井上岳志vsティム・チュー11月に!! こうなったらチューをぶちのめして「井上違いだよhahaha」とかほざいてるヤツらを全員黙らせちゃえよ
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2021年11月17日にオーストラリアで日本の井上岳志とティム・チューによるS・ウェルター級10回戦が行われるとのこと。
S・ウェルター級国内トップの井上岳志 11.17豪で世界王者候補ティム・チュー戦https://t.co/TMqJsxykfp
— ボクシングビート (@beat_macc) September 17, 2021
記事によると、先日行われた同級4団体統一戦、ジャーメル・チャーロvsブライアン・カスターニョ戦の再戦交渉が進んでおり、チューは試合間隔を開けないために前哨戦の意味も含めてリングに上がることに。その相手として現WBOアジアパシフィック王者井上岳志に白羽の矢が立ったらしい。
会場はまだ発表されていないが、チュー本人が自身のSNSで発信していることからも試合は決定と考えてよさそうである。
Tim Tszyu vs Takeshi Inoue ?? is official. Wed, Nov 17 ?
Venue announced soon. #TszyuInoue #nolimitboxing pic.twitter.com/khAoqZ5rCF
— Tim Tszyu (@Tim_Tszyu) September 17, 2021
ティム・チュークッソ強え…。井上岳志にほぼフルマークの判定勝利。厳しい試合になるとは思ったけど、すでに世界王者よりも強そう
突然の井上岳志vsティム・チュー戦発表に驚いた。試合間隔を開けないために組し易しの相手を選んだんだろうな
突然発表? された井上岳志vsティム・チュー戦。
日時は2021年11月17日で場所はオーストラリア(会場は未定)とのこと。
完全に意表を突かれたタイミングだったせいでめちゃくちゃ驚いたわけだが、僕と同じようにビックリされている方も多いのではないか。
本人がSNSで発信しただけでなくBoxrecにも記載があるので試合自体はほぼ決定と言ってよさそう。何かしらのトラブルがなければこのまま正式発表されるのだと想像する。
「Wednesday 17, November 2021」
対戦交渉の経緯も恐らく記事の通り。
3団体統一王者のチャーロ弟がベルトを抱え込んだままWBO王者のブライアン・カスターニョとイチャついているので、チュー陣営は試合間隔を開けないために“ちょうどいい”相手を探していた。
前回のスティーブ・スパークはかなり強い選手だったと思うが、そのスパークを3Rで沈めているのでもはや国内にチューの相手はいない。
亀田京之介vs奈良井翼、ティム・チューvsスパーク、ルビンvsロサリオ振り返り。京之介はあそこで打ち合いにいったのが素晴らしい
で、自国に呼べそうな相手を見繕っていたところ、WBOアジアのタイトルを保持+世界挑戦経験を持つ井上岳志を見つけたのだろうと。
井上岳志にとっては厳しい試合になりそう。でも、前回のチューのパフォーマンスを考えると可能性はありそう
この試合が正式決定したと仮定して。
何となくの展望を考えてみるのだが、正直井上岳志にとっては相当厳しい試合になる気がする。
WBOグローバル王者ティム・チューはご存知の通り元S・ライト級統一王者コンスタンチン・チューの息子。
射程の長いワンツーが基本のオーソドックスなファイターで、1発1発のパンチは見るからに固そう。
また、効かせた直後の詰めも獰猛さと冷静さを兼ね備えたもので、至近距離で打ち込む左ボディは1発必中の威力を持つ。前戦ではこのボディ2発で強豪のスティーブ・スパークを沈めてみせた。
瞬間的なスピードは父親に分があると思うが、馬力やスケール感は間違いなくティムの方が上。
現時点でもカスターニョやチャーロといった王者勢とも渡り合えるのではないか? というくらいのパフォーマンスを発揮している。
とは言え、前回のスティーブ・スパーク戦では「おや?」という部分が見えたことも確か。
絶えずサイドに動いてアングルを変えまくるスパークにそのつど正面を外され、躊躇のないフルスイングにモタモタするシーンも散見された。
ロープ際でのカウンターの打ち合いなどはかなりヒヤヒヤさせられた。
最終的に馬力と圧力、パンチの精度でねじ伏せたものの、今までの圧倒的な勝利とは少し違う。
ビビらず前に出て打ち合えば何かが起こせるのでは? という可能性も感じた試合だった(と思う)。
勅使河原弘晶ならタパレスには勝つだろ。士別市立博物館で輪島功一特集を見てきた僕が言うんだから間違いない。11月27日にIBF挑戦者決定戦だって
得意の接近戦で右のオーバーハンドを当てるしかない? チューをぶちのめして「井上違いだよ」とかほざいてるヤツらを黙らせちゃえ
