大坂なおみ全豪オープン優勝。グランドスラム連覇が異次元過ぎてしっくりくる例えが見つからない件。あえて言うならバロンドールか?

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メルボルン夜景
2019年1月26日、オーストラリアのメルボルンでテニスの四大大会の全豪オープン女子決勝が行われ、第4シードの大坂なおみが第8シードのペトラ・クビトバと対戦。セットカウント2-1(7-6、5-7、6-4)で勝利し、大会初優勝を飾った。
 
 
接戦の末に第1セットを奪った大坂なおみ。
続く第2セットも順調にサーブキープを重ね、ゲームカウント5-3とクビトバを追い詰める。
 
ところが、そこからクビトバが驚異の粘りを見せる。
3つのチャンピオンシップポイントをしのぐと、9ゲーム以降2度のサービスブレークを含む4ゲームを連取し、このセットを奪い返す。
 
そして迎えた最終第3セット。
3ゲーム目に大坂がサービスブレークに成功するが、そのまま両者譲らず。
第10ゲーム、40-15からクビトバのリターンがアウトとなり大坂が勝利。大激戦を制し、今大会の優勝を果たした。
 
 
なお、四大大会での連覇は2015年のセリーナ・ウィリアムズの4連覇以来の快挙で、同時に日本人で初の世界ランク1位も確定している。
 
「稀勢の里引退。横綱としては実力不足だったんだろうな。横綱は勝ち続けるのが義務、怪我は土俵上で治すもの」
 

やっと心神喪失から回復しました。大坂なおみの快挙がとんでもなさ過ぎて、ちょうどいい例えが見つからんw

ようやく放心状態から回復したというか、現世に戻ってきたというか。
大坂なおみの全豪オープン優勝から1日以上が経ち、やっと冷静に試合を振り返るメンタルが整いつつある。
 
すごかった。
マジですごかった。
 
我ながら語彙力の貧弱さが情けないのだが、言葉を失うレベルですごかった。
この凄まじいまでの快挙に、僕は正常な思考ができないほど感動している。
 
もう一度言うけど、全豪オープン優勝。
それも、前年の全米オープンからの四大大会連覇である。
 
「大坂なおみのグランドスラム優勝がいかにすごいかを語ってみる。全米オープンでセリーナに勝ったって、とんでもない」
 
僕は以前から「テニスのトップ5は人にあらざるもの」「天才を超えた何か以外にはたどり着けない領域」などと喚いてきたが、まさかその場所に日本人選手が到達してしまうとは。
 
以前、錦織圭が世界ランク4位に到達した際には「ウサイン・ボルトの隣のレーンで100m決勝を走るくらいの快挙」、大坂なおみがセリーナ・ウィリアムズに勝利して全米オープンを制した際は「ウサイン・ボルトに100mで勝つくらいすごい」と申し上げた。
 
それが今回は四大大会連覇+世界ランク1位。
もはや、すごさをわかりやすく伝える指標が思いつかないww
 
まあ、あえて言うならサッカーのバロンドールだろうと。
2008年から2017年までリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2人が分け合っていたタイトルを、2018年についにルカ・モドリッチが獲得。2大巨頭時代の終わりを感じさせた。
 
同様に、長年セレーナ・ウィリアムズの独壇場だった女子テニスだが、セリーナの妊娠・出産に伴い群雄割拠に突入。そして、今回の連覇によって大坂なおみがトップ集団から一歩抜け出した状況である。
 
「金で解決すりゃええんちゃうの? 移籍金とFAを制度化して。陸上選手の移籍制限を公取委が調査」
 
アホみたいに連呼して申し訳ないが、テニスのトップ選手というのは本当にすごい。
決して競技ごとに優劣があるなどとは思わないが、日程の過酷さやレベルの高さはマジでとんでもない。
 
その中で世界ランク1位に上り詰めることがいかに凄まじいか。
 
そりゃあ、こんなすごいものをリアルタイムで見せられればね。
心神喪失もしますわなww
 

名試合出ました。これはのちのち語り草になるくらいの激闘だったんちゃう?

