ライスボウル2022現地観戦感想。また神試合出ちゃったよ笑 アメフト観戦はやっぱり楽しい。富士通フロンティアーズが2年ぶり日本一【2022.1.3】
2022年1月3日に東京ドームで行われたアメリカンフットボールの日本一決定戦「ライスボウル」を現地観戦してきました。
結果は24-18でパナソニックインパルスを下した富士通フロンティアーズが勝利。見事2年ぶり6度目の日本一に輝いています。
僕自身、アメフトのXリーグは結構好きなのですが、今年はレギュラーシーズンと多忙な時期が重なって現地観戦ができず。年明けのライスボウルが最初で最後のアメフト観戦となった次第です。
ちなみにもともとライスボウルは社会人と学生の優勝チームが日本一をかけて戦う方式でしたが、前回で社会人と学生の対抗戦は廃止に。社会人の日本一決定戦がそのままライスボウルとして採用されています。
アメフト初観戦おもしれえww ライスボウルin東京ドームがご機嫌な体験だった件。来年はXリーグを現地観戦しよう
というわけで、久々だったアメフト現地観戦の感想をあれこれと言っていきたいと思います。
今回もバルコニー席を購入。アメフトは「上から観るもの」だよね
まず、例によって今回も東京ドームのバルコニー席を購入しております。
少しちゃっちい映画館みたいなシート。内野席や外野席とは座り心地が段違いです。
何だかんだでこのバルコニー席に座るのも4、5回目くらい。そのほぼすべてがアメフト観戦です。
僕の中で「アメフトは上から観るのが至高」というものがあり、東京ドームの場合はやはりバルコニー席に限ります。
外野席が改修工事中とのことで、スクリーンがいつもと違う場所に設置されております。
なお、今回は3塁側(富士通側)に座りました。
試合前からチアリーダーのお姉さんはフルスロットルです。
1塁側でもパナソニックのチアリーダーがキレッキレで踊っております。
冗談でもなくチアリーダーのお姉さんたちの運動量は半端ない。ポジションによっては出場選手よりもカロリー消費が多いんじゃねえの? ってくらい。
こういう華やかな演出を観ると、久しぶりにアメフト観戦しておるなぁという気になりますね笑
人数制限も緩和されてなかなかの客入りです。
ちなみにこの日の来場者数は1万4610人とのこと。これが多いのか少ないのかは僕にはよくわからないっす。
そうこうしているうちに選手入場の時間です。
まずは富士通フロンティアーズのメンバーが入場。
直後にベストイレブンが1人ずつ紹介されます。
続いてパナソニックインパルスが入場します。
両キャプテンがグランド中央で向かい合ってのコイントス。
いや〜、ワクワクしますね笑
お祭りが始まる感じがたまらないっすww
神試合出たw パスとランでヤードを刻むパナソニックと、ロングパスでビッグゲインを狙う富士通
実際の試合ですが、これまためちゃくちゃおもしろかったです。
結果は24-18で富士通フロンティアーズの勝利となりましたが、最後の最後まで目の離せない大激戦。
終盤のパナソニックの猛攻などは思わず声が出そうになるほどでした。
というか、パナソニックがリードしていた時間帯も普通にあったんですよね。
素人の勝手な印象ですが、細かいパスとランが得意なパナソニックvsロングパスを駆使したビッグゲインを持ち味とする富士通という構図だったなと。
複雑なサインプレーと細かいステップワークでヤードを刻み、3rdダウン目でファーストダウン獲得を狙うパナソニックに対し、富士通は快速WRにロングパスを通して一気に得点を狙う大技スタイル。
試合を通してコツコツ刻んで得点を重ねるパナソニックを富士通のビッグゲインがあっという間にチャラにする。みたいな流れができていた気がします。
特にこの日はパナソニックのWR、14番のブレナン翼選手と15番の桑田理介選手がいい動きをしていました。
ブレナン翼選手の真ん中を切り裂くハードなステップは目を引くものがありましたね。
ただ、積極的なディフェンスでパナソニックの攻めを耐え抜いた(実際、ゴール前で長い時間粘った)富士通はこの日大当たり? のQB高木翼選手のロングパスでそのつど形勢をひっくり返します。
パナソニックはいきなりゴールキックを外したことも含め、ここを超えれば波に乗れるかな? というところで毎回流れを止められていた感じ。あと一歩が噛み合わなかった試合だったのかなぁと素人ながらに思っております。
