サンダースvsマレー、安定のクソ試合サンキューで~す。この試合を実現するのに3年もかかるボクシング界ってやっぱり問題だよな【結果・感想】

サンダースvsマレー、安定のクソ試合サンキューで~す。この試合を実現するのに3年もかかるボクシング界ってやっぱり問題だよな【結果・感想】

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2020年12月4日(日本時間5日)、英・ロンドンで行われたWBO世界S・ミドル級タイトルマッチ。同級王者ビリー・ジョー・サンダースがランキング12位マーティン・マレーと対戦し、3-0(120-109、120-109、118-110)の判定でサンダースが勝利。2度目の防衛に成功するとともに戦績を30戦全勝14KOとした一戦である。
 
 
2019年11月以来、約13か月ぶりのリングとなったビリー・ジョー・サンダース。一時はサウル・“カネロ”・アルバレスとの統一戦に合意したものの、寸前で新型コロナウイルスの影響やカネロ陣営とDAZNの訴訟問題により破断。代替として2018年に一度決定していたマーティン・マレー戦に進むことに。
 
 
試合はガードを高く上げて前進するマレーに対し、サンダースはやや低い構えと軽快なフットワークでカウンターを狙う。
 
序盤からサンダースの右リードが機能し、打ち終わりに位置を変えるフットワークにマレーはついていけない。
 
何とか得意な中間距離での打ち合いに持ち込みたいマレーだが、サンダースのワンツー、カウンターの前にどうしても距離を詰められず。5Rにはガードの間から左ストレートを被弾してグラつくなど、最後までペースを握ることができずに12R終了のゴングを聞く。
 
文句なしの判定勝利を挙げたサンダースは次戦以降、対抗王者のサウル・“カネロ”・アルバレスやデメトリアス・アンドラーデとのビッグマッチを熱望している。
 
 
なお、敗れたマーティン・マレーは試合後に現役引退を表明した。
 

サンダースがマレーに無難に勝利。サンダース陣営が小細工を重ねた上でようやく(しぶしぶ)実現した試合でしたね

S・ミドル級で無敗を続けるビリー・ジョー・サンダースが1年以上ぶりにリングに上がった。
 
対戦相手はランキング12位のマーティン・マレー。
ガブリエル・ロサドやジョージ・グローブス、ハッサン・ヌダム・ヌジカムらとの対戦を重ね、2015年には当時のミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキンに挑戦するなど、長年重量級の強豪として君臨した選手である。
 
ただ、2020年現在38歳とベテランの域に入っており、本来であれば2年前に引退する予定だったとか。それをビリー・ジョー・サンダースに挑戦できるならと現役続行を決めてこの試合にこぎつけたとのこと。
 
エロール・スペンスがうまかったなオイ。ダニー・ガルシアにカウンターのチャンスを最後まで与えず。なお、おもしろい試合ではない
 
申し上げたようにこの対戦は2018年に一度決定していたもので、そのときは確かサンダースの負傷で中止になった覚えが……。しかもサンダースがゲンナジー・ゴロフキンとの対戦をもくろんで仮病を使った説が浮上するなど、マレーにとってはいろいろと気の毒だった記憶がある。
 
まあ、実際誰得なマッチメークではあるし、サンダースにとってのマーティン・マレーは所詮第4候補くらいに位置する選手だと思われる。
で、先日カネロとの対戦交渉がポシャったのを受けて、仕方なくマレーを選ぶことになったのだろうと。
 
マジで誠意のかけらも見当たらない対応だが、そんなことでカリカリしてはいけない。こういうモンキービジネスっぷりも含めてプリョビョクシングなのである()
 

そりゃそうなるよね。マレーがサンダースに追いつけるわけがない。序盤2Rでだいたいのことを理解した

実際の試合についてはホントにそのまんまというか、「いや、そりゃそうなるでしょ」としか言いようがない。
 
vsオーソドックスでのサンダースは右リードがよく出る上に持ち前の見切りもめちゃくちゃ機能する。
 
離れた位置からスパスパと右をヒットし、すぐさまサイドに回って正面を外す。
 
一方、マレーは中間距離から近い位置でのコンビネーションを得意とするが、遠い間合いではなかなか手が出ない。
ガードを上げて距離を詰めるスタイルだが追い足がある方ではなく、この試合でもひたすらガードの隙間をサンダースに通されまくってしまった。
 
時おりコーナーで腕を振るシーンもあったが、サンダースの足を止めるまでには至らず。ロープ際からスルッと逃げられ、再びガードの間から連打を浴びる流れ。
 
 
マーティン・マレーは2013年4月にも同じサウスポーのセルヒオ・マルティネスに判定負けを喫しているが、試合展開的にはそのときよりもさらに厳しい。
あれから年月が経ってマレーの動きも落ちているのだと思うが、ここまで何も起こらない世界タイトルマッチというのもちょっと珍しい気がする。
 
