NOAH中嶋勝彦ラスト後楽園ホール現地観戦。メキシカン2人に度肝を抜かれ、望月成晃の気合いに釘付けになる。勝彦はどこに行っても応援するぞ笑【2023.10.20感想】
2023年10月20日に東京・後楽園ホールで行われたプロレスリングNOAH「STAR NAVIGATION 2023」を現地観戦してきました。
お目当てはメインイベントの潮崎豪、中嶋勝彦、マサ北宮vs望月成晃、征矢学、稲葉大樹の6人タッグマッチ。
先月末に電撃的にNOAH退団を発表した中嶋勝彦。
35歳、キャリア20年の節目に次のステージに進むための決心だったとか。
で、この日がNOAHの中嶋勝彦としての最後の後楽園ホールということで、「これは現地観戦せなアカン」と。
大至急チケットを購入して足を運びました。
鈴木みのる「やっぱりノアはクソ弱えな!」。拳王「この空間をノアの日常にしてやる」。プロレスはすごい。プロレスラーは最高にカッコいい
プロレス会場の居心地のよさ。安心して知り合いを誘える
しかし、毎回思いますけどプロレス会場は居心地がめちゃくちゃいいですよね。
イベントの進行がスムーズな上にいつどこに行っても楽しい。
何よりファンの方のマナーがいい。
自分の席を守る、試合中に立ち歩かない、酔っ払って馬鹿騒ぎをしない、などなど。
小学生レベルの常識すらないバカが集まる競技もある中、これだけ行きやすい場所は珍しいと思います。
女性1人のお客さんも普通にいるし、安心して知り合いを誘えます。
自分の席を守る知能すらない下等動物と同じ空間に知り合いを連れていくなどお話になりませんが、プロレス会場なら全然OK。それくらい安心感と安定感があります。
あと、何気に18:30スタートってのもいいいんですよね。
平日の18:00スタートだと1試合目に間に合わない人も多く、この30分の違いが大きかったりします。
僕は後楽園ホールが大嫌いですが、プロレスを現地観戦すると「あれ? 好きだっけ?」と勘違いしそうになります笑
NOAH両国大会「WRESTLE MAGIC 2024」現地観戦感想。清宮海斗の覚醒、ジュリアvs野崎渚、拳王vsYAMATO。いろいろ最高だった
入場口で下記のアンケートを配っていました。
こういう試みがごく普通に行われているのも素晴らしい。
もしプロレス会場に行ったことがなければ、ぜひ一度足を運んでいたければ。
絶対楽しいから。
相変わらずのガチ路線。激し過ぎて心配になってくる。まあ、楽しいからいいけど笑
まず全体の感想ですが、今回も超絶楽しかったです笑
以前から申し上げておりますが、NOAHのガチ路線はとんでもない。とにかく1発1発に容赦がありません。
プロレスリング・ノア「ABEMA presents MAJESTIC 2023」現地観戦感想。いつ、どこに行ってもプロレス観戦は楽しい。船木誠勝の色気がヤバかった
チョップや蹴りにはいっさいの手加減がなく、「その角度で顎に入ったらマズいんじゃないの?」という打撃や全力の助走からのエルボー、その他。
そのつど凄まじい炸裂音が場内に響き渡ります。
いや、ホントにそこまでやって大丈夫なんですかね笑
観ているこっちが「イイイイイイ!!」となるほどの激しさなんですが。
NOAHのスケジュールを確認したところ、興行数は年間70、80前後。
この日が終われば次は明後日の新潟で、その翌日には再び東京に戻って新宿FACEです。
これだけのハードスケジュールであそこまでガツガツぶつかり合って平気なの? と。
まあ、楽しいからいいんですけどね!!!
中嶋勝彦の今後? NOAH以外にあのファイトスタイルが許されるリングがある?
そしてNOAHを退団した中嶋勝彦ですが、今後はどうするんでしょうか。
フリーでの活動を発表したわけですが、ぶっちゃけあのゴリゴリなファイトがNOAH以外で許されるの?
