リー・セルビーvsジョシュ・ウォーリントン! 名勝負の予感がしますよコレは。フランプトンvsドネアなんか比じゃないほどに【展望・予想】
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2018年4月7日(日本時間8日)、英・ベルファストで、元2階級制覇王者カール・フランプトンvs元5階級制覇王者ノニト・ドネアの一戦が開催されることが決定した。
この試合はフェザー級契約で行われ、勝者はIBF王者への挑戦が見込まれている。
「ラッセルとかいう年1の風物詩。今回はジョセフ・ディアスとのお戯れですかww フェザー級最強の試合枯れマン」
また、プロモーターであるフランク・ウォーレンは、現IBF王者リー・セルビーvsランキング1位ジョシュ・ウォーリントン戦の締結にも自信を見せているとのこと。
見事サバイバルを勝ち抜き、その先にあるビッグマッチへのチャンスを掴むのは誰か。IBF王座を巡る2018年フェザー級戦線に大注目である。
「日本人選手もドーピングしちゃえよ←一理ある? 山中vsネリの再戦が決まりそうだから、改めてゴニョゴニョ言ってみる」
フランプトンvsドネアだ? 何かしょーもない試合になりそうな……。あまり興味が沸かんな
カール・フランプトンvsノニト・ドネアの一戦が発表された。
ともに複数階級を制覇した名王者。
だが、王座陥落後はいずれも低調な試合を見せており、再びメインストリームに戻るには絶対に落とせない一戦となる。
ただ、個人的にこの試合に対する興味はあまりない。
どちらも適正階級を超えており、バンタム、S・バンタム級時代の躍動感は完全に影を潜めている。
特にドネアについては衰えも顕著で、前戦のルーベンス・ガルシア・ヘルナンデス戦はちょっと酷かった。知性のない脳筋野郎の成れの果てというか、ユリオルキス・ガンボア以上に症状が進行していたのには驚いてしまった。
「それでも僕はレイ・バルガスを諦めないww ネグレテに大苦戦の末に判定勝利。やっぱりボロボロでしたね」
もともと体格的にフェザー級では厳しいのに、あそこまで劣化しては……。
どちらが勝つかは何とも言えないが、観るのがしんどい試合になるのは間違いなさそうな気がする。
「エマヌエル・ロドリゲスなかなかいいっすね!! ポール・バトラーを寄せつけず。井上尚弥vsペッチバンボーンだったな」
リー・セルビーvsジョシュ・ウォーリントン戦はヤベえよ。こういうマッチメークは震えるほど大歓迎だねww
そして、表題の件。
IBFフェザー級トーナメント準決勝のもう一つの試合。リー・セルビーvsジョシュ・ウォーリントン戦にはクソほど期待している。
「ドネアvsフランプトンやっとオワタ(^▽^)/ 退屈過ぎて観てるのがしんどかった試合。いろいろキツい」
正式決定がいつなのか、交渉がどこまで進んでいるかは不明だが、プロモーターによると実現は間近だとか。
一応BoxRecの予定では、2018年5月19日に英・ヨークシャー州リーズでの開催予定になっているのだが、果たしてどうなるか。もともとウォーリントンのホームのような場所だし、それなりに確度が高いように思えるが。
「井上尚弥がマクドネル兄と交渉中だってさ。いいんじゃないの? これに圧勝しちゃうと英国でも道が閉ざされるけどね」
というか、はっきり言ってこの試合はヤバい。
フランプトンvsドネアとかいう終わったヤツ同士のマッチメークなど、気にしている場合じゃないほどに。
まだ5ヶ月近く先の話だが、今から楽しみで仕方ない。ぜひとも実現してもらいたい一戦である。
「フランプトンvsサンタクルス再戦感想。ハイレベル? なの? よくわからなかったな。2-1の判定でフランプトンがキャリア初黒星」
勝敗予想はリー・セルビーの僅差判定勝利。あまり評価が高くないけど、セルビーはすっげえいい選手ですよ?
