井上尚弥vsジェシー・ロドリゲス戦を1月の国立競技場で? エディ・ハーン、ぶち上げるにしても雑すぎるw ロドリゲスvsプメレレ・カフ、フェルナンド・マルティネス戦を観てみたぞ【結果・感想】
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日本の井上尚弥に現WBA・WBC・WBO世界S・フライ級統一王者ジェシー・ロドリゲスが挑戦する計画が進んでいるらしい。
日時は2027年1月、ロドリゲスが王座を保持したまま2階級アップ→S・バンタム級の4団体統一戦として実現する見込みとのこと。
「井上尚弥-ジェシー・ロドリゲス戦27年1月実現へ、英プロモート大手社長が自信」
なおロドリゲスは2026年6月13日(日本時間14日)にWBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガスへの挑戦が予定されており、井上戦に進むためにはまずはこの試合に勝たなければならない。
井上尚弥vsジェシー・ロドリゲス戦を1月の国立競技場で? エディ・ハーンは日本を舐めてるんだろうな笑
井上尚弥vsジェシー・ロドリゲス戦(2027年1月、S・バンタム級4団体統一タイトルマッチ)実現にマッチルームのエディ・ハーンが自信を見せているとのこと。
しかも(眉唾物の噂によると)開催地はMUFGスタジアム(国立競技場)で、10万人の動員を見込んでいるとか。
いや、真冬の国立競技場てww
両者の試合がどれだけ話題になるか、PFP上位同士とはいえ2階級差の対戦が内容のある試合になるかはともかく。
極寒の屋外で7時間、8時間の興行(東京ドーム「THE DAY」に近いラインナップだとして)、しかも選手は上半身裸で殴り合う。
仮に雨が降ればピッチ上の観客は我慢大会を強いられる。
率直に申し上げて地獄である。
大げさな表現で耳目を集めるのはプロモーター側の常とう手段だが、せめてもうちょい工夫しようぜOK?
さすがに釣り針がデカすぎるというか、もし本気で言っているなら稚拙すぎ、日本を舐めすぎである。
そもそもジェシー・ロドリゲスで10万人も動員できるか?
素直にTOYOTAアリーナかIGアリーナにしておけよと思うのだが。
アンソニー・ジョシュアの試合を開催したウェンブリー・スタジアムやトッテナム・ホットスパー・スタジアムをイメージしているのだろうが、いろいろ認識が甘いんじゃないの?
あなたは宣伝をLeminoと大橋プロモーションに丸投げして、当日デカい図体で来日するだけだからいいけど。
なお井上の最終目標がフェザー級なら僕はS・バンタム級ラストマッチは長身サウスポー+接近戦もできる西田凌佑が最適だと思っている(挑戦権も持ってるしね)。
井上尚弥の最終目標がフェザー級ならSバンタム級ラストの相手は西田凌佑一択だと思うけどな。
本当にジェシー・ロドリゲスと対戦するならコバレフvsカネロを思い出すし、井上も金儲けに利用されるフェーズに入ったってことなんだろう。
井上vs西田なら心置きなくアンチ活動を再開できるんだが(違
— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) May 8, 2026
それでもジェシー・ロドリゲス戦を優先するのであれば、井上もいよいよ大人たちの事情、金儲けに駆り出されるフェーズに入ったということなのだろうと(近年は割とそういう空気があったけど)。
井上尚弥vsアフマダリエフ。超一流は全盛期が2回ある。フィジカルのピークを過ぎて狂いが生じたところから脱却できるかが一流と超一流の違い。身体の変化を受け入れ、工夫と考え方を変えることでもう一度盛り返す
ロドリゲスvsプメレレ・カフ戦視聴。カフもがんばってたね
エディ・ハーンの国立開催発言で興味がわいた(術中にハマってるw)ので、未視聴だったジェシー・ロドリゲスの過去の試合を観てみた。
一つ目は2025年7月のプメレレ・カフ戦。
日本の田中恒成に勝利しWBO王者となったカフが次戦でいきなりWBC王者ロドリゲスとの統一戦に臨んだ試合。
結果は10R2分7秒TKOでロドリゲスが勝利している。
僕はこの試合を観たのは初めて(結果は知ってた)なのだが、なるほど、ロドリゲスの圧勝ですね。
プメレレ・カフは基本的にカウンター使い。相手の打ち終わりにワンテンポ遅らせて合わせるカウンターを得意とする。
田中戦でも左右に動きながら田中のジャブ、ワンツーにカウンターを合わせまくり、5Rには右フックでダウンを奪っている。
田中恒成vsプメレレ・カフ、中谷潤人vsペッチ・ソー・チットパッタナ。カフはこの日のMVP。ペッチもよかったけど…。中谷はバンタム級卒業でもよくない?
