那須川天心vs武尊予想。やるなら2021年末のRIZINか? どっちでもいいからさっさと結論を出せよ。契約体重次第だろうけど、有利なのは…

那須川天心vs武尊予想。やるなら2021年末のRIZINか? どっちでもいいからさっさと結論を出せよ。契約体重次第だろうけど、有利なのは…

キックボクシングの頂上決戦と言われる那須川天心vs武尊戦。
これまでも機運が高まっては掻き消え、消えては再燃するを繰り返してきた一戦だが……。
 
先日のRISE横浜大会で鈴木真彦を下した那須川天心は2022年のボクシング転向、キックボクシングは残り2試合(年末のRIZINと2022年春のRISE)と明言している。そのため、武尊の言う“中立の舞台”での一騎打ちにもっとも近いのは年末のRIZINということになる。
 
ただ、すでに2021年も残り3か月。プロモーション等を考えるとあまり時間は残されていない。
両者の仲介役? を担っているRIZINの榊原CEOも、実現の可能性は「5割」「この数週間で結論が出るのでは?」とコメントするにとどまっている。


 
堀口恭司vsペティス予想してみる? どちらにとっても難しい相手、勝負論あり過ぎる試合。ヤバいくらい楽しみですね
 

那須川天心vs武尊を予想してみる。2021年末のRIZINか? どっちでもいいからさっさと結論を出せよ

那須川天心vs武尊。
 
この対戦について僕の意見を言うなら、
「どっちでもいいからさっさと結論を出せよ」
 
ファンの間では「どちらが先に煽った」「○○は筋を通したけど、××は~」といった議論()が絶えないが、そういった醜い罵り合いにも飽き飽きしている。
 
すでに両者の適正体重にズレが生じていることもあり、どう折り合いをつけても試合後にグダグダ言われるのは目に見えている。
 
 
ちなみに武居由樹がK-1のベルトを返上した直後は「まさかの那須川天心戦?」とテンションが上がったが、ボクシング転向と聞いて「ああ…」となった経緯がある。
 
 
というわけで(どういうわけかは知りませんが)、今回はこの対戦が実現したと仮定して適当に勝敗予想をしてみようと思う。
 
日程どころか契約体重、ラウンド、ルールすら決まっていないのでそもそも予想のしようがないのだが、それも別にええんちゃう?
どうせ当たらねえし、外れても怒られるわけでもねえし。
 
とまあ、山ほど予防線を張ったところで実際の予想に突入する。
 
 
前提条件としては、
・3R
・57kg
・肘なし
・判定基準は変更前のヤツ
 
【K-1】判定基準を変更「K-1はKOを狙って戦う競技。倒しに行く姿勢をより評価して判定していきたい」
 
だいたいこんな感じだろうか。
 
契約体重とラウンド数によって結果が大きく変わると思うが、以前武尊が「向こうに合わせてもいい」とコメントしていたことを考えると、もしかしたらもう少し下の体重になる可能性も?
 
 
てか、40戦全勝と40勝1敗の組み合わせって単純にすごいっすね。
日本格闘技の文脈としては絶対にやらなきゃダメな試合だと思っておりますが、どうなるんでしょうか。
 

那須川天心がサウスポーなのが大きい。村越優汰戦を観ると、武尊がvsサウスポーが得意ではないのは明らか

まずこの対戦でもっとも注目しているのが、那須川天心がサウスポーであること。
 
武尊がvsサウスポーを苦手としているのは多くの方がおっしゃる通り。実際に2019年11月の村越優汰戦では延長の末に判定2-0と大苦戦を強いられている。
 
村越の対策がどハマりしたこと、武尊が拳のケガからの復帰直後だったのも大きかったとは思うが、やはりvsサウスポーが得意でないのは間違いなさそう。

だがこの試合が60kg契約であり、村越がリーチが長いアウトボクサータイプというのを加味するとサイズ的に劣る那須川天心に同じことができるかどうか。
 
周知の通り武尊の圧力は半端ではない。あれだけ対策してリングに上がった村越も2R後半にはバテバテだった。
 
過去、ロッタン・ジットムアンノンに追い回されてアップアップにされた那須川天心がロッタンの上位互換とも言える武尊をさばききるのは困難な気が……。
 
 
しかし、改めてこの試合の村越優汰はうまく戦っていたと思う。
 
前手のジャブ、右の前蹴りで前進を止め、スルッとサイドに回って角度をつけた左を顔面に。
遠間から飛び膝をかましてスペースを潰し、武尊が強引に近づいてくればサッと抱きついて動きを封じる。
 
サイズ差を活かして武尊の射程の一歩外をキープし続け、常に正面を外して対峙する試合運びは文句なしに素晴らしかった。
 
アウトボクサータイプのサウスポーが打倒武尊を果たすにはこのやり方が最適解と言えそうである。
 

最近間合いが近くなっている那須川天心。攻略するにはインローと右ミドルなのかな?