まず勝敗予想だが、リー・セルビーの僅差判定勝利でいきたいと思う。
試合の流れとしては、
前半はセルビーがヒットを重ねて主導権を掴み、5、6R辺りまでリードする。
中盤、やや失速を見せるセルビーに対し、ウォーリントンが圧力を強めて反撃。試合の流れがウォーリントンに傾く。
ところが、ラスト2Rでセルビーが再びギアを入れて盛り返し、再び流れを引き寄せる。
そして、消耗戦の中で12R終了のゴングを聞く。
結果は2-1の判定でセルビーが辛くも勝利。
だいたいこんな感じかなぁと予想している。
「エキサイトマッチ総集編2017の感想。解説陣4人とゲストの村田諒太でビッシリ。おっさんたちの人口密度ゴルァww」
一応言っておくと、リー・セルビーはめちゃくちゃいい選手である。
それこそ対抗王者のレオ・サンタクルスやアブネル・マレス、オスカル・バルデスと比べても遜色ないほどに。
「バルデス完勝!! セルバニアを寄せつけず。思ったよりいい選手なのかもなオスカル・バルデス」
ゲーリー・ラッセルJr.はさすがに厳しいとは思うが、それ以外でセルビーに勝てると断言できる選手はフェザー級にはいないのではないか。
ああ、トラメイン・ウィリアムズなら勝てるかな。
「田口すごかった。メリンドに完勝するとはね。負けるとか言って申し訳ないww L・フライ級で規格外のフィジカルと戦術の幅」
とにかく「凡戦マシーン」「試合がつまらない」と微妙な評価が並ぶ選手ではあるが、実力自体は間違いないと断言できる。
「ロドリゲスvsバトラー!! この試合に注目しないとは何たることぞw 激闘必至の好カードちゃいます?」
アングルと距離を測り、ジャブを連打しながらサイドに回る。
相手の突進を半身でかわし、芯をずらして安全圏へ退避。
相手の手が届かない位置からワンツーを通し、徐々に反撃の機会を奪う。
常にサイドに動き続け、ジャブの雨を降らせて相手を手詰まりにさせる。
「京太郎を応援する理由? そんなもん「ヘビー級だから」でいいだろw 2018年の世界戦実現なるか。京太郎マジでがんばれ」
ド派手なカウンターや凄まじいレンジの踏み込みがあるわけでもなく、フィジカルも強くない。
だがとにかく頭脳的というか、持たざる者の勝ち方というか。本当に知性が感じられる試合運びを見せる選手である。
恐らくS・バンタム級に落とせばもう少し楽になるはずだが、足りない部分を工夫で補うスタイルは日本の井岡一翔にも共通する。
「ギャビン・マクドネル敗北!! レイ・バルガスがポイントゲームを制して初の王座奪還!! 手がなが〜〜い!! 動きがはや〜〜い!!」
似たタイプとしてポール・バトラーやリッキー・バーンズ、マクドネル兄弟などがいるが、リー・セルビーはその中でも上位に位置する選手である。
「ポール・バトラーがスチュアート・ホールを当て逃げで下す。そうそう、井上尚弥相手にこれをできるヤツを探してんのよ」
ウォーリントンももちろんいい選手。キコ・マルチネス戦は僕の中では2017年最高試合候補
対する挑戦者のジョシュ・ウォーリントンだが、こちらもめちゃくちゃいい選手である。
高いガードと強靭な足腰。
ガードの上を叩かせながら左右に動き、徐々に間合いを詰めていく。
鋭いジャブで相手のガードを崩し、自分の距離に入ったところで攻撃開始。
相手の左にカウンターの右を被せ、さらに1歩踏み込みボディから顔面へ。
ガードの位置は絶対に動かさず、自分の急所は打たせない。
微妙にサイドに回りながらワンツーを叩き込み、相手にロープを背負わせたところでラッシュ。
「待ってましたのデボン・アレクサンダー! オルティスとのサバイバル戦が2月にあるってよ。元王者対決が地味~に楽しみ」
出入りとインファイトの名手というか、攻防分離の理想型というか。
これだけガードと攻撃が高次元でまとまった選手は他にいないのでは? というくらい。
「バルデスvsクイッグ!? またおもしろそうな試合を組みやがって…。今回ばかりはバルデス大ピンチじゃない?」
戦績も日本の天笠尚やパトリック・ハイランドなど、強豪を相手に無敗をキープ中。
特に2017年5月のキコ・マルチネス戦などは、僕の中では年間最高試合候補とも呼べるほどの名試合だった。
「こっそり名試合ウォーリントンvsキコ・マルチネス!! 村中vsヤファイの裏で2017年最高試合出たか?」
26戦全勝でようやく初の世界タイトルマッチ。じっくりキャリアを重ねた骨太ファイターっつぷりもいい。いかに距離の達人リー・セルビーでも、ウォーリントンにはかなり苦労させられるのではないか。
「井上また圧勝。ボワイヨダメだわ。アレじゃ勝てないんですよ。S・フライ級ラストマッチも楽勝。でも「物足りない」ってさ」
参考になるのはリッキー・バーンズvsアンソニー・クローラ戦。でも、あの試合よりもはるかにハイレベルなせめぎ合いになるんでないか?
