井上尚弥は所属を間違えたか? ロドリゲスvs次男ラッセルのWBA暫定決定王座戦? 勝者はガバリョとの暫定統一王座戦に進もうぜ()

井上尚弥は所属を間違えたか? ロドリゲスvs次男ラッセルのWBA暫定決定王座戦? 勝者はガバリョとの暫定統一王座戦に進もうぜ()

「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
2021年8月14日(日本時間15日)に米・カリフォルニア州で開催されるPBC興行。
メインイベントではWBO世界バンタム級王者ジョン・リエル・カシメロvsWBA同級正規王者ギジェルモ・リゴンドーの一戦が行われる。
 
当初はWBC王者ノニト・ドネアとカシメロによる統一戦が組まれていた同興行だが、カシメロ陣営の手続き上の不備&度重なる下品な挑発により、不信感を強めたドネアが撤退。
 
これにより、代替として最初の予定通りカシメロvsリゴンドー戦に舵を切ったとのこと。


なおこの日のアンダーカードには元IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲスとゲイリー・ラッセルJr.の弟、ゲイリー・アントニオ・ラッセルによるWBA世界バンタム級暫定王座決定戦も予定されている(らしい)。
 
ロドリゲスは2020年12月にレイマート・ガバリョとのWBC世界同級暫定王座戦に挑んだものの判定負け。ところがこの判定が物議を醸し、WBCから再戦指令が出ていたところ。
 
一方のアントニオ・ラッセルは2020年12月に元WBA同級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノに勝利し今回のタイトルマッチにコマを進めている。
 
ガバリョの勝ちもなくはない? かな? ロドリゲスはトレーナーが井上パパを恫喝してから運が一気に離れていったよな
 
ちなみにドネアがカシメロ戦から離脱したことを考えると、この試合の勝者がカシメロvsリゴンドー戦の勝者に挑戦する流れになると思うのだが、どうだろうか。

カシメロvsリゴンドー戦のアンダーに次男ラッセルvsロドリゲスが。これは結構おもしろい組み合わせだよね

井上尚弥が主戦場とするバンタム級トップ戦線が騒がしい。
 
もともと決まっていたはずのジョン・リエル・カシメロvsギジェルモ・リゴンドー戦がいきなりカシメロvsノニト・ドネアのWBC/WBO王座統一戦にすり替わったと思ったら、今度はドネアがカシメロ陣営への不信感を理由に撤退。干されかけていたリゴンドーに再びチャンスが回ってくるという。
 
リゴンドーvsカシメロ決定的? カシメロが前半に1発当てるかどうかの試合。コイツが“持ってる”ヤツならリゴンドーにも勝てる可能性が?
 
またWBC暫定王座戦に勝利したレイマート・ガバリョはコロナの影響? 規制? とやらで続報がなく、敗戦を喫したエマヌエル・ロドリゲスは今度はゲイリー・アントニオ・ラッセルとのWBA暫定王座決定戦に進むとのこと。
 
「暫定王者を決する戦い」とかいう短いセンテンスの中にツッコミどころしかない試合なのはともかく、組み合わせ自体は普通におもしろい。
 
アントニオ・ラッセルは現在18戦全勝12KOのサウスポー。キビキビとした動きやハンドスピードはラッセル一族の系譜を感じさせるし、身長も168cmとバンタム級としては長身の部類。
 
対するエマヌエル・ロドリゲスは鋭い左リードとカウンター、多彩なコンビネーションの持ち主。さらに前回のガバリョ戦ではこれまであまり見られなかったアウトボクシングのうまさも披露している。
 
正式決定ではないようなので勝敗予想は止めておくが、井上尚弥に対抗できるか? という部分を抜きにすれば結構楽しみな試合である。
 

どうせなら次男ラッセルvsロドリゲスの勝者とレイマート・ガバリョで暫定統一王戦やろうぜ()

申し上げたようにこの試合の勝者がカシメロvsリゴンドーの勝者に挑戦する流れになるのだと思うが、いや、ちょっと待てよと。どうせならレイマート・ガバリョを絡ませた方がおもしろくねえか?
 
WBAの暫定王者とWBCの暫定王者による統一戦、つまり暫定統一王者の誕生を目指すのである。
 
 
王手のプロモーションがそれぞれ自分のナワバリを作り、各国の有力選手を囲い込むボクシング界。
それに伴って王座認定団体も王座の数を増やしまくり、今では一つの階級に「チャンピオン」と呼ばれる選手が何人も存在する。
 
ランキング1位の上に「チャンピオン」「世界一」が複数君臨する状況が正解だとは思わないが、ビジネスを肥大化させ過ぎて収拾がつかなくなったこの状態を今さらどうこうできるかと言ったら……。
 
大小多数のプロモーション、そこに所属する各国の選手に“ゴール”を示すためには、主要4団体による4つの王座だけでは明らかに数が足りない。
また“○○王者”の呼称が選手にとってバカにならない影響力を持つことも事実。
 
暫定、正規、スーパー、休養、フランチャイズ、ゴールドなどの意味不明な呼び名で「チャンピオン」を乱立させることが正しいとは言わないが、冷静に考えれば是正は不可能というのも十分理解できる。
 
 
つまり、ここまでくれば暫定王者同士の統一戦があってもまったくおかしな話ではない。
僕を楽しませるためにも、エマヌエル・ロドリゲスvsアントニオ・ラッセル戦の勝者はレイマート・ガバリョとの一騎打ちに進むべきなのである()
 
