坂倉将吾への期待感。来シーズンへのワクワクしかない。vs左投手と守備力向上が課題かな

坂倉将吾への期待感。来シーズンへのワクワクしかない。vs左投手と守備力向上が課題かな

2020年のプロ野球は日本シリーズで巨人を4タテした福岡ソフトバンクホークスが4連覇を飾ったわけだが、何だかんだで悪くないシーズンだったと思っている。
 
ソフトバンクが強過ぎて脱力感しかない。巨人に2連勝で本拠地へ。藤川球児さんが引退後を満喫してて嬉しくなりますよw
 
新型コロナウイルスの影響で開幕が大幅に遅れたものの、レギュラーシーズンの体裁をギリギリ維持できる120試合を確保。
新規陽性者の数が減少しつつあった6月末に開幕→再び増加に転じた11月上旬に全日程終了という流れもお見事だったし、選手を含めた関係者の努力、がんばりには感謝と称賛の気持ちしかない。
 
マイナー全試合中止、60試合制のレギュラーシーズンなどというクソっぷりを発揮したMLBに比べ、日本プロ野球における選手会と運営のバランスのよさも証明できたのではないか。
 

広島の坂倉将吾はスイングを一目見て気に入りました。年俸倍増(推定)も納得ですね

そして今シーズン、僕が個人的にいいと思った選手が広島カープの坂倉将吾
10月に今年唯一の現地観戦として神宮球場でヤクルトvs広島戦を観たのだが、その際に「え? 何コイツ。ヤバくねえか?」と思ったのがこの選手である。
 
期待の選手見つけた。広島vsヤクルト戦を神宮球場で観てきたぞ。広島坂倉将吾は最強の打てる捕手になってほしい
 


まあ、あまりに知らな過ぎて“坂倉”を“板倉”などとほざいているが、スイングを一目見てとんでもない才能だと思ったわけで。
 
報道によると来シーズンの年俸は900万円から倍増の1800万円(推定)。引退した石原慶幸の31番を受け継ぎ、正捕手奪取を目指すとのこと。


広島は現在、日本代表経験もある會澤翼が正捕手として君臨しているが、課題の守備を向上させてレギュラーの座を奪い取るべくオフシーズンは猛練習に励む所存らしい。

 

高卒4年目捕手としては上々の成績じゃない? 打撃力は梅野隆太郎や甲斐拓也とは桁が違う

今シーズンの坂倉将吾の成績は下記。
 
81試合
打率.287
安打60
本塁打3
打点26
出塁率.346
長打率.411
OPS.758
得点圏打率.306
併殺打6
失策2
捕逸6
 
47試合での先発マスク、曾澤に次ぐ2番手捕手ということを考えれば、高卒4年目としては順調なキャリアと言えるのではないか。
 
しかも定評のある打撃では打率.287で本塁打3本。長打率.411、得点圏打率.306と相変わらず能力は高く、“打てる捕手”への期待を抱かざるを得ない。
 
月間打率を見ると
 
6月.333(打席数3)
7月.333(打席数23)
8月.306(打席数51)
9、10月.267(打席数133)
 
と後半に調子を落としてはいるが、これはシーズンの疲れや相手に研究された側面もあったと思われる。どちらにしろ、現段階では十分な成績を残したと思う。
 
我が阪神タイガース(ファンではない)の2020年助っ人総括。ボーア、サンズ、ガンケル、エドワーズ。異国での変則シーズン、お疲れさまでした
 
ちなみに代表的な捕手陣の4年目の成績が下記。
 
・森友哉(西武)
38試合
打率.339
本塁打2
出塁率.434
長打率.500
OPS.934
失策1
捕逸1
 
・近藤健介(日ハム)
129試合
打率.326
本塁打8
出塁率.405
長打率.467
OPS.872
失策6
捕逸1
 
・梅野隆太郎(阪神)
112試合
打率.206
本塁打2
出塁率.275
長打率.273
OPS.548
失策5
捕逸4
 
・甲斐拓也(ソフトバンク)
103試合
打率.232
本塁打5
出塁率.323
長打率.372
OPS.695
失策1
捕逸1
 
こうして見ると、今シーズンの坂倉はかなり優秀な部類に入ることがわかる。
 
森友哉に関しては4年目(2017年)以外はコンスタントに100試合以上に出場した上でこれだけの数字を残しているのでアレだが、近藤健介はすでに外野手起用が中心、梅野隆太郎や甲斐拓也の打撃成績は坂倉に遠く及ばない。
 
