エストラーダがロマゴンの追い上げを振り切りラバーマッチを制す。コイツラは何度やってもこんな感じだよな笑 でも初めて井岡の名前を出したし井岡も中谷戦を回避しちゃえよ【結果・感想】

エストラーダがロマゴンの追い上げを振り切りラバーマッチを制す。コイツラは何度やってもこんな感じだよな笑 でも初めて井岡の名前を出したし井岡も中谷戦を回避しちゃえよ【結果・感想】

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2022年12月3日(日本時間4日)に米・アリゾナ州で行われたWBC世界S・フライ級王座決定戦。同級フランチャイズ王者ファン・フランシスコ・エストラーダと元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレスが対戦し、2-0(116-112、115-113、114-114)の判定でエストラーダが勝利。1勝1敗で迎えたラバーマッチを制した一戦である。
 
 
過去2度の対戦を経て決着戦を迎えたロマゴンとエストラーダ。
試合はこれまでと同様激しい打ち合いが展開されるが、序盤はエストラーダが上手く距離を取って優位に進める。
だが中盤以降、圧力を強めたロマゴンが徐々にペースを引き寄せエストラーダを追い詰めるシーンも。
 
どうにかリードを守り切りたいエストラーダはラスト2Rで無理やりエンジンをかけて反撃。ロマゴンのプレスを連打とフットワークでいなし、終了のゴングを聞く。結果は2-0(116-112、115-113、114-114)の判定でエストラーダが勝利。ギリギリの逃げ切りで王座戴冠に成功している。
 
 
なおエストラーダは試合後の会見でWBO王者井岡一翔に言及。「フライ級時代から戦いたいと思っていた」とコメントするなど、公の場で初めて井岡の名前を口にしている。
 
井上尚弥vsポール・バトラー、井岡一翔vsジョシュア・フランコ、武居由樹vsブルーノ・タリモ、堤駿斗vsペテ・アポリナル。年末の目ぼしい試合を予想してみる
 

いまいち興味がわかないラバーマッチ。「先週末から今週初めにかけて忙しかった」と言い訳しておく笑

ファン・フランシスコ・エストラーダvsローマン・ゴンサレスVol.3。
 
米・アリゾナ州で開催、DAZNで中継されたこの試合。
過去2試合同様、大激戦の末に今回はエストラーダが逃げ切りを果たしたわけだが。
 
例によって僕はリアルタイム視聴はしていない。
先週土曜日は後楽園ホールでボクシング観戦、帰宅後に大急ぎでジョン・リエル・カシメロvs赤穂亮戦を、日曜日は用事があって外出、月曜日は深夜にサッカーW杯の日本vsクロアチア戦。
週末から週初めにかけてバタバタしており、エストラーダvsロマゴン戦まで手が回らない状態が……。
 
日本がクロアチアにPK戦の末惜敗。日本はいい出来だったしこれは接戦になるって思ったよね。後半頭からの三苫薫投入が正解だった気が…
 
嘘です忘れてました。
 
はい、すみません。
嘘つきました。
 
バタバタしていたのは確かですが、正直12Rを通しで観るくらいの時間はあったと思います。
要するに試合の存在がすっぽり抜け落ちていたというのがファイナルアンサーです笑
 
だって、いまいち興味がわかねえんだもん。
こいつらの再戦はもう十分だし何回やろうが似たような展開にしかならん。
どちらが勝つかは知らんが、いくら煽られてもまったくテンションが上がってこない。
 
で、後日ネットニュースでエストラーダの勝利を知り、「ああ、そういえば」となった次第である。
 

各ラウンドスコアカードと比べながら観ていたら…。どうも合わねえなぁと思ったんだよ笑

申し上げたように僕はこの試合の結果を視聴前に知ってしまった。
 
なので試しにラウンドごとにスコアカードを確認しながら視聴してみたのだが、困ったことになかなかオフィシャルのスコアと合わない(DAZNの解説者のヤツとも)。
 
序盤こそ「まあ、僕の見る目なんてこんなもんだよね」と思っていたものの、「今のは絶対エストラーダでしょ」と思ったラウンドがロマゴンについていたのを見て「さすがにこれはおかしいぞ」と。 
よくよく確認してみたら2021年3月の第2戦目のヤツだったというオチ笑
 
それでも最初から観直す気にはなれずにフワッとしたテンションのまま視聴を終えることに。
 
 
というわけで、ここから先は(僕の)やる気が低低ピューな感想であることをお伝えさせていただきます笑
 

前半エストラーダ、後半ロマゴン。さすがのロマゴンもキャリア最終盤に差し掛かってる感があるね

まず全体の流れとしては、前半がエストラーダ、中盤から後半にかけてロマゴン、ラスト2R(正確には11Rの半ばくらい)でエストラーダが盛り返した試合。序盤と終盤にがんばったエストラーダがロマゴンの追い上げを辛うじて退けたと言えるのではないか。
 
 
そして過去2戦と同様、最初から最後まで激しい打ち合いが展開される。
ただ、今回はどちらかと言えばエストラーダが足を使うシーンが多かったように思う。
 
2012年12月の初戦ではゴリゴリ前に出るロマゴンをエストラーダが真正面から受け止め、連打と根性でどうにか踏みとどまった印象。
2021年3月の再戦の内容はよく覚えていないのだが、今回に関してはエストラーダのバックギアが効果を発揮した(と思う)。
 
逆にロマゴンは以前ほど連打が続かず(特に序盤)、ガードの間からエストラーダのジャブをもらうシーンが目についた。
カロリー高めのファイトが続かないというか、フルスロットルで動ける時間が短くなりつつある感じ。
 
