リゴンドーがソリスに勝利。キレッキレでもクソ、衰えてもクソ。人生を無駄にしたわ。これからも待ってるから二度と出てくんなよ【結果・感想】
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2020年2月8日(日本時間9日)、米・ペンシルベニア州で行われたWBA世界バンタム級王座決定戦。元S・フライ級王者リボリオ・ソリスと元S・バンタム級王者ギジェルモ・リゴンドーの一戦は、2-1(115-112、116-111、112-115)の僅差判定でリゴンドーが勝利。約2年2ヶ月ぶりの戴冠を果たすとともに2階級制覇を達成した試合である。
開始直後から激しく打ち合う両者。
いつも通り高いガードでプレスをかけるソリスに対し、前回同様足を止めて打ち合いに応じるリゴンドー。
ところがソリスの連打を抑えきれず被弾を重ねる。ラウンド終盤、ソリスの左で明確なグラつきを見せるなど、初回からピンチを迎えてしまう。
2R以降、リゴンドーはカウンター狙いに終始し、ソリスの出足を鈍らせる。
7Rにダウンを奪うなど、何度か効かせる場面も作るがそれ以上は攻めきれず。大きな山場のないままラウンドを重ねて試合終了。2-1の判定でかろうじて勝利を挙げた。
なお、勝利したリゴンドーは試合後のインタビューで現WBAスーパー王者井上尚弥との対戦を望むとコメント。ファン待望の一戦実現に注目が集まる。
僕が人生をかけて嫌っているリゴンドーとThe小者カシメロ。応援はカシメロだけど有利なのは…。でもドネアよりは可能性ありそうだよな
リゴンドーらしい試合だったな。塩分たっぷりでクッソつまらなかったけど
約2年2ヶ月ぶりの戴冠を果たしたギジェルモ・リゴンドー。
前回のフリオ・セハ戦では足を止めての打ち合いで勝利したが、今回はこれまでと同様カウンター狙いに終始する流れ。
前手の右を出して左リードを封じ、左カウンターをチラつかせてソリスの出足を鈍らせる。
また、距離が近づいた際はサッとサイドに逃げて間合いをリセット。懸命に前に出ようとするソリスの出鼻をことごとく挫いて見せた。
動きが少なくおもしろい試合とは言い難く、会場からはブーイングも聞かれた。
だが「観客を楽しませる」ことより勝利を最優先させるスタンスはこの選手の最大の持ち味。ある意味、もっともリゴンドーらしい試合だったと言えるのではないか。
クッソつまらなかったけど。
さすがのリゴンドーも衰えたか…。これまでにもその兆候はあったけど
まず今回、率直に申し上げると僕が期待したような試合ではなかった。
特にリゴンドーに関しては衰えが顕著だなと。
そもそも論として、2019年1月の再起戦の時点で若干足腰が落ちたようには感じていた。
「リゴンドー復帰戦勝利!! ジョバンニ・デルガドを圧倒して1RKO。コイツいつも復帰してんな」
これまでのようなストップ&ゴーのメリハリが薄れ、ほんの少しだが打ち終わりに身体が流れる。膝の粘りもわずかに失われ、全体的にカクカクしていた印象。
また前回のフリオ・セハ戦では予想に反して足を止めての打ち合いを見せ、壮絶な打撃戦の末に稲妻のような左でKO勝利。
試合自体はそこそこ盛り上がったものの、自らインファイトを選択したリゴンドーに僕を含めた多くの方が戸惑わされた。
あのインファイトが観客を喜ばせるためにあえてやったものなのか、それとも下半身の衰えによるものなのか。今回のリボリオ・ソリス戦でその答えが出るかなぁと思っていたわけだが。
結論(僕の中での)を申し上げると、両方。
リゴンドーが観客を沸かせるためにあえてフリオ・セハと打ち合ったのは確かだが、下半身の衰えも確実にある。
むしろ今回の試合で目立ったのは衰えの方で、さすがのリゴンドーもちょっと厳しくなってきた感が強い。
