THE MATCH 2022結果一覧&ひと言感想(メイン)。いよいよ那須川天心vs武尊。よくここまでこぎ着けたよ【2022.6.19】
2022年6月19日に東京ドームで開催されるTHE MATCH 2022。
ここまで熱戦が続いているわけだが、セミセミとセミはマジでおもしろかった。
THE MATCH 2022結果一覧&ひと言感想(セミセミとセミの2試合)。原口がすごすぎたし野杁vs海人はハイレベルすぎて意味不明
いや、たまりませんな。
海人のことを完全に舐めていた自分を全力で恥じたい笑
そしていよいよメインイベント。
もはや何年越しかすら忘れてしまったほど待ち望まれた一戦。
那須川天心vs武尊戦である。
第15試合:那須川天心vs武尊 58.0kg(試合前展望)
まず僕の展望は下記。
那須川天心vs武尊予想。やるなら2021年末のRIZINか? どっちでもいいからさっさと結論を出せよ。契約体重次第だろうけど、有利なのは…
さらに6オンスのグローブを使用すると聞いて思ったのが、
「これは那須川天心有利なんじゃねえか?」
ということ。
一見小さいグローブはパワフルな武尊に有利に思えるが、実はそんなこともない?
ガードを上げてプレッシャーをかけるスタイルの武尊に対し、那須川天心は距離と見切りのディフェンスを得意とする。
グローブの大きさがより影響するのはむしろガード中心の武尊じゃないか?
触れさせなければいいわけだから、その部分では那須川天心の方がやりやすい?
などなど。
わからないなりにボーッと考えていた次第である。
第15試合:那須川天心vs武尊 58.0kg(入場)
まず、当たり前だが両者ともに入場が長い。
この入場だけで3時間前計量が3時間半になっちゃうんじゃねえか? というくらいに。
そしてゴンドラが高い。
高所恐怖症だったらシャレにならない高さ。
両者が高いところが苦手じゃなければいいけど。
前をまっすぐ見据えてリングに向かう武尊と、周りを見回しながら肩切って歩く那須川天心。
こういう部分も正反対の両者でございます。
しかしアレですね。
那須川天心の矢沢入場曲はめちゃくちゃいいですよね。
ボクシングに転向してもこの曲だけは使い続けてほしい。
K-1は最高だけど最強じゃなかった。K-1勢が苦戦した理由? よくも悪くもキックボクシングではなく“K-1”なんだろうな。RISE&SBとの対抗戦感想、雑感
第15試合:那須川天心vs武尊 58.0kg
○那須川天心vs武尊×(判定5-0)
・那須川天心:41勝0敗
・武尊:40勝1敗
プロフィールを見た時点で「やっばいわコイツら」となる笑
というわけで、ついに世紀の一戦のゴング!!
THE MATCHロスでキックに興味が向かない。改めて武尊は那須川天心に手も足も出ずに負けてる。ゴンナパー・ウィラサクレックvs白鳥大珠戦、原口健飛vs山崎秀晃戦が好きすぎて
何というか、僕のような素人があれこれ言うのが無意味なくらいの試合でしたね。
この日の那須川天心はクソほど強かったというか、今日の天心に勝てるヤツなんてこの世におるの? レベルでキレキレだった。
1Rにダウンを奪った左のカウンターはあまりの速さに僕にはまったく見えず。
その後もやや大ぶりになる武尊を尻目にスピードと的確さで圧倒していく。
2Rに武尊を支持したジャッジが1人いたが、アレは正直意味がわからなすぎた。
そして、その天心をゼーハーゼーハーさせるまで追い詰めた武尊もすごい。
これまでの相手ならあのまま天心がぶっちぎる流れだったのに。
そこに流されずにむしろ追い詰めてみせる武尊のすごさである。
もしかしたら天心は距離をとってポイントアウトするんじゃねえか? とも言われたが、まったくそんなこともなく。
最後の最後まで打ち合って勝ち切った那須川天心に僕はめちゃくちゃ感動している。
ナイスファイト。
今はそれしか言葉がない。
那須川天心vs武尊感想。衝撃的に強かった天心。この日の天心には誰も勝てないんじゃない? 武尊もあきらめずにがんばった感動的な試合