度会隆輝のKY力、思った以上にいいエスピノーザ、評判通りのアンドレ・ジャクソン。レイノルズとディカーソンがいきなり消えたw【プロ野球2024.4.5】

度会隆輝のKY力、思った以上にいいエスピノーザ、評判通りのアンドレ・ジャクソン。レイノルズとディカーソンがいきなり消えたw【プロ野球2024.4.5】

2024年3月30日に開幕した日本プロ野球。
今シーズンも各チームが優勝を目指してペナントレースに臨んでいるわけだが。
 
先日「2024年プロ野球、新加入の助っ人適当考察」と題して気になる助っ人選手をピックアップしている。
 
2024年プロ野球、新加入の助っ人適当考察。オドーアの電撃退団を受けて。円安+ハイレベルな日本は海外選手にとって面倒くさい場所
 
巨人のルーグネッド・オドーアの開幕3日前の退団にはびっくりしたが、それをきっかけにやってみた次第である。
 
で、各選手がひと通り出場したのそれぞれ感想を言っていく。
 

アンダーソン・エスピノーザ(オリックス)

まずはオリックスのアンダーソン・エスピノーザ。
 
3月30日のソフトバンク戦に先発、6回を投げて被安打2、無失点で来日初勝利を挙げている。


こちらはいきなり予想が大外れ笑
 
 
OP戦の映像を観た限りでは恐らく素材タイプ。今のところ即戦力とは言い難い。
 
各球種がハイスペックですぐにでもローテーション入りできそうだが、実際にはそうでもない。
カタログスペックの割に打ちやすそうな球筋である。
 
そう考えると、今年はシーズン後半にちょろっと出てくる程度。
ポテンシャルの高さは間違いなので来年以降に期待する。
 
 
出てきたじゃねえか笑
 
開幕2戦目の先発、それも前評判の高いソフトバンクを6回無失点に抑えるという。
 
いや、すげえなオイ。
ポテンシャルの高さどころかスペック通りのピッチャーじゃねえかと。
 
「カタログスペックの割に打ちやすそう」などとほざいた自分が恥ずかしいw
 
 
このスライダー? パワーカーブ? とゴロを打たせる2シームがよかったですよね。

今後どうなるかはわからないが、今回のクオリティを維持できるならそこそこやれるのではないか。
 
次回登板にも注目である(熱い手のひら返し)。
 
山本由伸お前はこんなもんじゃねえだろ。5回の投球を常時できてようやくスタートライン? 今永昇太は無双中。でも少し陰りが見えた?
 

アンドレ・ジャクソン(DeNA)

4月2日の阪神戦に先発したDeNAのアンドレ・ジャクソン。
6回4安打1失点でこちらも来日初勝利を挙げている。
 
 
この選手に関しては
・150km後半のまっすぐとチェンジアップの組み合わせ
・時おり投げるナックルカーブもいい
・でも、やや投球が単調になりやすい
・エース級の活躍ができるかはわからない
・概ね7、8勝くらいいけば…
と申し上げている。
 
初登板を観たところ、まっすぐとチェンジアップは確かにいい。
さらに左打者の膝もとに落とすナックルカーブが有効で、本人も自信を持って投げている印象。
 
まだ初戦ではあるが、期待通りのピッチングだったと言えるのではないか。
 
エスピノーザはこのまま無双するかも? DeNAジャクソンはもう一歩、中日の大失速に絶望が止まらないw
 
課題としてはランナーが出た際のクイックで球威が落ちること、5回あたりからガクッと球の勢いがなくなったことか。
要は配分が苦手なのだと思うが、やはり長いイニングを投げるよりも5、6回を全力で走り抜ける方が向いている気がする。
 
運用次第ではローテの中心を担えるかもしれない。
今シーズンもボールが飛ばないしね。
 

マット・レイノルズ(広島)

広島のレイノルズだが、OP戦や米国時代の映像を観る限り、
・スイングがスムーズ
・リーチが若干短い
・日本の広いストライクゾーンに対応できるか
・沈む系の球に苦労しそう
だと申し上げている。
 