下半身の粘りが効かなくなってるな。足の踏ん張りが足りないので左の威力が出ない
開始直後の差し合いでソリスにあっさり打ち負け、左を被弾して明確に効かされる。
2R以降は塩全開のカウンターボクシングに切り替えるも、ソリスのプレスを抑えきれず。
前手の右で相手のリードを封じ、カウンターの脅威を感じさせながら絶妙な距離感を保ち続けるのがこの選手の基本スタイルだが、それがどうにもうまくいかない。
前後のステップにキレがないためソリスにあっさり追いつかれ、ロープづたいにサイドへ逃げざるを得ない。
動きながら出す左には体重が乗らず、ソリスをビビらせることができない。
予想記事で「稲妻のような左が観たい」と申し上げたが、あの威力を出すには足元をしっかり決める必要がある。
だが、下半身の衰えによって踏ん張りが効かず、ソリスにあっさり距離を詰められてしまう。インファイトを避けるために左右に動き続け、苦し紛れに放つ左からはさらに威力が失われる悪循環。
「リゴンドーvsソリス予想。リゴンドーのインファイトが観たい。稲妻のような左でソリスに人生初のKOを味わわせろ」
リボリオ・ソリスがいい選手というのはもちろんだが、ちょっと厳しかったなと。
本来、自分の射程に相手を立ち入らせないバトル闘気()的なものがこの選手の生命線だったわけだが、下半身の衰えによってそれが目減りしてしまった。
ソリスに疲れが見えた10R以降、カウンターボクシングが機能したことを考えると、恐らくリゴンドーの強さはまだまだ健在。
突然軌道が変わる左アッパーや10Rに見せたコーナーからの脱出など。要所要所に“ジャッカル”の片鱗は感じられる。だが、トップレベルを相手にした場合、これまでのスタイルを貫くのは相当厳しくなってきたのかなと。
慣れないバンタム級への転級が影響しているかは何とも言えませんが。
リゴンドーが大嫌い。ここまで躊躇なく嫌いでいさせてくれるリゴンドーに感謝するほどに
以前から申し上げている通り、僕はギジェルモ・リゴンドーという選手が大嫌いである。
1番目はファイトスタイル。
2番目は顔。
さらにWBSS出場の打診を「医者に止められたから」という理由で拒否しておきながら、しれっと「井上尚弥とやりたい」と言い始めるところも。
基本的にスポーツ選手の人間性、生き様みたいなものにはあまり興味がないのだが、あえて言うならこういう部分を含めて全部嫌い。
ファイトスタイルに関して言えば、2013年4月のノニト・ドネア戦前後のキレッキレの頃も嫌いだし、明らかな衰えが見える2020年2月現在も嫌い。
「井上尚弥vsカシメロ予想。遠い位置からすっ飛んでくる右フックが井上に通用するかかな」
今回の試合などはっきり言って人生の無駄。僕の貴重な36分間を返せと言いたくなるレベルのクソ試合である。
キレッキレでも嫌い。
衰えても嫌い。
ここまで何の躊躇もなく嫌いでいさせてくれるリゴンドーには逆に感謝しているくらい。
リゴンドー2-1ソリス
リングサイドの姉ちゃんがずーっと携帯いじってたのがすべての答えだろうな。
サンキューリゴンドー。それでこそ僕の大嫌いなお前だわ。何の躊躇もなくクソだと言い続けられる。
井上とやるなら2020年大晦日がベストだけど、もう二度と観たくない。
また戻ってこいよ(ボソッ— 俺に出版とかマジ無理じゃね? (@Info_Frentopia) February 9, 2020
そうだぞリゴンドー。
お前はそれでいいんだ()
二度と出てくるんじゃねえぞ?
井上戦とかほざいてる場合じゃねえからな? お?
これからも待ってるからな。
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