カシメロ陣営のやらかしでドネアが撤退。取り巻きが出しゃばるとロクなことにならんよな。伊藤雅雪vs細川バレンタイン、コルバートvsニャンバヤル
 

井上尚弥がトップランクと契約したのは失敗? 有力選手がPBC所属ばかりで、階級アップしてもあまり変わらない気が…

諸々の動きを見ていると、井上尚弥がトップランクと契約したのは失敗だったか? という気がしてくる。
 
上記のゴチャゴチャとした流れは基本的にPBC内の出来事で、井上の所属するトップランクとは関わりが薄い。
大手プロモーション同士は基本的には交流がなく、2020年に発表された井上vsカシメロ戦、今回のドネアvsカシメロ戦の勝者と井上との統一戦は双方の利害が一致した例外なのだろうと。
 
またキャリアの全盛期を無駄にしないためにも井上尚弥は階級を上げるべきという意見も多数聞こえてくるが、正直S・バンタム級でもあまり変わらない可能性もあるのではないか。
 
・ギジェルモ・リゴンドー
・ゲイリー・アントニオ・ラッセル
・エマヌエル・ロドリゲス
 
現状、バンタム級で井上尚弥を“辛うじて何とかできそう”な選手は全員PBC所属(カシメロはMPプロモーション)。
 
仮に階級を上げたとしても、
・ブランドン・フィゲロア
・ルイス・ネリ
・スティーブン・フルトン
・レイセ・アリーム
と有力選手はPBCに集まっているし、岩佐亮佑に勝利したムロジョン・アフマダリエフはマッチルーム所属。井上が王座に絡むにはそれなりに苦労しそうな印象である。
 
フルトンvsレオ、アリームvsパリシャス、ティム・チューvsモーガン、マーク・ハントvsガレン振り返り。やっぱり打撃のハントはロマンあるよなw
 
井上尚弥の参加を条件にWBSSトーナメントを開催するという話もあるようだが、アイツらの大言壮語はこの世でもっとも信用ならないww
 
 
ちなみにトップランクとの契約後に井上がこなした試合は2020年10月のvsジェイソン・モロニー、2021年6月のvsマイケル・ダスマリナスの2試合。
その他、対戦候補として名前が挙がっていたのはジョシュア・グリアとニコライ・ポタポフ。こうして見ると、ジェイソン・モロニー戦以降のトップランクの弾切れ感は尋常ではない。
 
それこそジェイソン・モロニー、マイケル・ダスマリナス、ジョシュア・グリア、ニコライ・ポタポフなら大橋ジムでも組めたんじゃないの?
コロナさえなければ有明コロシアムと大田区総合体育館、さいたまスーパーアリーナのローテーションで十分だったろ。
とすら思うわけで。
 
レガスィ()とやらを得るためには米国進出が必須なのかもしれないが、なかなか対戦相手の選択肢が広がらないのが……。
 

井上尚弥が契約すべきだったのはアイツ? ドネアのムーブを見てると井上のこともうまくプロモートしてくれそうな

ここから先は僕の勝手な想像だが、井上尚弥にもっとも適したプロモーターはリチャード・シェイファーなのではないか。
 
2014年にGBPのCEOを辞任し、2016年には自身のプロモーション「リングスター・スポーツ」を設立。
WBSSトーナメントの開催資金として500万ドルを調達したやり手でもある。
 
現在ノニト・ドネアがこのリングスター・スポーツに所属しているわけだが、ここ数年のドネアのムーブを見ると井上のやりたいことをすべてやっている気がするのだが。
 
 
2016年1月にジェシー・マグダレノに敗れて王座陥落した直後にリチャード・シェイファーと契約→調整試合を挟んで2018年4月にカール・フランプトンに挑戦。
 
直後にバンタム級WBSSトーナメントにエントリーし見事準優勝。
 
さらに翌年にはノルディ・ウーバーリの持つWBC王座への挑戦を発表(ウーバーリのコロナ感染により中止)。
2021年5月にリスケされたウーバーリ戦に勝利したあとは、1ヶ月も経たない間にリゴンドーをどかしてジョン・リエル・カシメロとの2団体統一戦にこぎつける(のちにドネアが撤退)。
 
 
マッチルーム、PBC、トップランクといった大手プロモーションと強力なコネを持つが、ハコ自体はそこまで大きくないのでフットワークは軽い。
どの国のどんなリングでも厭わず上がって結果を出し続けたドネアのすごさはもちろんだが、各プロモーションを行き来しながら重要な試合を引っ張ってくるシェイファーの敏腕っぷりといったら……。
 
弾切れでキャリアが停滞しつつあるトップランクよりもはるかに井上の助けになってくれそうなのだが。
 
ドネアvsウーバーリ感想。ドネアのクソかっこいい主人公属性と往生際の悪さ。もうお前、サウスポー得意じゃねえかw 最高だったぞ
 
もちろんコロナがなければカシメロとの統一戦は実現していたし、今後どうなるかもわからない。WBSSのグダグダ加減を見せられると、決してシェイファーが大正義とまでは言えない。
 
あくまで結果論というか、僕の勝手な意見として。
フットワークよく動き回るドネアと思ったようにキャリアが進まない井上を比べると、ボブ・アラムでは少々手に余るのかなぁと思った次第である。
 
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 

Advertisement

 


 

 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!