田中恒成が王座返上&階級アップ。井岡一翔とのビッグマッチ実現か。まあ井岡にリスクがデカすぎるよな

田中恒成が王座返上&階級アップ。井岡一翔とのビッグマッチ実現か。まあ井岡にリスクがデカすぎるよな

東京夜イメージ
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 
世界3階級制覇王者田中恒成が2020年1月31日、WBO世界フライ級王座を返上。今後はS・フライ級に階級をアップし4階級制覇を狙うとのこと。


これを受けて、WBOは現S・フライ級王者井岡一翔と田中恒成の対戦指令を出したことを米メディアが報じている。


2019年末の興行に揃って登場した両者。
田中恒成はかねてより井岡一翔との対戦を熱望しており、ファンの間でも実現を望む声は多い。
 
仮に正式決定すれば、井岡一翔にとっては2012年6月の八重樫東戦以来の日本人対決。木村翔、田口良一と日本人の強豪選手を立て続けに下している田中恒成とのビッグマッチ実現に注目が集まる。
 
井岡一翔vs田中恒成合意!? やっぱりやっちゃうのか…。予想は田中だけど応援は井岡。経緯があんまり好きじゃないから
 

田中恒成が4階級制覇を目指して王座返上。標的はWBOの井岡一翔か?

田中恒成が3度防衛中のWBO世界フライ級王座を返上。今後は4階級制覇を目指してS・フライ級に進出するとのこと。


現WBO王者井岡一翔とのビッグマッチが現実味を帯びたことにより、ファンの間でも期待感が高まっている。
 
田中はこれまでも何度か井岡一翔の名前を出していたが、井岡の方はあまり興味を示さず。日本人対決よりも海外の強豪とのビッグマッチを優先させたい意向を全面に押し出していた。
 
ところがWBOが両者に対戦指令を出したことで一気に対戦が実現する可能性も。ともに1戦挟んだ上での2020年大みそか対決がベストではないか? という声が大きくなっている。
 
また、井岡が対戦を望む対抗王者の動向を見ると、
 
・WBAのヤファイは次戦でロマゴン戦→暫定王者との統一戦
・WBCのエストラーダは拳の怪我で離脱
・IBFのアンカハスは完全に独自路線
 
しかもヤファイとエストラーダはDAZNでアンカハスはEPSN。現実的に井岡と絡むのは難しい。
完全な憶測ではあるが、本人の希望はともかく注目の集まる田中恒成との一戦に進まざるを得ない状況に思える。
 
僕のパウンド・フォー・パウンド(P4P)番外編。僕はやっぱりランキングより興味ある選手を好き勝手に語りたい人間だな

ちょっと微妙かな。井岡側のリスクが大きすぎる気が…

井岡一翔vs田中恒成のビッグマッチ。
率直な意見を申し上げると、ちょっと微妙な気がしている。
 
僕も日本人対決は大歓迎だし、大みそかの舞台での一騎打ちとなれば盛り上がるのは間違いない。
ファンの声を聞いても概ね前向きなものが多く、割とリアルにサクッと決まりそうな気がしないでもない。
 
ただ、中には「井岡に挑戦するのはまだ早い」「田中恒成はS・フライ級で何もしてない」「せめてロマゴンorヤファイを倒してからにしろ」という声も聞こえるなど、S・フライ級での田中の実績不足を指摘する意見もある。
 
 
個人的に田中の実績云々はどちらでもいいのだが、正直、この対戦に関してはあまりに井岡が不利だなと。
 
と言っても、実力的な話ではなく。
この対戦による両者のメリット、デメリットを比較すると、井岡が負わなければならないリスクがめちゃくちゃデカい
 
 
現在15戦全勝の田中恒成は今回が初のS・フライ級。仮に負けたとしても「適応しきれなかった」という理由づけが可能になる。しかも24歳と年齢も若く、ここからいくらでもやり直しがきく。
 
