“本物”のはじめの一歩ファンなら間柴がロザリオをダウンさせるところまで予想できたはず。だって井上尚弥vsルイス・ネリだし。休載にイラつくようではまだ甘い【1461話感想】

“本物”のはじめの一歩ファンなら間柴がロザリオをダウンさせるところまで予想できたはず。だって井上尚弥vsルイス・ネリだし。休載にイラつくようではまだ甘い【1461話感想】

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2024年6月26日に公開された漫画「はじめの一歩」1461話。
 
 
王者マーカス・ロザリオと挑戦者間柴了の一戦は3Rに突入。
ロザリオの猛攻をしのいだ間柴がリーチ差を活かしてヒットを重ねるも、ロープ際でのカウンターでダウンを喫する。
 
カウント8で立ち上がった間柴だったが、直後にロザリオのインファイトでコーナーを背負わされる。
ところがロザリオが左のモーションに入った瞬間に間柴の右アッパーがさく裂。今度はロザリオが尻餅をついてのダウン。
 
会場全体がヒートアップする中、両者が同時に踏み出したところでラウンド終了のゴングが鳴る。
 
 
今週号は間柴、ロザリオが自身のコーナーに戻るシーンまで。
次号以降のさらなる盛り上がりが期待される。
 

ブー垂れながらも毎週読んでいるはじめの一歩。展開の遅さ、露骨な手抜きを楽しめるようでないと笑

週刊少年マガジンで連載中の「はじめの一歩」。
展開の遅さや相次ぐページ減、突然の休載にブー垂れながらも何だかんだで毎週(毎週?)読んでいる作品である笑
 
はじめの一歩がやっぱりおもしろくないw リカルドvsウォーリーの盛り上がらなさ、千堂vs鷹村のつまらなさは異常。結局森川ジョージの才能は枯渇しているのか
 
進行中の間柴了vsマーカス・ロザリオ戦もようやく山場を迎え、次号への期待が高まっているわけだが(期待だと?)。
 
 
 
振り返ってみるとマーカス・ロザリオの初登場は2023年4月とのこと。
1年以上かけてようやく3Rらしい笑
 
なるほど、さすがははじめの一歩。
森川ジョージはやっぱりこうでないと
 
 
展開の遅さ、随所に手を抜く作者のスタンスを楽しめないようでは“本物の”ファンとは言えない
 
僕自身も文句こそ垂れるが本当にイライラしているわけではない。この余裕が素人との決定的な違いである笑
 

間柴vsロザリオ戦のここまでの展開は予想できたよね。どう見ても井上尚弥vsルイス・ネリだし

そして、はじめの一歩のファンであればここまでの流れは容易に予想できたのではないか。
 
序盤から流れを掴んだ間柴がガツガツ攻め込み、とどめの1発を振りかぶったところにカウンターをもらってダウン。
勢いづいたロザリオが得意のインファイトで追い詰めるも、今度は間柴がカウンターのアッパーでダウンを奪い返す。
 
要するに2024年5月の井上尚弥vsルイス・ネリ戦である。
 
 
以前、2019年5月の井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲス戦をまるっとトレースしたのは下記の通り。
 
「はじめの一歩」が酷すぎる。マンガ史に残る汚点。まさか井上尚弥の試合を丸パクリするとは…。森川ジョージは完全に終わったんだな
 
アレンジをいっさい加えず細部までそっくりそのまま流用するのはさすがにやりすぎ。
これを受けて「森川ジョージは完全に終わった」「漫画家としての向上心を失っている」と喚き散らした次第である。
 

マーカス・ロザリオのモデル=ルイス・ネリの時点で大部分のはじめの一歩ファンは確信したはず

作者の井上尚弥への心酔っぷりは間柴vsロザリオ戦でも随所に見られる。
 
・サウスポーのファイター
・“悪童”の異名
・体重超過
・荒っぽくていいかげんな性格
 
マーカス・ロザリオのモデルがルイス・ネリなのは明らかで、試合展開にあの試合を取り入れることは容易に想像がついた。
 
極論、4、5月の大幅な停滞(2週連続の休載やページ減、GW休み)は井上vsネリ戦が終わるのを待っていたのでは? とすら思っている。
 
井上尚弥vsルイス・ネリ現地観戦感想。序盤の鬼強タイムの井上をダウンさせた意義は大きい。S・バンタム級の井上を過度に神格化する必要はない
 
なお、今回に関しては目くじらを立てる気はない。
 
・右フックでダウン(井上は左)
・右アッパーでダウンを奪い返す(井上は左)
・同じラウンドに両者がダウン(井上、ネリは別のラウンド)
 
申し訳程度だがアレンジらしきものが見られる。
井上vsロドリゲス戦のように細部まで寸分違わずトレースしているわけではないので文句を言うほどではない。
 
 
一応言っておくと、ここまでの展開予想は僕の優れた想像力!! などと言うつもりはない。
むしろ大部分のファンがこうなることはわかっていたはず。
 
それこそ過去の傾向と照らし合わせれば両者が「同時に踏み出す→ラウンド終了のゴングが鳴る→次号へ!!」の流れまで見えたと想像する。
 
 
え? そんなことないって?
 
