スポーツ中継が観にくい会場、視聴意欲を根こそぎ刈り取られる会場ワースト3。現地観戦ではなく、画面越しで最悪だと(僕が)思う会場を列挙していく

スポーツ中継が観にくい会場、視聴意欲を根こそぎ刈り取られる会場ワースト3。現地観戦ではなく、画面越しで最悪だと(僕が)思う会場を列挙していく

以前「嫌いな会場ワースト3」と題してスポーツ観戦で二度と行きたくない、できれば行きたくない会場をランキング形式で発表しましたが、今回はその中継バージョン。
「画面越しで最悪だと思う会場ワースト3」(自分基準)を発表していきたいと思います。
 
嫌いな会場ワースト3(スポーツ観戦)。二度と行きたくない。できれば行きたくない屋内会場を発表するぞ
 
僕はスポーツ観戦が好きな人間(現地、テレビ、オンライン問わず)ですが、基本的に画面越しでの視聴にそこまでこだわりはありません。
 
なので、今回挙げるものは相当なヤツ。
「普段は気にしないけど、これはさすがに厳しいっすわ」「視聴意欲がごっそり持っいかれるよね」というものになります。
 
ちなみに僕はスポーツに特別詳しいわけではないので、当然内容には偏りがあります。なおかつこれから述べることはあくまで個人の感想であり、誰かを否定、批判する意図はないことをお伝えしておきます笑
 

画面越しで最悪だと思う会場ワースト3:第3位

「KOSÉ新横浜スケートセンター」(アイスホッケー)
 
アイスホッケー、アジアリーグに所属する横浜GRITSが本拠地として使用するKOSÉ新横浜スケートセンター。
僕自身はまだここに行ったことはありませんが、久しぶりに復活した首都圏のトップチームなだけにいつかは行ってみたいと思っております。
 
 
 
で、なぜこのKOSÉ新横浜スケートセンターがアカンかと言うと……。
 
選手が遠いから。
 
YouTubeで試合を観るとわかりますが、KOSÉ新横浜スケートセンターでのアイスホッケー中継はほかの会場と比べて遠くて観にくい。

試合の中でもっとも多く映るのが全体を俯瞰するアングルですが、要はカメラの位置が原因なのだろうと。
 
もともとアイスホッケーのパックは野球のボールくらいの大きさなので、これだけ映像が遠いと豆粒にしかなりません。
 
しかもこのスポーツはスピード感が命と言っても過言ではない。
遠い位置からの映像だと、試合自体がしょぼく感じられるという残念な結果につながってしまいます。
 
 
下記は日光アイスバックスの本拠地、霧降アリーナでの試合ですが、最低限このくらいの臨場感は欲しいところ。

並べてみるとほんのわずかな違いですが、普段この大きさで観ているだけにKOSÉ新横浜スケートセンターの試合はどうしても「あれ?」となってしまいます。
 
 
いや、アイスホッケー観戦は間違いなくおもしろいんですけどね……。
KOSÉ新横浜スケートセンターでの試合中継は確実に途中から記憶がなくなります笑
 
アイスバックス強くなった? 王子イーグルスは優勝おめでとうございます。会場のダサさが盛り上がりを妨げる?
 

画面越しで最悪だと思う会場ワースト3:第2位

「トロピカーナ・フィールド」(野球)
 
続いて第2位はトロピカーナ・フィールド。
米・フロリダ州にあるベースボールスタジアムで、現在MLBタンパベイ・レイズの本拠地となっています。
また、レイズは日本のDeNAベイスターズから移籍した筒香嘉智が2021年5月まで所属していたチームでもあります。
 
 
僕がこの会場を嫌いな理由はカメラアングルが最悪だから
 
試合映像を観ると、ピッチャーの真後ろから試合を中継していることがわかります。

僕自身、テレビやオンラインでの野球観戦が趣味の人間ですが、特に好きなのがピッチャーの球筋を眺めること。
 
ストレートが走っているか、変化球が切れているか。
回を追うごとに疲労が溜まる中でどこまでいけそうか。
などなど。
 
刻一刻と変わるピッチャーの調子を見極めつつ、戦況を予想しながら観戦するのが野球観戦の醍醐味だと思っています。
 
ですが、トロピカーナ・フィールドの映像はピッチャーの球筋がめちゃくちゃ判断しにくい。
真後ろからのアングルを採用している球場はほかにもありますが、少し上から見下ろす感じのカメラ位置ははっきり言って最悪です。
 
