ノニト・ドネアが井上尚弥に再戦で勝つには? 中盤から後半にかけてのKOしかなさそう? 接近戦での打ち合いでフルスイングをぶち当てて倒しちゃえ

ノニト・ドネアが井上尚弥に再戦で勝つには? 中盤から後半にかけてのKOしかなさそう? 接近戦での打ち合いでフルスイングをぶち当てて倒しちゃえ

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2022年6月7日にさいたまスーパーアリーナでWBAスーパー/IBF世界バンタム級王者井上尚弥とWBC同級王者ノニト・ドネアによる統一戦が行われることが発表された。
 
両者は2019年11月にWBSSトーナメントの決勝戦で対戦しており、今回は約2年8か月ぶりの再戦となる。
 
また中継は4月に予定されているミドル級王座統一戦、村田諒太vsゲンナジー・ゴロフキン戦と同じAmazonプライムビデオが担当する。


 

井上尚弥vsノニト・ドネアの再戦が正式発表。ドネアには別ルートに行って欲しかったけど、決まったからには応援する

井上尚弥の次戦がようやく発表された。
 
対戦相手は大方の予想通りWBC王者ノニト・ドネア。
2021年5月にノルディ・ウーバーリを5RKOで下して王座獲得に成功すると、同年12月には暫定王者レイマート・ガバリョとの統一戦を4RKOで制して王座統一。目標に掲げるバンタム級4団体統一のために満を辞して井上尚弥との再戦に臨む。
 
ドネアvsウーバーリ感想。ドネアのクソかっこいい主人公属性と往生際の悪さ。もうお前、サウスポー得意じゃねえかw 最高だったぞ
 
僕も以前からドネアの動向を追いかけており、対戦相手が誰になるのかは楽しみにしていた。
 
ウーバーリ、ガバリョ戦での快勝を受けて「ドネアが第2の全盛期に入った」と喚き散らしてきたが、正直まだまだ物足りない笑
2019年11月の井上尚弥戦からドネアのファンになった僕としては、今後もドネアの無双を目撃し続けたいと思っている。
 
なので、できることなら井上との再戦よりも別のルートに行ってもらいたかったのだが……。
 
まあ、決まったものは仕方ない。
とにかくドネアの勝利に期待するだけである。
 
ノニト・ドネアの次戦以降を予想(希望)してみる。ドラマ・イン・サイタマ2はあまりそそられないし、カシメロの停滞が邪魔で仕方ないw
 
しかしアレだな。
座間のヤンキーも階級下の井岡一翔に絡んだりと「は? コイツ突然何言い出してんの?」と思うこともあったが、一番いい形に収まったのはよかった。


ようやく俺たちのドネアの胸を借りる資格を得たというか。
ドネアとは実績が違い過ぎてこれまでは完全に役不足だったが、ジェイソン・モロニー、マイケル・ダスマリナス、アラン・ディパエンと3連続KO勝利を挙げたことでギリギリ間に合った感がある。
 
座間のヤンキーがさいたまスーパーアリーナでメインを張れるまでになったのだから、これは文句なしの大出世と言っていい()
 

ドネアが井上に勝つには? を考えてみる。応援するのはドネアだけど有利なのは井上だろうな

そして、ここからは第1戦目を踏まえて「どうすればドネアが井上に勝てるのか」を考えていくことにする。
 
・実績が違う
・役不足
・この2年の対戦相手に雲泥の差
・バンタム級の主人公はドネア
などなど。
これまで幾度となくドネアの偉大さをネタっぽく並べてきたが、正直有利なのは井上だと思っている。
 
確かに今のドネアは年齢など関係ないくらいの好調さを維持している。
 
だが、それでも井上の優位は動かない(と思う)。
今のバンタム級で井上に対抗できるとすれば間違いなくドネアだが、それでも。
 
勝率は甘く見積もってもせいぜい三割前後?
相当の“まさか”が起きない限り今回も井上が勝つのではないか。
 
応援するのはドネアだけど。
 

足を使ってポイントアウトを狙えば井上の勝利は堅い。でも、井上がそれをやるとは思えない

まず井上が確実に勝つパターンだが、これは足を使ってポイントアウトすることだと思う。
 
2016年9月のペッチバンボーン戦で腰と右拳を負傷したことで中盤からジャブ中心のアウトボクシングでしのいだが、要するにあのスタイル。
 
アレを最初からやれば恐らくドネアはついてこられないし、“勝ち”だけを目指すのであればこのやり方がもっとも安全。
 
だが、井上がアウトボクシングに専念することはないと断言できそう。
本人も常々「ただ勝つだけではダメ」と公言している上に今回は約2年8ヶ月ぶりのドネアとの再戦&日本での3団体統一戦である。
 
「ベルトにはあまり興味がない」「階級を上げる前の総決算」といったコメントもしていたようだが、ぶっちゃけ気合いが入らないわけはない。
 
井上尚弥がダスマリナスをボディで3RKO。でもダスマリナスよかったよね。左フック2発で萎縮しちゃったけど。また戻ってこいよオマイ
 

前回と似た試合展開になる? 中盤にグダる井上の癖。狙い目はここじゃない?

