パナソニックvsサントリー予想。サントリーが勝つには25点以上必要になる? でもパナソニック有利だと思うな。FB野口竜司に期待【ラグビー】

パナソニックvsサントリー予想。サントリーが勝つには25点以上必要になる? でもパナソニック有利だと思うな。FB野口竜司に期待【ラグビー】

2021年5月23日、東京・秩父宮ラグビー場でラグビートップリーグ2021プレーオフトーナメント決勝戦が行われる。
 
出場チームは5月15日にトヨタ自動車ヴェルブリッツを下したパナソニックワイルドナイツと5月16日にクボタスピーアズに勝利したサントリーサンゴリアス。
両チームともリーグ戦を無敗で1位通過し、プレーオフトーナメントも安定した試合運びで勝利を重ねている。
 
トップリーグとしてのラストシーズン最終試合、日本一を決めるにふさわしい組み合わせと言えそうである。
 
パナソニックがサントリーを下す。無敗対決を制して6度目の優勝。FB野口竜司のプレーの軽さが流れを変えたよな
 
というわけで例によってこの試合の展望、勝敗予想をしていくわけだが……。
 
はっきり言ってよくわからない
 
パナソニックのディフェンスが機能しそうな気もするし、サントリーの攻撃力が勝りそうにも思える。
どちらのチームも前週に試合をしていることを考えると本調子ではないかもしれない。その他、雨によるグランド状態、蒸し暑さなどなど。コンディションに影響しそうな要素も多い。
 
チーム力はほぼ互角。
コンディションも大差ない。
天候、グランド状態は読めない。
 
つまりわからない。
 
 
とまあ、何重にも予防線を張ったところで具体的に展望を考えてみたいと思う。
 

勝敗予想はパナソニック。ロースコアの試合になると思うけど、だいたい10点差くらいでパナ勝利かなぁ

まず勝敗予想だが、今回はパナソニックの勝利でいきたい。
点差については「パナソニック20〜25点-10〜15点サントリー」くらい。
 
両チームとも3本前後のPGを成功させると仮定して、サントリーは1トライ取れるか取れないか。それに対してパナソニックは2トライは決めるのではないか。
比較的ロースコアの試合になるとは思うが、だいたい5〜10点差くらいでパナソニックが競り勝つと予想する。
 
逆にサントリーが勝つには25点以上、3トライほど奪いたいところ。
仮に15点以内に抑えられるようだと、パナソニックの勝利は揺るがない気がしている。
 

パナソニックはキックとディフェンスのチーム。このチームに勝つにはPGの蹴り合いで後半まで食らいつくしかない?

何度か申し上げているようにパナソニックはキックとディフェンスのチーム。
 
トップリーグ全チームの中でもダントツのインプレーキック数とペナルティの少なさを活かしてプレッシャーをかけ続け、スピードのあるバックスリーのカウンターで相手陣深く切れ込む。
 
また密集での集散がめちゃくちゃ早く、全選手が“立ってプレーする”意識を高く持っていることも大きい。
 
そのため、相手オフェンスはいくらフェーズを重ねても数的優位を作ることができずにジリ貧になり、だんだんと攻め手を失い集中力も落ちる。
結果的にペナルティが増えてPGによる失点を重ねる流れに。
 
準々決勝のキヤノン、準決勝のトヨタ自動車はパナソニックに極力キックを使わせない、ディフェンスが整う前に外に展開するスピーディなラグビーで光明を見出したが、何だかんだで後半はパナソニックの圧力を抑えきれなくなっていた。
 
パナソニックがトヨタに苦戦しつつも後半に突き放す。続々退団が発表されてるけど、もう少しまともなシーズンで観たかった
 
・正確なキックとスピードのあるバックスリー
・強固なラインディフェンス
・松田力也のPG
 
現状、このチームに勝つにはPGの蹴り合いでロースコアの勝負を挑むくらいしか思いつかない。
終盤までPG1〜2本差でリードを保ち、最後の最後にとどめの1本を決めて1トライ1ゴールでは追いつけない点差にするとか。
お互いノートライのまま試合が進めば、勝負どころでのペナルティで抜け出すチャンスがあるのでは? などと思ったり。
 