 
正直、2Rまででだいたい理解しましたからね。
 
ああ、こりゃあマレー勝てねえわ。
“万が一”の事故が起こる気配すらない。
 
お疲れマーティン・マレー。
きっとこうなると思ってたよww
みたいな。
 

3年前に勝敗予想してたの忘れてたw ラフファイトに躊躇のないサンダースは嫌いじゃない

というか、3年近く前に展望を考えてたんすね自分。
 
ま~た誰得マッチww サンダースvsマーティン・マレー。痛いの大っ嫌い。絶望的に退屈で平和な試合になる予感がするぞ
 
誰得マッチ過ぎてすっかり忘れとったわww
 
・間違いなく退屈なお見合いマッチになる
・僕はマーティン・マレーが大嫌い
・サンダースが中央に陣取り、マレーがその周りを回る流れ
・マレーはガードを上げて左右に動きながら踏み込みのタイミングを探す
・サンダースは小刻みな右で牽制する
・僕はマーティン・マレーが大嫌い
・お互い手打ち気味の単発に終始する
・勝敗予想はサンダースの判定勝利
・僕はマーティン・マレーが大嫌い
 
まあまあそれっぽいこと言っててワロタww
サンダースの右リードには思った以上に力がこもっていたが、それ以外は概ね想像の範囲内。
 
マレーの圧力がいまいちだったのもあると思うが、この試合のサンダースはかなり調子がよかった。以前にもちょろっと申し上げたが、スタイル的にサンダースが打倒カネロを果たす可能性は十分あると思っている。
 
カネロvsサンダース決まる? こんな時だから楽しいことを考えようぜ。フラれまくりのカネロがサンダースに2度目の告白で成就か?
 
あとはアレだ。
ラフファイトにいっさい躊躇がないのもいいよね。
 
クリンチ際で頭を相手の顎にグリグリしたり、空いた側の手を顔面に押し付けたり。レフェリーの死角になった方の肩で思いきり小突いたり。
 
自分のパンチだけが当たる距離をキープし続ける空間支配や相手の気持ちが緩んだ一瞬を逃さず手を出す集中力に加え、“勝つためには何でもやる”やクズ度の高さ。
 
スポーツ選手として正解かどうかはともかく、個人的にこういう輩は割と好きだったりする。
友達になりたいとはまったく思わないが。
 

この試合がすんなり決まらないボクシング界は問題だよね。YouTuber対決で耳目を集めてもそっぽを向かれてしまう

表題の通りなのだが、この試合がすんなり決まらないボクシング界というのはまあまあ問題だと思う。
 
申し上げたようにビリー・ジョー・サンダースvsマーティン・マレー戦が最初に決定したのは2018年。その少し前からちょくちょく噂になっていたと記憶しているが、実際に試合にこぎつけるまでに約3年を要している。
 
こう言っちゃあなんだが、サンダースvsマレー戦ごときがここまでこじれるのはどうなのよと。散々寝かせまくった末に、蓋を開けてみればほぼほぼ誰も話題にしていない空気なタイトルマッチという。
 
もちろん新型コロナウイルスの影響もあるだろうが、それにしても……。
 
カネロカワイソスw 金儲けマッチを否定はせんけど今回は度を超えてるかな。DAZNにスポーツを育てる長期的視野なんかないからね
 
先日、ロイ・ジョーンズJr.とのレジェンドマッチに臨んだマイク・タイソンが
「前座で試合をしたYouTuberがボクシング界を救ってくれた」
「ボクシングはUFCの勢いに押されている」
と試合後にコメントしたらしいが、こういうのを見ていると人気面でUFCに追い越されるのも仕方ないのかなと思わされる。
 
タイソンが言うようにレジェンド同士のエキシビジョンや著名なYouTuberの試合がライト層の耳目を集めやすいことは間違いない。
 
今回の試合を中継したDAZNでもカネロvsコバレフ戦よりローガン・ポールvsSKIのYouTuber対決の方が視聴数を稼いだらしいし、僕自身、色物マッチで手っ取り早く注目度を上げるやり方を否定する気はまったくない。
 
 
だが、肝心の本丸がグダグダ過ぎるというか、試合前の交渉がこれだけ長びくというのはちょっとお話にならない。いくら色物マッチで注目を集めても、ファンとして定着する前に愛想をつかされてしまう。
 
安直な金儲けマッチに対しては批判も多いし気持ちもわからんでもないが、いや、ちょっと待てよと。そもそもの原因はお前らがだらしないからやんけと。
ビジネスが肥大し過ぎて収拾がつかない上に、いちいち有象無象が群がる状況を何とかせいよという話。
 
 
なおこれは内緒ですが、WBCの立ち上げたブリッジャー級に関してはそこまで嫌いじゃないww
 
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