村田ズルいww このタイミングでエンダムと再戦決定って、こんなの村田が勝つに決まってるじゃんか。全部計算づくってかオイww さすがは世渡り上手

NO IMAGE

ブロックイメージ
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
2017年10月22日に東京・両国国技館で、WBA世界ミドル級正規王者アッサン・エンダムと同級1位村田諒太の一戦が、ミドル級タイトルマッチとして行われる。
 
WBA会長が自身のTwitterで村田の勝利を主張したり、当のジャッジを謹慎処分とするなど大いに物議を醸した初戦。帝拳ジムの本田会長がWBAに対する不信感を露わにしたりと、いまだに収束したとは言い難い。
 
「村田vsエンダム感想。疑惑の判定負け? 素人がプロに口出すな。やったことがないヤツが語るな。だったらお前がやってみろ理論」
 
その「疑惑の敗戦」から約2ヶ月半。
再起を決心した村田諒太の大一番である。
 
「村田再戦で勝利!! 絶不調のエンダム(ヌジカム)にTKO勝ちでミドル級戴冠。疑惑の判定から因縁に終止符を打つ」
 
一方のアッサン・エンダムも、自国においても棚ボタ判定のレッテルを貼られ、このまま引き下がるわけにはいかない状況。一泊二日の強行日程で臨んだ記者会見では「前回とは同じ展開にはしない」と並々ならぬ決意を語っている。
 
「比嘉大吾vsトマ・マソン予想。トリプル世界戦の中で唯一楽しみな試合。余裕ぶっこいてると危ないんじゃないの?」
 
2017年5月20日以来の再戦となる両者。今回こそは完全決着となるのか。
また、日本人として22年ぶりのミドル級王者の誕生は果たせるのか。
北京五輪金メダリスト村田諒太、第二章の開幕である。
 
「カネロ・アルバレスvsゴロフキン予想。頂上決戦開幕だぜ。若き英雄か、破壊の帝王か。GGGのキャリア集大成の大一番の行方は?」
 

まさかの村田vsエンダムVol.2決まりました。いやいや、WBC狙う気満々だったじゃないっすかww

村田諒太vsアッサン・エンダム再戦決定!!
10月に両国国技館でVol.2!!

 
 
ん〜〜と、何すかねコレ。
このタイミングで再戦決めますかね。
 
てっきりWBC狙いにシフトチェンジするものだとばかり思っていたので、この発表にはちょっと驚いてしまった。
 
僕のつたない記憶によると、
「ちっ、しょーがねえから交渉してやるか」
「答えはNoだが、一応話だけは聞いてやるよ」
というテンションだったと思うのだが。
 
しかも「入札はしない」だの「交渉期間の通達もなかった」だのと喚いていたのがわずか1ヶ月半前である。
 
「村田諒太再戦? 次戦? 何がしたいんだ問題。やっぱり計算高いよなこの人。自分が他人からどう見られるかのケア」
 
それがまさか、このタイミングでねぇ……。
あれだけ不信感、不快感満載だったのに。
 
こんなに大々的に、わざわざエンダムさんを呼びつけてまで記者会見しますかね。
 
もちろん村田諒太vsジャーマル・チャーロ戦が観たいという個人的感情が影響していたことは否定しないのだが。
 
「ひっでえ試合。チャーロ兄がKO勝利って、ヘイランドとかいうヤツ、試合できる状態じゃねえじゃんか」
 
エンダムとの再戦が一番現実的なのは重々承知してはいたが、それでも、ね。
ボクシング界のモンキービジネス半端ねえっすわマジで。
 

村田ずっるい。帝拳ジムもずっるい。エンダムが気の毒になるレベルでずっるい

まさかのタイミング(僕の中では)で発表された村田諒太vsアッサン・エンダム再戦決定の一報。
 
この件についての感想をストレートに申し上げるなら、
 
「村田ずっるい!!」
「帝拳ジムずっるい!!」
 
正直、この試合の勝敗にはまったくと言っていいほど興味がわかない。
というより、ここまで結果が見え見えの試合を組んで嬉しいか? という話。
 
だって、どう考えても村田の勝ちでしょ。
勝率で言えば95%くらいじゃない?
 