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第4Q残り30秒強。
パナソニックQBロウレンスのパスが失敗に終わり、無念の万事休す。
残り時間を使い切った富士通フロンティアーズが2年ぶり6回目の日本一に輝きました。
いや〜、素晴らしい。
いい試合だったし、やっぱりアメフトっておもしれえわ。
まったく詳しくないけど。
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ライスボウル観戦はやっぱり楽しい。これだけ華やかで運営もがんばってるのにいまいち知名度が追いついていない気が…
ラストは表彰式です。
まずは準優勝のパナソニックインパルスに賞状、トロフィーが授与されます。
続いて日本一に輝いた富士通フロンティアーズに賞状、トロフィーの授与。
うん、たまりませんね。
どんなスポーツでもそうですが、日本一の瞬間に立ち会えるというのは何とも言えないものがあります。
別に僕が優勝したわけでもない、富士通フロンティアーズのファンでもないのですが、とにかく幸せな気持ちになれます笑
というか、ライスボウルは現地の楽しさ、華やかさに知名度が追いついていない印象です。
これだけド派手で楽しければもっと注目されてもいいと思うのですが……。
NFLのスーパーボウルと比較したらアレですが、日本のスポーツエンターテイメントの中ではトップクラスの華やかさだと(僕は)思っております。
しかも社会人の優勝決定戦は前々回、前回、今回と神試合が続いているわけで。
前回の富士通フロンティアーズvsオービックシーガルズ戦もとんでもないシーソーゲームだったし、その前の富士通vsパナソニック戦もすごかった。申し上げたように今回のライスボウルも凄まじい大激戦でした。
→【アメフト】富士通vsパナソニックのジャパンXボウルが神試合だった。完全体セル「闘いはこうやってある程度、実力が近くなくては面白くない」
→オービックシーガルズが7年ぶり優勝!! 富士通フロンティアーズの5連覇を阻む。アメフトの現地観戦最高かよw 東京ドームはいいよね
公式SNSやYouTubeもめちゃくちゃがんばっている上に試合前には場外でこんなこともしている。
ウェルカムパフォーマンス✨✨#ライスボウル #アメフト #xリーグ pic.twitter.com/ThAmIUVqNL
— xleague ( アメフト ) (@xl1996) January 3, 2022
試合前には公式YouTubeで見どころをたっぷり教えてくれる。
ライスボウルのタッチダウン集なんて、僕にとっては神動画としか言いようがない。
ところが、再生数はまだ1000回弱という寂しい状態。
この日東京ドームでアメフトの日本一決定戦が行われていたことを知っている人は世の中にどれくらいいるのだろうかと。
ハーフタイムショーなんかガチでたまらんですけどね。
総勢150名のチアリーダーのお姉さんが踊りまくる光景は壮観以外の何物でもない。
ゲストのゴリエ(49)もさすがに老けたなぁと思いましたが、身体も動いていたし足もよく上がっていた。さすがは元祖運動神経バツグン芸人でございます笑
社会人リーグだからということである程度諦めているのか、がんばっているのになかなか世間に伝わらないのか。実際のところは不明ですが、もう少しXリーグの存在が浸透すればいいなぁと思っております。
アメフト専用のグランドが日本にほとんどない(現状、富士通スタジアム川崎と関西にあるエキスポフラッシュフィールドの2つだけ)のも要因かもしれませね。
試合中にマウンドやアンツーカーが目に入るというのはどうしても違和感が……。
むしろ「アメフトを観たければここ」という決まった場所があるのは有利な気もしますけどね。
ただ、正月に屋外の会場というのもそれはそれで厳しいか……。
僕みたいな素人があれこれ言っても仕方ないのかもしれませんが。
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どちらにしろアメフト観戦は文句なしでオススメです。興味があればぜひ。
実はルールもそこまで難しくないしね。
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