 
しかも、MLBではいつの頃からかストライクゾーンを示す四角が表示されるようになったのが……。
 
真後ろ+上からのアングルに加えてゾーンを示す謎の四角。
活字にするだけで吐き気が止まりません。
 
と同時に、この3つが揃うことによって“ピッチャーの球筋を見極める”という僕の遊びに多大なる支障が生じます。
 
申し上げたように5月途中まで筒香がレイズに所属していたため、トロピカーナ・フィールドでの試合を観る機会も増えていたわけで。
 
 
ちなみにNPBでは全球場のカメラ位置がだいたい統一されています。

ストライクゾーンを示す謎の四角もないし、このあたりの緻密さはさすが日本としか言いようがないですね。
 
松坂大輔引退登板。まだ整理がついていないが、あの全5球で松坂の現状を理解した。引退会見でも発揮した名言マシーンっぷりはやっぱりスーパースター
 

画面越しで最悪だと思う会場ワースト3:第1位

「沖縄アリーナ」(バスケットボール)
 
2018年9月着工、2021年3月に完成した沖縄アリーナ。現在バスケットボールのBリーグB1に所属する琉球ゴールデンキングスが本拠地として使用しています。
 
また、2021年11月に格闘技イベント「RIZIN」初の沖縄大会が同会場で行われることも先日発表されました。


僕がこの会場でのバスケ中継が嫌いな理由は一つ。
 
選手が遠すぎるから。
 
基本的には上述のKOSÉ新横浜スケートセンターでのアイスホッケー中継と同じ理由ですが、嫌いさ加減には雲泥の差があります。
 
 
バスケに関してはBリーグ、NBA(他のリーグは知らない)問わず中継を観るのは好きですが、唯一視聴意欲がわかないのがこの沖縄アリーナでの試合。
 
俯瞰映像における遠さ、選手の小ささは一目瞭然です。

 
沖縄アリーナはバスケ興行を意識した造りになっているとのことで、利用者からは「アジアNo.1のバスケ会場」「NBAの試合と錯覚する」といった絶賛の言葉が多数聞こえてきます。
 
PVを観ても幹部陣の強いこだわりが伝わってくるし、チームと地元の一体感も感じ取れます。

自画自賛の部分もあるとは思いますが、実際ジュニア世代が「将来プロになってこの会場でプレーしたい」と思うくらい魅力的な会場なのだと想像します。
 
ただ遠い。
 
コートが遠い。
選手が小さい。

 
他の会場と比べて選手が一回り小さく、観戦中の違和感が凄まじい。
あまりの違和感に吐き気を催すレベルです。
 
先進的な会場設備が施され、利用者からの評判も上々の沖縄アリーナ。
ですが、残念ながら僕はBリーグ、NBAの全チーム、全試合(すべてを知っているわけではない)の中で琉球ゴールデンキングスのホームゲームが一番嫌いです。

それこそ2020-21シーズンのチャンピオンシップ、千葉ジェッツとの大激闘ですら途中で視聴を止めたほどに。
 
千葉ジェッツvs宇都宮ブレックス第3戦感想。富樫のすごさと投入のタイミング。比江島/遠藤の併用を上回る
 
 
バスケのスピード感、臨場感、迫力を感じるにはせめてこのくらいのアングルがないとね。


アイスホッケー同様、わずかな違いではありますが、時間が長くなるとどうしても違和感を抑えきれなくなる。胃の奥からせり上がってくる不快感を我慢できず、結局視聴をストップしてしまうわけです。
 

嫌いな会場は世の中にたくさんあるけど、さすがにキリがないので…

以上でございます。
 
我ながら非常に後ろ向きなランキングでしたが、まあ、これまで言えなかったことが言えたと考えればOKかなと。
それなりに楽しかったしね。
 
 
 
なお、厳密に言えば世の中には上記3つよりも嫌いな会場が数多く存在します。
 
例えば2020年2月のアイスホッケー北京五輪3次予選。試合が行われたスロベニア・イェセニチェの会場はカメラが遠い上に照明も暗い。筆舌に尽くしがたい辛気臭さです。

 
野球の独立リーグで使用される球場の照明の暗さ、洗練さの欠片もないグランドコンディションは毎回僕の視聴意欲を秒速で奪い去ります。

 
先日行われたFIBA女子アジアカップ2021では日本が見事5連覇を達成したわけですが、開催地ヨルダン・アンマンの会場の気色悪さと言ったら……。
照明の暗さ、選手の遠さに加えてコートの黄色さがどうにも受け付けない。

 
このように目にするだけで吐しゃ物をまき散らしそうになる会場は世界中に点在するのですが、さすがにそれを言い出すとキリがないのでね。
 
「常時スポーツに使用されている国内の会場」という条件に絞って挙げてみた次第です。
 

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