トレバー・バウアーの2024年所属チームは? バウアーはパリーグが合ってると思う。DeNAが山川穂高を獲得すれば残留もある?

トレバー・バウアーの2024年所属チームは? バウアーはパリーグが合ってると思う。DeNAが山川穂高を獲得すれば残留もある?

プロ野球2023年シーズン、10月15日にセリーグCSファーストステージ第2戦が行われ、広島東洋カープが横浜DeNAベイスターズに4-2で勝利しファイナルシリーズ進出を果たしている。


これによってDeNAは今シーズンの全日程を終了、第3戦に先発を予定していたトレバー・バウアーは登板することなくシーズンを終えた。
 
 
またバウアーとDeNAは1年契約&米国でのDV裁判が解決したため今後はオフシーズンの動向に注目が集まる。
 
本人は所属チームの条件として
・優勝を狙える
・個人タイトルを狙わせてくれる
・ファンが喜んでくれる環境
の3つを挙げ、米国、日本、韓国その他あらゆる可能性を探るとしている。


 

急転直下でDeNA入りしたバウアー。DeNAは引き留めに全力を尽くすってさ

今年3月にDeNA入りが発表され、多くの野球ファンの度肝を抜いたトレバー・バウアー。
 
MLB通算83勝、2020年サイ・ヤング賞獲得と一線級の実績がありながらもDV疑惑によりMLBから出場停止処分を受ける。
 
その後処分は開けたものの獲得に名乗りを挙げる球団はなく。
以前から交流のあったDeNAが契約にこぎつけた経緯がある。
 
 
そして2023年シーズンの成績は19戦発で10勝4敗、防御率2.76。8月30日の阪神戦で負傷離脱するまで実力の高さを山ほど発揮した。
 
また週1回更新されるYouTubeや自身の手がけるアパレルブランド「BAUER OUTAGE」も人気が高く、チームとの相乗効果も大きい。
 
DeNAの萩原チーム統括本部長もバウアー引き留めに全力を尽くす考えを示している。


 

MLB復帰の可能性が一番高い? 30球団もあれば批判覚悟でオファーを出すチームもあると思うんだよね

DeNAがCSファーストステージで敗退、全日程を終了したわけだが。
 
僕がもっとも興味があるのは当然バウアーの去就。
 
今シーズンはほぼすべての先発試合を視聴し、NPBに適応していく過程を含めてめちゃくちゃ楽しませてもらった。 
その反動か、バウアー離脱後は野球そのものから興味が失せたことを告白する。
 
熱投バウアー。キャリア最多の128球で2失点完投勝利。合理的じゃないものが心を打つ。8回裏に打席に立ったときの球場の雰囲気がすげえ
 
なお巷ではすでに「日米の争奪戦になる」「ソフトバンクが調査を開始した」等の報道が出ている。バウアー本人が日本に残るならパリーグを希望しているという情報もあったり、なかったり。
 
どれだけ信憑性があるかは不明だが、とにかく楽しみである。
 
 
何となくの予想としては、
・MLB復帰50%
・パリーグ移籍40%
・DeNA残留10%
くらいのイメージ。
 
正直、DeNA残留の確率はかなり低いと思っている。
 
DVのイメージや本人の嫌われっぷりを踏まえるとMLB復帰は困難という意見も見かけるが、それもわからない。30球団もあれば1、2チームくらいはオファーを出しそうな気もするのだが。
 
少なくとも現時点でバウアーが高い実力を維持していることは十分証明された。
 
特に好不調の波の小ささ、平然と中四日をこなすタフネスっぷりはNPBの投手とは一線を画すもの。
 
以前「アマチュアとプロの一番の違いはシーズンを通して力を発揮するスタミナ」「ドラフト候補を視察する際は7掛けくらいで見るべき」という話を聞いたことがあるが、バウアーはMLBの最前線で勝負する投手のタフネス、再現性を山ほど見せつけた。
 
批判覚悟でバウアーにオファーを出すMLBのチームはあるように思える。
 

バウアーにはパリーグが合ってると思う。打席に立たなくていい上に速球派の先発も多い

そして、個人的な意見を言うならバウアーはパリーグに行った方がいいと思っている(MLBからオファーがなければ)。
 
理由は単純で、パリーグの方がバウアーの希望にマッチする(可能性が高い)から。
 
具体的には、
・DH制
・バウアーが好きそうな投手が多い
・試合映像の一元管理
あたり。
 
バウアーは自分で「バッティングが苦手」と公言しているようにあまり打つのが好きではなさそう。
 
実際、やる気ゼロの見逃し三振を何度も目にしている。
YouTubeの影響でバントを決めた際の歓声はすごかったが、9番打者として戦力に数えることは不可能である。
 
その点、DH制のあるパリーグなら問題なし。本人的にもピッチングに集中できる方がやりやすいはず。
 
トレバー・バウアーが中日相手に6回90球2失点。2試合連続の炎上から一定の結果を残す。左右を広く使う投球スタイルが少し見えた気がするよ
 
またセリーグに比べて速球派の先発が多いのも利点になる。
ロッテの佐々木朗希、種市篤暉、オリックスの山下舜平大、西武の平良海馬、高橋光成、などなど。
 
オリックス山本由伸のMLB挑戦が濃厚と言われているが、それでもバウアーが興味を持ちそうな投手は何人も思い浮かぶ。
 
オールスターでの様子、振る舞いからもこの選手がスケールの大きい投手との対決や交流を望んでいることは容易に想像がつく。
 

「パリーグTV」で映像を一元管理。海外からの視聴も可能?

