ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3。懐古厨と言われるかもしれないけど、やっぱり僕は…。鳥山明はキャラのポイ捨てがうまいんだよな

ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3。懐古厨と言われるかもしれないけど、やっぱり僕は…。鳥山明はキャラのポイ捨てがうまいんだよな

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「ドラゴンボール」。
1984年から週刊少年ジャンプで連載され、コミックス全42巻まで刊行された人気漫画。
連載開始から35年以上が過ぎた現在も定期的にアニメや映画が公開されるなど、幅広い世代に根強い人気を誇っています。
 
 
ドラゴンボールは僕にとっても好きな作品の筆頭格で、ことあるごとに引き合いに出してもきました。
「好きなキャラクターランキング」や「カッコいい技ランキング」等、ランキング遊びをする際にも必ずドラゴンボールから何かしらをランクインさせたり、とにかく漫画、アニメを語るときには外せない作品です。
 
俺的ドラゴンボールの名勝負ベスト10。歴代ベストバウトはどの勝負? 1位は当然あの試合だよな?
 
そして表題の件。
「ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3」と題して、今回は僕の好きなドラゴンボールのエピソードを第3位から発表していきたいと思います。
 
好きなエピソードランキングに関してはこれまで「ONE PIECE」や「銀魂」で実施してきましたが、ついに真打ち登場となりますww
 
ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編)ベスト3。国民的化け物マンガのお気に入りエピソードをランキングするぞ
 
なお対象範囲としては、無印ドラゴンボールからドラゴンボールZの完結まで。コミックス1巻~42巻の中から選出しております。
なので、それ以降の「ドラゴンボールGT」「ドラゴンボール超」は含まれないことをお伝えしておきます。
 

ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3:第3位

初代ピッコロ大魔王編

 
第22回天下一武道会で準優勝を果たした悟空。
激闘を繰り広げた天津飯や師匠の亀仙人たちと食事に行こうとしていたところ、悟空は如意棒と祖父の形見である四星球を武道会場に忘れてきたことを思い出します。
 
ですが、クタクタな悟空を気遣ったクリリンが「俺が取ってきてやるよ」と一人武道会場に向かうことに。
 
しばらくすると、突然会場の方向から「ぎゃあ~~!!」というクリリンの悲鳴が聞こえ……。
 
 
まず第3位は初代ピッコロ大魔王編です。
無印ドラゴンボールは大部分が孫悟空の少年時代を描いたものなこともあり、一括りに「少年編」と呼ばれることも多いです。
実際、コミックスも無印は16巻までで、全体を通してみれば序盤も序盤。初代ピッコロ大魔王編の掲載も12~14巻までとなっており、後期のZに比べればほんの一部に過ぎません。
 
ですが、その分テンポもよくストーリーも充実していて読み応えは抜群です。
 
特に初代ピッコロ大魔王はドラゴンボールで登場した初めての“純粋な悪”と呼べるキャラ。
傷ついた天津飯を人質にとったり、ボロボロの悟空をじわじわといたぶったり。非道の限りを尽くして主人公チームを追い詰めるなど、圧倒的な強さ以上に凶悪で卑劣な存在として立ちはだかりました。
 
武道会場で殺されたクリリンを始め、部下のタンバリンが過去キャラを片っ端から片づけていく様子は世界がピッコロの支配に染まっていく過程そのもの。同時に、ドラゴンボールの歴史を振り返る総集編的な意味合いもあったのではないでしょうか。
 
過去のライバルと共闘して新たな強敵に立ち向かう少年ジャンプの王道を踏襲しつつ、比較的気楽なそれまでの作風からは打って変わったシリアスな雰囲気。
 
ヨボヨボの状態で悟空をコテンパンにしたピッコロ大魔王の絶望的な強さに加え、秘奥義“魔封波”失敗による師匠・亀仙人の死。
そこから超神水を飲んで大幅にパワーアップした悟空が再戦で劇的な勝利を挙げるまで。
 
初代ピッコロ大魔王編はドラゴンボールという作品がギャグ要素の強い冒険活劇からバトル漫画へとシフトするきっかけとなったパートと言っていい気がします。
 
年老いたピッコロ大魔王がドラゴンボールで若さを取り戻したり、フルパワーで戦うと寿命が縮む弱点があったり。卵を産み落とす描写がトラウマになるくらいキモかったりと、よくも悪くもキャラ立ちしているのも魅力の一つ。


