一段上の舞台で観たい対戦だった(マッチアップとしてはおもしろい)。どっちもがんばれどっちも負けんな

吉野修一郎vs中谷正義ホントにやるんだな…。もう一段上の舞台で観たい対戦だった(マッチアップとしてはおもしろい)。どっちもがんばれどっちも負けんな

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2022年11月1日にさいたまスーパーで行われるWBOアジアパシフィックライト級タイトルマッチ。同級王者吉野修一郎に元OPBF同級王者中谷正義が挑戦する。
 
 
WBOアジアパシフィック王座の3度目の防衛戦に臨む吉野修一郎。前戦では元S・フェザー級王者伊藤雅雪を激闘の末に11R負傷判定で退け、今回が約7か月ぶりの試合となる。
 
WBA&IBF 世界ミドル級王座統一戦 ゲンナジー・ゴロフキン vs 村田諒太
 
対する挑戦者中谷正義は2021年6月のワシル・ロマチェンコ戦以来の復帰2戦目を迎える。
前回は吉野修一郎とも対戦経験のあるハルモニート・デラ・トーレを1RKOで下しており、満を持してこの試合に挑む。
 
会見の席で王者吉野が「勝った方がアメリカに行ける」とコメントしていたように、まさしく国内ライト級の最強を決める一戦と言えそうである。


 

吉野修一郎vs中谷正義、そりゃすごいマッチアップだけど…。ホントにやるんだな

吉野修一郎vs中谷正義。
 
2017年10月の日本王座戴冠以降、国内の強豪を中心に防衛を重ねてきた吉野修一郎。2020年9月にはアジア三冠を達成するなどここまで文句なしの実績を残している。
 
一方の中谷正義はOPBF王座を11度防衛後に元統一王者テオフィモ・ロペスやスター候補のフェリックス・ベルデホ、元PFP No.1ワシル・ロマチェンコといったビッグネームとの対戦を経て再び世界戦線を狙う。
 
今回は層の厚い国内ライト級の中でもトップに位置する同士の対戦と言っても過言ではなく、発表直後から各所で(メイン以上の?)盛り上がりを見せている。
 
 
と言いつつ、僕がこの対戦を聞いた際に思ったのが、
「あ~、ホントにやるんだ……」
 
個人的にこの両者にはかなり思い入れがあり、できれば現段階での潰し合いは避けてもらいたかったのだが……。
 

国内の強豪との対戦をクリアし続けてきた吉野修一郎。そろそろ次の段階かな? と思っていたら…

上述の通り吉野修一郎は2017年の日本王座戴冠から4年半以上、国内の強豪を中心に勝利を重ねている。
 
特に2020年以降は
・富岡樹
・細川バレンタイン
・仲里周磨
・伊藤雅雪
とヤバめの名前がズラッと並ぶ。
 
その間の防衛回数も
・日本王座7度防衛
・OPBF王者2度防衛
・アジアパシフィック王座2度防衛
 
中谷正義のOPBF11度防衛(約4年10か月)と比べてもまったく引けを取らない。
 
 
しかも前回の相手は元世界王者の伊藤雅雪である。
吉野のベストバウトと言っても過言ではないくらいの激闘の末に伊藤を退け、いよいよ次の段階に進めるか? と思っていたところ……。
 
吉野修一郎vs伊藤雅雪はこの日のベストバウト。日本のてっぺんってすげえんだよな。剛腕吉野にロマンチスト伊藤が真っ向勝負。伊藤は自分の役回りをよく理解してた
 
直後に国内最強(推定)が登場しちゃうという。
 
マッチメークとしてはめちゃくちゃおもしろいし本人の望む相手だったのかもしれないが、吉野の国内卒業を期待していた身としてはかなり複雑。
 
「伊藤雅雪戦をクリアしてもまだ足りんのかい」「で、最後の最後にこの相手かい」といった感じでガックリきている笑


 

世界の頂点に手をかけた中谷正義が再び国内のリスキーな試合をするのは…。もし負けでもしたら…

対する中谷正義だが、こちらも「国内のサバイバルはもういいでしょ」と思っている。
 
OPBF王座を11度防衛しながらも気持ちを切らさずチャンスを待ち続け、ようやく巡ってきたテオフィモ・ロペス戦で大健闘→一度は引退を表明するものの、帝拳ジムに移籍しフェリックス・ベルデホに大逆転勝利を挙げる。
で、日本人史上最高の相手と呼んでも差し支えないくらいの大物、ワシル・ロマチェンコ戦を実現。
 
