佐々木尽vs田中空再視聴。佐々木尽が成長? 進化? してたような…。変わってないと言われてたけど。ブライアン・ノーマンJr.の復帰戦を観てやっぱり差があるなオモタ【結果・感想】

佐々木尽vs田中空再視聴。佐々木尽が成長? 進化? してたような…。変わってないと言われてたけど。ブライアン・ノーマンJr.の復帰戦を観てやっぱり差があるなオモタ【結果・感想】

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2026年5月2日に東京ドームで開催された「THE DAY やがて、伝説と呼ばれる日。」。
8時間近いロング興行に加えて全試合判定というトンデモ事態となったわけだが。
 
僕はこの日現地観戦していて、はっきり言って地獄だった


全体を通して伝説などと呼べるものではない。
メインの井上尚弥vs中谷潤人戦もそれまでの低調さを覆すほどではなかった。
 
井上尚弥vs中谷潤人戦現地観戦。プラン通りの中谷とそれをさらに超えた井上。達人同士の高度な駆け引き、斬り合いみたいな試合。おもしろさで言えば武尊vsロッタン戦の方が5万倍上だけどw
 
ただ試合単体ではそれぞれ見どころがあり、第4試合のOPBF東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ、佐々木尽vs田中空戦はなかなかの盛り上りだった。
 
と言いつつ、あの日の僕にはこの試合すら厳しかったことをお伝えする。両者一歩も引かない打撃戦はある意味単調で、同じような光景が10R続くのは耐えがたかった。
 
そして時間を空けるとどうかな? ということで、今回(ブライアン・ノーマンJr.の復帰戦を受けて)見逃し配信を観てみた次第である。
 

佐々木尽が成長? 進化? してる? 意識と動きが一致し始めている印象

佐々木尽vs田中空戦を映像で観た感想だが、何となく佐々木尽が成長? 進化? していたように思う。

「まったく変わっていない」という声が多いようだが、いや、そうでもないんじゃない? と。
いっさいの変化が見られなかったマーロン・パニアモーガン戦(2026年2月)に比べれば全然よかったというか。少なくとも意識の違いは感じられたのだが(僕には)。
 
再びトップ戦線に絡めるかはともかく、意識と動きが徐々に一致し始めている印象である。
 
佐々木尽vsマーロン・パニアモーガン。何も変わってなかったけど短期間では変わらんよな。でも「欠点を解消するより一点突破で突き進め」の意見が多かったのは驚いた。その時間は前回で終わったと思ってたよ
 

連打の田中空vs単発の佐々木尽になると思ってました。どっちが勝つかは知らん

僕はこの試合、連打の田中空vs単発の佐々木尽になると思っていた。
 
田中空は接近戦を得意とする選手で、反撃する暇がないほど手を出し続ける連打が持ち味。
1発1発を強く打つというよりいろいろな角度からコンパクト+スピーディに打ちまくる。で、そのうちの何発かがいい角度で入って、だんだんと相手を疲弊させていくのが勝ちパターンである。
 
この連打には恐らく佐々木尽も手を焼く。
ロープを背負わされて防戦一方の時間が続き、そのまま押し切られる可能性もあるのではないか。
 
ただ、田中空も試合を通じて手を出し続けるのは不可能で、ひと休みする時間帯は必ず訪れる。
そのタイミングで佐々木尽のフックが炸裂すれば。
田中空の得意な距離は佐々木尽の距離でもある。あの間合いでボディ、顔面への打ち分けが機能すれば流れは一気に変わるはず。
 
 
田中空はいつも通り連打で押し切る。
佐々木尽は田中の連打に耐えながら1発を返して流れを引き戻す。
どちらが勝つかは知らん。
 
だいたいこんな感じである。
 
佐々木尽vsブライアン・ノーマンJr.戦再視聴。ノーマンがデカい、しなやかでパンチが強い。でも心が折れてないのはいいよね。よくも悪くも“佐々木尽”で勝負するしかないんだし
 

ちゃんと打ち合う佐々木尽。出足を鈍らせる、ダメージを与える左ジャブが機能してる

だが、実際の試合では佐々木尽が田中空と“しっかり”打ち合う展開が続く。
 
僕は田中の回転力に圧倒されると思っていたが、まったくそんなことはなく。
むしろ佐々木尽のコンビネーションをもらった田中の手が止まっていたほど。
 
 
何より「お?」と思ったのが、遠い間合いでジャブが出ていたことと防御がガード一辺倒ではなく上体の柔軟性を駆使していたこと。
 
離れた位置からのジャブを顔面、ボディに打ち分けつつ微妙に角度を変えて外側からねじ込む。
前回も試合前に「左ジャブを意識する」とコメントしていた覚えがあるが、それがより馴染んだ印象。
遠い間合いで出足を鈍らせる、自分のパンチだけが当たる位置からダメージを与える左が機能していた(気がする)。
 
