ロマチェンコvsカンボソスは決定でいいんすよね? ロマチェンコ有利だと思うけどカンボソス応援かな。デビン・ヘイニーと対戦した同士の王座決定戦【予想・展望】

ロマチェンコvsカンボソスは決定でいいんすよね? ロマチェンコ有利だと思うけどカンボソス応援かな。デビン・ヘイニーと対戦した同士の王座決定戦【予想・展望】

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ワシル・ロマチェンコとジョージ・カンボソスによるIBF世界ライト級王座決定戦が2024年5月12日にオーストラリア・パースで行われるとのこと。
 
「ロマチェンコとカンボソス IBFライト級王座決定戦 5.12オーストラリア モロニー兄弟も出場 – Boxing News(ボクシングニュース)」
 
ロマチェンコの兵役により中止となっていた試合がついに実現するらしい。
正式決定のソースを見つけられなかったのだが、BoxRecにも記載があるのでほぼ確定と考えてよさそう。
 
また記事によると同興行にはジェイソン・モロニー、アンドリュー・モロニーの兄弟も出場を予定しているとか。
オーストラリアの会場の盛り上がりも含めて楽しみである笑
 
中谷潤人がやヴァイ。サンティアゴを6RKOで3階級制覇。バンタム級初戦の井上尚弥と同等の凄み。入場の時点で絶好調だった
 

デビン・ヘイニーと対戦した両者。どちらかと言うとカンボソス応援

ワシル・ロマチェンコvsジョージ・カンボソス。
 
僕が好きなデビン・ヘイニーとの対戦経験がある両者ということで楽しみにしている試合である。
 
ロマチェンコは久しぶり(現役最終盤)の王座復帰を目指す。
カンボソスはテオフィモ戦での大金星が薄れつつある中での大一番。
両者とも応援しない理由が見つからないのだが笑
 
 
なお、あえてどちらかを選べと言うならジョージ・カンボソス
完全に僕の好みなのだが、対デビン・ヘイニー戦で好きなのがカンボソスの方だったから。
 
ヘイニーがPFP1位で異論ないよな? “あの”カンボソスを塩漬けにしたんだぞ。井上尚弥、カネロがはるか彼方にふっ飛ぶ偉業。ジャブ、ダッキング、クリンチが最強。以上!!
 
ついでに言うと、カンボソスのイキりキャラがお気に入りだったりする笑
 

ロマチェンコ有利? カンボソスは相当苦しい気がするよ

まずこの試合で有利なのはロマチェンコだと思っている。
 
ジョージ・カンボソスは基本的にカウンター使いで、低いガード&見切りで勝負するタイプ。
 
相手の初弾を上体反らしで避け、反動をつけてカウンターを返す。
ジャブは少なめ、自分から攻めるのはあまり得意ではない。
 
なので、デビン・ヘイニーのようにジャブが起点の選手をめちゃくちゃ苦手とする。
過去2戦ではヘイニーのジャブに上体反らしが間に合わずにいずれも判定負けを喫した。
 
また相手に先に攻めさせるスタイルな分、横への動きに反応が遅れる。
ロマチェンコのように絶えずアングルを変えながら懐に入る、右リードが突然飛んでくるタイプは天敵かもしれない。
 
ロマチェンコがデビン・ヘイニー戦と同程度のコンディションに仕上げてくればカンボソスは相当苦しいのではないか。
 
4団体統一王者デビン・ヘイニーがロマチェンコの追い上げを振り切り僅差判定勝利。またしても不動のPFP No.1っぷりを証明したな
 

スロースターターのロマチェンコ。カンボソスは前半に山場を作りたい

だが、ロマチェンコのスロースターターっぷりはちょっと微妙。
 
2020年10月のテオフィモ・ロペス戦ではロペスの馬力を警戒し過ぎて前半をごっそり失った。
デビン・ヘイニー戦同様、終盤に怒涛の追い上げを見せたがKOには至らず。0-3の判定逃げ切りを許している。
 
