デビン・ヘイニーvsレジス・プログレイスが待ち遠しいw ヘイニー判定勝利が濃厚と言われてるけどプログレイスにも勝ち筋はある?【予想・展望】

デビン・ヘイニーvsレジス・プログレイスが待ち遠しいw ヘイニー判定勝利が濃厚と言われてるけどプログレイスにも勝ち筋はある?【予想・展望】

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2023年12月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州で行われるWBC世界S・ライト級タイトルマッチ。同級王者レジス・プログレイスにライト級4団体統一王者デビン・ヘイニーが挑戦する。
 
デビン・ヘイニーほど毎回ファイトスタイルを変えてくる選手も珍しいよな。プログレイスを圧倒、フルマークで2階級制覇
 


今年5月にワシル・ロマチェンコを退けライト級4団体王座の防衛に成功したデビン・ヘイニー。
 
以前から減量苦による階級アップを示唆していたが、今回ようやく転級に踏み切ったとのこと。しかも初戦でいきなりタイトルマッチ&相手は29勝1敗24KOの倒し屋レジス・プログレイスという。
 
相当な自信があるのか、個人的には「へえ、すげえな」という感想である。
 
 
と思ったら、ライト級王座を保持したままの挑戦なのだとか。
 
ほほう、なるほど。
 
確かにジャーボンティ・デービスやライアン・ガルシア、フランク・マーティン、ジャーメイン・オルティス等、ライト級にはまだまだメンツが残っている。
 
少し前にSNSでシャクール・スティーブンソンとやり合っていたが、そちらの芽を残しておくのも一つの手かもしれない。
 
ジャーボンティ・デービスvsライアン・ガルシア。序盤物量勝負を仕掛けたガルシアはよかった。でもデービスの嗅覚、精度が高すぎる
 
まあ、その場合はさっさと暫定王座を設けろという話なのだが。
 
「階級アップするなら王座を返上するべき」なのはその通りだが、実際は保持したまま階級を行き来することが許されている。
 
それならなおさら暫定王座だろと。
 
指名挑戦権を保持したまま2年以上待ちぼうけを食わされた亀田和毅や挑戦者決定戦ばかりやらされて力尽きたレイセ・アリーム、などなど。
 
現状、チャンスが巡ってくる選手とそうでない選手の格差があまりに露骨なので。
 

有利なのはデビン・ヘイニー。プログレイスは前回微妙だった

前置きが長くなったが試合の展望を。
 
まず、多くの方(多く?)がおっしゃるように有利なのはデビン・ヘイニーだと思う。
 
 
上述の通りプログレイスは29勝24KOの倒し屋、キャリアでの敗戦は2019年10月のジョシュ・テイラー戦のみという強者である。
さらにそれ以降は5戦5勝4KOと上昇気流に乗っている。
 
ただ、前回のダニエリート・ゾリラ戦はやや微妙な出来で、巷? の不利予想もそれが影響していると思われる。
 
しかもゾリラは負傷欠場したリアム・パロの代役。
3Rのダウンを含む大差判定勝利ではあったが、内容は期待外れだったと言っていい。
 

相性の問題? ダニエリート・ゾリラはプログレイスの苦手な要素を兼ね備えていた

要するにこれは相性の部分が大きいのだと思う。
 
レジス・プログレイスは腕を下げた構え&ディフェンスは見切り中心。
ルイス・ネリやジョセフ・ディアスと同様、上体を揺らしながらプレッシャーをかけつつ打ち終わりにカウンターを返す流れを得意とする。
 
前に出る馬力、一瞬の爆発力には秀でているが、基本はカウンター使いである。
 
ルイス・ネリがフローイラン・サルダールをフルボッコに。階級下&知名度のある相手は得意よねw 井上尚弥vsネリ戦は相変わらず現実味がなくて…
 
これ系の選手はサウスポーに強く、プログレイスも例外ではない。
 
ジョシュ・テイラー(サウスポー)戦以降の対戦相手を振り返ると、
・イバン・レッドカッチ
・タイロン・マケンナ
・ホセ・セペダ
と5戦中3戦がサウスポーとなっている。
 
