DeNAジャクソン、オリックスエスピノーザ、中日ディカーソン、広島レイノルズ。DeNAvsオリックス戦が打低すぎて地獄だった。ディカーソンはでっかい穴が見えた気が…

DeNAジャクソン、オリックスエスピノーザ、中日ディカーソン、広島レイノルズ。DeNAvsオリックス戦が打低すぎて地獄だった。ディカーソンはでっかい穴が見えた気が…

最近野球ネタが滞っているが、実を言うと試合は普通に観ている
 
一時首位に躍り出た中日があっという間に沈み、代わりに上昇した阪神は交流戦で大失速。現在セリーグは1位が巨人、2位が広島となっている。
 
またパリーグは日ハムの躍進が目立つ反面、3連覇中のオリックスは5位と低迷。戦前から「今年は強い」と言われていたソフトバンクが下馬評通り首位を驀進中である。
 
正直、パリーグは九分九厘ソフトバンクの優勝だと思っているが、セリーグはマジでわからない。チーム防御率2点台が4チームという超投高打低っぷりを含めて今後に注目である。
 
おかしい、中日が強いだと…? 舐めプを覚えたライデル・マルティネス、飛ばないボール、中田翔の存在感
 
そんな感じ(どんな感じ?)で、今回はシーズン前に取り上げた助っ人外国人について。
ここまでの成績を振り返りつつあれこれ言っていくことにする。
 

マット・レイノルズ(広島)

開幕2試合を終えたところで左肩痛により登録を抹消されたマット・レイノルズ。
あれから丸2か月が過ぎたが、いまだに2軍の試合にも出ていない。
 
 
僕が最後に見た情報は下記。
5月1日に打撃練習を再開した旨の記事である。
 
「レイノルズが打撃練習再開 「痛み全くなく順調」【ファームイチ推し情報】」
 
どこがどう順調なのかは不明だが、まあ仕方ないっすね笑
 

アレックス・ディカーソン(中日)

レイノルズ同様、開幕直後に負傷離脱(腰の違和感)したディカーソンだが、こちらは5月24日に一軍復帰。その後はコンスタントに試合に出ている。
 
 
下記の通り6月6日現在、計7安打のうち3本がホームラン。
 
「中日の長距離砲が驚異的な本塁打率 他球団「日本野球に慣れると怖い」警戒が」
 
広いバンテリンドームでも関係なくスタンドインするパワーは目を文句なしにすごい。
記事内でも「低打率だが期待感はある」「日本野球に慣れればハネるのでは?」と言われている。
 
 
この選手については開幕前に「スイング軌道的にローボールヒッター」「高めの強いまっすぐへの対応力が重要ポイントではないか?」と申し上げた。
 
実際その通りで、3本のホームランはいずれも低めの球。身体に近いコースをすくい上げてライトスタンドにぶち込んでいる。
 
これ↓などはディカーソンが一番得意なパターン。


外のボールゾーンからバックドア気味に投げたスライダーが引っかかって内側に行った球。
ピッチャーとしては完全に失投である。
 
 
逆にそれ以外の打席を観察すると、無視できないレベルの穴を感じる。
 
高めのまっすぐが苦手なだけでなく外の球にも意外と届かない。特別速い球でなくてもボールの下を叩いて浅いフライを打ち上げてしまう。
 
内側低めをしばいてスタンドインするパワーは魅力だが、打率が伸びる感じはしない。
主に3番と5番を任されているが、チャンスで打点を稼ぐタイプではなくどちらかと言うと「たま~に出る1発」に期待する方。
できれば7番あたりで自由に打たせたい選手である。
 
そして、困ったことに今の中日にはその余裕がない笑
 

アンドレ・ジャクソン(DeNA)

続いてはDeNAベイスターズのアンドレ・ジャクソン。
 
6月6日現在2勝5敗、防御率4.93とやや苦戦中だが、直近3戦は6回1失点、5.2回3失点、6回2失点と復調の兆しが見られる。
 
またチームは先日、獲得を目指していたトレバー・バウアーとの交渉を打ち切ったとのこと。
上位を狙うためにもジャクソンの復調? は必須である。
 
 
このピッチャーに関しては「ポテンシャルは高いけど投球がやや単調」「エース級の活躍は難しいかも?」と言い続けてきた。
成績もそんな感じで、今のところ「投げてる球はいいのに成績がパッとしない」状態である。
 
2024年プロ野球、新加入の助っ人適当考察。オドーアの電撃退団を受けて。円安+ハイレベルな日本は海外選手にとって面倒くさい場所
 
原因としてよく聞くのが制球難だが、個人的にはそこまでではないと思っている。
むしろ配球を読まれている感じがするのだが……。
 
まっすぐやカッターで追い込むまではいいが、そこからの決め球に欠ける。
ファールで粘られるうちにカウントが悪くなり、苦し紛れに投げたスライダー、カッター系を打たれる。
 
このスライダー、カッターが思ったほど機能していない、チェンジアップがいまいち制御できていないのが主な要因だと思うが、今後ここを改善できるかどうか。
 
やはりまっすぐとの組み合わせがキモになるのかなぁと。
 

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アンダーソン・エスピノーザ(オリックス)

開幕5先発で3勝、4月までの防御率0.43と驚異的な数字を残したオリックスのエスピノーザ。
 
僕も開幕前に「素材型で勝負は来年以降」「今年は先発の谷間でちょろっと出てくるくらい」だとほざいたことを秒速で謝罪している笑
 
エスピノーザはこのまま無双するかも? DeNAジャクソンはもう一歩、中日の大失速に絶望が止まらないw
 
ところがそれ以降はやや苦戦中。
5月は1勝3敗、防御率4.50と急降下した。
 
 
先日のDeNA戦を観たところ、確かに開幕当初の勢いはない。
6回を投げて被安打4、1失点と好投したものの、球自体はそこまでではなく。DeNA打線のダメダメ具合に助けられた感が強い。
 
中でもスライダー、カーブのキレがいまいち。
ツーシームも球速こそ出ているが打てないほどじゃない。
 
要するに慣れない環境やキャリア初? の先発ローテーション等、さまざまな要因で疲れが出始めているということか。
 
とは言え、多少落ちただけでいいピッチャーには違いない。
このままガタガタとはならずにどこかで持ちこたえるのではないか。
 
 
 
なおこれは余談だが、先日のオリックスvsDeNA戦はあまりに地獄すぎた笑
 
誇張でも何でもなく点が入る気配がいっさいない。
エスピノーザやジャクソンの出来が特段いいわけではなく、打撃陣がとにかく情けない。
 
極論、打ちそうな雰囲気を感じたのはDeNAのオースティンくらい。その他、佐野恵太と山本祐大、オリックスの太田椋がギリ許せる程度。
 
2日連続で寝落ちしかけたことをお伝えする。
 

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