自らの実力と行動力で道を切り開き、大げさでも何でもなく世界の頂点に手をかけた


何年もかけてようやくこの位置までたどり着いた&復帰戦で見事なKO勝利を飾ったのに、ここにきてまた国内選手とのリスキーな試合を強いられるのは……。
 
尾川堅一がジョー・コーディナの狙いすました右で撃沈。距離の遠さとタイミングに慣れる前にもらったな。フラグになるから勝敗予想をしなかったのに笑
 
現在33歳と決して先が長いとは言えず、先日同僚で一つ年上の尾川堅一が王座陥落したばかりでもある。尾川が敗戦後に現役続行or引退で揺れたことを考えれば、仮にこの試合で負ければそのまま引退のパターンも十分あり得る(気がする)。
 

両者に思い入れが強い。現段階では勝敗予想とかはできん。どっちもがんばれ。どっちも負けんな

吉野修一郎、中谷正義ともにここまで膨大な積み重ねがあり、その分僕の思い入れも強い。
 
ここから先は一つの負けが命取りになる上に場合によっては引退もチラつく。上述の通り、できることなら現段階での潰し合いは避けてもらいたかったのが正直なところである。
 
中谷正義が復帰戦でハルモニート・デラ・トーレを1RKO。左ジャブ→右打ち下ろし→左ボディでフィニッシュ。短い時間で持ち味が全部出た完璧な勝利っすね
 
特に吉野修一郎は中谷正義におけるテオフィモ・ロペス戦のようなチャンスにいまだ恵まれていない。
ワンチャンスをものにした伊藤雅雪や尾川堅一、チャンスは得たが届かなかった岡田博喜、小原佳太と結果は様々だが、吉野にもせめて「これは!!」と思う試合が組まれていれば……。
 
ここまでギャーギャー喚くこともなかったのだが笑
 
 
というわけで、今の時点ではどちらが勝つか、どんな展開になるかを考えるのはやめておく。
ある程度整理がついた(笑)ところで改めて考えてみようと思う。
 
 
だからアレだ。
 
どっちもがんばれ。
どっちも負けんな。

 
 
まあ、恐らく吉野がいかに懐に入るか、中谷がジャブとボディを駆使してどう吉野の踏み込みを封じるか、回避が間に合うかの勝負になるとは思っているが。
 
井岡一翔リスペクトの吉野修一郎と、井岡一翔の元同僚の中谷正義。
どちらも鋭いジャブから試合を組み立てるタイプ。
 
マッチアップとしてはめちゃくちゃおもしろいんですけどね……。
 
 
ついでに言うと、マネージメント力はホントに大事。
もし吉野が勝った場合はカイチョーHONDAがその後の面倒もしっかり見てやれよという話で。
 
カネロvsゴロフキン3。金ヅル同士の3度目の遭遇。「割り切って儲けようぜ」的な乾いた同意があった気がした。ゴロフキンの追い上げに感動したよ
 

現地観戦はどうしようかな。メインとセミがL・フライ級の興行でさいたまスーパーアリーナはデカすぎる気がするよ

ちなみにこのイベントを現地観戦するかはかなり迷っている。
 
会場はさいたまスーパーアリーナ、メインでは寺地拳四朗と京口紘人がL・フライ級王座統一をかけて激突する。またセミでは岩田翔吉がジョナサン・ゴンサレスの持つWBO世界L・フライ級王座に挑戦するわけだが、正直L・フライ級2試合でさいたまスーパーアリーナはデカすぎる気が……。
 
平岡アンディがラガンベイを圧倒して2RTKO勝利。タコ踊り反省ワロタw ふざけてたとは思わないけどガッカリしたよね。次も観たい要素が皆無だったし
 
マジな話、遠い位置から軽量級の12回戦をずーっと眺めるというのはどうなんだろうか(あまり高いチケットを買う気はない)。
吉野vs中谷戦はクソほど楽しみなのだが、困ったことにそれ以外の試合にいまいちテンションが上がってこない……。
 
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