梅野隆太郎のキャリアハイが.266、甲斐拓也のキャリアハイが.260ということを鑑みれば、捕手・坂倉の打力がいかに秀でているかははっきりしている。
 
巨人vs中日戦現地観戦。両チームが貧打過ぎて(特に中日)鑑賞に耐えられるレベルにないw あまりに無風で20:10に試合が終わったぞ笑
 

課題はvs左投手と身体に向かって食い込んでくる球への対応かな

また左右投手別、球種別の成績が下記。
 
vs右:打率.302、出塁率.365、長打率.430、OPS.795(打席数189)
vs左:打率.216、出塁率.256、長打率.324、OPS.581(打席数39)
 
ストレート:.313(打数67)
ツーシーム:.727(打数11)
フォーク:.222(打数27)
スプリット:.455(打数11)
スライダー:.162(打数37)
カーブ:.455(打数14)
チェンジアップ:.300(打数10)
カットボール:.188(打数16)
 
上記から見て取れるのが、坂倉の課題がvs左投手にあるということ。
 
球種別ではストレートにそれなりに強く、カッターやスライダー系の食い込んでくる球には若干脆さが見られる。だが、スプリットやチェンジアップをよく打っていることから、沈む球に強いこともこの選手の特徴と言える。
 
実際のスイング軌道も確かにそんな感じで、低めの球をすくい上げる際のバットコントロールは誇張抜きでイチローを彷彿とさせる。
 
なので今後はvs左投手の対応力、自分の身体に向かってくる球の見極めが重要になるのだろうと。
 
藤川球児、福留孝介、能見篤史、糸井嘉男。阪神コア4の行く末? 引退? 2020年のパフォーマンスを振り返る
 

もっとも急務なのが守備力の向上。キャッチングを上達させないと正捕手は厳しい?

そして、坂倉将吾のもっとも大きな課題と言われるのが守備力。
今シーズンもリーグワースト2位となる6つの捕逸を記録するなど、キャッチング能力に対する厳しい評価は僕の耳にも聞こえてくる。
 
正直、僕はキャッチングに関してはよくわかっていない。ちょろっと動画を漁っても「いや、こりゃ捕れねえだろ」というものしか出てこないし、坂倉の捕手能力の低さをいまいち理解していないのが本音である。
 
だが、これだけ言われているのを見ると、捕手能力に課題があるのは確かなのだろうと。
 
以前どなたかが「坂倉は打撃を買われて早い時期から1軍に呼ばれたせいで、2軍でやるべき捕手の基礎をすっ飛ばした感がある」「高過ぎる打撃センスが捕手としての成長を邪魔している」とおっしゃっていた気がするが、なるほど。確かにそういう側面はありそう。
 
 
その他、キャッチングに不安があるとランナー3塁の場面で投手が変化球を投げにくくなるというのも考えられる。
後逸を恐れて腕が縮こまったり、ストレート中心の単調な配球になったり。
 
晩年の阪神金本知憲がまともにレフトの守備がこなせずショート鳥谷の負担が増えまくったことはめちゃくちゃ有名な話だが、似たような現象は投手と捕手の間でも起きるはず。
 
本人も自覚しているようだが、正捕手の座を奪うにはこの部分での向上が急務なのは間違いない。
 
坂倉将吾の2021年を振り返る。.315、HR12、OPS.850。こんなに期待通りの成長を遂げるとは。去年の課題を軒並み克服
 

坂倉将吾の記事を漁るのが楽しいw 広島はうまく世代交代すればもう一度黄金期を引っ張り出せそうではあるよね

そんな感じで来シーズンの坂倉将吾に対する期待は膨らむばかりなのだが、その証拠にここ最近の僕の日課は坂倉の記事を漁ってウキウキすることであるww
 
 
おお、打力を買われてコンバートを打診されてたのか。理解できないこともないが、“打てる捕手”ってやっぱりカッチョいいからな。打診を断った意気込みは素晴らしいと思う。


今シーズンの7、8月の躍進はすごかったみたいですね。その時期に存在すら知らなかった自分を殴りたいww


シーズン終盤、捕手としての課題が浮き彫りになった頃の記事。


ぶっちゃけ、日ハム近藤健介やソフトバンク栗原陵矢のようなパティーンを目指すのも悪くないですよね。


まあ今のところ、それをやるべきなのは坂倉ではなく中村奨成だと言われているみたいだけど。
 
 
実際広島は野手、投手ともに生え抜きがどんどん出てきているし、世代交代に成功すればもう1回黄金期を引っ張り出せるイメージはひしひしと感じる。
 
 
同時に首脳陣が有望な若手を片っ端からぶっ壊しちゃうんじゃねえか? という懸念もあるのだが。
 
2015年広島カープ
・前田健太:15勝8敗 防御率2.09
・クリス・ジョンソン:14勝7敗 防御率1.85
・黒田博樹:11勝8敗 防御率2.55
 
「セリーグ4位」
 
 
大事なことなのでもう一度言うと、マエケン、ジョンソン、黒田が揃った2015年の広島の最終成績はセリーグ4位です。
 

Advertisement

 

 

 

 

【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!