少なくとも全日本プロレスでは会場中に響き渡るような蹴りを打ち込むレスラーはいませんでした笑
拳王、征矢学vs宮原健斗、青柳優馬戦感想。拳王の配信を観て急遽現地観戦を決めた。タマスィが震える名試合。全日もノアもみんなすげえよ笑
エンタメ路線のWWEなんて特にダメでしょ。
海外志向があるのかは知りませんが。
そういう意味でも中嶋勝彦がどこのリングに上がるのかに注目です。
メキシカン2人の“ルチャドール”っぷりがすげえ。ドラゴン・ベインとアルファ・ウルフがレベチだった
この日もっとも印象に残った(メイン以外で)のは第5試合の8人タッグマッチ。
清宮海斗、大岩陵平、ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフvsアンソニー・グリーン、LJ・クリアリー、YO-HEY、タダスケ戦です。
新日本から出張して清宮海斗とコンビを組む大岩陵平、GLGに新加入したLJ・クリアリーなど、注目する部分が多い一戦でしたが、僕のテンションが一番上がったのはドラゴン・ベインとアルファ・ウルフのメキシカン2人。
新日本プロレス現地観戦。成田蓮&海野翔太のタッグがよかった。棚橋っぽさのある海野と柴田勝頼直系のオールドスクールな成田。このコントラストがたまらん笑
もともと2人はメキシコの団体IWRGで活躍していたとのこと。試合中も息のあったコンビネーションを見せます。
特にジャンプの高さ、着地の滑らかさ、空中戦のバリエーションは特筆もの。
試合は清宮&大岩→ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフの順でローテーションしていきますが、ドラゴン・ベインとアルファ・ウルフの方が明らかに大きな歓声が飛んでいました。
僕もコイツらが出てくるたびにワクワクしたし、ちょっと他とはレベルが違いましたね。
まさしく“ルチャドール”です。
高さがいちいちとんでもないんすよ笑
いや、すげえっすわ。
NOAHはこんなヤツらをよく呼べたな笑
スカウト陣がクッソ有能なのかもしれませんね。
知らんけど。
中嶋勝彦GLEAT参戦。伊藤貴則に勝利しLIDET UWF世界王座獲得。中嶋勝彦再始動と聞いて初のGLEAT現地観戦を決めた
盛りだくさんのメインイベント。望月成晃の気合い、マサ北宮とのギスギス、いつも通りの塩崎豪。勝彦はこれからも応援しとるぞ
メインイベントは盛りだくさんでした。
中でも対戦相手の望月成晃の気合いがすごかったです。
動き一つ、蹴り一つに魂がこもっていたというか。
勝彦を食ってやろう感が全身からみなぎっていました。
本人も勝彦との遭遇は今回がラストかもしれないと思っていたとのこと。
最初のN-1開幕戦で数年ぶりに当たる前まではもう闘うことはないと思ってた
でも再会した
これがホントの最後のような気もしないが年齢的にもそうかもしれない
それにしてもナイスショットだ pic.twitter.com/IoHcyfs8eR
— 望月マサアキ/成晃 Masaaki Mochizuki (@mocchy_117) October 20, 2023
なるほど。
プロレスのドラマ? ストーリー? はこういう部分から生まれるんでしょうね。
誤爆に激昂したマサ北宮。
いいね〜。
こういうのもラスト後楽園ホールにふさわしい笑
もともとあんまり仲よくなさそうだしね。
最低だった丸藤正道vs飯伏幸太。最高だった拳王vs征矢学。最初からおかしかった飯伏。カミゴェのトロさに哀しくなった。NOAH “THE NEW YEAR” 2024現地観戦感想
ちなみに塩崎豪はいつも通りの塩崎豪でした。
試合後のマイクの後、最後は四方に礼。
ナイスファイト。
全員ナイスファイト。
勝彦はどこに行っても注目するぞ。
この空気感を出せるレスラーってあんまりいないしね。
【個人出版支援のFrentopia オンライン書店】送料無料で絶賛営業中!!
-
前の記事
通算224敗の男。224敗中、KO負けはわずか14。いつ、何時、どこへでも駆けつけ興行を成立させる“ジャーニーマン” 2023.10.20
-
次の記事
リナレスvsジャック・カテラル、リナレスすげえな。適正階級なら倒してたかも? ルーク・キャンベル、ロマチェンコをダウンさせた右【結果・感想】 2023.10.24