ドラクエ6にバーバラが主人公と結ばれる世界線が存在するって知ってた? バーバラが消える最後に長年モヤッてたけど、ようやく溜飲を下げたよw【ドラゴンクエスト 幻の大地感想】

ドラクエ6にバーバラが主人公と結ばれる世界線が存在するって知ってた? バーバラが消える最後に長年モヤッてたけど、ようやく溜飲を下げたよw【ドラゴンクエスト 幻の大地感想】

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漫画「ドラゴンクエスト 幻の大地」を読んだ。
 
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「ドラゴンクエスト 幻の大地」(1997~2001年)
 
ライフコッドの村で妹ターニアと暮らすボッツは走ることが大好きな少年。
 
背中には「はがねの剣」を下げているが、これまで一度も抜いたことはない。
そのせいでランドを始め、村の子どもたちからは「ダサ坊」呼ばわりされている。
 
そんなある日、ボッツは毎年村祭りで使われる「精霊の冠」をふもとの町・シエーナに買いに行く役目を任される。
山を降りるだけのささいな旅だが、村から出たことがないボッツにとっては未知の世界への第一歩。
 
期待と不安を胸に、ボッツは妹のターニアに「行ってきます」を言うのだった。
 
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「ドラゴンクエストユア・ストーリー」を観たのがきっかけでスマホ版ドラクエ5をプレイ。その流れでドラクエ6にも手を出してみた

「ドラゴンクエスト 幻の大地」。
 
1995年に発売されたスーパーファミコン用RPG「ドラゴンクエストVI 幻の大地」を原作とし、1997~2001年まで月刊少年ガンガンで連載された漫画作品である。
 
 
 
僕はドラクエシリーズの中では「6」が好きなのだが、今回はその「6」を原作とした漫画「ドラゴンクエスト 幻の大地」について。
 
なぜ今さらこれに手を出そうと思ったかと言うと、一番のきっかけは「ドラゴンクエストユア・ストーリー」を映画館で観たことにある。
 
映画館に足を運んだのは2019年8月。
 
ドラゴンクエストユア・ストーリー感想。気になる人は絶対に観るべき。間違いなくドラクエ5がやりたくなる
 
すでに鑑賞から2年近く経っているのだが、とにかく「最低の映画だった」という感想しかない。
あまりの駄作っぷりに鑑賞後もイライラが止まらず、思わずスマホ版の「ドラクエ5」を購入してしまった経緯がある。

ドラゴンクエストV 天空の花嫁
カテゴリ: ゲーム, ロールプレイング

で、その流れでスマホ版「ドラクエ6」も購入し、先日ようやくクリアに至った次第である(だいぶ時間がかかったけど)。

ドラゴンクエストVI 幻の大地
カテゴリ: ゲーム, ロールプレイング

主人公を勇者に育て上げ、上級職を極めたパーティを引き連れようやくラスボスのデスタムーアを撃破。
大団円のエンディングを迎えたところ……。
 
バーバラ消えるんだった!!!
 

ばっかやろうお前!! バーバラ消えるってすっかり忘れてたわ。FF7のエアリスとドラクエ6のバーバラは僕にとっての“RPG二大切ないヒロインとの別れ”

レイドック城でのパーティの最中に姿を消したバーバラの後を追って主人公が王の間に入ると……。
 
そこには半透明のバーバラが佇む。

バーバラ「さみしいけれど
そろそろ おわかれの時が
きたみたいね……。

バーバラ「ほらっ あたしは
みんなと ちがって
自分の実体が なかったから……

バーバラ「あたしは みんなのこと
ぜったいに わすれないよって…

ばっかやろうww
 
聞いてねえぞ(忘れてた)。
 
この流れは間違いなくハッピーエンドのヤツだろ。
絶対に消えちゃダメだろお前オイ!!
 