マーカス・ロザリオのラフファイトを間柴了はどう受け止める? 井上尚弥vsルイス・ネリ戦の焼き増しからオリジナルの展開へw
 

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はじめの一歩ファンにはいくつか段階がある。休載やページ減を笑って流せるくらいじゃないと

序盤にガツガツ攻めるも、前のめりにいき過ぎてコーナーでカウンターをもらってダウン。
勢いづく相手の連打に絶妙のタイミングでカウンターをぶち当てダウンを奪い返す。
 
上述の通りこの展開は概ね予想がついた。
というより、ほぼ確信していたと言っても過言ではない。
 
 
正直、これを予想できない時点ではじめの一歩ファンとは言い難い
非常に申し訳ないが、はっきりとニワカ認定させていただく笑
 
 
個人的にはじめの一歩ファンにはいくつか段階があると思っていて、
 
・幕ノ内一歩vs宮田一郎戦がポシャったところで脱落
→パンピー
 
・一歩の引退で脱落
→三流
 
・頻発する休載、ページ減にマジ切れ
→二流
 
・展開の遅さ、休載を笑って流せる、ある程度の試合予想ができる
→本物のファン
 
・作者のSNS(X.com)を見て休載、ページ減をあらかじめ想定できる
→一流
 
大まかに分けるとこんな感じ。
 
 
一歩vs宮田戦がポシャった段階で見限った人間がファンを名乗るなど言語道断。そんなのは「たまたま雑誌を手に取っただけの通りすがり」である。
 
また一歩の現役引退に失望する程度でははじめの一歩を語る資格はない。ファンの入口のさらに手前に立っただけに過ぎない。
 
 
そして、申し上げた通り休載やページ減にイラついているようではまだまだ甘い。
 
休載を知って作者のSNSを見にいく→パンピーとのレスバに笑うくらいの余裕、傾向と対策から試合展開を予想できてようやく“本物の”ファンを名乗れるレベル。
 
はじめの一歩ファンは甘くないのである笑
 
「はじめの一歩」が細切れすぎてちっとも乗れない。毎回盛り上がりそうなところで休載、ページ減の繰り返し。これはもはや作者の計算なのか? とすら…
 

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“本物”を自称する僕もまだまだ道半ば。深淵(アビス)に触れるとはそういうことなのだよ笑

“本物の”はじめの一歩ファンを自称する僕だが、実際にはまだまだ道半ばである。
 
作者の露骨な手抜きを楽しむ余裕、ある程度の展開予想はできるが、ただそれだけ。
残念ながら休載やページ減の予測まではできていない。
 
要は作者のSNSを見て次週の動向がわかるようでないと“一流”とは呼べないわけだが、今の僕はそのレベルにはほど遠い。
 
 
ご存じのように(?)休載、ページ減が発生するのは作者がパンピーとのレスバに忙しい週と相場が決まっている。
 
逆に言うと、作者のSNSを見ていればあらかじめ休載、ページ減を予想できることを意味する。
 
 
ところが今の僕にはそこまでの時間的余裕も根気もない。
結果論でモノを言うだけのセコくて矮小な人間である。
 
 
ちなみにここ最近の作者はスペース中心に活動しているためレスバは減少傾向にある。
その分連載も捗っているようだが、本来ならそれを先回りして予想しなければならないわけで。
 
「はじめの一歩」の盛り上がらなさが異常。マーカス・ロザリオはルイス・ネリがモデルだと思うけど、個人の憎悪を盛り込みすぎでワロエナイ。せめて笑いを交えてだな…
 
作品だけに留まらず、直近のSNS事情から作者の行動パターンを割り出すことが重要。
手抜き仕事に心が折れるなどもってのほか。
 
一流への道は険しく孤独。
だからおもしろい。
 
あらゆる困難を乗り越えた先にはじめの一歩の深淵(アビス)が存在するのである。
 
 
 
そろそろ怒られそうなので止めます。
 
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