今回の試合を予想する上で、一番参考になりそうなのがリッキー・バーンズvsアンソニー・クローラ戦。2017年10月に英・マンチェスターで行われ、3-0の判定でクローラが勝利した試合である。
「クローラvsバーンズ感想。もの足りない人同士の壮絶サバイバル。両者が足りない部分を攻め合う駆け引きがおもしろかったよ」
申し上げたように、リー・セルビーはリッキー・バーンズの上位互換。アングルと距離を支配しての当て逃げが得意な判定マシーンである。
そしてウォーリントンについてだが、こちらは完全にアンソニー・クローラの上位互換。高いガードと圧力を活かして相手を崩すインファイトの名手と言える。
「リナレスはゲスタをKOしてくれるんだろ? 格下扱いだけど、普通に強敵じゃないの? でもリナレスが圧勝してくれるはず」
つまり、試合の見どころとしてはセルビーがウォーリントンの圧力に耐えられるか。角度をつけた連打で当て逃げする得意のパターンに持ち込めるか。
逆に、ウォーリントンがちょこまかと動き回るセルビーをいかに捕まえるか。高いガードとパリングで被弾を防ぎ、自分の間合いで連打を浴びせる展開が作れるか。
このせめぎ合いが、バーンズvsクローラ戦よりもはるかに高次元で行われるはず。
セルビーの動きはバーンズとは比べ物にならないくらいキレがあるし、ウォーリントンはクローラよりも前後左右の動きが多く、プレスのかけ方にもバリエーションがある。
「トロヤノフスキーが挑戦者決定戦に勝利。ポルティージョを1RKOで下してWBA次期挑戦者に名乗り。しかしホントに内山高志に似てる」
さらに言うと、バーンズはクローラのプレスをさばききれず、中盤からフィジカル勝負に切り替えている。パワー差を活かしてナチュラルなライト級のクローラをねじ伏せにかかっている。
「スペンスがピーターソンを圧倒してギブアップ防衛。ボコボコやねピーターソン。スペンスは階級アップした方がよくね?」
だが、今回のセルビーにフィジカル面での優位性はない。
むしろこの階級ではウォーリントンの方がパワーがあるくらいで、恐らく正面衝突では敵わない。
つまり、純粋にどちらがボクサーとしての精度が高いかの勝負。まさしく英国人ボクサーの頂上決戦と言っても過言ではない試合である。
「フォルトゥナがイースターに挑戦だ? これまた厳しいお話で…。あんな全部のパーツが長いヤツの顔にパンチが当たるんかいな」
う〜〜ん。
どうなりますかねマジで。
ギリギリでリー・セルビーが逃げ切ると思うんだけど。
でも、動き続けなきゃいけない分、セルビーは体力の消耗が激しいからな。
序盤はセルビー優位で進むと思うけど、そのハイペースがどこまで続くか……。
「絶望的挑戦? スペンスvsピーターソン予想。ピーターソンがスペンスを攻略する方法? 奇跡でも起きない限り厳しいと思うけど」
そう考えると、ウォーリントンが勝つ可能性も十分あるな……。
いや、わからんww
全然わからんww
そして、クッソ楽しみ。
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