 
最後の最後に切ない結末が待っていることをすっかり忘れていた僕はバーバラとの唐突な別れに狼狽し、世界を救った高揚感がすべてふっ飛んだことを報告しておく。
 
 
ああ、そうだよ。忘れてたよ。
もともとバーバラって夢の世界の住人だから現実世界には存在できないとかいうアレだったわ。
 
前回プレイしたのがいつだったのかは思い出せないが、当時も今回と同じようにクリアの達成感をごっそり奪われた記憶がある。
 
 
正直、ターニアが消えたことに関してはそこまででもない。
切なさを感じないこともないが、苦楽をともにしたバーバラは思い入れのレベルが違う。
 
僕にとっての“RPG二大切ないヒロインとの別れ”は「ドラクエ6のバーバラ」と「ファイナルファンタジー7のエアリス」なのだが、どちらがより切ないか? と聞かれれば迷いなくバーバラと答える。

FINAL FANTASY VII
カテゴリ: ゲーム, エンターテインメント, アドベンチャー, ロールプレイング

エアリスの退場はストーリー中盤だったこともあり、それなりに自分の中で整理することができた。
主人公一行がしっかりとエアリスの思いを成就させてくれたし、ギリギリ納得できる終わり方ではあった。
 
だが、ドラクエ6のバーバラは……。
エンディング間際に何の前触れもなく(ターニアが消えたりしてたけど)バイバイさせられたせいで唐突感が尋常じゃない。
状況を整理する暇さえ与えられないまま「夢の世界で生きてるからいいでしょOK?」という強引な着地を押し付けられて納得できるはずがない。
 
そんな感じで、何とも言えないモヤモヤを抱えたまま“FIN”させられたあの感じを久しぶりに思い出したわけである。
 
ファイナルファンタジー歴代好きなBGMベスト10。FF7リメイク発売記念? に僕のランキングを発表してみる
 
ただ、今の僕はあの頃の僕とは違う。
数多の経験を経て一回りも二回りも成長している(知らんけど)。
 
言葉にできないほどの切ない結末を迎えたドラクエ6だが、このモヤモヤを解消してくれるものがきっとどこかにあるはず。
 
それを見つけるまでは諦めることなどできっこない。
ドラクエの主人公たちだって諦めなかったのだから、僕が諦めるわけにはいかないではないか。
 
今の僕はあの頃の僕とは違うのである(2回目)。
 
 
あった。
 
いや、あったんですよね。
バーバラが現実世界に残る、しかも主人公と結ばれる世界線が。
 
それが今作「ドラゴンクエスト 幻の大地」である。
 

バーバラが現実世界に残る世界線を見つけたときは震えたよね。作者がドラクエの関係者に直談判して認めさせたんだとか

マジな話、今作を見つけたときは軽く震えてしまったw
 
バーバラが今後も現実世界に存在し続けるだけでなく、しっかりと主人公と結ばれる。
これこそまさに僕が長年求めていた結末そのものと言える()
 
しかも監修は堀井雄二氏とのこと。つまり今作は同人誌などの二次創作でもない、公式に認められた作品ということになる。
 
聞くところによると、作者の神崎まさおみ氏が堀井雄二氏にバーバラ生存ルートを直談判したとか。
 
あの結末に納得できないだけではなく、原作と異なるハッピーエンドを関係者に認めさせるほどの熱量を持った人間が今から20年以上前にいたこと。この事実に驚きと感動が止まらないww
 

今作は漫画作品としては“そこそこ”。5点満点中2.5点くらい。絵柄も古いし作者の未熟さも散見される

正直、今作は漫画作品としては“そこそこ”である。
 
読んでいて恥ずかしくなるようなクサいセリフが多いし、キャラの個性も際立ったものは感じない。
今から20年以上前の作品なだけあって絵柄も少々古臭い。
 
その上、ムドー討伐後はやたらと駆け足になるなどストーリーの流れもやや稚拙。
中盤の魔王ジャミラスさんはドラクエシリーズ屈指のポッと出と称されるネタキャラだが、今作の後半には彼をはるかにしのぐポッと出が少なくとも2匹は登場する。
 
