あのリングアナヤバくねえかw 試合後のインタビューがペラッペラでびっくりした。ミリオネアのみのもんたか笑【2021.7.17八王子市富士森体育館】
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2021年7月17日に東京・八王子市富士森体育館で開催された八王子中屋ジム興行、第42回ファイティング・スピリット・シリーズ。
先日申し上げたように全5試合がすべてKO決着という大変珍しい結果となり、満足度もかなり高いイベントだった。
村田零士vs牛島龍吾戦感想。村田選手の試合をやっと現地観戦できた。リング外TKOなんて初めて観たわ
ところが、その中で一つ気になったことが……。
表題の通りなのだが、この日のリングアナが何とも言えないヤバさを発揮していたのが印象的だったという。
あの人は後楽園ホールや新宿FACEなどの興行でも遭遇したことがあるのだが、今まではそこまでヤバいと思ったことはなく。
正直、割とネガティブな話ばかりが聞こえてくる人ではあるものの、個人的にはあーだこーだと言うほどの何かを感じたことはない。
「あゝ、荒野」や「BLUE/ブルー」といったボクシング映画にチョイ役で出演していた記憶もある上に、特に僕の人生に害もない。強いて言うなら選手紹介の口上がちょっと長いか? くらい。
映画「あゝ、荒野」感想。ベッドシーン多くね? 木下あかりの裸を見飽きるまさか事態に。古くね? 2021年設定でこのスタンスどうなん?
ところが今回に関しては……。
僕自身、ここまでヤバいヤツを目撃したのは初めてだったので、その分インパクトも大きかったことをお伝えしておく。
全体的に悪くなかった。リングサイドのカメラマンや記者連中が消えたのは本当に大きい
まず今回の興行、全体を通して悪くなかったと思う。
申し上げたように会場もカッコよかったし、KO決着続きで進行もサクサクだった。
何よりカメラマンや記者連中がリングサイドから消えたのはめちゃくちゃ大きい。
これまではリング下にカメラを抱えたおっさんがズラッと並び、最前列には記者席が用意されているのがデフォルトだったが、新型コロナウイルスの影響で制限が設けられて以降、そういった風習はなくなっている。
カメラマンは必ず二階席から。リングサイド最前列からは記者連中が消え、非常にすっきりとした構成となっている。
おかげで「一番高額のチケットを購入したのにカメラマンや記者どもが邪魔で試合がよく観えない」という本末転倒な事態は大幅に減少した。
去年の12月に墨田区総合体育館でボクシング興行を現地観戦した際、目の前の“メディア席”なる場所に陣取った記者連中のあまりの身勝手な振る舞いにブチ切れたわけだが、今回はそんなこともなく。
どうやら記者連中も二階席にいたようで、低脳な劣等種族に視界を遮られるといったバカなことはないまま観戦を続けることができた。
墨田区総合体育館でのA-SIGN.BOXINGが大成功? あんな不愉快な現場があってたまるかよ。ボクシングライターなんてこの世に必要ない職業の筆頭格だからな
コロナが終わってもこれは続けてほしい。仮に戻すとしても人数制限を導入したいね。なぜなら邪魔だから
これはコロナ関連の制限がなくなってもぜひとも続けてもらいたいし、仮に戻すにしても人数制限を導入してほしいと思っている。
「パンチを予見する(キリッ」だっけ?
そんなもんはどうでもいいから、とにかく自分の金と時間を使って来場した人間の邪魔をするな。
こんな小学生でもわかるような当たり前を実現するのに世界中を巻き込むパンデミックが必要になるなど、どれだけ劣等種族なのよコイツら?