最終バトルで悟空がピッコロの腹を貫き、
「勝った…。か…勝ったぞーっ!!!!」
と涙を浮かべて叫ぶシーンは作中屈指の名シーンと言っても過言ではありませんw
 
僕的カッコいい技名ランキング。マンガ作品の中で最高にカッコいいと思っている技名ベスト5を発表するぞ
 

ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3:第2位

サイヤ人襲来編

 
第23回天下一武道会でマジュニア(ピッコロ)を下し、悟空が初優勝を飾ってから5年。妻チチとの間に息子・孫悟飯を授かった悟空は家族3人で平和な日々を送っていました。
 
そして、久しぶりにカメハウスを訪れ、亀仙人やブルマ、クリリンたちと旧交を深めていたところ……。
突如悟空たちの前に現れたのは、これまで感じたことがないほど大きな気を持つ謎の男。しかもかつての悟空のように尻尾を生やしたその男は、何と悟空の兄ラディッツと名乗ったのです。
 
さらに悟空のことを“カカロット”と呼び、殺戮・侵略・強奪の仲間となるよう迫ります。
 
当然悟空はそれを拒否するのですが……。
 
 
続いて第2位はサイヤ人襲来編。
異星人による地球征服をZ戦士が総出で受けて立つという、ドラゴンボール全編を通してフリーザ編と並ぶ人気エピソードとなっております。
 
たびたび申し上げているのですが、サイヤ人襲来編でもっとも盛り上がったのはナッパさんvsZ戦士(悟空以外)のパート。
 
かつての強敵である天津飯や餃子があっさりと殺され、世界征服を目論んだピッコロ大魔王をして「勝つ自信はない」と言わしめる。
 
どれだけ攻撃してもビクともしないタフさやパンチ1発で腕一本をふき飛ばす破壊力その他。
悟空到着前のナッパさんの絶望感は筆舌に尽くしがたいレベルで、全力の気功砲を食らって「ふう…、おどかしやがって…!」とケロッとしていたシーンなどは何度読み返しても恐怖と虚無で背筋が寒くなりますww
 
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そして、身を盾にしてナッパの攻撃から悟飯を助けたピッコロが「き…きさまといた数か月……。わ…わるく…なかったぜ……」とつぶやくシーン。
到着がギリギリ間に合わなかった悟空の怒りを含め、まさに作中No.1の名シーン(僕が決めた)であると断言できます。
 
ついでに言うと、本作におけるヤムチャさんとクリリンの立ち位置の違いがはっきり示されたパートでもあったのではないでしょうか。
 
 
あと、何気に悟空とピッコロが共闘してラディッツに立ち向かうところもおもしろいんですよね。
相手の強さを測る「スカウター」の登場、孫悟飯のポテンシャルの高さ、大猿の秘密や弱点の尻尾といったサイヤ人の特徴その他。
ナッパ、ベジータの真打ち登場に向けた小ネタを散りばめつつ、主人公の悟空が初めて命を落としたこともかなりのインパクトがありました。
 
何より特筆すべきなのが、(僕が)ドラゴンボールの中でもっともカッコいい(と思っている)技、「魔貫光殺砲」の登場です。
ドリルのような形状の気功波で相手の身体を貫く強烈な技ですが、気を溜めるのにめちゃくちゃ時間がかかるという欠点もある。おかげで時間稼ぎに駆り出された悟空はラディッツにボコボコにされ、怒った孫悟飯の秘めた力が目覚める流れ。
 
カッコいい割に欠陥も多い技。
初代ピッコロ大魔王の際も申し上げましたが、こういう穴のあるキャラ立ち具合が逆に大きな魅力となっている気がします。
 
 
なおピッコロさんはラディッツ戦以降、ほぼ魔貫光殺砲を打ちませんww
 

ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3:第1位

レッドリボン軍編

 
1年前のドラゴンボール探しの際、祖父の形見である四星球を失くしてしまった悟空。第21回天下一武道会の終了後、再び仲間のもとを離れてドラゴンボール探しの旅に出ます。
 
筋斗雲に乗った悟空は翌朝ドラゴンレーダーを確認し、すぐ近くに1つ目のボールがあることに気づきます。そして無事発見するのですが、残念ながらそれは目的の四星球ではありませんでした。
 
ところが、悟空のその様子にあっけにとられる男が2人。彼らは“世界最悪の軍隊”と呼ばれる「レッドリボン軍」の隊員で、レッド総帥の命を受けてドラゴンボール探しをする捜索隊です。
レーダーの精度が低く捜索が難航する中、突然現れた悟空があっさりボールを見つけたことに驚愕した2人は、そのボールを渡すよう迫るのですが……。
 
 
はい、きました。
「ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3」の第1位はレッドリボン軍編でございます。
 
