癒しアニメランキング5選完結編。僕の独断だけど、ベスト3は老若男女誰がいつどこで観ても癒されるヤツだと思うよ

癒しアニメランキング5選完結編。僕の独断だけど、ベスト3は老若男女誰がいつどこで観ても癒されるヤツだと思うよ

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先日からスタートした「癒しアニメランキング5選」
少し時間が経ってしまったのですが今回はその完結編、第3〜1位を発表していきたいと思います。
 
前回申し上げたように選出の条件は「僕が癒された」作品であることのみ。
ただ、表題の通りベスト3に関しては誰がいつどこで観ても癒される、尋常じゃないくらいの万人受け作品だと思っております。
 
ちなみに前回の記事は下記です。
 
癒しアニメランキング5選。第5位、4位に番外編もあるよ。「僕が癒された」という理由だけで選出してみたぞ
 
興味があれば併せてお付き合いください。
 
というわけで、前置きが長くならないうちにスタートしていきます。
 

癒しアニメランキング5選:第3位

「魔王城でおやすみ」(2020年)

 
第3位「魔王城でおやすみ」は2020年10月〜12月までテレビ東京系で放映された作品で、週刊少年サンデーでは2016年から連載が続いています。
 
これはもう、完全にマグレ当たりで見つけた作品でした。
暇な日にボーッと動画サイトを眺めていたところ、たまたまラインナップに表示され、大した期待もせずにポチッと押してみたという。
期待感もクソもない、流れのままに視聴をスタートした結果「何これ、めっちゃええやんw」と。
 
内容としては、
・主人公スヤリス姫の破天荒さ
・それに翻弄される魔族たち
の毎日を描いたものになります。
 
世界征服のためにスヤリス姫をさらい、魔王城に幽閉した魔族たち。
ところが「寝る以外、することがない」と、囚われの身でありながらも安眠を求めて好き勝手に行動する姫に毎回手を焼かされます。
 
お嬢様育ちで怖いもの知らずのスヤリス姫→ボケ役
強面の風貌ながら常識人ばかりの魔族たち→ツッコミ役
いわゆる漫才型の掛け合い+あべこべの立場というナンセンスさを楽しむ作品とでも言えばいいか。
 
破天荒でマイペースなスヤリス姫はもちろんですが、とにかく魔族たちのキャラがいい。
・魔王タソガレ→高いスペックの割にピュアで頼まれたらNoとは言えない性格
・あくましゅうどうし→物腰は柔らかいが嫉妬深くキレると怖い。スヤリス姫に惚れている
・レッドシベリアン・改→城内の風紀に厳しく姫の破天荒さを苦々しく思っている。でも犬
・はりとげマジロ→魔族でも有数の常識人。ツッコミ役。毎回姫にとげをむしられる
・ミノタウロス→はりとげマジロと並ぶ常識人。姫の乱暴な言葉遣いにショックを受ける
などなど。
 
地下の書物庫で封印の書を勝手に読んだり、幹部たちの会議に飛び入り参加したり、枕を買うために脱走したり……。
安眠を求める姫の行動に振り回されながらも、何だかんだでドタバタな毎日を楽しむ魔族たちの姿にクソほど癒されます笑
 
 
ただ、アレなんですよね。
第5話のハーピィの登場回だけはちょっと……。
 
姫と仲よくなりたいハーピィが姫の気を引こうとあれこれがんばるのですが、無関心の姫にそのつど適当にあしらわれてしまう。
 
ああいう空回りするタイプって、見ててホントに切なくなるんですよね。
本当は相手にされていないことに自分でも気づいているのに、それに気づかないふりをして無理やり前向きに振る舞うぼっち。
 
「わかるわ〜」と思いつつもいたたまれなくなるというか。
あの第5話のせいで今作の“癒しポイント”が若干落ちたことを報告させていただきます()
 
アニメ「オッドタクシー」が完全におもしろい。脚本の此元和津也が天才らしい
 

癒しアニメランキング5選:第2位

「鬼灯の冷徹」(2014、2017、2018年)

 
2014年1月〜4月に第1期がTBS系列、2017年10月〜12月に第2期1クール、2018年4月〜7月に第2期2クールがTOKYO MX他で放映された「鬼灯の冷徹」。
コミックスも全31巻が発売されている人気作です。
 
閻魔大王の下で第一補佐官を務める主人公・鬼灯を中心に、獄卒たちの日常を描いたコメディ。
地獄を“会社”と捉え、そこで働く鬼(社員)たちや各地獄(各部署)のしきたり、職場環境をブラックジョークを交えつつ、一話完結形式で紹介していく流れとなっています。
 
 
今作をひと言で表すなら「大人のちびまる子ちゃん」
 
僕が思う今作の最大の持ち味は、何と言っても“安心感”です。
主人公・鬼灯は仕事もできて他人にも厳しく接するS気質のタイプですが、口調は常に丁寧語。
その他のキャラクターも個性的ではありますが、決して他人を貶めたり辱めたりといった見苦しい行為はしない。
 
品性のあるブラックコメディ作品とでも言えばいいか、片方をとことんムカつかせて相対的に主人公を上げるような手法がいっさい使われていないのがいいですよね。
 
 
また今作の作者は幼少期から妖怪ものに触れる機会が多く、そのおかげで妖怪や地獄に対する造形が深くなったとのこと。水木しげる作品や「ゲゲゲの鬼太郎」からも影響を受けているとか。
 
作中でも最初は桃太郎や金太郎、一寸法師といったおなじみのキャラが出てくるのですが、そのうち「こんなヤツもおるんか!」「何だこいつ」というキャラが続々登場して視聴者を飽きさせません。
 