井上拓真vs井岡一翔戦再視聴。思った以上に井岡が遅かった。去年の大晦日にも「遅いな」と思ったけど。拓真の稲妻みたいな右に対応できず。最後まで勝負しない拓真には改めて失望したけど
 

全体的に柔軟だった。ガード一辺倒にならず頭を動かす意識。適度にリラックスしてパンチも多彩

また近場の打ち合いでもバリエーションが増えていた(気がする)。
前回はガードを上げてひたすら耐える→相手の手が止まった瞬間にフックをブンっ!! で終わらせたが、この日は頭を動かす、バックステップで距離を取る等、試合を通して柔軟性があった(気がする)。
 
腕を下げた見切り中心のディフェンスのおかげでリターンがめちゃくちゃ速い。
ブライアン・ノーマン戦では最初にグッと力を入れる“溜め”の瞬間を狙われたが、今回はこの“溜め”が小さくパンチも多彩になっていた(気がする)。
会場でも「今日の佐々木尽、動きが柔らかいな」と思ったことを覚えている。
 
田中空の手数、回転力に対抗するための措置だと思うが、アレは普通によかったのではないか。
 
と言いつつ今はラウンドが進むごとに単調になっていく印象で、まだまだ正面から受けすぎ、打ち終わりにポジションを変える等の改善が必要に思える。
だが、バックギアが利かず前進のみの田中空に比べてやれることが多い(多くなった?)とわかったのはよかった。
 

ブライアン・ノーマンJr.が復帰戦でジョシュ・ワグナーを2RTKO。佐々木vs田中戦との差を感じてしまった

表題の通りだが、先日前WBO世界ウェルター級王者ブライアン・ノーマンJr.が元IBFインターナショナル同級王者ジョシュ・ワグナーと対戦、2R1分24秒TKOで勝利している。

ブライアン・ノーマンは2025年11月にデビン・ヘイニーに敗れて以来の復帰戦。
あの試合では両者のあまりのハイレベルさに絶望したわけだが、この日のノーマンもこれまたやヴぁい笑
 
デビン・ヘイニーvsブライアン・ノーマンJr.。ヘイニーのジャブとクリンチ地獄でノーマン陥落。ウェルター級のレベチっぷりに絶望した。佐々木尽ではめくれなかったノーマンの素の表情
 
腕を下げ気味+やや斜に構えたところから鋭いジャブを突き出す。
今回は意識してジャブを使っていたと思うが、アカン、やっぱりすげえわw
立ち上がりこそ力みが見えたものの、それが逆にワグナーに恐怖を与えた印象。2Rに入ると適度に力が抜けてよりスムーズにジャブが出ていた。
 
僕は佐々木尽よりも(近場で勝負できる)田中空の方が打倒ノーマンの可能性があるかも?(どちらも厳しいけど)と思っていたが、今回でそれも吹き飛んだ。
 
正直、あのジャブをもらいながら距離を詰めるのは相当厳しい(気がする)。
アタックを繰り返すうちにダメージが蓄積、やっとのことで得意な距離に入ったときにはズタズタで力が残っていない、みたいになりそう……。
 
佐々木尽vs田中空戦とノーマンvsワグナー戦を続けて観て、改めて差があるなと思ったことをお伝えする。
 
 
なお、「試合が終わったばかりで『この内容では世界は難しい』などと言うのはよくない」「まずは試合を終えた両者、勝った佐々木尽をたたえるべき」
という意見をSNSで目にした覚えがあるが、いやいや。
毎回「待ってろ世界!!」と絶叫してるヤツを世界と比べるなは無茶ですよ笑
 

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今回のスタイルはノーマン向き? もう少し相手をおちょくる遊び心があるといいのかもしれんね

腕を下げたジャブ中心のスタイルはブライアン・ノーマンに合っている気がする。
 
これまで(佐々木尽戦含む)はガード上げて相手と正対していたが、申し上げた通りこの試合では腕をやや下げて斜に構えている。それが鞭のようなパンチをより効果的にしている印象である。

何となくだが、今回のブライアン・ノーマンはロイ・ジョーンズJr.と少し被る。
 
恐らくこの選手は根が真面目。基本的に相手と正面から勝負することを“是”としている気がする(知らんけど)が、身体の特徴、使い方はどちらかと言えばアンタッチャブル寄り。もう少し相手をおちょくる余裕、遊び心があった方が持ち味が生きるではないか。
 
 
逆にエイドリアン・ブローナーなどは実直にやる方が合っている(気がする)。
もともと“メイウェザー2世”として出てきた選手だが、メイウェザーほどバックギアが利かずにマルコス・マイダナやショーン・ポーター、マニー・パッキャオといった突進力のある相手には追いつかれている。
 
4階級制覇王者エイドリアン・ブローナーさんを振り返る。S・フェザー級時代が最強だと思う。階級アップに伴いメイウェザーコピーから脱却→自分のスタイルを確立した人
 
階級アップ+年齢が上がるに伴い、ガードを上げてにじり寄るブロック&リターンに傾倒していったのがその証拠かなと。
 
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