アースフレンズ東京Zvs仙台89ERS戦を観に世田谷区総合運動場体育館に行ってきた。バスケ観戦はB2がオススメかもね【2020.10.24感想】

表題の通りですが、2020年10月24日に世田谷区総合運動場体育館で行われたBリーグ B2の「アースフレンズ東京Zvs仙台89ERS戦」を現地観戦してきました。

 
結果は64-82で仙台89ERSが勝利。リードを許したアースフレンズ東京Zが第3Q中盤に4点差まで追いすがりましたが、6分過ぎから仙台が連続得点を挙げ、最後は18点差をつけて勝利しています。
 
なお翌日の25日も57-80で仙台が勝利し、ここまでの通算成績を7勝1敗としB2東地区首位を守りました。
一方、東京は1勝7敗。青森ワッツと並んで東地区最下位となっています。
 
ちなみにこの日の観客数は432人。新型コロナウイルスの影響で座席数を間引いているとは言え、MAXのキャパが固定席2354人、仮説席1120人であることを考えると若干寂しい客入りだった感じです。
 
 
なおアースフレンズ東京Zの試合は今年1月にも現地観戦しており、今回はその流れでこの試合を選んでみました。
 
宇宙一嫌いな大田区総合体育館でバスケ、アースフレンズ東京Zvs青森ワッツを現地観戦。審判にキツく当たるのは本当アカンわ
 
というわけで、約9ヶ月ぶりに現地観戦したバスケット、Bリーグの感想を申し上げていきたいと思います。
 

世田谷区総合運動場体育館は遠いぞw 成城学園前からガチで徒歩30分かかるから気をつけて

まず、今回の会場である世田谷区総合運動場体育館ですが、最寄駅は小田急線の成城学園前となっています。ただ、駅前からはちょっと離れており、アクセス方法としてはバス（約10分）がもっともベターです。
 
ですが、個人的にバスが大嫌いであることに加え、Googleマップによると駅から2.1kmとのこと。「ん? このくらいなら何とかなるんじゃねえか?」ということで、今回は歩いてみることにしました。
 
やめときゃよかった。
 
いや〜、やめときゃよかったです。
マジでやめときゃよかったです。
 
すっげえ遠いの。
もう、めちゃくちゃ遠いの。
 
遠いだけならいいんですが、勾配がまあまあキツいww
 
Googleマップで“徒歩30分”の表記があったのですが、「ハッハ、んなわけあるかい、舐めんなよ」と意気揚々とスタートしたはいいものの……。
 
歩けど歩けど到着する気配がなく。
 
セレブリティ溢れる幹線道路をしばらく行くと、東宝スタジオが登場します。

「おお、これが東宝スタジオか」と思いつつさらに進むと、今度は狭い路地に入ります。
そこはこれまでとは打って変わってのどかな風景が広がる通り。「妙法寺」なるお寺の前を横切りつつ、一方通行の道をずんずん歩きます。

 
で、ようやく運動公園の敷地に到達したと思ったら……。
マジか。こんな道の先に本当に体育館があるのか。

 
おいおい、マジか。

 
野球場キター!!! ♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪

いや、そうじゃなくて。
 
などと言っているうちにようやく入り口に到着でございます。

 
う〜〜ん、遠かった。
ガチで30分かかるとは思わなかった。
天下のGoogle先生のおっしゃることはちゃんと聞いておくものですね（）

 
そして、入り口でチケットを見せて入場しようと思ったところ、まさかの「飲食物持ち込み禁止」の張り紙が!!
 
うっそだろww
さっきコンビニで飲み物とおにぎり買ってもーたやんけww
これ、持ち込みできひんのかいww
 
ということで、駅前のコンビニで購入したものを会場の外でかきこむまさかの事態に。
もはや何がしたいのかがさっぱりわかりません。
 
 
ここまで30分ほど歩いたせいで、そこそこ食が進んだことは内緒ですww
 
3×3.EXE久しぶりの現地観戦。アリーナ立川立飛で開催されたけど、やっぱり3×3.EXEはストリートとの親和性が抜群なんだろうな
 

会場は座席とコートが近い。建物は若干古いけど。コートサイドの座席はパイプ椅子だけど

だいたい16:30前後に場内に入った（試合開始は17:00）のですが、場内ではすでに両チームがアップ中です。

 
こうして見ると、座席とコートがかなり近いですね。

 
トイレは汚いし全体的に古い施設なのですが、こういうこじんまりした感じは悪くないかもしれません。
まあ、アースフレンズ東京ZがB1に上がった場合はこの会場は使えなくなると思いますが。
 
入り口に選手のパネルが立ててあります。

 
ただ、コートサイドの席がパイプ椅子なのはちょっと……。
Bリーグの他の会場（大田区総合体育館も）ではコートサイドはかな〜り立派なソファが設置されていたのですが、この辺のチープさはやっぱり古い会場ならではというやつでしょうか……。
 
 
試合前のセレモニーでは、チアリーダーのお姉さんたちのパフォーマンスに続いて選手紹介です。

こういう照明効果とノリのいいBGMは毎度のことながらアガりますよね。
 
別に僕はどちらのチームのファンでもないですが、そんなことは関係なくとにかく楽しい。演出面ではB2はB1に比べても遜色はなく、“いつどの試合に行っても楽しい”というのはスポーツ観戦における最高のステータスではないでしょうか。
 