 
さらに前回のダニエリート・ゾリラは
・オーソドックス
・リーチが長く懐が深い
・サイドへの動きが得意
なアウトボクサータイプ。
 
上体の柔軟性、目のよさで勝負するカウンター使いにとって、リーチが長い&遠い位置で動き回る相手とは相性がいいとは言い難い。
 
本人のコンディションはもちろん、急遽決まった相手が苦手なタイプだったのも大いにあるのではないか。

 
リナレスvsジャック・カテラル、リナレスすげえな。適正階級なら倒してたかも? ルーク・キャンベル、ロマチェンコをダウンさせた右
 

ヘイニーはまさにプログレイスの天敵タイプ。サウスポーを苦にしないしね

そして、当のデビン・ヘイニーはまさにそのスタイル。
 
リーチの長さ、サイドへの動きに加えてめちゃくちゃ鋭いジャブを兼ね備える。
その上ジョセフ・ディアス、ワシル・ロマチェンコに勝利するなどサウスポーを苦にしない。
 
TJ・ドヘニーがジャフェスリー・ラミドを1RKO。最高かよドヘニー。驚きすぎてテンションがおかしいw 大橋プロモーションの思惑をぶっ壊したのも爽快だった
 
プログレイスにとっては階級アップ初戦ということを差し引いてもダニエリート・ゾリラ以上にやっかいな相手である。
 
 
諸々を加味すると、プログレイスがヘイニー相手にポイントアウトするのは難しい。
勝利するなら倒すしかないわけだが、じゃあ、それが可能なの? という話……。
 

ヘイニーがジョセフ・ディアスにタジタジにされたことを考えるとプログレイスにもチャンスはある?

実を言うと、プログレイスにもチャンスがありそうな気がしなくもなくもない。
 
ヘイニーは2021年12月にジョセフ・ディアスに判定勝ちを収めているが、危ない場面も散見された。

ガードを上げてのしのし近づくディアスに追い詰められ、そのつどロープ際での打ち合いに巻き込まれる。
 
また、ノーモーションで飛んでくる左を芯でもらったり。
ロマチェンコ戦でもいきなりの左で顔を跳ね上げられるシーンが目についたが、ここはプログレイスとしても狙い目だと思う。
 
 
ヘイニーは確かに横の動きは旺盛だがバックステップはそこまでではない。
ジョージ・カンボソスのように遠間から「せーの」で飛びかかってくる相手には回避が間に合うが、じわじわ距離を詰められると糞詰まりを起こす。
 
しかもこの選手は後半の失速癖がある。
 
ヘイニーがリマッチでもカンボソスを圧倒。ジャブとアウトボクシングだけじゃない、パンチ力とインテリジェンスも証明した試合だったな。PFP No.1がより盤石に
 
申し上げたようにプログレイスはジョセフ・ディアスやルイス・ネリと少し似ている(と思う)。
適性階級をオーバーしていたディアスよりもはるかに勝機があるのではないか。
 

勝敗予想はヘイニーの判定勝ち。不動のPFP No.1に2階級制覇の称号が加わることを願う笑

今回の勝敗予想だが、ヘイニーの判定勝ちでいきたい。
 
正直、プログレイスがヘイニーをポイントで上回れる感じはしない。
なので、プログレイスが勝つなら後半KO。ヘイニーが失速する中盤から後半にかけて1発ぶち込んでのストップ勝ちかなぁと。
 
ただ、どちらを選ぶか? と聞かれればやはりヘイニーと答える。
前回のロマチェンコ戦同様、終盤アップアップになると思うが、最後の一線は死守すると予想する。
 
ヘイニーvsロマチェンコ再視聴。言うほどロマチェンコは勝ってない、ヘイニー勝利と断言するほどでもない。理不尽な罵声を浴びせられたヘイニーが闇落ち。あ〜あ…
 
 
何といってもヘイニーは不動のPFP No.1ですからね。
 
“プエルトリコの至宝”と目されたフェリックス・ベルデホを激闘の末にKOした東洋で敵なしの中谷正義に手も足も出させず完勝した元P4P No.1のワシル・ロマチェンコを終盤までスピード&パワーで圧倒して判定勝ちを収めた“テイクオーバー”テオフィモ・ロペスから初回にダウンを奪いド根性で大金星を掴んだジョージ・カンボソスをアウェイの舞台で左手1本で完封し4団体統一を果たし、約4か月後の再戦でも追いすがるカンボソスを退け次戦で元P4P No.1のワシル・ロマチェンコに僅差判定勝ちしたデビン・ヘイニーに2階級制覇の称号が加わることを願う(どんどん長くなる笑)。
 
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