しかもあれだけ多数のキャラを登場させていながら、ごちゃごちゃとした印象をまったく与えない。最近の「ONE PIECE」などのごった煮っぷりを見ていると、今作のすっきり感はなかなか高度な技術と言えるのではないでしょうか。
 
ジンベエ復活! ジンベエ復活! 1日中読みふけってONE PIECE976話までの流れを把握した。胸熱展開だけどややこし過ぎて
 
ちなみに僕のお気に入りは白澤さんとピーチ・マキ、座敷童子の一子、二子です。
 
鬼灯と仲が悪く女ったらしでツッコミ役の白澤、アイドルだけど自分を客観視できる常識人のピーチ・マキ、鬼灯が完全にパパになってる一子、二子。
彼らが登場する回は画面の前でニヤニヤが止まりません笑
 
あとはEU地獄のNo.2、ベルゼブブとかもいいですよね。
ああいうドロドロした人間関係をカラッと品よく表現されると、やっぱり笑ってしまいますw
 

癒しアニメランキング5選:第1位

「うさぎドロップ」(2011年)

 
長々と続けてきた「癒しアニメ5選」ランキングですが、ようやくたどり着きました。
お待ちかね(待ってない?)の第1位は「うさぎドロップ」でございます。
 
2011年7月〜9月までフジテレビ系列で放映された作品で、同年8月には松山ケンイチ主演で実写映画化もされています。
 
これはもう仕方ないというか、「癒しアニメ」の題目でやっている以上挙げざるを得ない作品です。
以前にも申し上げましたが、今作は老若男女誰が観ても楽しめる、視聴者を選ばない作品の筆頭格だと思っております。
 
アニメ「うさぎドロップ」感想。在宅時のお供にこういうのを待ってたんだよ。「ダイキチはダイキチでいい」の圧倒的破壊力。りんの可愛さはもはや凶器
 
30歳独身の男・ダイキチが両親のいない少女・りんを引き取り、四苦八苦しながらも周囲の協力を得て少しずつ成長していく物語。
 
シングルマザーの家庭で暮らす幼なじみや夫婦仲がうまくいっていない従兄弟、一度はりんを拒絶したものの、今では娘のように可愛がる実家の両親、結婚を控えてマリッジブルー気味の妹、ワーキングマザーの先輩、ダイキチの境遇に理解を示す上司、などなど。
 
それぞれに事情を抱えた面々がダイキチ&りんと関わることによってストーリーが展開していくわけですが、各々の関わり方にまったく押し付けがましさがなくごく自然な流れでお互いの理解が進んでいきます。
 
“嫌われ役”として登場したりんの母親・吉井正子に関しても、精神が未熟な時期に仕事or子育ての選択を迫られたと考えれば多少は理解できる。
  
独身、既婚、バツイチ、子持ち、一人暮らし、実家住まいその他。
どんな視聴者でも「ああ、わかるわ〜」と思えるキャラが1人はいるのではないかというくらい、登場人物の境遇は多岐にわたります。
 
そして、そのすべてにもれなく「癒し」がついてきますw
 
 
どなたかがおっしゃっていた記憶がありますが、この作品は“成長過程で直面する微妙な諸々”を全部すっ飛ばしたことが大きかったと思います。
 
今作はりんの保育園〜小学校低学年時代までを描いた第一部、高校時代の3年間を描いた第二部で構成され、このうちアニメ版は第一部に相当します。
 
要するに成長とともに起きる身体の変化や反抗期といった不安定な時期(小学校高学年〜中学時代)がまるまる省略されているわけです。
 
幼なじみの二谷コウキを異性として意識したり、ダイキチと二谷ゆかりの微妙な関係にやきもきしたり。“女性”としての身体の変化も当然あったはずで、それが大人への反発心が芽生える時期と重なってもいる。
特にりんのような複雑な家庭環境なら、それなりに精神的な負担もあったことは容易に想像できます。
 
“成長過程で誰もが直面する現実”を徹底的に排除し、いちばん綺麗な部分だけを見せる。
いわゆるゴロゴロ喉を鳴らしてスリスリする猫のかわいい姿だけを集めた動画のようなもの。
 
そして、それがめちゃくちゃいい方向に作用した作品なのだろうと。
 
上述の「不安定な時期をすっ飛ばした」ことを指摘していた方はどちらかと言えば否定的な意見をお持ちのようでしたが、僕はむしろそれでよかったと思っています。
 
なぜなら創作物だから
アニメや漫画はあくまで作り物であって、余暇を埋めるための娯楽だから。
綺麗な部分だけを見せて癒しを生み出せたのであればそれでOK。わざわざ現実を直視させる必要もないんじゃないの? みたいな。
 
もちろん作品によってはリアリティが必須なものも存在しますが、少なくとも「うさぎドロップ」はその系統ではない。
 
 
実際、今作の終わり方は賛否両論あったようで、それが何よりの証拠と言えるのではないでしょうか。
 
僕個人としてはあのラストは十分あり得ると思ったし、普通に受け入れることもできています。
ただ、アレを「気色悪い」と感じた方も一定数いて、最後の最後にそっちに行くの? といった声が山ほど聞こえてきたのも事実。
やはり根底には「創作物は創作物のまま綺麗に終わってほしい」思いがあったのだと想像します。
 
 
 
どちらにしろ「癒しアニメ」という観点で言えば、りんの幼少期を描いたアニメ版「うさぎドロップ」の完成度は凄まじいものがあります。
 
ひょんなことから暮らし始めた2人が徐々に家族になっていく様子をのんびり眺めつつ、たま〜にほろっとさせられる。
100点満点と言っても過言ではないアニメでございます。
 
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