潮崎豪の躍動、満身創痍の悲壮感、何度も立ち上がる姿に感動した日。全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル2026優勝決定戦」現地観戦【2026.5.17感想】
2026年5月17日にEBARA WAVEアリーナおおた(大田区総合体育館)で開催された全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル2026優勝決定戦」を現地観戦してきました。

優勝決定トーナメントには各ブロックを通過した4選手(潮﨑豪、斉藤レイ、鈴木秀樹、菊田円)が出場。準決勝を勝ち上がった潮﨑豪と鈴木秀樹がメインイベントの決勝戦で対戦し、鈴木秀樹がダブルアーム・スープレックス・ホールドで24分15秒フォール勝ちで優勝を決めています。
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記事はこちら▼https://t.co/29ZoxPI9ra— スポーツ報知 (@SportsHochi) May 17, 2026
NOAHを離脱後、約10年ぶりに全日本プロレス所属となった潮﨑豪。
HAVOCの一員として楽しそうにやっているという噂は以前から聞いていて、実際現地観戦した際もその充実度が伝わってきました。
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そして5月17日のCC2026の準決勝、決勝に潮﨑豪が出場すると知り「これは行くでしょ」と。
EBARA WAVEアリーナおおた(大田区総合体育館)はあまり好きな会場ではない(座席が固くてケツが痛くなる)ですが、潮﨑豪の躍動を肌で感じるためにチケットを購入しています笑
プロレスラー潮﨑豪に感動した。でも、あれだけ満身創痍だと今後が心配になる…
表題の通りですが、はっきり言って感動しました。
前回は躍動する潮﨑豪に嬉しくなったというか、NOAH終盤の辛そうな表情とは真逆の充実度が伝わってきて「ああ、よかったな」となりました(親かw)。
ですがこの日はプロレスラー潮﨑豪のすごさを目の当たりにして心を打たれたことをお伝えします。
これまでの激闘の影響で潮﨑は試合前から脇腹を痛めていたとのこと。
試合中もことあるごとに患部を抑える(決勝では特に)など、時間が経つにつれてダメージが深くなっていった印象。
対戦相手もボディを中心に攻めてくるので本当に過酷だったと思います。
僕はそれを知らずに足を運んだので、グルグル巻きのテーピングを観て一瞬「おっぱいの形が変じゃね?」と思った次第です。


マジな話、大丈夫なのでしょうか。
CC2026は終わりましたが全日の興行はこの後も続くわけで。
無理して出場を続けて、結果的に長期離脱!! とならなければいいですが。
攻撃をすべて受けた上で勝利を目指す。漂う悲壮感はまさにオールドスクール
申し上げたように僕はこの日の潮﨑豪に心底感動しました。それこそちょっと泣きそうだったほどに。
アクロバティックな技を出すわけではない。
特別スピードがあるわけでもない。
全日の中では身体が大きい方でもない。
正直、顔面偏差値以外のスペックに突出したものはありません。
ですが、追いつめられたところから盛り返す、ギリギリのところで跳ね返して流れを変える。相手の技をすべて受けた上で、それでもなお勝利を目指す姿、悲壮感はまさにオールドスクール。
師匠である小橋建太の重厚さに三沢光晴の華を上乗せしたレスラーというか(中途半端な劣化コピーと言われたりもするらしいけど)。
グルグル巻きのテーピング、満身創痍の中で歯を食いしばる光景がより潮﨑を魅力的に見せていました。
KENTAによる鬼軍曹モードと介護モードの切り替え。元旦よりは多少マシだった内藤哲也。RYUSEIはそこまで悪くなかった気がする。興行としてはイマイチだった
菊田円もいいよね。ヒールに振り切りながらも最後は真っ向勝負
また準決勝で対戦した菊田円もいい味を出していました。
真正面から受けて立つ本格派の潮﨑に対して菊田はヒールに振り切りながらもしっかりとやり返す。ところどころダーティさを織り交ぜて正統派とのコントラストを生み出します。
で、クライマックスでは真っ向からのラリアット合戦に応じるという。
主戦場のDRAGONGATEを一度観てみたいと思わせてくれる選手でした。
てか、第1試合からあの濃密さはヤバいっす笑
「1試合目でこれだけ叫んで、最後までもたねえだろ自分」と逆の意味で不安になったことをお伝えします。