ここ最近の那須川天心は55kg契約の試合が増えていることもあり、これまでよりも間合いが近くなる傾向がある。
さらに来年のボクシング転向を意識してか、直近の鈴木真彦戦では前手の右リードを多用していた。
 
そしてvs武尊を想定した場合、このやり方はかなり危ないと思っている。
 
試合を観直すとわかるが、今回の那須川天心は鈴木の左を結構もらっている。
至近距離で打ち合いになるシーンも多く、カウンターが入りそうなタイミングも何度か見られた。

 
また2021年2月の志朗戦ではインローで左足の内側、右ミドルで左腕を蹴られてだいぶ苦労させられている。

右ミドルで左腕を破壊するやり方は2020年末のクマンドーイ・ペットジャルーンウィットと同じだが、近い間合いで対峙することが多い今の那須川天心には有効なのだと思う。
 
武尊が持ち前の馬力に加え、インローと右ミドルで那須川天心の動きを止めることができれば。
リング中央での打ち合いに巻き込み、得意のフックをカウンターでぶち込むパターンも十分ありそうに思えるのだが。
 
RISE ELDORADO 2021現地観戦。那須川天心が苦戦。原口健飛クッソ強い。相内誠ががが。格闘技ハァンやっぱりすげえw
 
だが上記の武尊vs村越戦を観ると、武尊はサウスポーのインローや奥の腕を狙う右ミドルはあまり得意ではなさそう。
基本は真正面からズンズン距離を詰めていくだけで、アングルを変えて追いかける意識も感じられない。結果的に動き出しの瞬間を村越に狙われ、右ジャブを何度も被弾している。
 

武尊vs村越優汰戦と似た展開になるんじゃない? 2R後半に那須川天心がスタミナ切れを起こして流れが変わる

要するにこの試合は武尊vs村越優汰戦の焼き増しになるのではないか。
 
vsサウスポーを苦手とする武尊は那須川天心対策に有効なインローや右ミドルはない。
一方の那須川天心はこれまでに比べて間合いが近くなる傾向があり、なおかつ村越ような前蹴り、サイドへの動きは少ない。身体も小さい。
 
中間距離でできることが村越よりも少ない那須川天心が持ち前のスピードと右リードでどの程度補えるか。ゴリゴリ前に出てくる武尊の圧力をどこまでさばけるか。
 
そして村越同様、那須川天心は2Rまでは粘ると予想する。
中間距離で右リードをヒット、武尊が強引に前に出てくれば遠間からの飛び膝で距離を潰すパターンでポイント的にもリードを奪うと思う。
 
 
ところが2Rの後半から那須川天心がスタミナ切れを起こし、流れが徐々に武尊に傾く。
で、3R開始のゴングとともに武尊の猛攻がスタート……。
 

勝敗予想は武尊の判定勝利。那須川天心の安全運転思考が裏目に出るような…

今回の勝敗予想だが、武尊の判定勝利でいきたいと思う。
 
はっきり言ってよくわからないし、現時点ではルールや契約体重も判然としないのだが、どちらが勝つ可能性が高いか? と聞かれれば武尊かなぁと(那須川天心勝利予想が多いのでおもしろくないってのもちょっとある)。
 
 
申し上げたようにここ最近の那須川天心は全体的に間合いが近く、武尊のプレッシャーを3Rさばききるのは難しいと予想する。
 
だが、それ以上に安全運転への傾倒が見られるのが大きい。
 
ド派手なKOを狙うよりも“負けない方法”を選択するようになったというか。
若さに任せた勢い、怖いもの知らずのゴリ押しでねじ伏せる時期から、省エネで手堅く勝つ方を優先する段階に入った印象。
 
そして、この試合に関しては安全運転の意識が裏目に出るのではないかと。
 
那須川天心はもともとの素養もあってか、観客に“魅せる”意識が非常に高い選手である。試合中もトリケラトプス拳や胴回し回転蹴りといった大技で会場を沸かせることが多い。
で、これらの大技が試合後半のちょうどいい時間稼ぎとなり、対戦相手から反撃のチャンスを奪う効果も発揮していた。
 
ただ武尊が相手となるとさすがの那須川天心でもそこまでの余裕はない。
しかも1、2Rでたっぷり疲弊させられているはずなので、3Rはより安全運転に傾倒すると思われる。
 
スタミナ切れによって動きが鈍り、気持ちも守りに入って後ろ向き。そんな状態で武尊の圧力を止められるかと言ったら……。
村越優汰と同様、どこかで打ち合いに巻き込まれる流れが濃厚に思えるのだが。
 
 
いや、わからないっすねぇ。
那須川天心があっさり逃げ切る気もするし、たとえ3Rに捕まっても判定2-1で勝ちそうな気もする。
57kgの武尊に村越戦並みの馬力があるかどうかも不明だしね。
 
那須川天心に限って言えば、レオナ・ぺタスのように武尊の気迫に乗せられて打ち合いをおっぱじめることもないだろうし。

5Rなら自信を持って「武尊が勝つ」と言えるのだが……。
 
武尊vsレオナ・ペタス感想。武尊の主人公属性がすべての予想をひっくり返す。K-1のすごさと未成熟さが絶妙なバランスで噛み合った
 
結局のところ、2Rを取った方が勝つのかもしれねえっす。
 

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