三振は多いけど当たれば飛ぶ村上宗隆、外の変化球への対応が課題の岡本和真、さっそくIL入りの今井達也はメンタル面の未熟さが表面化した?【2026.4.15感想】

三振は多いけど当たれば飛ぶ村上宗隆、外の変化球への対応が課題の岡本和真、さっそくIL入りの今井達也はメンタル面の未熟さが表面化した?【2026.4.15感想】

MLB2026年シーズン。
開幕から各チーム20試合弱を消化しローテーションも3、4回り目に入ったところ。
今シーズンからMLBに移籍した日本人選手も現在地がうっすらと見え始めている(気がする)。
 
というわけで今回も直近の試合を眺めた感想を。
・村上宗隆(ホワイトソックス)
・岡本和真(ブルージェイズ)
・今井達也(アストロズ)
の3人にそれぞれ触れていく。
 
大谷翔平、2026年シーズンはサイヤング賞を狙え。今日のピッチングを続ければ十分可能性あるぞ。ガーディアンズ戦に先発、6回1安打無失点で今季初勝利
 

村上宗隆

17試合.167、HR5、安打9、三振22、四球15、OPS.787
 
 
まずはホワイトソックスの村上宗隆。
いきなり3試合連続HRを放つなど最高の滑り出しを見せたものの、直近7試合は15打席無安打を含む打率.100と低迷。
中でも20打数9三振と三振数が増えていて、当初懸念された状態(コンタクト率の低さによる低打率、三振増)になりつつある。
 
ただ4月14日のレイズ戦では久しぶりの5号HRを放ち、その前の2打席もいい角度で打球が上がっていた(いずれも外野フライ)。
 
特にHRは151kmのまっすぐを完璧に打ち返したもの。
散々苦戦していたまっすぐをライトスタンドにぶち込んだのはポジティブである。


とはいえ、村上に関してはある程度想定通りかな? とも思う。
もともと速いまっすぐへの対応は言われていて、「1発はあるけど三振も多い」ことがオファーが少なかった要因なわけで。
今のところシーズン前の評価がそのまま出ている感じである。
 
4月14日の打席も内容はよかったが、最終回のHR以外はいずれも変化球を捉えたもの(外野フライ)。正直、ピッチャーのレベルは高くなかった。
 
個人的にはもっとやってほしいが、チームとしては想定内なのかなと。
 
村上宗隆が2025年オフのメジャー挑戦。スタッツを見ながら活躍度を想像する。僕の唱える「右投げ左打ち限界説」を覆してくれ。筒香嘉智の上位互換だけにはなるな笑
 

岡本和真

15試合.224、HR2、安打13、三振22、四球6、OPS.642
 
 
続いてはブルージェイズの岡本和真。
こちらは村上とは逆で、ここまでは期待値を下回っている印象。
 
村上同様開幕直後はよかった(最初の5試合で打率.300、HR2)ものの、そこからだんだんと当りが止まって直近7試合では打率.185と低迷している。OPSも.642とスラッガーとしては物足りない。
 
しかも三振が増えている(7試合で27打数7三振)のがキツい。
“当たれば飛ぶ”系の村上と違って岡本はコンタクト率の高さ、速いまっすぐへの強さを評価された選手。これだけ三振が増えるのはチームとしても誤算だと想像する。
 
 
岡本の打席を観ると、外に逃げる球を追いかける姿が目に付く。
速いまっすぐに遅れている村上と違い変化球のキレ、攻め方に戸惑っている印象である。
 
前回「岡本の課題は外に逃げるスイーパー、スライダー系の見極めかな?」と申し上げたが、マジでそんな感じ。
 
村上宗隆、岡本和真、今井達也、期待のメジャーリーガーここまでの感想(開幕直後)。村上の大爆発、高水準の岡本、今井達也はちょっと苦労するかも? オモタ【2026.3.30】
 
まあ、今回対戦したミジオロウスキー(ブルワーズ)は150km超のスイーパーを投げる化け物なので仕方ない部分はあるが。
 
ちなみにこの日は外に沈む球を2打席連続でヒットにしている。


そうそう。
岡本はこのボールにバットが届くんですよ。
 
もちろん手を出す分空振りもする。
で、(次にくる)高めまっすぐに対応が遅れて三振が増えるパティーン。
 
とにかくここの改善は必須。
クソ雑魚のホワイトソックスと違って“上”を狙うブルージェイズでレギュラーを張るにははなるべく早く結果を出す必要がある。
今のままだといずれ“守備の人”になってしまうので。
 

今井達也

3試合1勝0敗、防御率7.27、被安打7、奪三振13、奪三振率13.50、四死球12、自責点7
 
 
最後はアストロズの今井達也。
4月10日のマリナーズ戦に先発、打者7人に対して1安打5四死球1暴投3失点。1アウトしか取れずに降板している。
 
さらに先日、右腕の疲労により15日間のIL入りが発表された。


今井達也は僕が「さっさとMLBに行け」と喚き続けてきたピッチャー。
登板試合は毎回楽しみにしているのだが、同時に「最初は苦労するかも?」とも申し上げている。
 
村上宗隆、岡本和真、今井達也のMLB移籍先決定。全員当初の予想よりも低い年俸、年数だが地に足のついた現実的な契約に思える。村上<<岡本の評価は納得だけど村上にはそれを覆してほしい
 
僕の勝手な理論として、NPB→MLBでは
打者は「右投げ左打ち限界説」
投手は「横振り苦労する説」
を唱えている。
 
横振りのフォーム(横変化が中心)のピッチャーは縦振り(落ちる球が得意)よりも適応に時間がかかる。
 
しかも今井は写真等を観る限り指が長い方ではなさそう。
ダルビッシュ有もそうだったが、大きくて滑るMLB球をうまく操れるようになるまでには時間を要するのではないか。
 
なので、ここまでのパフォーマンスにはあまり驚きはない。
日本時代は横に広いゾーンに助けられていた側面もあったと想像する。
 
6回途中無失点で勝ち投手となった4月6日のアスレチックス戦も意図的に球速を落としていたとのこと。
データが少ない中でスライダーが機能した印象で、正直好調時のピッチングにはまったく及ばない。
 
1アウトしか取れずに降板した前回などは典型的な悪いときの今井達也
 
制球が乱れる日はとことん乱れる。
いったん崩れると歯止めが利かない。
途中で「もういいや」と投げやりになる。
 
下記でも今井のメンタル面の未熟さを指摘しているが、それがモロに出た登板だった。
 
今井達也がすごすぎる。完全に日本最強ピッチャー。2025年3月の侍ジャパンで「何だコイツ!?」ってなった。今シーズンオフにMLBに行け。チーム成績関係なくいい感覚を掴んだときに行くべきですよ
 
環境の違いに戸惑っているのも似た理由かな? と思っている。


一応言っておくと、今井が能力を発揮できればMLBでもちゃんと通用する(と思う)。
サンプルは少ないものの奪三振率13.50はなかなかだし、4月6日の登板ではどちらに曲がるかわからない逆スライダーも効果を発揮していた。
 
マウンドやボール、環境への慣れに加えてチェンジアップの精度向上。
やることは多いが、何とか力を出せる状態まで持っていってほしい。
 

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