ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編)ベスト3。国民的化け物マンガのお気に入りエピソードをランキングするぞ
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ONE PIECE(ワンピース)。
1997年から週刊少年ジャンプで連載がスタートした作品で、作者は尾田栄一郎。2019年1月現在、コミックス91巻まで刊行されている海洋冒険マンガです。
過去「ドラゴンボール」や「刃牙シリーズ」「はじめの一歩」のベストバウト、「ダイの大冒険のカッコイイ技ベスト10」など、僕の気が向いたときにスタートするランキングシリーズ。
「刃牙(バキ)シリーズベストバウト。名勝負だらけの大人気格闘? マンガ。最高の勝負7選を発表するぞ」
今回はそのランキング遊びを「ONE PIECE(ワンピース)」でやってみたいと思います。
連載年数が20年を超え、コミックスも100巻に到達しようかという国民的化け物マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」。
ついにきたというか、そこに手を出すか? というか。
この作品については、いつかやってみようと思いつつもなかなか踏み切れず。
別に「恐れ多い」とか「手に負えない」というわけではなく、単純に何をランキングすればいいかがよくわからなかったのが主な理由です。
ベストバウトランキング?
結局、ルフィが全部いいとこどりしちゃうしな。
武器ランキング?
いやいや、素手で戦うキャラの方が多いし。
好きな能力ランキング?
う〜ん……、いい味出してたのに退場しちゃったキャラも多いんだよな。
そんな感じでなかなか踏み出せなかったのですが、今回ようやくランキングに最適な題材を見つけました。
好きなエピソード(◯◯編)ベスト3。
うん、これしかねえだろ。
こういうランキングなら気楽にできるし、そこそこ見栄えもいい。
我ながら絶妙すぐるな。
と思って調べたところ、同じことをやっている方が山ほどおったww
まあ、そうですよね……。
「ONE PIECE(ワンピース)」でランキング遊びをするなら、普通に思いつきますよね。
むしろ、これまで思いつかなかった僕のボンクラっぷりが……。
などなど。
前置きが長くなりましたが、ぼちぼちスタートします。
「歴代クソヒロインランキング完結編。結局第1位はアイツしかいないんだよな。過去、もっとも僕を悶絶させたクソヒロインは誰?」
ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編):第3位
「アラバスタ編」
コミックス12〜23巻に掲載され、アラバスタの王女ビビが麦わらの一味とともに、王下七武海サー・クロコダイルの王国支配を食い止めるまでのエピソード。
ドラム島でのトニートニー・チョッパーとの出会いや、世界の成り立ちが記された碑文「ポーネグリフ」の存在が明かされた章でもあります。
はい、第3位はこれ。
「アラバスタ編」。
アラバスタの王女ネフェルタリ・ビビが麦わらの一味とともにめちゃくちゃがんばるパートでございます。
まあ、ここはね。
おもしろかったですよね。
割と初期のエピソードだけあって、テンポもいい。
12〜23巻までの長編ではありますが、厳密には「ウイスキーピーク編」「リトルガーデン編」「ドラム島編」「アラバスタ編」と4つのパートに分かれております。で、それぞれにドラマチックな出会いとラストが用意されているという。
ドレスローザ編が1つの島で70〜80巻までを費やしたことを考えれば、キャラクター数を含めてうまくまとまっていたのではないかと。
癒しアニメランキング5選完結編。僕の独断だけど、ベスト3は老若男女誰がいつどこで観ても癒されるヤツだと思うよ
内容的には、やはりサー・クロコダイルのインパクトですね。
表向きは「正義の略奪者」を標榜する英雄。王下七武海の権限で海賊の侵略から民衆を守ります。