対する井岡一翔は現在30歳。本人も「あと何戦できるかわからない」とコメントしていたように、今のパフォーマンスをどこまで維持できるかは未知数。
 
しかももともとL・フライ級、フライ級が適正だったものを数年かけてビルドアップを図り、ようやく4階級制覇を果たした選手。年齢的にもやればやるほど身体が大きくなる田中恒成とは事情が違う。
 
「井岡vsシントロン感想。たくましさ、荒々しさの増した井岡が長身サウスポーに完勝」
 
ベテランの域に達し、負ければ苦労して獲得した王座を失う井岡一翔。
まだまだ20代前半のイケイケな上、今は無冠の田中恒成。
 
負けた際のリスクが大きいのはどちらかなど比べるまでもない。
井岡は人気、実績ともに田中を上回るが、今回はより大きなリスクを強いられる。これはちょっとかわいそうではある。
 
そういう意味では「○○を倒して実績を作れ」という声も理解できなくもない。
 
「リゴンドーがソリスに勝利。キレッキレでもクソ、衰えてもクソ。人生を無駄にしたわ。これからも待ってるから二度と出てくんなよ」
 

田中陣営が井岡にどれだけのメリットを提供できるかだよな

まあ、要は田中陣営がどれだけ井岡にメリットを提示できるかだろうと。
 
恐らく前回のウラン・トロハツ戦で「これなら階級を上げてもいける!!」と判断したのだと思うが、マッチメークはあくまで相手あってのもの。
“夢を売る商売”とはいえ、ビジネスであることに変わりはない。
双方にメリットがなければ、いくらファンの声が大きくても実現させるのは難しい。
 
ファイトマネー?
開催地?
グローブ?
ジャッジの選定?
 
どんな条件を出すのかは知らないが、とにかく井岡側に相当有利な内容にする必要があるのではないか(と勝手に思っている)。
 

やっぱり今回は井岡に肩入れしたくなる。田中が適応する前にさっさとぶっ叩きたい

しかし、考えれば考えるほど井岡の置かれた状況はかわいそうだと言わざるを得ない。
 
申し上げたように、負ければ苦労して手に入れたタイトルを失う上に、時間的にここからもう一度巻き返すのは困難を極める。
 
元フライ級王者木村翔も2018年9月の田中戦以降、微妙にキャリアがうまくいっていない。田中vs木村戦は「どちらも評価が落ちない」と言われるほどの好試合ではあったが、何だかんだで黒星の影響は大きい。
 
「長濱陸がクドゥラ金子を寄せつけずにOPBF戴冠。土屋修平は山口祥吾にTKO負けで復帰戦を飾れず」
 
特に井岡は内輪のゴタゴタでブランクを作ったこともあり、ここからの1戦1戦は本当に大事。
また、仮に田中の対戦要求を突っぱねた場合、心ないファンから「逃げた」「避けた」と言われることは目に見えている。
 
 
希望する対抗王者との絡みは難しい。
だが、田中恒成との一戦はあまりにリスクが大きい。
負ければ多くのものを失うが、拒否した場合は「逃げた」と罵倒される。
 
マジでにっちもさっちもいかない状況である。
 
「トップ対トップの試合が観たい」「頂点を奪い合ってこそボクシング」というファンの要求はわかるが、さすがに今回に関しては井岡を応援したくなってしまう。
 
 
まあでも、アレか。
仮に対戦を受けるのであれば、ダイレクトでタイトルマッチを実現するべきかなとは思う。
 
田中陣営は調整試合を一戦挟む予定らしいが、井岡としては田中がS・フライ級に適応する前に叩きたい。そのためにはわずかな経験も積ませることなく、なるべく早く正式決定した方がいい。
 
それこそG.W開催とか?
横浜アリーナ開催であれば間違いなく現地観戦するし、久しぶりに有明コロシアムでもいい。
とにかく井岡は田中がS・フライ級に慣れる前にぶっ叩きたい。
 
現実的には難しいとは思うけど。
 
「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る
 

Advertisement

 

 

 

 

 
 

 
 
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!