おいハガティーめちゃくちゃ強いじゃねえか。与座優貴がここまで遊ばれるなんて聞いてねえぞ。この試合が一番期待外れだった。メインまで7時間、セミが5分5Rと聞いた瞬間の絶望よw【2026.4.29ONE現地観戦結果・感想】
2026年4月29日に東京・有明アリーナで開催された「ONE SAMRAI 1」、メインイベントの武尊vsロッタン・ジットムアンノン戦をお目当てに現地観戦してきたわけだが。
武尊vsがロッタン・ジットムアンノン再戦。衝撃の5RKOで武尊がリベンジ成功。暫定王座が~とかロッタンの調子が~とかは関係ない。武尊はそこを超越した存在なんだよ
今回はもう一つのお目当てである第12試合のジョナサン・ハガティーvs与座優貴戦について。
結果は3-0の判定でハガティーが勝利、王座防衛に成功している。
与座優貴、王者ハガティーを崩せず敗北…悲願のONE王座獲得ならず#与座優貴 #ジョナサン・ハガティー #ONE #ONESAMURAI1https://t.co/L2rDEs6wD1
— eFight(イーファイト)格闘技&フィットネス情報 (@efight_twit) April 29, 2026
与座優貴は2025年3月のONE初戦を観て「これはすげえ」となった選手。
日本からの移籍組がONEのスピード感、レベルの高さに苦戦を強いられる中、初戦でここまで対応した与座は衝撃。しかも武尊、野杁正明よりも若い時期(27歳)に参戦したのも大きい。
与座優貴すげえわ。
ONE初戦でここまで違和感なく力を発揮できた日本人キック選手って初めてじゃない?
適応しやすいスタイルに加えて先に武尊、野杁正明が経験してるのもあるんだろうな。
30代の武尊、野杁に比べて一番いい時期(27歳)にONE参戦できたのも大きい。#ONEFridayFights109— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) May 23, 2025
で、その後も勝利を重ねて迎えたタイトルマッチ。
はっきり言って武尊の試合よりもこちらを楽しみにしていたことをお伝えする。
厳しいイベントだった。注目試合がことごとくハズれ。どうも熱量が足りない試合が目立ったよね
まずこの日は厳しいイベントだった。
全15試合、キック、ムエタイ、MMAとさまざまなトップ選手を集めた豪華ラインナップだが、満足度が高いとは言えず。
たまに耳にする「ONEは有名どころを集めているだけで熱量が足りない」という評価の通り。
いまいち倒しにいく気が感じられない、何が何でもKOで決める意気込みが薄い試合が多かった(気がする)。
僕が注目していた試合の大まかな感想は、
・陽勇vs内藤大樹
内藤がうまかった。
・黒田斗真vs田丸辰
黒田が勝ったかと思った。
・平田樹vsリトゥ・フォガット
何すか? あのぽっちゃりもっさり姉ちゃんは。それに手間取る平田樹大丈夫?
・和島大海vsリカルド・ブラボ
和島がよかった。THE MATCHのベイノア戦と並ぶ好ファイト。
・秋元皓貴vs久井大夢
ま、いいんじゃない?
・マラット・グレゴリアンvs海人
グレゴリアンやっば。海人があんな負け方するって……。
・吉成名高vsソンチャイノーイ・ゲッソンリット
ソンチャイノーイ強えじゃねえか。何だよこれ笑
吉成名高vsラック、KANAvsペッディージャー、野杁正明vsタワンチャイ。全身凶器の吉成さん、“ONE仕様”に作り上げたKANAと野杁。タワンチャイにKO勝ちは本当にすげえ
セミファイナルが5分5Rと聞いた瞬間の絶望感。途中まで澤田千優がMVPだったからね
上述の通りこの日は「ふーん」という試合が多く、期待通りのパフォーマンス、内容だったのは和島大海vsブラボ、グレゴリアンvs海人くらい。
和田竜光vs伊藤盛一郎、平田樹vsフォガットあたりは誇張抜きで地獄の時間だった。
またスカ勝ちするだろうと思っていた吉成名高の相手が思った以上に強く、その直後に若松佑弥vsアバズベク・ホルミルザエフが5分5Rと聞いた瞬間の絶望と言ったら……。
まあ、そのおかげで2RKOの衝撃が上乗せされたのだが。
メインの武尊vsロッタンまで約7時間の長丁場。
冗談抜きでメインとセミがなければ事故案件と言っていい。
途中までは澤田千優(三浦彩佳に勝利)がMVPという“なかなか”なイベントだったことをお伝えする。
武尊vsスーパーレック戦現地観戦。いい試合だったけど内容は完敗かな。K-1以外のリングで1勝2敗、トップ選手に2敗は結構重い気がする
お目当てのジョナサン・ハガティーvs与座優貴戦はMAXの期待外れ。与座が強さを見せるだろうと思ったら…
そして僕の(本当の)お目当て、第12試合のジョナサン・ハガティーvs与座優貴戦。
率直に申し上げてこの試合は全15試合中MAXの期待外れだった。
上述の通り僕は与座優貴のONE初戦でのパフォーマンスに度肝を抜かれ、その後の2試合も「やっぱりいいな」「与座すげー」と思いながら眺めていた。
また王者ジョナサン・ハガティーはどちらかといえばOFGの肘ありルールの方が得意らしい。
というよりもキックルールのハガティーはぶっ飛んで強くはない。与座にとってはおいしい相手というか、間違いなくチャンスはある。
そんな話を聞いていたので、当然与座が強さを見せてくれるはず。
王座戴冠の瞬間を現地観戦できるのは最高だなと思っていた次第である。
こんなに強いなんて聞いてねえぞ。ハガティーは肘ありルールの方が得意なんじゃないの?