今回の試合で井上岳志が“何か”を起こすには、やはり接近しての打ち合いしかないのではないか。
井上岳志と言えば2019年1月のハイメ・ムンギア戦での健闘が印象深いが、要するにアレと同じような試合運び。
恐らくティム・チューはムンギアとは違い、遠間で釘付けにするためのジャブを打ってくることはない。
むしろ前に出ての打ち合い上等というか、自分の間合いで気持ちよく右を打つための伏線として左を使ってくる(はず)。
なので、井上にとっては中に入る作業はムンギア戦ほど大変ではない(と思う)。
さらに前戦(と言っても2020年11月だけど)の井上は中間距離での差し合いでも対応力が上がっていた。
遠い位置から長いジャブを当て、相手にガードを上げさせつつ距離を詰める。
近場で覆いかぶさるように圧力をかけ、下からアッパーを突き上げサイドに移動。外側からオーバーハンドの右をズゴーン。
ムンギア戦同様、この右のオーバーハンドが当たるかどうか、そのパンチを打てる間合い、タイミングを作れるかが井上が勝機を見出すための分岐点になるのではないか。
中間距離でチューのジャブに耐えて距離を詰め、近場の打ち合いでガードを上げさせ下からアッパーを突き上げることができるか。
基本的にチューは左のガードが低く相手の右をスウェイで避けることが多い。なので、井上がこれまでの相手より深く踏み込んで右を当てさえすれば……。
正面からまともにぶつかってはチューの牙城を崩すのは難しいと思うが、井上の強フィジカルと接近戦での連打、耐久力があれば何かを起こせる可能性も?
拳四朗陥落。矢吹正道に10RTKO負け。舐め腐ったことをすると因果が巡るってことだろな。矢吹はガチのタマの取り合いができるヤツ
てか、井上岳志にはガチでがんばってもらいたいんですよね。
SNSで試合予定を発信したティム・チューに対して「簡単な仕事」だの「井上違い」だのとほざいてるアカウントが散見されるので。
もともとティム・チューのことは好きだったが、あのリプ欄を見て僕の中では一気に井上応援のテンションに変わっているw
地元のヒーローを完膚なきまでにぶちのめして、舐め腐ったヤツらを全員黙らせてやれ。
僕が許す。
ティム・チューは案外世界タイトル戦を焦っていないような…。国内ですべてが完結できるほどの人気がある印象
なおこれは僕の勝手な想像なのだが、ティム・チューは今のところあまり王座挑戦を焦っていないように思える。もちろん世界王者を目指しているのは間違いないと思うが、王座挑戦にそこまで強い執着が感じられないというか。
これはもしかしたら本人の環境が大きく関係しているのかもしれない。
ティム・チューのキャリアを振り返ると、大会場ばかりで試合をしていることがわかる。
前回、前々回はキャパ6500人の会場、その前はまさかの30000人収容の屋外スタジアム。2020年8月のジェフ・ホーンとの新旧対決でもキャパ25000人の屋外スタジアムを使用している。
岩のようなティム・チューがジェフ・ホーンさんの心と身体を分断する。コンスタンチンの遺伝子に長いリーチを上乗せしたジュニア
井上岳志との一戦ももちろん国内(会場は未定)だし、こう言っちゃなんだが単なる地域タイトル戦でここまで大会場をバンバン使えるというのは破格の待遇である。
これだけの大会場で次々試合が組めるのであればファイトマネーも相当なはず。
それこそ大急ぎで世界タイトルに挑戦しなくても豪勢な暮らしができるくらいには。
もっと言うと、オーストラリアのボクシング自体が独自の生態系を持っているようにも思える。
ティム・チューの試合を観ると、とにかく観客席の盛り上がりが凄まじい。
また、2017年7月のジェフ・ホーンvsマニー・パッキャオ戦では50000人超の屋外スタジアムがパンパンになっていた。
S・フライ級のアンドリュー・モロニーが言うには、オーストラリアにおいてボクシングはそこまで人気競技ではないとのこと。
要はビッグマッチ、中量級以上の求心力に関しては群を抜いているのかもしれない。
その他、K-1やPRIDE、UFCで活躍したマーク・ハントが現役最後の稼ぎ場としてオーストラリアを選んだり、元ウェールズ代表のラグビー選手がボクシングに挑戦したり。多種目からの転向組を受け入れる土壌もありそう。
フルトンvsレオ、アリームvsパリシャス、ティム・チューvsモーガン、マーク・ハントvsガレン振り返り。やっぱり打撃のハントはロマンあるよなw
何となくだが、日本や英国とはまた違う生態系が成り立っている印象である。
経済も上向きみたいだし、割と早い段階で新型コロナウイルスも収束させたしね(最近は再び感染者が増えてシドニーがロックダウンに入ったとのこと)。
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