「やる気のあるものは去れ」が名言すぎてw 準決勝の69秒勝利は驚いた
上述の通り決勝戦に勝ち上がったのは潮﨑豪と鈴木秀樹。

18分超えの激闘を経て勝利を掴んだ潮﨑に対し、鈴木秀樹は昨年度覇者の斉藤レイをわずか69秒で下しています。
この鈴木vs斉藤戦はびっくりしましたね。
これだけ早い決着を目の当たりにしたのが初めてだった上に、CCの準決勝がこんな終わり方? という驚きも。
あとで知ったのですが、鈴木秀樹はCCで優勝するために省エネファイトを貫いたとか。
1試合1試合全力で魅せる戦い方をしていては身体がもたない、優勝するにはある程度の割り切りが必要であると。
「やる気のあるものは去れ」は名言すぎますw
【全日本・CC】鈴木秀樹 初優勝のウラにタモリの〝名言〟「改めていい言葉だな、と」|東スポWEB #ajpwhttps://t.co/VhMn1JpzuA
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) May 17, 2026
満身創痍のコンディション+激闘の準決勝を勝ち抜いた潮﨑豪vsノーダメの鈴木秀樹。
ここまで潮﨑に肩入れしたくなる対戦があってたまるかという一戦です笑
もう、ゴング前から顔が疲れてるんですよw

潮﨑とは真逆の鈴木秀樹。チョップをガードするなんてアリ? でも、こういう選手が主役になれるのがCC
決勝戦も1試合目に劣らずおもしろい試合でした。
目を奪われる試合、コメディ寄りな試合と盛りだくさんな興行でしたが、改めてこの日の主役は潮﨑豪だったと思います。
開始直後のロックアップからのクリーンブレイクは潮﨑豪の王道ですが、NOAHから全日に移ってもまったく変わらない。ある意味実家に帰ったような安心感です(違)。
対する鈴木秀樹は王道とは真逆のファイトスタイルでした。
もともとキャッチやサブミッションが得意なシューターらしいですが、この試合では輪をかけて逆行します。
弱点であるボディ、脇腹を狙うのはもちろん、開始早々の場外戦やチョップをガードする姿に「すげえなコイツ」と。
特に塩﨑の代名詞とも言える水平チョップを躊躇なくガードしたのは驚きです。


おいおい、それはアリなのか?
プロレスとしてどうなんだ?
相手の得意技を受けきってこそのプロレスじゃないの?
と思いつつ、このスタイルでも頂点を狙えるのがCCならでは。


全日のエース格は宮原健斗や安齊勇馬ですが、鈴木秀樹はああいうど真ん中の正統派とはまったく違う。はっきり言って主役になれるタイプではないと思いますが、全選手に平等にチャンスがあるCCだからこそこういう選手にもスポットライトが当たるのだろうと。
コーナーに押し付けてショルダータックル、最後もロープ際でショルダータックル。執拗にネチっこく弱点を狙います。


何度も立ち上がり続け、最後まで食らいついた塩﨑でしたが、ついに3カウントを許します。


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潮﨑HAVOC離脱?! これが支持されるかはともかく、さらに注目したいとオモタ
いや~、すげえわ。
マジですげえ。
塩﨑も鈴木秀樹も菊田円も瞬殺された斉藤レイも全員すげえ。
繰り返しになりますが、本当に感動しました。
なお試合後に鈴木秀樹が三冠王者宮原健斗を呼び出し、両者のタイトルマッチが決定しています。

【プロレスの聖地で三冠戦開催】
「スーパーパワーシリーズ2026」
~積田冷熱工事株式会社presents~🗓️6月18日(木)18:30開始
📍後楽園ホール◆三冠ヘビー級選手権試合
【第76代王者】
宮原健斗
vs
【挑戦者】
鈴木秀樹
※チャンピオン・カーニバル2026優勝者https://t.co/0quRMDkIuX#ajpw pic.twitter.com/niKjiv7RQv— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) May 18, 2026
そしてまさかの潮﨑豪、HAVOC脱退!!笑
【速報】潮﨑豪がHAVOC脱退を宣言!
潮﨑「いつもこうやって組んでるけど、オデッセイ、祥太郎、ザイオン、この3人とも戦いたいね。HAVOCの潮﨑というのも本当に俺の中で大きいものだけど、HAVOCの皆と戦いたい」… pic.twitter.com/8rOuKOARkV
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) May 17, 2026
そ、そうなんすか?
ずーっといい感じで回ってたのに。
このムーブがファンに支持されるのかは不明ですが、それはそれ。ますます“全日の”潮﨑豪に注目したいと思いました。
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