ガードを上げて上体を振りながらプレスをかける→パリングと絶え間ないウィービングでパンチの芯を外す→相手を連打地獄に巻き込んで根負けさせるスタイルに加えてスロースターター気味なのも相変わらずだが、ギアが上がるまでに少々時間を要するようになった気が……。
 
・エンジンがかかるまでに時間を要する
・全力で動ける時間が短くなりつつある
 
最強の軽量級としてPFP No.1にまで上り詰めたロマゴンも35歳。
依然としてトップクラスの力は保っているものの、キャリアが最終盤に差し掛かっているのも間違いなさそうである。
 
ロマゴンすっげえわ。マルティネスを連打で圧倒。ディフェンシブに傾倒した割り切りで再び上昇気流に。井岡一翔戦が観たいけど、ないんだろうな笑
 

アウトボクシングに傾倒したエストラーダ。ロマゴンのスロースターターっぷりを把握していた? 逆に防御面は読まれてたかな

対するエストラーダだが、上述の通り今回はややアウトボクシングに傾倒していた。
左に回りながらジャブで距離を取り、ロマゴンの動き出しに合わせてバックステップ。上下の打ち分けで連打の発動を抑え込む。
 
ロマゴンのスロースターターっぷりを加味した先行逃げ切り作戦だったと想像するが、この辺の引き出しの多さ、器用さはさすがである。
 
ただ、防御面はやや読まれていた印象。
この選手は正面に立たれるとスウェイを多用する癖があり、その際にガードを下げて右斜め後ろに身体を傾ける仕草が目立つ。
どの選手もそうするでしょという話なのだが、エストラーダは特に。
 
で、そのタイミングでもう一歩距離を詰められ側頭部への被弾。このパターンは割とよく目にする(気がする)。
相手がロマゴンのようにザクザク前に出るタイプだとなおさら。スウェイで無防備になった瞬間を狙われ、中盤からペースを上げたロマゴンに完全に捕まってしまった。
 
エストラーダvsコルテス。エストラーダは調子悪そうだったな。コルテスもよく研究してた。でも、勝負強さと二番底を見せつけての勝利はさすが
 

ロマゴンも割と神経質なヤツだったよね。さすがに赤穂亮ほどじゃないけど

いや、この試合に対してはマジであまり言うことがないんですよね笑
 
エストラーダがフットワークを駆使して逃げ切った、ロマゴンの連打力がやや落ちた以外は過去2戦と大差ない。
どのラウンドも似たような流れで、極論試合前に両者が相談していたとしてもバレないんじゃないの? というくらいに(さすがにそんなことをしているなどほざく気はありませんが)。
 
そういえば、頭がぶつかって両者が動きを止める→グローブタッチ後に再開というシーンも何度かありましたね。
すっかり忘れてましたけど、実はロマゴンもああいう神経質なところがあるんですよね。
カシメロvs 赤穂亮戦の直後で(僕が)反則打アピールやグローブタッチに過敏になっていた部分もあるかもしれませんが。
 
まあ、さすがに赤穂ほど“見た目ドーベルマン、中身チワワ”なヤツとは思わないけど笑
 
カシメロvs赤穂亮が2Rノーコンテスト。内容はカシメロのワンサイドゲームだけど、それ以上に情けない試合過ぎて吐き気が…。何で格下が横綱相撲取ってんだよ
 

エストラーダが初めて公の場で井岡一翔の名前を出す。井岡はWBOを返上しちゃえよ。中谷と田中にやらせておけばいい

そして繰り返しになるが、勝利したエストラーダは試合後の会見で初めて井岡一翔の名前を出したとのこと。
 
 
さらに下記を読むとプロモーターのエディ・ハーンがロマゴンとの4試合目よりも4団体統一王者誕生を優先したい、井岡一翔vsジョシュア・フランコ戦の勝者とのマッチメークの方が理にかなっていると断言したとある。


うん、素晴らしいですね。
IBF王者のフェルナンド・マルティネスも井岡との対戦を希望していたようだし、マジで4団体統一王者誕生が現実味を帯びてきた。
 
ただ、そうなるとWBO指名挑戦者の中谷潤人がややこしい
仮に井岡が大晦日にフランコに勝ったとして、僕は中谷と井岡の勝率は6:4くらいで中谷有利だと思っている。
 
寺地拳四朗vs京口紘人ほか振り返り。拳四朗のあまりの強さに目が覚めた。皮肉でも批判でもなく拳四朗は事件を起こしてから一気に人生が開けたよな
 
WBO王者戴冠以降、5度防衛のうち4度が指名戦。ようやく2団体統一戦にこぎつけたと思ったらその直後にまた指名戦。しかも相手は過去一厄介とも言える中谷潤人である。
 
以前にもちょろっと申し上げたが、井岡は中谷とやるくらいならWBOを返上→IBFのマルティネス(かWBCのエストラーダ)に舵を切るのもアリだと思っている。
その間中谷潤人には田中恒成とのWBO王座決定戦をやらせておけばいい。
で、マルティネス、エストラーダに勝った時点で中谷or田中が王者のままであれば、改めて統一戦を組む流れで。
 
さすがにそこまでうまくいくとは思わないが、少なくとも2団体統一王者になった直後にポッと出の中谷に根こそぎ奪われる危険を冒すよりは……。
 
井岡vsフランコ、カネロvsゴロフキンVol.1みたいな試合だった。井岡は負けなくてよかった。階級最強を証明するか思い出マッチにシフトするかで次戦が決まる?
 
てか、そもそも論としてエストラーダがロマゴンVol.3を回避して2022年大晦日に日本に来ればよかったんだよな。
ちっともテンションの上がらない3戦目を見せられるより井岡vsエストラーダ戦の方がはるかに新鮮味があったのに。
 
と自分勝手なことを言ってみる。
 
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