ところが、その裏ではバロック・ワークス社社長としてアラバスタ王国の支配を企てる悪いヤツ。
砂の能力と砂漠の国の相性のよさ。
打撃を無効化するロギア系のチートさ。
元懸賞金8100万ベリーという高額っぷり(当時としては)。
政府から略奪を許された海賊・王下七武海。その強さを最初に目の当たりにしたという意味でも、衝撃度は群を抜いていました。
技名もカッチョよかったですよねw
・砂嵐(サーブルス)
・三日月形砂丘(バルハン)
・砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)
・干割(グラウンド・セッコ)
中でも僕が好きだったのは「三日月形砂丘(バルハン)」です。
口に出したくなるというか、響きがいいじゃないっすかww
ついでに言うと、バロック・ワークス社のエージェントの設定もよかった。
番号が小さい方が序列が上というわかりやすさがGood。
男女のペアが基本で、女性側のコードネームは作者の好きな休日の順番というのもなるほどなぁと。
ニコ・ロビンの「ミス・オールサンデー」は「結局、日曜日が一番嬉しい」という意味だったとか。
話のおもしろさはもちろん、グランドラインの導入編という部分も含めてすばらしいエピソードでした。
「普段はグータラだけどやるときゃやる!! キャラ」ランキング。視野の広い冷静なお師匠さまタイプは名言製造機
ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編):第2位
「頂上戦争編」
コミックス50〜61巻に掲載されたエピソードで、世界政府に捕らえられた兄エースを助けるためにルフィが単身大監獄「インペルダウン」に乗り込み、そのままマリンフォードでの全面戦争に飛び込むまでのパート。
海軍の追撃にまったく歯が立たず、一味が離散してしまうシャボンティ諸島編。
七武海の1人、女帝ボア・ハンコックと出会う女ヶ島編。
かつての強敵クロコダイルと共闘するインペルダウン編。
そして、世界最強の白ひげ海賊団と海軍本部&王下七武海の全面戦争にルフィが飛び入り参加するマリンフォード編。
終始盛りだくさんの内容で、過去キャラと新キャラが入り乱れるごった煮オールスーターなパートでございます。
ここはねえ……。
ONE PIECE(ワンピース)を語るなら、絶対ランクインせなアカンでしょというエピソードです。
まず、シャボンティ諸島編でのワイワイガヤガヤ→絶望感までの落差ね。
ルフィと同じ最悪の世代が山ほど登場し、「ここから新たな旅立ちがスタートか?」と思わせておいて、まさかの海軍大将にボコられる展開。
一味がズタボロになってようやくパシフィスタを倒したと思ったら、すぐに新品のヤツが2体も登場するという。
あの絶望感といったら、ドラゴンボールで言えばサイヤ人編のナッパ並み。もはやトラウマレベルの「うっそだろw」でございます。
そして、マリンフォードでの大将赤犬のムカつき度合いといったら……。
大渦蜘蛛海賊団船長のスクアードを騙して白ひげに不意打ちを食らわせ、序盤で甚大な戦力ダウンに成功。
さらに白ひげ海賊団を「腰抜けの集まり」と罵り、「正しくもない兵は海軍にゃいらん」と、部下であるコビーすらも手にかけようとする。
逆に白ひげ海賊団やルフィ、クロコダイル一行は常に正面突破。小細工なしで海軍に挑み、エース奪還を目指す。
「大義をなすには小さな犠牲は仕方ない」と手段を選ばない海軍と、部下を救うためなら自らの命を捨てることも厭わない海賊白ひげ。
しかも、部外者であるルフィに対しても「アイツを守れ」と指示するなど、初見ながらも男気溢れるキャラは五臓六腑に染み渡りました。
海軍本部を徹底的にクズ化し、より海賊側への思い入れを深める。
王道の手法ではありますが、新旧入り乱れるオールスター戦の中では最大の効果を発揮していたのではないでしょうか。
一応言っておくと、白ひげの立ち往生に泣きそうになりましたからね自分。
まあでも、アレか。
個人的にエースを殺す必要はなかった気はするかな?
