井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス基本合意だって。マルティネスは田中恒成戦に向かうと思ってたから意外だった。井岡にとってはやっかいな相手?

井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス基本合意だって。マルティネスは田中恒成戦に向かうと思ってたから意外だった。井岡にとってはやっかいな相手?

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WBA世界S・フライ級王者井岡一翔とIBF同級王者フェルナンド・マルティネスの統一戦が基本合意に達したらしい。


記事によると2024年7月の第1週目、日本開催で話が進んでいるとのこと。
 
 
以前からWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダとの対戦を希望していた井岡だが、エストラーダは6月に米国でジェシー・ロドリゲスの挑戦を受けることが発表されたばかり。
 
またWBAは今年1月にランキング1位のジョン・ラミレスと井岡に指名試合交渉の指令を出している。
 
ビッグマッチを望む井岡にとってこの流れはよくない。
今後の動向に注目が集まっていたわけだが……。
 
井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス正式決定。フランコ戦、ペレス戦同様、“前”で勝負するのがよさそう? お見合いする時間を長く作れれば
 

エストラーダvsジェシー・ロドリゲスって。エストラーダ負けるかも? 負けたらそのまま引退も?

WBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダvsジェシー・ロドリゲス戦が正式発表されたのが3月末。
 
エストラーダに関しては2023年大晦日の井岡との統一戦がポシャる→2024年開催に向けて再び交渉中という話だったが、正直半信半疑ではあった。
 
井岡陣営がどんな条件を提示したかは不明だが、年末以上の条件を持ってこられるとは考えにくい。
 
 
エストラーダを呼ぶ方法はファイトマネー一択。
それも2022年12月のローマン・ゴンサレスvsエストラーダVol.3と同等? 上回る? 金額を要求しているとか。
大手プロモーションの後ろ盾がない井岡にとってこれはかなり高いハードルである。
 
なので、今回もまたエストラーダにフラれたと聞いてもそこまで驚きはなく。
 
 
ただ、防衛戦の相手がジェシー・ロドリゲスというのは……。
試合を吟味しているうちに1年半のブランクを作ったエストラーダと、コンスタントにリングに上がって強敵を退けているジェシー・ロドリゲス。
 
ジェシー・ロドリゲスvsサニー・エドワーズおもしろかった。ロマチェンコvsラッセルJr.を思い出した。自分の得意分野で完敗したエドワーズはプライドがズタボロじゃない?
 
この両者ならエストラーダ陥落は十分あり得る。と同時に仮に負ければそのまま引退すらも……。
 

井岡はいよいよどうにもならん。マルティネス陣営と交渉中なのは知ってたけど。と思っていたら…

井岡陣営がマルティネス側とも交渉中&マルティネス本人が井岡の名前を出していたのも知っているが、すんなり決まるかは微妙なところ。
 
さらに先日WBO王座を戴冠した田中恒成がフェルナンド・マルティネスとの対戦希望を口にしている。
 
田中恒成vsクリスチャン・バカセグア。1Rで「田中が勝ちそう」ってなった。でもバカセグアの粘りもよかった。田中vsフェルナンド・マルティネスは実現してほしい
 
帝拳、大橋プロモーションのバックアップのある田中陣営が本気になれば出せる金額は一気に上がる。マルティネスがコロッといく可能性もあるのではないか。
 
那須川天心のプロ4戦目が夏頃と仮定すれば時期もちょうどいい。
 
 
エストラーダにそっぽを向かれ、交渉中だったマルティネスは田中に持っていかれる(かも)。
 
井岡としてはいよいよどうにもならん。
近い将来、防衛戦で力尽きるパティーンか?