 
セレモニーのあとに両チームがアップに入ります。

デカいしめっちゃ飛ぶし、さすがはバスケットボール選手です（当たり前だけど）。
 
 
で、いよいよ開始時刻が迫り、ゲームスタートでございます。

 

相変わらず楽しかった。東京の32番、ナンナ・エグー選手が僕のお気に入りでした

実際の試合ですが、申し上げたように結果は64-82で仙台89ERSの勝利。第3Qの中盤まで東京が追い上げを見せたものの、6分過ぎからの連続失点によって勝負あり。最終的には18点という大差がついてしまいました。
 
また、翌日25日の試合も57-80で仙台が勝利したことを考えると、どうやら今シーズンのアースフレンズ東京Zは強くない。首位と最下位のゲームだったことからも、土壇場での強さに差があるように感じました。

 
相変わらずキレッキレのパフォーマンスで楽しませてくれます。

 
ハーフタイムショーでは、ハロウィンにちなんだダンスが披露されました。

 
抽選で選ばれた方によるフリースローチャレンジ。

10秒間で3本入れればクリアとのことでしたが、見事3本決めておりました。
 
 
仙台の21番、エリック・ジェイコブセン。

 
この選手と東京の32番、ナンナ・エグーがこの日の僕のお気に入りです。

久しぶりにバスケのBリーグ観てきてめっちゃ楽しかったわ。

アースフレンズ東京Zのナンナ・エグー選手がお気に入りなのである。

なお、アースフレンズ東京Zはかなり弱いっぽい（）#アースフレンズ東京Z pic.twitter.com/0o8G6b9XLx

— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) October 25, 2020

繰り返しになりますが、最終スコアは64-82で仙台が勝利しました。

ってか、スコアボードも遠いし小さいww
こういう部分も川崎ブレイブサンダースの本拠地とどろきアリーナとは一味違うというか、B1とB2の違いでもあるのかもしれませんね。
 
にわかファン獲得に一番成功してるのはラグビーじゃなくてバスケだから。川崎ブレイブサンダースvs三遠ネオフェニックス
 
試合後のあいさつ。

 
ホームチームのアースフレンズ東京Zが整列します。

20番のシュマエル・レーン選手は母親をコロナで亡くしたとのこと。
 
そういえば総合格闘家のハビブ・ヌルマゴメドフの父親もコロナで亡くなっているし、こういう話を聞くたびに悲しい気持ちにさせられますね。
 

あれ? B2ってオススメじゃね? チケットは安いし演出面は遜色ないし、観客も少なくてゆったりしてるし

こんな感じで久しぶりのバスケの現地観戦を目いっぱい楽しんだ次第です。
 
で、今回思ったのが「バスケを現地観戦するならB2がオススメかも?」ということ。
 
上述の通り、演出面や運営に関してはB2はB1に比べてまったく遜色はない。新型コロナウイルスの影響で声出し応援禁止、入場者数の間引きなどの制限も、常時鳴り響くBGMとハイテンションなアリーナDJのおかげでほとんど影響を感じさせません。
 
さらにこの日はパイプオルガンによる演奏もあり、アリーナスポーツとパイプオルガンの相性のよさを肌で感じることができました。
 
正直、僕はバスケの競技レベルについてはよくわからない人間なので、そちらの部分で物足りなさを感じることはほとんどありません。いい意味で観戦素人なのも、B1とB2の差を感じなくて済む要因となっております。
 
千葉ジェッツvs宇都宮ブレックス第3戦感想。富樫のすごさと投入のタイミング。比江島／遠藤の併用を上回る
 
そして、そもそもB2はチケットが安い。
B1の最高価格が15000円前後なのに対し、B2は8000、9000円くらい。約1.5倍ほどB1の方が高くなっています。
 
なお今回はコートサイドを購入して6000円弱。会場のアクセスの悪さやトイレの汚さ、座席がパイプ椅子など「ん?」と思う部分はありますが、この金額であれだけ楽しめれば必要十分とも言えるわけで。
 
 
アースフレンズ東京Zは地元? の専門学校とコラボして開幕戦のパフォーマンスを盛り上げたとのこと。

?アースフレンズ東京Z?
ホーム開幕戦DAY2
昨日とは違う振付でZgirlsさんとオープニングを飾らせて頂きました❣️#日本工学院 #DP #アースフレンズ東京Z pic.twitter.com/eWv5R8vkV7

— 日本工学院専門学校ダンスパフォーマンス科 (@DP_GSS) September 29, 2019

・B1に比べてチケットが安い
・B1に比べてチケットが取りやすい
・観客が少ないのでゆったりできる
・演出面や運営に遜色はない
・試合は普通に楽しい
 
あれ? B2ってサイコーじゃね?
わざわざ高い金を出してB1に行かなくてもよくね?
 
 
そんな感じで久しぶりのバスケ観戦を満喫するとともに、今後もう少しB2のチームを漁ってみようとも思いました。