第3位の初代ピッコロ大魔王編に続いて無印からのランクインとなりましたが、いや~、やっぱりおもしろいんすよね少年編って。
もしかしたら懐古厨呼ばわりされてしまうかもしれませんが、実際おもしろいのだから仕方ない。
 
 
この時期のドラゴンボールは冒険活劇の様相が色濃く、動物の顔をしたキャラクターが普通に喋ったり、ちょっぴりエッチなギャグも織り交ぜたりしながらテンポよく物語が進行していきます。
 
前作「Dr.スランプ アラレちゃん」の雰囲気を踏襲しつつ、若干バトルとファンタジー要素を強めた印象とでも言えばいいか。
 
中でもこのレッドリボン軍編のワクワク度は群を抜いていましたw
“世界最悪の軍隊”と呼ばれるレッドリボン軍の幹部が総出でドラゴンボール捜索に当たり、行く先々で悟空とバッティングする。
 
特にジングル村でのマッスルタワーの戦い、ブルー将軍率いるブルー中隊との海底でのドラゴンボール争奪戦、聖地カリンでの桃白白との一騎打ちは本当に熱いです。
 
各階にいる敵を倒し、最上階のホワイト将軍を目指すというベタで白熱した戦いが展開されたマッスルタワー。
海底に隠された海賊のお宝を掘り起こすロマンと不気味さを感じさせてくれたブルー将軍とのドラゴンボール争奪戦。
 
そして、今作で初めて悟空を完膚なきまでに打ち負かした“世界一の殺し屋”桃白白の登場。
 
5巻から8巻、占いババの件を含めれば10巻の序盤まで。
無印の中では比較的長めのパートですが、前作「Dr.スランプ アラレちゃん」とのコラボがあったりカリン塔に上った悟空が大幅な成長を遂げたりと内容は盛りだくさんです。
 
則巻千兵衛「アラレ! あの人と激しく プロレスごっこをしてあげなさい」←このセリフ、マジで笑えるんすよww
 
 
登場するキャラもそれぞれに個性があっていいんですよね。
 
ギリギリまで悟空を追い詰めるも、電池切れで終了したメタリック軍曹。
身体能力は高いがインチキ忍法しか使えない忍者・ムラサキ曹長。
めちゃくちゃ強いくせに戦うのが怖い人造人間8号(ハッチャン)。
容姿端麗でオネエ言葉+超潔癖症の超能力使い、ブルー将軍。
そのブルー将軍をベロだけで殺し、自らぶん投げた柱に飛び乗って長距離移動する桃白白。
猫のくせに自称“仙人”のカリン様。
冷徹な指導者だけど、実は背が低いことがコンプレックスのレッド総帥。
 
これだけ魅力的なメンバーを次々に登場させ、惜しげもなくポイ捨てしていくという。
 
ブルー将軍なんて、あの時代によくこんなキャラ立ちしたヤツを出したなぁというレベルですww
オネエ言葉に加え、鼻くそをほじった部下をその場で処刑しちゃうくらいの超潔癖症。クリリンを倒すほどの武術の使い手で、しかも超能力まで使えちゃう。
これだけ特徴が渋滞したキャラを持て余すことなく使い切り、何ごともなかったかのように退場させてしまう。
 
鳥山明はこういう割り切りというか、キャラのポイ捨てが本当にうまい。
フリーザ編のギニュー特戦隊なども1人1人をガッツリ掘り下げても十分成立したと思うのですが、実際にはリクーム以外ほぼ使い捨てww
 
「ONE PIECE」を筆頭に「ワールドトリガー」、近年では「呪術廻戦」もそうですが、登場キャラを増やし過ぎて人物相関図がごちゃごちゃするパティーンは割と多いです。
 
映画「スラムダンク」が二部作でなければならない理由。まさか豊玉戦を端折るつもりじゃねえだろうなw
 
「ONE PIECE」などは各キャラに個性があって魅力も満点ですが、あそこまで敵味方入り乱れているとさすがにわけが分からなくなる。それこそ展開を追うだけで疲弊して離脱する危険性も……。
 
その点、ドラゴンボールは個性的なキャラを惜しげもなく退場させながら常に適正な人数で回していきます。本人がそれを意識していたかは不明ですが、この部分の割り切りに関してはさすがは鳥山明だったなと。
 
で、その部分をスッキリさせて成功したのが「鬼滅の刃」で、キャラの消化が下手くそ過ぎて読後の便秘感が尋常じゃなかったのが「るろうに剣心」ですかね。
 
 
まあ、鳥山明がピラフ一味をやたらと重宝した理由だけはいまだによくわかりませんがw
 
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