サントリーはFWを起点とした攻撃型。でも、ディフェンス面にはやや脆さが…

ただ、サントリーにそれができるか? と聞かれれば、ちょっと難しいように思える。
 
このチームは圧倒的な攻撃力を兼ね備える反面、ディフェンスに関してはパナソニックほど突出したものはない。
前回のクボタ戦の前は4試合連続で25失点以上を喫しているし、実際の試合を観ても真ん中付近でボールを散らされるとギャップを作ってしまうシーンが目に付く。
 
準決勝のクボタスピーアズはSOのバーナード・フォーリーの欠場により、密集サイドのバリエーションが乏しくスピードも落ちていた上にFWの突進もやや直線的だった。
あれだとディフェンスに動きが読まれやすく、得点が伸びなかったのも納得である。
 
サントリーの堅守にクボタ散る。アップセットが起きるとすればこの試合だと思ったけど。日本人SOってホントに育ってないんだな
 
その点、パナソニックは密集付近でのアングルチェンジ、ランナーを走らせての縦突破が得意。
特にFB野口竜司はスペースを見つけて走り込むランニングスキルが高く、前回のトヨタ自動車戦ではWTB福岡以上に目を引いた(僕の中では)。
 
恐らくこの試合でもスペースに走り込んだ野口が裏に出るシーンが観られるはず。というより、実を言うと僕はこの選手のパフォーマンスをもっとも楽しみにしている。
 
またFW第三列がゲインを切り、巨漢のLO2人が一気に相手ディフェンスを崩したり。
外側を広く使うカウンターに目が行きがちだが、実は密集付近でボールを動かすのもパナソニックの持ち味だったりする。
 
 
サントリーのディフェンスが密集付近でボールを動かされるとやや脆いこと。
パナソニックがそういったプレーを得意としていること。
諸々の要因を考えると、やはり今回の試合でもパナソニックは2トライは挙げるのではないかと。
 

PG合戦でパナソニックに勝てる? サントリーが勝つにはやっぱりトライが必要だけど…

繰り返しになるが、この試合でサントリーが勝利するには25点くらいはほしいところ。
ただ仮にPGのみでこの得点を挙げるとなれば、都合8、9本の成功が必要になる。
 
そして、ペナルティが少なくキックで相手陣に入る戦術を得意とするパナソニック相手にこれだけのPGチャンスを得られるかと言えば……。
 
僕は正直難しいと思っている。
 
 
なので、勝利のためにはどうしてもトライを奪わなければならないのだが……。
 
前回も申し上げたようにサントリーはFWのチーム。
“アタッキングラグビー”や“攻撃型”などと言われているが、起点になるのはあくまでFWの突進から。
パワフルな第三列やLO陣による縦突進で優位な状況を作り、サポートへのつなぎでさらに前進する。
 
どちらかと言えばじっくり攻めながらスペースをこじ開けるスタイルで、キヤノンやトヨタ自動車が見せたようなスピーディさはない。
 
要はパナソニックがディフェンスラインを整える時間が生まれやすいわけで、これがサントリーがトライを量産するのが難しいと思う一番の理由である。
 
しかも相手の強度が上がるにつれて、自慢の“アタッキングラグビー”が機能しなくなる傾向も……。
 
NTTドコモレッドハリケーンズがトヨタ自動車に敗れてシーズン終了。トヨタのスピード感がすごかった。TJ・ペレナラ、マピンピ退団
 
いや、どうするんでしょうねマジで。
 
ラン中心のスピード勝負を挑んでも後半にバテる。
そもそもサントリーはFW勝負のチーム。PG合戦で食らいつくにしても、ペナルティの少ないパナソニックを上回るのは困難を極める。
 
繰り返しになるが、サントリーはトライを取れたとしても1〜2本。
トライ2本+両方GKを決めて、なおかつPGを4本成功させてようやく26点。
 
そこまでの得点を果たして堅守のパナソニックが許してくれるかどうか……。
 
早い段階での外勝負で福岡とのミスマッチを作れれば、ひょっとしたら何かが起きる? かも?
 

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