ロマチェンコvsテオフィモ・ロペス感想。115-113ロペスかな。ロペスの対策が素晴らしかったしやっぱりスピード&パワー大正義
 
ロマチェンコが今回もあの感じだった場合はカンボソスにも勝機が生まれるのではないか。
 
 
またロマチェンコの3敗はいずれも判定で、ダウンも2018年5月のホルヘ・リナレス戦での1回のみ。
一方のカンボソスは現在21勝2敗10KOと決して倒し屋ではない。
 
諸々を加味すると、カンボソスが勝つとすれば判定と予想する。
と同時にそれをやるには前半リードが必須。それこそテオフィモ・ロペスのように前半を全部取るくらいの勢いで。
 
終盤でも動きが落ちない、ラウンドが進むごとに出力を上げてくるのがロマチェンコなので、カンボソスとしてはその前に(デカめの)山場を作りたい。
 
デビン・ヘイニーvsライアン・ガルシア。アマチュア時代3勝3敗だって。ガルシアが勝つなら後半勝負かな。ホルヘ・リナレスのパターンで
 

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カンボソスが勝つには“自分から行く”ことが重要? ジャブを駆使してロマチェンコの前進を寸断する

この試合でカンボソスが勝つにはやはり“自分から行く”ことだと思う。
 
申し上げた通りカンボソスは基本的にはカウンター使い。相手に先に手を出させてからアクションを起こす流れを得意とする。
 
ところがデビン・ヘイニーにそのスタイルを攻略されて王座陥落→2戦目では自ら攻めたがそのつどヘイニーに“前”で止められてジリ貧状態に。
 
ヘイニーがリマッチでもカンボソスを圧倒。ジャブとアウトボクシングだけじゃない、パンチ力とインテリジェンスも証明した試合だったな。PFP No.1がより盤石に
 
さらにそのヘイニーは前回のロマチェンコ戦でも自分から攻めることでペースを掴んだ。
 
S・フェザー級時代のロマチェンコは「コイツとまともに勝負するには下がってはダメ」「懐に入られる前に出鼻を挫く必要がある」と言われていた覚えがある。
 
そこから数年、ライト級でも大柄なヘイニーが当時のロマチェンコ対策をそのまま実行した。
これはちょっとエモい笑
 
 
 
繰り返しになるが、カンボソスが勝機を見出すにはとにかく“自分から行く”ことが大事。
それもガードを上げて前進するだけでなくジャブと両立する
 
2020年10月のテオフィモ・ロペスvsロマチェンコ戦を観直すと、ロペスは前手のジャブでロマチェンコの前進を寸断していることがわかる。
終盤こそロマチェンコのインファイトに飲み込まれたが、中盤まではあのジャブがめちゃくちゃ効果を発揮していた(と思う)。
 
・序盤から攻める
・自分から試合を動かす
・ロマチェンコの前進を“前”で止める
・ジャブを駆使して懐に入らせない
 
またリナレスがやったように死角に回り込ませないようにボディを駆使するのもアリ。
 
進行方向と逆側からのボディでロマチェンコの動きを止める→その隙にクルッと方向転換→極力正面を外さない
リナレスは肘を張って邪魔をしていたが、そういう小細工も織り交ぜることができれば。
 
リナレスがロマチェンコにKO陥落。あ〜惜しい。もう少しだったけどな。これがスピード&パワーの偉大さですよ
 

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カンボソス陣営の対策に期待。勝敗予想はロマチェンコの判定勝ちだけど

いや~、難しいかなぁ。
 
あれこれ考えてみたが、正直カンボソスにやれるとは思えないものばかり笑
「自分から試合を動かす」「ジャブを駆使する」「ボディで動きを止める」など、この選手が一番苦手とする分野な気が……。
 
 
下記によるとカンボソスは新しいトレーナーとトレーニングに励んでいるとのこと。
 
「IBFライト級タイトル空位決定戦」
 
陣営がどんなロマチェンコ対策を用意してくるかに注目である。
 
 
勝敗予想はロマチェンコの判定勝ちでお願いします。
 
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