だがこの試合では常にコーナーを背にする苦しい展開。
ラウンド開始とともにまっすぐ後退→コーナーでガードを固める。
リング中央での差し合いが続いた田中戦とは大違いで、ルイス・アルベルト・ロペスと対峙した途端に後退させられた阿部麗也と被るものがあった。
ただ、それでもカフはがんばったと思う。
角度を変えながらハイテンポな連打を浴びせてくるロドリゲスに対し、ガードを上げて耐えつつ合間にボディを返す。さらに局面を打開するべく打ち終わりにカウンターを合わせる。
5、6Rなどはフルスロットルでの打ち合いでロドリゲスに負けない回転力を見せた。
7R以降は防戦一方になったものの、随所に実力の高さを発揮したのではないか。
ロドリゲスvsフェルナンド・マルティネス戦視聴。マルティネスはこの階級で唯一可能性があると思ってたよ
もう一つは2025年11月のフェルナンド・マルティネス戦。
日本の井岡一翔に2度勝利したWBA王者フェルナンド・マルティネスと、カフを下して2団体王者となったロドリゲスによる3団体統一戦。
結果は終始優勢に立ち回ったロドリゲスが10R1分25秒KOで勝利している。
そして、カフ同様マルティネスもがんばったと思う。
内容はワンサイドだが、1Rにスリップ判定ながらもロドリゲスに手をつかせるなど「お!!」というシーンもいくつか見られた。
マルティネスの作戦はひたすらマン振り。
自分から距離を詰めて全力でブンッ!!
多少の被弾は織り込み済みで動き出し、打ち終わりを狙ってブンッ!!
とにかくフルスイングでロドリゲスを怯ませ連打の発動を抑え込む。
全力フックがカウンターで当たれば御の字。1R目からKO狙いの短期決戦、中盤までのKO勝利を想定していたと想像する。
元3階級制覇級王者のワシル・ロマチェンコもそうだが、いわゆる“ハイテク”と呼ばれるタイプは近場で細かくアングルを変えながら連打を浴びせてくる。
空いた場所にパンチを通しまくる&どんどん回転力が上がるので、それをさせないためには動きを止めないことが大事。
もっと言うと、連打が発動する前に自分から攻める、ボリュームで強引に抑え込むのが有効。
2017年5月にロマチェンコと対戦したゲイリー・ラッセルJr.はハンドスピードと出入りを駆使して互角に渡り合ってみせた。
ロマチェンコvsゲイリー・ラッセルJr.の異次元っぷり。どうにもならないけど諦めないラッセルさん。この日のメインが亀海vsロバート・ゲレロだった事実
そして、フェルナンド・マルティネスも自分から試合を動かす連打型。
ラッセルと違ってマルティネスは1発に力をこめる作戦を選択したが、それはそれであり。
井岡戦同様落ちそうで落ちない、ラウンドが変わると動きが戻る回復力を含めて見ごたえのあるパフォーマンスだった。
僕はこの階級で唯一ロドリゲスに勝つ可能性があるのがマルティネスだと思っていたが、少なからず希望を見せてくれたと思う。
あとはアレだ。
正面に立つことすら困難だったロマチェンコ(S・フェザー級時代)と違ってロドリゲスには普通にパンチが当たる。
実際、ファン・フランシスコ・エストラーダはいきなりの右でダウンを奪っている。
もっと言うと、腕を掴んでガードをどかしたりもみ合いの局面でレスリングがうまかったりといった嫌らしさもない。
カフもマルティネスもぼちぼちやれてしまう分、諦める理由もなかったのだろうと。
ジェシー・ロドリゲス一段覚醒したかもしれん。エストラーダにボディでKO勝ち。これは井岡も厳しそう。むしろフェルナンド・マルティネスの方が…
井上尚弥vsジェシー・ロドリゲスは…。バルガス戦次第だけど、ロドリゲスは厳しいんじゃないっすかね
この2戦を踏まえて井上尚弥vsジェシー・ロドリゲス戦を考えるわけだが、正直ロドリゲスは相当厳しいのではないか。
ロマチェンコ同様、ジェシー・ロドリゲスも近場で勝負してナンボの選手。
プメレレ・カフ戦のように常にコーナーを背負わせる展開が理想だが、(実質2階級上の)井上にそれができるの? という話。
カフ戦では多少被弾してもケロッとしていたが、井上相手にガツガツ距離を詰められるかは疑問。
またエディ・ハーンの構想によるとテスト的な試合もなくいきなり井上戦に進むとのこと。
ろくに準備もせずにS・フライ級の機動力が維持できるのかも未知数である。
僕はワシル・ロマチェンコのスタイルは階級を上げても通用すると思っていたが、ライト級に上げた途端に機動力が落ちた。
滑るようにスイスイ動くフットワークがなくなり正面で対峙するせいでなかなか中に入れない。
2020年10月のテオフィモ・ロペス戦ではロペスの火力を警戒するあまり仕掛けが遅れて逃げ切りを許している。
ロマチェンコvsテオフィモ・ロペス感想。115-113ロペスかな。ロペスの対策が素晴らしかったしやっぱりスピード&パワー大正義
ロマチェンコの場合は年齢もあったと思うが、ロドリゲスはどうなるか。
井上はS・フライ級→バンタム級に上げて一段スケールアップしたが、ロドリゲスはそういうタイプには見えない。
生命線の機動力が目減りした場合は絶望的な気がするのだが……。
そしてvsカフ戦、vsマルティネス戦のあとに井上尚弥vsアラン・ピカソ戦を観ると……。
おいおい、井上デカいぞw
しかも井上とロドリゲスには2019年11月のセルゲイ・コバレフvsカネロ戦ほどの体格差はない。
これだとカネロが小さくてすばしっこいせいでコバレフが当てるのに苦労する感じにもならなそう。
(間近に迫った)アントニオ・バルガス戦のパフォーマンス次第だが、現時点ではやはり「ロドリゲスは厳しいのでは?」と思っている。
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