モロニー(マロニー)がんがれ。井上尚弥相手にどこまで粘れるかの試合かなぁ。モロニー好きだし、井上の苦戦も観たいけど【予想・展望】

モロニー(マロニー)がんがれ。井上尚弥相手にどこまで粘れるかの試合かなぁ。モロニー好きだし、井上の苦戦も観たいけど【予想・展望】

「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
WBAスーパー/IBF世界バンタム級王者井上尚弥とWBA同級3位ジェイソン・モロニー(マロニー)の対戦が濃厚とのこと。
 
両者が契約するTOP RANK社のボブ・アラムが井上とモロニーが対戦の契約書にサインし、11月開催の方向で動いている旨を明かしている。
 
 
井上尚弥は当初、4月に米国でWBO同級王者ジョン・リエル・カシメロとの王座統一戦が決定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。そのまま両陣営の交渉は続けられたものの決裂し、カシメロは9月に無敗のデューク・ミカーの挑戦を受けることが発表されている。


一方の井上尚弥は2019年11月のノニト・ドネア戦以来、約1年ぶりにリングに上がる(予定)。
 
エマヌエル・ロドリゲスに肉薄した強豪ジェイソン・モロニー(マロニー)相手にどんな試合運びを見せるかに注目が集まる。
 
井上尚弥が自分を見失って絶不調の可能性? ジェイソン・モロニー(マロニー)に付け入る隙はあるんすか? 長谷川穂積と井上の共通点
 

ようやく井上尚弥の試合が決まりそう? ジェイソン・モロニー(マロニー)は好きな選手なので嬉しいね

延び延びになっていた井上尚弥の試合がようやく決まりそうとのこと。
 
当初は今年4月にWBO王者ジョン・リエル・カシメロとの統一戦が決定していたが、新型コロナウイルスの影響で挙行に至らず。それ以降も両陣営の交渉が続いていたものの、先日カシメロvsデューク・ミカー戦が発表されたことにより完全にお流れになってしまった。
 
そこで代役として以前から名前が挙がっていたWBA3位のジェイソン・モロニーとの対戦が具体化したとか。
 
この選手はWBSSトーナメント1回戦でエマヌエル・ロドリゲスに敗れはしたが、互角に近い内容での惜敗だったことが印象深い。ロドリゲスが序盤に拳を負傷したことを差し引いても、王者に匹敵する実力の持ち主であることは間違いない。
 
また僕自身もこの選手のことが結構好きで、2018年5月の河野公平戦を観たときから期待していた。さらに上述のエマヌエル・ロドリゲス戦を経てますますお気に入りになった経緯がある。
 
ロドリゲスの評価が下がった? いや、モロニーの評価が上がったんだよ。河野公平化したモロニーがロドリゲスを追い詰める
 
なので、今回井上への挑戦が決まったことは素直に嬉しい。
恐らく米国開催になるのだとは思うが、モロニー(マロニー)にはこのビッグチャンスを何とかモノにしてもらいたい。
 
 
ちなみにこの選手の正式? な呼び方はモロニーなのかマロニーなのか。
先日のWOWOWエキサイトマッチ内では“マロニー”と呼ばれていたことを考えると、やはりマロニーがスタンダードなのかな?
 
どちらかと言えば僕はモロニーの方が呼びやすくて好きなのだが……。
 

勝敗予想は井上尚弥の6RKO勝利。応援するのはモロニー。でも、モロニーがどこまで粘れるかの試合になりそうな…

まず勝敗予想だが、今回は井上尚弥の6RKO勝利でいきたいと思う。
まだ正式決定もしていないし開催場所すらも不明なのでアレだが、一応実現すると仮定して。
 
 
申し上げたように僕はジェイソン・モロニーのことが好きで、モロニーにはこのチャンスをどうにかものにしてほしいと思っている。
また、前々から「井上尚弥が苦戦するところを観たい」と言い続けてきたこともあり、応援するのは断然ジェイソン・モロニーの方。
 
ただ、残念ながらこの選手が井上をどうにかできるとは思えない。
イメージ的には序盤から中盤にかけてモロニーが井上に捕まり、ボディで悶絶させられての中盤KO。表題の通りなのだが、モロニーがどこまで粘れるかの試合になるのかなぁと予想している。
 
 
基本的にジェイソン・モロニーはフットワークと手数が持ち味の選手。
常に足を動かして正面を外し続け、アングルをつけて相手と対峙する。
サイドに回り込んで相手の初弾を避け、ガードの外側から軽打のヒットを重ねる。
距離が近づいた際は腕を絡めてうまく動きを封じ、ボディを中心としたインファイトも得意とする。
 
12R足を動かし続けるスタミナと絶え間ない連打に加え、遠間でも近場でもハイレベルな試合運びができるのが特徴。前回のレオナルド・バエズ戦でも、一回り身体の大きなバエズをスピードと角度の調整で終始翻弄し続け7RTKO勝利を挙げている。
 