唐突に打ち切りが決定したのか、逆算する能力が低かったのかは不明だが、とにかく全体的な構成をミスっている感が強い。
 
 
また要所要所で有名作品からのインスパイアが散見されるなど、作者の未熟さも目につく。
 
・マダンテの危険度にビビって逃げ出したバーバラをボッツが説得
→大魔王バーンに負けて逃げ出したダイをポップが追いかける(ダイの大冒険)件にそっくり
 
・ヘルクラウド城でテリーがしんがりを買って出る
→バーンプレスでヒュンケルがしんがりを買って出る(ダイの大冒険)件にそっくり
 
・デュランの攻撃からバーバラを守ったキズブチが倒れる→バーバラ覚醒でザオリク
→不意をつかれたポップをメルルが身を呈して守る→ポップ覚醒でザオリク(ダイの大冒険)の件にそっくり
 
・デュランがボッツの土手っ腹を呪文で貫く際のセリフが「じゃあな」
→セルがピッコロさんの土手っ腹を貫く際のセリフが「じゃあな」(ドラゴンボール)
 
・ボッツのギガスラッシュでデュランが粉々になる
→孫悟飯のかめはめ波でセルが粉々になる(ドラゴンボール)シーンとそっくり
 
・デスタムーアをミナデインで倒す
→魔人ブウを元気玉で倒す(ドラゴンボール)件とそっくり
 
一度読んだだけでもこれだけ出てくるのだから、改めて探せばさらに見つかるかもしれない。
有名作品からヒントを得ることが悪いとはまったく思わないが、状況や構図までそっくりなのはさすがにやり過ぎだったなぁと。
 
ダイの大冒険かっちょいい技ランキングTOP10。野郎の夢を全部叶えたろうマンガ。俺は最強の剣で世界を守りたいんだよ
 
とまあ、あれこれ気になる点を含めた上での今作の個人的評価は5点満点中2.5点くらい。もし原作がドラクエ6でなければ手を出そうとは思わなかったというのが本音である。
 

諸々の気になる点も「バーバラが現実世界に残る」結末だけでチャラにできる。超絶使いにくいバーバラをスタメン起用し続けた僕も報われる()

ただ、そういう諸々の稚拙さ、時代がかった絵柄やクサいセリフ回しも「バーバラが現実世界に残り主人公と結ばれる」結末だけですべてチャラにできる。
 
「夢の世界の住人は現実世界では存在できない」という設定を「行くな!! バーバラ !!」のひと言だけで覆してしまう意味不明さもハッピーエンドの前では遠く霞む。
 
 
先日プレイを終えたスマホ版ドラクエ6でも、無理してバーバラを使い続けた甲斐があったというものである()
 
 
いやだって。
アイツすぐに棺桶にINしやがるんですよ。
 
特にHPの少ない序盤などは目も当てられないというか、全体攻撃にちっとも耐えられないのが……。
洞窟の中盤辺りで確実にアディオスするせいでちっともボスとご対面できねえし、一向に経験値も貯まらねえw
 
冗談でも何でもなく、賢者になるまではホントに役に立たなかったですよね彼女(笑
 
“バーバラがお気に入り”という理由のみでスタメン起用を続けた僕の身にもなれってんだよ(違
 
で、ようやくデスタムーア討伐を果たしてハッピーエンドかと思ったら、夢の世界の住人だからさよならしなくちゃ、だ?
 
ざっけんなよマジで。
 
などなど。
 
それらのモヤモヤを今作「ドラゴンクエスト 幻の大地」はすべて解消してくれた。
この部分だけでもこの作品は成功と断言できるし、堀井雄二氏に直談判したという作者には改めて最大の賛辞を贈りたい。
 
 
なお、我ながらずーっとキモいことを言い続けている自覚はある。
 
ドラゴンボール好きなエピソード(編)ベスト3。懐古厨と言われるかもしれないけど、やっぱり僕は…。鳥山明はキャラのポイ捨てがうまいんだよな
 
ちなみにだが、スマホ版ドラクエ6における僕のスタメンは以下。
 
主人公(勇者)
ドランゴ(ドラゴン)
テリー(バトルマスター)
バーバラ(賢者→ドラゴン→賢者)
 
バーバラ同様、仲間になってから弱体化すると評判のテリーも僕の好みだけで一軍起用を貫いた次第である。
 
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