と思っていたところ……。
 
井岡とマルティネス、両陣営が7月の日本開催で基本合意に達したとの報道が。
この流れはちょっと意外だった。
 
アルツール・ベテルビエフvsディミトリー・ビボル。金の力は偉大やでw コバレフ、グヴォジク、ベテルビエフ、ビボルのL・ヘビー級4強時代のラストファイト
 

井岡にとってマルティネスはやっかいな相手。勢いと連打に飲み込まれるパターン

井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス戦が正式決定したと仮定して。
 
井岡にとってマルティネスは相当やっかいな相手だと思っている。
もちろん統一戦で楽な試合などないが、最近の井岡を観ると特に。
 
・パワフルな前進
・両腕をぶん回す連打型
・近場でのボディが得意
・スタミナも豊富
 
さらにこの選手は単純な突進力だけでなく左右へのフットワークもそこそこいける。
ジェルウィン・アンカハスを回転力で置いてきぼりにしたり、ジェイド・ボルネアをサイドの動きで翻弄したり。
 
ジェイド・ボルネアがフェルナンド・マルティネスに肉薄。ジャブと先手先手の作戦が機能。減量苦のアンカハスよりもずっとよかったね
 
ここ数年で運動能力が低下つつある井岡としては、こういう強引さと機動力を兼ね備えたタイプは非常に面倒くさい。
 
懐が深い&パンチをフワッと吸収する技巧派(アムナット・ルエンロエン、ドニー・ニエテス)も嫌だが、フランシスコ・ロドリゲスやジョシュア・フランコのようにガツガツくる相手に飲み込まれるパターンも普通にありそう。
 
 
そういう意味でも中間距離で勝負できるエストラーダは一番やりやすかったのだが。
 

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井岡はこういう相手が得意かも? 前回、前々回と自ら前に出ることで勢いを止めた

逆に井岡はこれ系の相手を得意とする可能性もある。
 
2023年6月のジョシュア・フランコVol.2や前回のホスベル・ぺレス戦ではあえて“前”で勝負する姿が見られた。
 
井岡一翔vsホスベル・ペレス現地観戦。12度目の大晦日は具志堅の13度防衛にも匹敵する偉業。でも、井岡の出来自体はそこまでよくなかった?
 
容易に懐に入られ大苦戦を強いられたフランコVol.1。
それを踏まえて再戦では自ら先手を取ることで勢いを寸断、優位な間合いで打ち合いを制した。
 
また前回のぺレス戦では試合後に「勢いのある相手を前で止めた」旨のコメントが聞かれた。
 
要するに被弾の危険度と受けに回るリスクを比較した上での判断だったのだろうと。


今回のフェルナンド・マルティネスも基本は同じ。
 
待ちすぎると勢いづかせてしまうので、それをさせないために自分から攻めることが重要になる。
 
ただ、横の動きの旺盛さを踏まえると追いかけすぎるのもよくない。
前回のジェイド・ボルネアは“前”で止めようとしたが、初弾にカウンターを合わせられる→追撃の連打を浴びる流れで跳ね返されている。
 
このあたりの微調整も見どころと言えそう。
 

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マルティネスがやや有利かも? とりあえず正式発表を待ちますよ

実際、どちらが有利ですかね……。
 
マルティネスの馬力を井岡がさばけるかが分かれ目になるとは思うが、マジでわからない。
個人的にはマルティネスがやや有利な気も……。
 
正式発表前なので勝敗予想は止めておくが。
 
フェルナンド・マルティネスがアンカハスに再び勝利。これでアンカハスはトップ戦線から脱落かな。組みし易しな選手になっちゃったよね。
 
ちなみにドローはないと思っている。
 
マルティネスのキャリアを振り返ると16戦中KOが9。判定までいった試合も明確な差をつけて勝利している。
ジョシュア・フランコのようにモヤッとしたラウンドを量産するタイプではなさそうである。
 
 
むしろこの選手のボディで失速した際の対応にはかなり興味がある。
アンカハスとの初戦ではボディを効かされたところから持ち直したが、接近戦が得意な井岡相手にどうなるか。
 
 
そんな感じであれこれ妄想しつつ、正式発表を待つことにする。
 
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