なので、試合展開としては前回と似た感じになると予想しておく。
 
ドネアがガードを上げて距離を詰め、井上がジャブを出しながらカウンターを狙う流れ。
中間距離でスピーディなパンチを交錯しつつ、大まかには「追いかけるドネアとサイドに動きながら迎えうつ井上」という構図になる(はず)。
 
そして、ドネアが勝つためには中盤から後半でのKOが必須になる(と思う)。
 
前回の試合を観直してみると、
 
・序盤は井上がスピードでドネアを上回る
・ところが2Rに一瞬の隙をついてドネアの左がドカン
・そこから一進一退の攻防が続く
・後半にギアをアップしたドネアが明確に井上をグラつかせる
・次のラウンドに井上がボディでドネアからダウンを奪う
・そのまま井上ペースで12R終了のゴング
 
だいたいこんな感じの流れである。

1Rにアドバンテージをとった井上が2Rからややガードを下げてジャブ中心のスタイルに移行。
だがラウンド終盤にロープ際でドネアの左フックを被弾し視界をやられてしまう。
 
井上尚弥という選手は序盤のフルスロットルをしのがれると少々単調になる癖があり、前回のアラン・ディパエン戦でもそれでだいぶモタついている。
 
井上尚弥はタイ人が苦手←案外ガチだと思う。アラン・ディパエンに8Rまで粘られる。武居由樹の超絶バランス感覚。今村和寛に1RKO勝利
 
2016年5月のダビド・カルモナ戦、同年9月のペッチバンボーン戦でもそう。
立ち上がりの目の覚めるような猛ラッシュでKO寸前まで追いつめるものの、そこを超えると微妙にグダる傾向が目に付く。
 
上記のドネアVol.1でも(動きを見切ったと判断して)ガードを下げたところに渾身の左フックをもらっているし、案外ムラっ気が大きく集中力が続かないタイプなのだと思う。
足を動かすのをめんどくさがるというか。
 
苦戦らしい苦戦の経験がないことが大きいのかもしれないが、とにかく狙い目としてはここだろうと。
 
カシメロ「俺のバンタムを捨てるわけにはいかねえんだよ!!」(ガイドライン違反)。ポール・バトラーvsジョナス・スルタンは難しいっすね
 

勝負するには接近戦だろうな。というよりドネアに勝ち筋があるとすればそこしかなさそう

また、勝負をかけるにはやはり接近戦な気がする。これまでにもたびたび真正面からのプレスでロープを背負うシーンがあったことを考えると、チャンスを見出すには遠い位置よりも近場での打ち合いが有効になる。
 
ドネアの左フックが当たった2Rも明確に効かせた9Rも近距離での1発。
遠い位置でのジャブ、ボディへのストレートに耐えつつ距離を詰めて近場での打ち合いに持ち込めば勝機が生まれると予想する。
 
というより、極端な話ドネアの勝ち筋はそこしかない。
 
序盤2Rの猛攻をしのいで井上がグダる中盤からペースアップ→ジャブに耐えながら前進を続け、接近戦に巻き込んだところでフルスイングをドカン。
前回は明確に効かせた9Rに自重してしまったが、そのチャンスを逃さずKOまで持っていければ。
 
 
ポイント勝負になればドネアに勝ち目はない。
体力のレースをしても終盤で置いていかれる。
 
どの道ドネアが勝つには中盤から後半にかけてのKOしかないように思える。
 
ボクシング好きな選手TOP10完結編。カッコいいかどうかが大事なんだよな結局。大きく変動したランキングにニューカマーの登場。でも絶対外せない不動の選手もいる
 

前回のように序盤に左フックが当たることはないのでは? 井上に腕を下げる余裕を与えてはダメ

恐らく今回は井上も序盤から集中力MAXで臨むはずなので、前回の2Rのように抜群のタイミングで左フックが当たる展開にはなりにくい。
 
逆に井上陣営としては、KOするには前回同様ボディが有効だと考えているのではないか。
 
それを防ぐためにもドネアは井上に近場で腕を下げる余裕を与えちゃダメ。
常に圧力をかけつつ顔面へのフルスイングを意識させ続ける必要がある。
 
ドネアvsガバリョ! ドネアカッコいい笑 井上に勝てる可能性があるのがドネアなんじゃなく、ドネアに勝てる可能性のあるのが井上なんだよ
 
何と言っても「打ち合いの中でガードが下がる→顔面が丸出しになる」のが井上の悪癖なのでね。
2018年5月のジェイミー・マクドネル戦でもラッシュの最中にカウンターをもらっていたし、実際あの圧力に耐えながら打ち返せるフィジカルがドネアにはあるわけで。
 
 
これを言うと井上は接近戦に弱くない!! 見ればわかるだろ!! と怒られるのだが、いや、別に弱いなんて言ってねえよ笑
どこで勝負すれば勝機があるか? という妄想をしてるだけで、そんな0か1かの極論には興味ねえっすわ。
 
“弱点”というフレーズにイラっとされたのかもしれないが、そこは語弊があったということで訂正させていただく(めんどくせえ笑)。
 

再戦はやっぱりこうでなくてはいかん。寺地拳四朗vs矢吹正道Vol.2にいまだにモヤモヤしている

しかし、こうして見ると改めて「再戦はこうでなくてはいかん」と思わされる。
 
前回の激闘から約2年8ヶ月。
どちらの選手も試合、実績を重ね、多少なりとも変化が見られる。
 
両者の近況を追いかけつつあの激闘を経て何を変えてくるか、変えないのかを想像する。
これが健全な流れであり、再戦の意味合いを感じることもできる。
 
 
と同時に、先日の寺地拳四朗vs矢吹正道Vol.2はいまだに僕の中では納得がいっていない。
 
拳四朗の接近戦で矢吹正道陥落。そりゃ序盤から倒しにくるよ。ガードを上げた拳四朗を初めて観た。不必要な再戦を強いられた矢吹の不憫さ
 
矢吹がすべてを出し切って掴み取った第1戦目の勝利がなかったことにされているというか。
あの大金星が拳四朗陣営の攻略法インプットに使われた感じが何とも……。
 
 
あれから10日以上経つが、この試合に関してはずーっとモヤモヤが続いている。
 
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