てか、リングサイドが50,000円?
こんな試合で?
トチ狂ってんな。
 
 
まあ冗談はともかく、僕自身、ここまで露骨なホームアドバンテージ丸出しのマッチメークというのをついぞ見たことがない
それこそ、わざわざ来日してくれるエンダムが気の毒になるレベルである。
 
「ロマチェンコ攻略の糸口見っけ? マリアガボッコボコ。今日も対戦相手をオモチャにして遊ぶ」
 

エンダムの勝機はほぼゼロ。村田は前回と同じことをやれば勝てる

繰り返しになるが、今回の再戦においてエンダムに勝機はほとんどない。
 
・前戦のジャッジ2人が6ヶ月の謹慎
・WBA会長が自らのTwitterで村田の勝利を主張
 
この経緯を鑑みるに、村田が勝利のためにやるべきことはたった一つ。
前回と同じ展開に持ち込む。これだけである。
 
「クローラvsバーンズ感想。もの足りない人同士の壮絶サバイバル。両者が足りない部分を攻め合う駆け引き」
 
ガードを上げて間合いを詰め、エンダムをロープに追い込む。
相手の攻撃はガードの上から打たせ、覗き見でタイミングを測る。
そして、ロープを背負わせた状況で数発パンチを打つ。
以上!!
 
「リナレスvsルーク・キャンベル予想。濃い顔族か平たい顔族か。強化版阿部寛の顔力で英国の英雄を吹っ飛ばせリナレス」
 
たとえ1Rに3発しか手を出さなくても問題ない。
どれだけつまらない試合と言われても、気にする必要もない。
 
ただただ、前回と同じ展開を作るだけ。
 
「マイキー・ガルシアがブローナーに判定勝利。階級の壁をちょっと感じたかな。ブローナーもよかったよね?」
 
WBA会長自らが村田の勝利を主張し、担当のジャッジを謹慎処分にしているのだから、まさか同じ結果が出るわけがない。
 
前回同様、致命打に注意しながらのんびりと鬼ごっこをしていれば、当たり前のように村田の手が上がるはずである。
 
「金子大樹引退?! マジでか。内山引退→しゃーない。三浦引退→ワカル。山中陥落→完敗だね。てか会長老害過ぎワロタww 金子引退→は?」
 

エンダムのやれることは実はかなり少ない。不得意な打ち合いをせざるを得ない状況。ホントにずっるい

また、エンダム側もそれは重々承知しているはず。
 
あれだけの騒動になったのだから、前回と同じことをやっていては勝てない。
あの持久走作戦から何かを変える必要がある。
 
「クロフォードvsインドンゴの統一戦予想。長い人たちの頂上決戦。クロフォードのランニングスキルとインドンゴの踏み込みに注目」
 
恐らくエンダムが選択するのは前に出ての打ち合い。
足を使ってのアウトボクシングではなく、ある程度近い距離での勝負を挑んでくるのではないか。
 
そして、これは間違いなくエンダム陣営の本意ではない。
前回のダウンシーンを観れば一目瞭然だが、至近距離での打ち合いではエンダムは明らかに分が悪い。
距離を詰められ、逃げ場を塞がれ、袋小路でドカン。
逃げ場を失ってオロオロするエンダムの姿を多くの方が目撃している。
 
「俺のウィリー・モンローJr.さんキター!! サンダースとのタイトルマッチでついに2度目の王座挑戦。よしお前ら、震えて眠れ」
 
だが、それでもエンダムは前に出る必要がある。
真正面からとは言わないが、前回のような持久走作戦では間違いなくポイントは取れない。
かといって、あれ以上に激しく動き回っては体力が持たない。
 
つまり、今回エンダムがやれることは実はかなり少ない。
 
「村田諒太がやっぱりロブ・ブラント戦。ビッグマッチへの足掛かり? 結構いい試合になりそうな…」
 
逆に村田としては、前回のように追いかける必要すらない。エンダムが出てくるのを待って、自分の間合いに入ってきたところを撃ち落とすだけでいい。完全なるイージーゲームである。
 
いわゆる2016年の山中慎介vsアンセルモ・モレノVol.2のパティーン。
むしろ、WBA会長や本田会長の発言が影響している分、今回の方がはるかにタチが悪い。
 
「神の左()炸裂でモレノを撃破!! 山中慎介が宿敵とのリマッチを制して11度目の防衛に成功!! やっぱり左の威力はエグいわ」
 
そういう意味で、
「村田ずっるい!!」
「帝拳ジムずっるい!!」
 

プロモーターや統括団体レベルで選手に圧力がかかるのはアウトだよね。2016年の山中慎介vsアンセルモ・モレノ戦よりヒドい

僕は以前から「自分に有利な状況を作るためにルールを最大限利用するのは全然悪いことじゃない」「反則打がOKだとは言わないが、レフェリーに見えないように打つのも一つのテクニックじゃないの?」と言い続けている。
 