3つ目の「試合映像の一元管理」についてはさらに有利な要素である。
 
パリーグはセリーグと違って「パリーグTV」で試合を一元管理している。
DAZNのように広島の主催試合だけが視聴不可ということもない、海外からの視聴も可能(EU圏内は不可)とのこと。
 
本人がYouTubeで試合映像が使えないこと、海外からの視聴が難しいことを嘆いていたが、その辺もパリーグなら融通が利くかもしれない。
 
野球選手としてもYouTuberとしてもバウアーにはパリーグが合っている気がするのだが、どうだろうか。
 
 
ついでに言うと、パリーグにチュニドラがいないのも大きい笑
8月25日の近藤廉の晒し投げにはドン引きしてたしね。
ああいう前近代的な采配はめちゃくちゃ嫌いだと想像する。
 
山本由伸、今永昇太、上沢直之。2024年にMLBに移籍予定のピッチャーの成績を予想してみる。番外編として山﨑康晃も
 

DeNAがバウアーを残留させるには? 勝てるチーム作りしかないよね

逆にDeNAがバウアー残留を実現するには。
 
これはもう、勝てるチームを作るしかないと思っている。
 
上述の通りバウアーが出した所属チームの条件は「優勝を狙える」「個人タイトルを狙わせてくれる」「ファンが喜んでくれる環境」の3つ。
3つはのうち2つが勝ち負けに関することである。
 
試合中に闘争心を全面に出す、常に中四日+完投を目指す等、この選手の“勝利”への執着はめちゃくちゃ大きい。
 
チームが勝つこと、相手打者に勝つこと、他チームの投手に勝つこと。
とにかく負けたくない、勝ちたい思いはクソほど伝わってきた。
 
ブチ切れバウアー6回2失点で勝敗つかず。放送禁止用語連発からの159km→1塁へ猛ダッシュでピンチを切り抜ける。MLBの一流プレイヤーの負けず嫌いっぷり
 
なので、バウアーにDeNAに残ってもらうには優勝を狙えるチーム作りが最優先。
 
「モメンタム」とのコラボ等で外堀を埋めるのも結構だが、勝利に比べれば瑣末なことである。

 

一番の補強ポイントは長距離砲。西武から山川穂高を獲得しろ。ダメなら中田翔に突撃

そしてDeNAの一番の補強ポイントは長距離砲。
 
ネフタリ・ソトの衰え、タイラー・オースティンは手術明け、宮﨑敏郎は怪我気味と来年以降は不安要素ばかりが目立つ。
今シーズン後半の失速を踏まえると、とてもじゃないが牧秀吾だけでは足りない。
 
なので、優勝のためには長距離砲の補強は急務中の急務。バウアーの残留どころか今オフの動き次第で向こう2、3年の不沈が決まると言っても過言ではない(知らんけど)。
 
 
一番の候補としては、やはり西武の山川穂高かなと。
女性がらみのトラブルでシーズンを棒に振った山川だが、先日ようやくフェニックスリーグで実戦復帰したとか。
FA権行使の噂もあるが、同時に西武が放出するのでは? とも言われている。
 
ここはもう、全力で突撃するべき。
マネーゲームでは太刀打ちできないのでFA宣言されたら諦めるしかないが、問題児として放出された場合は迷わず獲得に動きやがれ。
 
守備位置はサードとファーストということでソトの後釜と宮崎のバックアップが同時に手に入る。
 
こう言っちゃなんだけど、筒香嘉智のNPB復帰を待つよりもはるかに現実的じゃないの?
 
 
仮に山川がダメでも中田翔がいる。
 
世代交代が進む巨人で中田は出番が激減、移籍を視野に入れているとのこと。
 
ちなみに中田の現在の年俸は2.4億(推定)。2.7億(推定)の山川よりは多少マシだが、こちらもFA宣言した場合はDeNAにとってはかなりキツい。
 
ただ、それを踏まえた上でGOするのは全然あり(だと思う)。
本気でバウアー残留+近い将来の優勝を目指すなら行くべきだと思う。
 
 
あとはアレだ。
あらゆる手を尽くして今永昇太に残留してもらうとかね。
 
現時点の力は山本由伸よりもだいぶ下、せいぜい菊池雄星くらいの立ち位置でしょ。
それならDeNAでお山の大将やってた方がお得じゃない?
みたいな説得の仕方で。
 
さすがにそこまで失礼なことを言うはずはないが笑
 
トレバー・バウアーはDeNAベイスターズで活躍できる? めちゃくちゃいいと思うけどな。2021年のコンディションを維持できれば相当やりそう。サイヤング賞投手がピークアウト前に来日
 
山川穂高or中田翔を獲得、今永昇太の残留が実現すれば一応戦力アップにはなる。
そこに山崎康晃の復調+優良助っ人獲得の成功が重なれば「優勝を狙えるチーム」と胸を張って言える。
 
ここまでやればバウアーを振り向かせることもできるかもしれない。
 
 
まあ、現実的には楽天を戦力外になった西川遥輝がいいところだと思うが。
 

バウアーの登板試合を現地観戦できたのは本当によかった。クソ暑い中足を運んだ甲斐があったよ笑

というわけで上述の通り(僕の中での)バウアーの去就は
・MLB復帰50%
・パリーグ移籍40%
・DeNA残留10%
 
DeNA残留の芽はめちゃくちゃ小さいと予想する。
 
 
そう考えると、今年6月にバウアーの登板を現地観戦できたのは本当によかった。
 
生トレバー・バウアーのためにハマスタで現地観戦。苦労しながら阪神打線を7回途中3失点にまとめて5勝目。お目当てのシーンを山ほど観たぞ笑
 
MLBに復帰したら現地観戦はまず不可能、パリーグ(ソフトバンク)に移籍した場合も野球観戦のためだけに福岡まで行くのはちょっと厳しい。
 
クソ暑い中、無理して足を運んだ甲斐があった笑
 

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