そのあとの展開を考えれば退場も致し方なしだったとはいえ、やられ方があまりに壮絶過ぎて……。
「愛してくれて……ありがとう!!!」じゃねえんだよww
ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編):第1位
「空島編」
コミックス24〜32巻に掲載されたエピソード。
クロコダイルとの壮絶な戦いを終えた麦わらの一味がニコ・ロビンを仲間に加え、伝説の「空島」にたどり着くパートです。
上空1万mの空島では、神の島(アッパーヤード)をめぐる戦いが400年繰り広げられており、麦わらの一味と神の軍団、シャンディアによる三つ巴のサバイバルがスタートします。
神の軍団を率いる神・エネル、黄金郷にある「黄金の鐘楼」、果てしない大地(フェアリー・ヴァース)など、空の国らしいネタが盛りだくさんのエピソードです。
ついにきました。
ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編)、堂々の第1位は「空島編」でございます。
うん、まあ。
やっぱりこれでしょうというか、僕の中では1位は最初から「空島編」しかなかったです。
今回のランキングは比較的簡単に決定しましたが、その中でも1位だけは即決でした。
ここのパートは、ひと言で言えば“ロマン半端ねえ”です。
上空1万mに浮かぶ空島。
そこに存在すると言われる黄金郷。
国を治めるのは「神」。
のっけから僕の厨二病がガンガン刺激されますww
400年間にわたるアッパーヤードの奪い合いに決着がつくその日に、どんぴしゃりのタイミングで麦わらの一味が参戦。三者三様の生き残りサバイバルがスタートするという。
ジンベエ復活! ジンベエ復活! 1日中読みふけってONE PIECE976話までの流れを把握した。胸熱展開だけどややこし過ぎて
そして、何と言っても神・エネルの万能感はヤバかった。
さすがに雷を自在に操れるのはチート過ぎですww
確かに「神」を名乗るにはそれくらいじゃないと物足りないのかもしれないけど、とりあえずサバイバルにおける瞬間移動はあまりに卑怯過ぎたよなww
「我は神なり」→「我は雷」に気づいた瞬間の芯食った感じは、個人的になかなかのものでした。
「ゴム人間のルフィ→ゴムは絶縁体→電気を通さない→雷を無効化する」
このパティーンには割と早い段階で気づきましたが、それを踏まえた上でおもしろい戦いでした。まさしく能力バトルの理想型というヤツ。
元ネタがわかりやすかったのもいいですよね。
・空島→天空の城ラピュタ
・ジャイアント・ジャック→ジャックの豆の木
・雷迎(らいごう)→ドラゴンボールの元気玉
・方舟マクシム→ノアの方舟
その他、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、高見広春の「バトル・ロワイアル」にもインスパイアされてる感じ?
フィリピンのスモーキーマウンテンだったり、水の都ヴェネチアだったり。
元ネタがパッと思い浮かぶのがONE PIECE(ワンピース)の特徴でもありますが、「空島編」に関しては本当にそのまんま。いろいろなものからのいいとこ取りというか、これでもかというくらいロマンが詰め込まれていました。
2年後のエピソードが皆無な理由。やっぱりテンポの悪さと強さのインフレだよな
というわけで、ONE PIECE(ワンピース)好きなエピソード(◯◯編)ベスト3を発表してきました。
でも、よくよく振り返ると2年後のエピソードが皆無なんですよね。
最大の要因としては、単純なテンポの悪さと強さのインフレかなと。
テンポの悪さはドレスローザ編が顕著でしたが、それ以上にやはり「覇気」を登場させたのがよろしくなかったです。
エネルvsルフィの雷vsゴムや、クロコダイルvsルフィの砂vs水分など。
各能力の得手不得手バトルがONE PIECE(ワンピース)の魅力だったわけですが、「覇気」の登場によってただの戦闘力対決に収束してしまいました。
「覇気」を使えばロギア系の能力者をぶん殴れる。
「覇気」使い同士の戦いは、より強い「覇気」をまとった側が打ち勝つ。
何だかんだでドラゴンボールと変われへん。
「ドラゴンボールが神格化された過大評価作品である理由。話題のドラゴンボールハラスメント()炎上とやらに便乗してみようか」
しかも、ここ最近は麦わらの一味が大物化し過ぎて、もはや魚人海賊団などのひと癖あるタイプでは歯が立たない。
必然的に相手のスケールをデカくせざるを得ず、インフレに歯止めがかからない状態です。
懸賞金15億ベリーって……。
8100万ベリーでワクワクしてたあの頃を返してくれよww
島一つを沈めるのが普通って、完全にドラゴンボールの世界だからね。
ゾオン系でドラゴンになれちゃうのは反則でしょww
みたいな。
バトルマンガにおけるインフレは仕方ないのかもしれませんが、今のところ僕には四皇カイドウに勝つ方法がまったく見当たりませんww
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