「地の利とか日本人ボクサーがタイで勝てない理由とか。世界戦19敗1分を引き起こしたマモノ()について」
 
アウトボクサー仕様にリングを広めに設定したり、足場の固さを調整するのは規定の範囲でどんどんやればいい。
大きな罰則が科せられない現状、それこそ意図的な体重超過で体力をキープするのも悪くないとさえ思っている。
 
「ラフファイトとか体重超過とか、別にアリだよな? というお話」
 
ただ今回のように、プロモーターや統括団体が直接圧力をかけるのはアウトである。
もちろん自分たちが有利になるように交渉を進めるのは当たり前で、WBCへの挑戦をチラつかせてWBAに釘を刺したりエンダム側を説き伏せたりというのは理解できる。
 
だがWBA会長が村田勝利を主張し、ジャッジが謹慎処分を科された中、あれだけ露骨な不信感をあっさり一変させるのはちょっとやり過ぎである。
 
「ベルチェルトに三浦隆司完敗……。対策されてたなぁ。何もさせてもらえなかったなぁ。そして、ベルチェルトはよく走りきった」
 
恐らく帝拳陣営にはエンダムに圧力をかける意図はなかったと思うし、この再戦は苦渋の選択だったのかもしれない。だが、結果的にエンダムの戦略の幅を狭めているのだからいただけない。
2016年の山中慎介vsアンセルモ・モレノ戦に関しては、プロモーターや統括団体の人間が勝敗に言及していない分、まだ許せるのだが。
まあ、あの試合は山中が勝ったからね。言うわけないよね。
 
「おおう、やっばい。井岡一翔にダラキアンとの指名試合交渉出ました。今回の相手はちょっとマズイんじゃないか? 決まればだけど」
 

今回の村田はKOで勝つしかない。これだけ有利な状況で、判定などは負けも同然。それくらいの覚悟で挑んでもらいたい

しかも、当の村田本人は「会長にすべてお任せしています」と、早々に「闘う哲学者」モードに切り替えて知らぬ存ぜぬ。遠いところで高みの見物を決め込む周到さはお見事としか言いようがない。
そして、マッチメークをすべて陣営に丸投げし、批判が自分に向かないように仕向ける綿密な計画性。もはや戦慄を覚えるレベルである。
 
会見でエンダムが「ボクシングをやっていて友人になったのは村田が初めて」とコメントしていたが、まさかそこまで見越してのSNSでのツーショットだったとか?
 
さすがにそれはないと思うが、こういう万全なケアも計算高い村田諒太ならではである。
 
「山中vsルイス・ネリ予想!! 最大にして最強の挑戦者登場? 13度目防衛戦をクリアしてカンムリワシに肩を並べろ」
 
まあ、ここまできたら今回はKOするしかない。
これだけおぜん立てされているのだから、自身のコメント通り「ファンが望む結果」を出す必要がある。
 
求められるのは可能な限り早いラウンドでのKO勝利。
判定などはもってのほか。
万一負けたら即引退。
 
それくらいの覚悟を持って試合に臨んでいただきたい。
 


なーに言ってんだオイww
「再戦は村田有利だが」って、有利どころの話じゃねえだろww
会見の言葉で展開なんか占えねえって。
 
「木村翔はワシが育てたww ゾウ・シミンにアウェーでジャイアント・キリング!! 大観衆の前で中国の英雄にTKO勝利」
 
まあ何だかんだで、来日する選手にとって日本というのは居心地がいいのだろう。
2014年のリゴンドーや2016年のコラレスもそうだが、今後の見通しが立たないランカーや不人気王者にとって、適度にリスペクトしてチヤホヤしてくれる日本はありがたい場所なのだと思う。
 
人種差別もなく治安がよく、それなりにファイトマネーを稼げるのであれば、日本を「第二の故郷」と呼ぶ気持ちもわからんでもない。
 
わざわざKOされに海を渡るエンダムは気の毒だが、今回の来日もぜひとも楽しんでいただければと思う。両国なら六本木にも築地にも行きやすいしね。
 
「ジェフ・ホーン圧勝!! パッキャオ議員に力技で勝利し人生の厳しさを教える!! 作戦勝ちかな。フィジカル面も差があったよな」
 
ん? これだけ言って村田が負けたら?
そらまあ、膝と額がくっつくぐらい謝罪しますわww
 
てか、その前に絶対に負けたらダメな試合なんですけどね。
 
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 
 

 
 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!