モロニーvsバエズ感想。僕はジェイソン・モロニーが好きなんですよね。井上尚弥とはロドリゲスではなくvsモロニーが観たかった
 
また、2018年10月のエマヌエル・ロドリゲス戦での動きを観る限り、井上尚弥との相性もそこまで悪くないと思っている。
 
ロドリゲスは強烈な左リードとカウンターを駆使した中間距離での差し合いにはめっぽう強い。だがその反面、動きが若干直線的で追い足もない。そのため、常にサイドに動き続けるモロニーに試合を通して置いてきぼりを食ってしまった。
 
・強烈な左リード
・中間距離が得意
・あまり追い足がない
 
上記のように井上尚弥とロドリゲスには共通する部分が多く、モロニーがロドリゲス戦でのパフォーマンスを再現できればもしかしたら12Rにわたって井上を翻弄する可能性もあるかもしれない。
 

さすがに井上の圧力をモロニーが抑え込むのは厳しそう? ボディで悶絶させられてTKOの流れかなぁ

ただ、やはりモロニーに打倒井上は難しいだろうと。
 
井上尚弥とエマヌエル・ロドリゲスには共通点が多いと申し上げたが、それでも全局面において井上はロドリゲスより上。
 
強烈な左リード、中間距離でのコンビネーションを得意とする両者だが、そもそもの馬力からして違う。
 
ロドリゲスはモロニーと同様にアングル調整とカウンターを得意とするポール・バトラー相手に12Rまで粘られたが、これが井上なら序盤~中盤までにバトラーをKOするのではないか。
 
一方、豪快に体重超過をやらかしたとはいえ、バトラーはロドリゲスのパンチに臆することなく絶えずカウンターを被せることができた。
 
 
さらに言うと、井上には相手の心を折る悶絶ボディブローがある。
 
ハンマーのような左リードで相手を突き放し、自ら踏み込んでの左ボディ。2017年9月のアントニオ・ニエベス戦ではこのボディでニエベスをギブアップに追い込み、同年12月のヨワン・ボワイヨ戦ではボディでボワイヨが身体を丸めた瞬間に左を顔面にヒットし、豪快にダウンを奪ってみせた。
かつてフェザー級まで制したノニト・ドネアも、井上のボディには悶絶ダウンさせられている。
 
バランスのいいジャロン・エニスと器用なホセ・ペドラサ、五輪連覇のロベイシ・ラミレス。平岡アンディはこんなヤツらを相手にせないかんのか…
 
そう考えると、さすがに今回のジェイソン・モロニーが井上の圧力を抑え込むのは厳しいと言わざるを得ない(気がする)。
序盤1、2Rまでは足もよく動くが、3、4Rあたりからボディが効き始めて徐々に失速。5、6Rにそれぞれダウンを奪われた末にTKO負けとか、そんな感じになるのではないか。
 
2016年12月の河野公平が6RTKOで沈んでいるので、大体似たようなラウンド数になると予想しておく。
 

モロニー結構がんばるんじゃないの? ドネアのフィジカル、カルモナの防御技術、田口の根性があれば

マジな話、ジェイソン・モロニーはそこそこいい線までいくのではないかと思っている。
それこそ体力のある1、2Rなどは「まさか」を期待させるくらいにがんばるのでは? みたいな。
 
仮にこの選手にノニト・ドネア並みの耐久力、1発の威力、フィジカルと、ダビド・カルモナ並みの防御センス、田口良一並みの根性があれば打倒井上も十分あり得たはず(それはすでにモロニーではない)。
 
多くの方がおっしゃるようにジョン・リエル・カシメロには井上相手でも1発逆転を期待させる意外性があるが、ジェイソン・モロニーにはそういった怖さはまったくない。
 
井上尚弥vsカシメロ予想。遠い位置からすっ飛んでくる右フックが井上に通用するかかな。井上を下がらせることができれば…
 
モロニーの総合力の高さは間違いないので、vsカシメロであれば勝てる確率も高いとは思う。だが、バンタム級においてドネアと同等の破壊力+ドネアを上回るスピードを持つ井上とまともに勝負できるとは思えない。
やはり、根本的なスペックの違いでねじ伏せられてしまう流れが濃厚な気がしている。
 
岩のようなティム・チューがジェフ・ホーンさんの心と身体を分断する。コンスタンチンの遺伝子に長いリーチを上乗せした
 
とは言え、中盤までにKOされると言われていた(僕もそう思っていた)ドネアがあそこまでやれたので、実際には何が起こるかわからない。
 
というわけで、最初に申し上げたように今回はジェイソン・モロニーを全力で応援しようと思う。
 
いや~……。
それでも厳しいだろうなぁ()
 
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 

Advertisement

 




 

 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!