そして、その当たり前がかなった程度で「悪くなかった」などと感じてしまう僕もだいぶヤキが回ったなと。
ついでに言うと、人数制限とともに体重制限も導入してもらえれば。
だってアレなんだよな。
不摂生が服を着て歩いてるようなヤツが多すぎるんだよマジで。
どいつもこいつも無駄に横にデカいせいで上下左右、全方位に邪魔で仕方ない。
別に普段はナンボ太ってようが構わんけど、試合中にデブに視界を遮られると本気で殺意が湧く。
ラウンドの真っ最中に居眠りしてるジジイとか、そのまま永遠の眠りにつかせてやろうかという話で。
前回も言ったけど、「ボクシングライターはこの世に必要ない職業の筆頭格」だと割と本気で思ってますからねボカァ。
ボクシングハァンはこの日も平常運転。でも、墨田区総合体育館でのゴミ体験を経た今となっては…
なお、この日も観客席からは指笛や無遠慮な声援が飛び交うなど、ボクシングファンの身勝手さは相変わらずだった。
ラウンド間に声援禁止の注意が入ると一瞬だけ静かになるものの、次のラウンドのゴングが鳴れば当たり前のように絶叫し始める。
「心底終わってんなコイツら」とは思うものの、実はそこまで気にならなかったことも事実。
前回の墨田区総合体育館でメディア席の劣等種族に遭遇して以降、「しょーもない」とは思うものの、どうせ何言っても変わりゃしねえし気にせんでもええかと考えるようになっている。
天海ツナミvsエストラーダ、ジョセフ・ディアスvsフォルトゥナ、ラミレスvsスリバン・バレラ振り返り。どの試合も見応えがあったね
この日、福岡で開催されたK-1の全試合の中でもっともおもしろかったのがコレ。
K-1 × NEW ERA pic.twitter.com/aPkzCdvbpK
— K-1【公式アカウント】 (@k1wgp_pr) July 17, 2021
運営からの指示がどんどん低レベルになっていくのに笑ってしまうw
これぞ格闘技ハァンというか、この平常運転っぷりはもはや安心感さえ覚えるレベル。
ちなみに試合は1秒も観ておりません()
リングアナがヤバい。2度もダウンした選手を立ちっぱなしにさせたまま、回りくどい言い回しで自分に酔うってどういうことよ?
そして問題のリングアナについて。
と言っても、試合中に何かがあったわけではなく。
上述の通り選手紹介がちょっと長いなと思うくらいで、特に気になることもなく進行していた。
それが「ん?」となったのが試合後のインタビュー。
劇的な逆転勝利を挙げた佐々木尽選手に対するインタビューが「おいおい、正気か」と思わせるものだったことを報告させていただく。
2度のダウンを喫しながらも2R2分3秒TKOで湯場海樹選手を下した佐々木選手。
佐々木尽vs湯場海樹、一道宏vs谷口彪賀感想。ゾンビのような一道宏。佐々木尽のロマンは続く
リング上でベルトを腰に巻き、マイクを渡されたところでリングアナによるインタビューがスタート。
「佐々木選手、お見事なKO勝利でした」
うん、確かにお見事な試合でした。
「磨きに磨き上げたピカピカのベルトを今後どうされますか?」
「次はついにあの試合に向かわれるのでしょうか?」
「みなさんが想像するあの選手との対戦に向けての心境は?」
コイツ何言ってんだ?
いちいち回りくどくて鬱陶しいことこの上ない。
「ピカピカに磨き上げた」とか「あの試合」とか、そんなオブラートに包んだ言い回しでもったいつける必要はないわけで。
普通に試合の感想を聞いて、普通に平岡アンディを呼べばええんちゃうんかww
試合直後の選手をどれだけ立たせたまんまにしておきゃ気が済むんだよ。
クイズ$ミリオネアのみのもんたにでもなったつもりか知らんが、お前の自己満足にはこれっぽっちも興味ねえんだよ、お?
というか、お前は気づいてなかったと思うけど、佐々木選手の足元かなりフラついてたからな。
微妙に呂律も回ってなかったし、素人目にもダメージのある選手を立ちっぱなしにさせておいて自分のトークに酔うって相当ヤバいだろと。
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チケットを買ったお客さんは高いとは思わないって、それはお前が言うことじゃないから。「ちゃんとしろ」と言っているだけなんですけどね
挙げ句の果てに「今日チケットを買ったお客さんはまったく高いとは感じなかったと思いますが」などと言い出す始末。
いや、それはお前が言うことじゃないから。
決めるのはこっちだから。
そもそも論として、ガッツリ1試合中止になっとるやんけ。
全試合KOというのはあくまで結果であって、欠陥商品を提供したことには変わりない。
な〜にを「まったく高いとは感じなかった」とか言っちゃってんのよ?
自分に酔うのもええ加減にせえよ。
などなど。
僕の脳内では「コイツ何言ってんだ?」が連呼されまくっていた次第である。
佐々木尽「え?」
平岡アンディ「え?」
佐々木尽「え?」
平岡アンディ「え?」
いや、そりゃそういう反応になりますよね。
繰り返しになるが、あんなもんは試合の感想を聞いてさっさとゲストを呼べばいいだけの話。
2度もダウンを喫して足元をフラつかせている選手に困ったリアクションをとらせるなど、正気の沙汰ではない。
この2ショットにたどり着くまでにいったい何分かかっとんねんと。
別にそこまで難しいことを要求しているつもりもないんですけどね。
金を払っている客は神だなどと言う気もないし、無茶なクレームをつけているとも思わない。
リングサイドで視界を遮るカメラマンや記者連中への対処もそうだが、当たり前のことを当たり前にやれ、プロを名乗るなら金額に見合ったものを提供しろと言っているだけ。
「ちゃんとしろ」
「バカなことをしてイラつかせんな」
我ながら普通のことしか言ってないw
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