とまあ、大坂なおみアゲアゲが止まらないわけだが、実際今回の決勝は名試合だったと思う。
 
タイブレークを制して奪取した第1セット。
チャンピオンシップポイントを3本も掴みながらも逆転を許し、メンタルが揺れまくった第2セット。
新たに気持ちをリセットし、着実にサーブキープを重ねた第3セット。
 
サウスポーの角度のあるサーブに苦しみながら、さらに角度をつけたリターンを返す。
悪い流れをサービスエースで断ち切る。
 
お互いがポイントを取るたびに雄叫びをあげ、そのつど流れが行き来する緊迫の展開。
割とガチで、この試合はのちのち語り草になるほどの名試合になるのではないか。
 
僕の思い入れが強かったせいもあるかもしれないが。
 
「結局権威と年功序列が最強説。アイディアや知識じゃ人は動かない。人間力が絶対的に不足してるよねって話」
 
てか、やっぱりテニスって単純におもしろいよね。
前回バレーボールを現地観戦したときも思ったけど、試合の流れが手に取るようにわかるのがいい。
 
・タイムアップがない
・ネットで区切られている
・セット制
 
この条件を満たす競技のドラマチックさというか、一寸先の闇っぷりはちょっと群を抜いていると思う。
もちろん時間制の競技にも醍醐味はあるのだが、最後まで勝負がわからないという意味ではテニスやバレーボール、卓球のエキサイティングさは特筆ものな気がする。
 
「バレーボールのV.LEAGUE(Vリーグ)がBリーグ(バスケット)並みの伸び代しか見当たらない件」
 

チーム大坂なおみの優秀さを感じる。トレーナーのメンタルケア、両者の信頼関係が築けてる感じ

そして、報道を見る限り大坂なおみのチームはかなり優秀なブレーンが揃っているイメージ。
 
下記の記事を読むと、2018年のオフ期間に肉体改造に取り組み、それが明確に結果として表れているとのこと。


以前までの大坂はパワフルで豪快な反面、技巧派に振り回される試合も目立っていた。
ところが、このオフの減量重視の肉体改造によって基礎体力の底上げに成功、テクニックの研磨により、プレーの幅も広がったという。
 
「明るい話題が欲しいぞアイスホッケー界。迫る日本製紙クレインズ廃部とアジアリーグ存亡の危機?」
 
さらに下記を読むと、精神的に落ち込んだ大坂をうまく立ち直らせる手腕もあり、トレーナーとの信頼関係も築けているのだと想像する。


現在の女子テニス界は、伊達公子が活躍した90年代に比べてフィジカルへの意識が格段に上がり、今ではトレーニングなしでは歯が立たないほどハイレベルになっている。


恐らくだが、この近代テニスの流れと大坂なおみのフィジカルがうまくマッチしたのが今回。
20〜22歳という肉体的に一番伸びる時期に、(現時点での)最適バランスを追求するトレーニング方法にたどり着いたのかなと。
 
まあ、確かに20〜22歳の時期って、やればやるほど身になる年齢だからな。
乱暴な言い方をすれば、ある程度は前のめりでトレーニングに励んでも大きな問題はない。一晩寝れば体力も回復するし、ケアさえしっかりすればゴンゴンやってもいい時期ではある。
 
「日本製紙クレインズ廃部ワロタw 経営悪化によりアイスホッケーから完全撤退を発表。来年釧路に行こうと思ってたのに」
 

世界ランク5位をキープするのに必要な最低限のフィジカル。持たざる者の錦織圭と選ばれし者の大坂なおみ


一応言っておくと、上記はあくまで必要最低限のスペックありきでの話。
途方もないほどの過酷なスケジュールの中、安定して世界ランク5位以内をキープできるスペックの持ち主に限ったこと。
僕が「人にあらざるもの」と呼ぶ、ほんの一握りの超人というヤツ。
 
大坂なおみがトップ5を維持する最低限のフィジカルを兼ね備えていることが前提で、体重の増減や負傷棄権を含めたピーキング、コンディション調整がうまくいったよねと申し上げている。
 
そして前回申し上げたように、男子の錦織圭はその水準にほんの少し足りない感が強い。
 
「錦織圭とかいう史上最強()のスロースターター。フルセットでの勝率が歴代1位って、どんだけ勝負強くて燃費悪いんだよ」
 
すべての条件が合致すれば四大大会での優勝もあり得るし、ワンマッチ限定ならトップ3にも勝つ可能性はある。
だが、残念ながら世界ランク5位以内を長期間キープするには根本的にスペック不足。そういう意味で、絶好調だった2014-2015年シーズンでの優勝を逃したのは痛かった。
 
逆に、大坂なおみの今後にはマジで期待できるよね。
 
まあ、この辺はアレだよな。
完全に「選ばれし者」としか言いようがない。
 
とにかくすごいぞ大坂なおみ。
何度も言うが、まさかこんな日本人選手が出現するとは思わなかった。
 
 

 


 

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