実戦でも確かにそんな感じで、スイングに柔らかさがある&インサイドアウトの軌道もいい。
その反面、低めの球にバットが止まらない傾向があり、DeNAウェンデルケンのチェンジアップを豪快に空振りしている。
 
やはりこの選手が活躍するにはあそこの見極めが重要。
元DeNAアレックス・ラミレスの唱える「新外国人選手が慣れるには40~50打席必要」説に基づいて今後に注目である。
 
と思っていたのに……。
 
開幕2戦目で途中交代→左肩痛により登録抹消とのこと。
 
いやまさか。
こんなに早く、何もしないうちに消えるとは笑
 
しかも左肩痛?
どの程度の怪我なのかは不明だが、長くかかるパターンもありそう。
もはや慣れ云々以前の話である。
 
今シーズンの広島にはちょっと期待していたのだが、さっそくとん挫したことをお伝えする笑


 

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アレックス・ディカーソン(中日)

中日のアレックス・ディカーソンはマット・レイノルズよりもいいと思っていて、もしかしたらそこそこの当たり助っ人なのでは? と期待している。
 
 
開幕戦では3打数1安打1死球。
さらに4打席目のライトフライも低めをうまくすくい上げたライナー性の打球。
出だしとしてはなかなかである。
 
前回申し上げた通りスイング軌道は完全なローボールヒッターで、なおかつ引っ張り専門の中距離タイプ
 
恐らく今後は高めの強いまっすぐや内側に食い込むカッター系の対応が重要になる。
うまくハマれば中田翔(ダヤン・ビシエド)、細川成也の後ろを打つポイントゲッター、もしくは意外性のある下位打線として機能するかもしれない。
 
低迷が続く中日としても「ええの取ったわ!!」になれば最高である。
 
 
ところが……。
 
開幕2試合目の試合前練習を途中で切り上げそのまま登録を抹消されるという。
 
腰のコンディション不良とのことだが、おいおい、お前もか~い笑
 
 
いや、そんなことあります?
注目していた助っ人選手が開幕直後に両方離脱って。
 
戦前の予想と照らし合わせてあーだこーだ言うのが楽しいのに、それをやる機会すら与えられないとは笑
 
特にディカーソンはスタートがよかっただけに残念である。
 
おかしい、中日が強いだと…? 舐めプを覚えたライデル・マルティネス、飛ばないボール、中田翔の存在感
 

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度会隆輝(DeNA)

助っ人ではないのだが、DeNAのドラ1・度会隆輝について。
開幕から1番ライトを任されデビュー戦のプロ初安打初HRでファンの度肝を抜いた選手である。
 
 
僕は度会のアマチュア時代の映像を観て”長打の打てる鳥谷敬”という印象を受けた。


ボールをバットに乗せる打ち方で低めの球をすくい上げるのがうまい。
鳥谷に比べてポイントはやや前、スイングが強く単純な飛距離も鳥谷を上回る。

 

 
(順調にいった場合の)最終形態は.320 HR25~30くらいかなぁと思っているが、とりあえず今シーズンは楽天・茂木栄五郎の1年目(.278 HR7)あたりが指標になりそう。
ざっと.265 HR10~15ほどやれれば万々歳なのではないか。
 
今のところシーズン序盤で情報が少ない、疲れもないのでぼちぼちやれているが、今後は研究もされる上に疲労で身体のキレも落ちる。その中でどれだけ踏ん張れるかに注目である。
 
 
あとはアレだよね。
根本的にKYなタイプですよね。
 
ド派手なガッツポーズが一部から批判を受けているようだが、この手のタイプは勝負どころで意外性を発揮する(場合がある)。
 
たとえばチームがお手上げ状態のピッチャーから1人だけ複数安打を打ったり。
絶体絶命のピンチにおける意味不明なKY力に期待である笑
 
 
ついでに言うと、少しだけ金城龍彦と空気感が被る(気がする)。
 

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