ところが……。
いや、聞いてねえぞオイ。
何だよこれ、ハガティーめちゃくちゃ強い(うまい)じゃねえか笑
与座がここまで遊ばれるなんて約束が違うぞ(してねえ)。
開始のゴングとともに力強い前進→ロー、ミドルを繰り出す与座だが、いまいち距離が合わない。
微妙にアングルを変えるハガティーを追いきれず、打ち終わりに膝やパンチをカウンターで被弾。
前に出ていてもヒット自体は多くない、いつものパワフルな連打が出ない時間が続く。
僕も1Rの時点では「まあ、ここからだろ」と思っていたが、時間が経つにつれ「あれ? あれ?」と。
3Rが終了するあたりで「これはハガティーがうまい」「このままいくと与座は負ける」と気づいた次第である(さすがに気づく笑)。
野杁正明とKANAがONE初勝利&3月の日本大会(ONE 172)でのタイトルマッチ決定。野杁の相手は得意なタイプだった。KANAは前回の反省を踏まえた工夫が見られた
与座のロー(カーフ)は当たっていたように見えたけどハガティーは最後まで失速せず
と言っても、与座のロー(カーフ)はぼちぼち当たっていたように見えた。
あれを続ければ2Rの後半くらいに失速するだろうと思っていたが、いつになってもそれが訪れる気配はない。
試合後のインタビューでハガティーが「与座のカーフは怖くない」「足を上げれば防げる」旨のコメントをしていたので対策もバッチリだったのだろうと。
また、もしかしたら与座はアウトボクサーが苦手なのかもしれない。
これまでの相手は得意な距離で打ち合ってくれた&スーパーレックは適性階級ではなかったおかげで強みを発揮できたが、今回はそうはいかず。
サイドへのフットワークで正面を外し、ローやカーフの防御もばっちり。打ち終わりにカウンターを被せることで強打を封殺。
間合いを絶妙に支配しつつ与座の得意分野を片っ端から潰していった印象である。
何度か胴回し浴びせ蹴りを出すシーンがあったが、アレは恐らく苦し紛れの1発狙い。自分の攻撃パターンが通用しない中での奇襲だったと想像する。
会場では「いや、そんなことをやってる場合じゃないでしょ」「どんどん攻めないと」と思っていたが、改めて振り返るとかなりの手詰まりだったのだろうと。

ハガティーよりも強い選手はまだいるってマジかよ。言い訳が利かない負け方はショックが大きい…
繰り返しになるがジョナサン・ハガティーはキックよりもOFGの肘ありルールの方が得意で、もっと強い選手は他にいるらしい。
キックフワッと勢なのでよくわからないが、それが本当ならヤヴァい。
僕は「K-1はルールが尖りすぎていて、長くいればいるほどONE(や他のルール)への適応に苦労する」と常々申し上げてきた。
実際に武尊や野杁正明はそれが顕著だったし、国内の10-10に慣れすぎた海人がラウンドマストルールで競り負けるケースも目の当たりにした。
野杁正明vsシッティチャイ。「野杁ですらこうなっちゃうのか」とオモタ。キックボクサーとしての奥深さ、経験値の違いを感じたよ
ただ、与座優貴ならそれらをすべて吹っ飛ばせるのではないか。
経験や相性など些事にすぎない、力でねじ伏せてしまうのでは? と。
そういう意味で、今回の負け方はショックが大きい。
対応力、経験不足等の言い訳が利かない、純粋な実力差を見せつけられての負け。
しかもトップ中のトップではない相手に、である。
なおこの試合の期待外れっぷりからの吉成名高の苦戦、その直後に若松佑弥vsアバズベク戦が5分5Rと聞いた瞬間の絶望はいまだに忘れられない笑
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武尊vsがロッタン・ジットムアンノン再戦。衝撃の5RKOで武尊がリベンジ成功。暫定王座が~とかロッタンの調子が~とかは関係ない。武尊はそこを超越した存在なんだよ【2026.4.29ONE現地観戦結果・感想】 2026.04.30
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