NOAH両国大会「WRESTLE MAGIC 2024」現地観戦感想。清宮海斗の覚醒、ジュリアvs野崎渚、拳王vsYAMATO。いろいろ最高だった【2024.5.4】

NOAH両国大会「WRESTLE MAGIC 2024」現地観戦感想。清宮海斗の覚醒、ジュリアvs野崎渚、拳王vsYAMATO。いろいろ最高だった【2024.5.4】

2024年5月4日に東京・両国国技館で開催されたプロレスリングNOAH「WRESTLE MAGIC 2024」を現地観戦してきました。
 
 
NOAHの現地観戦は正月の有明アリーナ以来約5ヶ月ぶり。
 
最低だった丸藤正道vs飯伏幸太。最高だった拳王vs征矢学。最初からおかしかった飯伏。カミゴェのトロさに哀しくなった
 
その間拳王が清宮海斗にうざ絡みを繰り返したり、MMAから転向した佐々木憂流迦が見事に適応したりといろいろなことが起こっています。
 
 
中でも印象的だったのが、ロッシー小川氏による女子プロ団体「マリーゴールド」の立ち上げ。
 
4月15日のマンデーマジックに乱入→5.4決戦が決定したのを観て「これは現地観戦せないかん」と。大急ぎでチケットを購入した次第です。


というわけで、マリーゴールド参戦を含めて印象に残った試合の感想を言っていきます。
 
 
ちなみに去年もNOAHのGW興行に足を運んだのですが、今年は去年よりも盛り上がった気がします。
客入りはもちろん、試合ごとの熱気が一段上がっていました。
 
プロレスリング・ノア「ABEMA presents MAJESTIC 2023」現地観戦感想。いつ、どこに行ってもプロレス観戦は楽しい。船木誠勝の色気がヤバかった
 
この辺は各選手の努力、話題作りが功を奏した感じですね。
 

○拳王vsYAMATO×(15分50秒 P.F.S → 片エビ固め)

まずはこの試合。
 
スペシャルシングルマッチとして組まれた一戦ですが、拳王の相手は当日まで発表されず。
一部では新日のヤングライオンの誰かなのでは? と言われていました。
 

 
ところが登場したのはYAMATO。

 
と言っても僕はこの選手を知りません笑
 
聞けばDRAGON GATE所属の選手とのこと。登場曲が流れた瞬間のどよめきを見ると割と有名な選手っぽい(クソニワカ)。
 
拳王も「おい、まさかのお前かよ」という表情をしていました。
いろいろな意味でサプライズだったのかもしれません。
 
 
試合ですが、めちゃくちゃおもしろかったです
 
拳王の蹴り、技をすべて受け切り大技を返すYAMATO。
いちいち表情が豊かで表現力に長けています。


恐らくDRAGON GATEでも人気があるのだと思いますが、確かにいい選手でしたね。
 
 
惜しくも敗れたもののまた観たいと思わせるパフォーマンス。
両者の再戦に期待でございます。

 


 

○ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣vs野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠×(18分17秒 ノーザンライトボム → 片エビ固め)

そしてこの日のお目当てでもある一戦。
新団体マリーゴールド勢とNOAHの“MONDAY MAGIC女子軍”による4対4マッチでございます。
 
と言っても、基本はジュリアと野崎渚の一騎打ちが(僕の中での)メインです。
この両者がどう絡むか、その後の展開がどうなるかに注目していました。
 
ここのバチバチからの〜、みたいな笑

 
感想としては、「なかなかよかった」
ジュリアvs野崎渚の一騎打ちが目当てだと申し上げましたが、それ以外もちゃんとおもしろい。


 
特に高瀬みゆきは好感度が高かったですね。
 
僕は野崎渚の「みんなを立てる」「動けないヤツを助ける」保護者プロレス(笑)が好きなのですが、常時全力の高瀬みゆきも悪くない。

マンデーマジックでの野崎渚vs高瀬みゆき戦を観たことがありますが、その試合も素晴らしかったことを覚えています笑
 
 
あとはアレですね。
ジュリアは推されてるんだなぁと。
 
前半は他3人中心で試合が進み、中盤から後半にかけてジュリアvs野崎渚の対決→徐々にジュリアが主役に移行する流れ。
 
最後の方は「いいとこ全部持っていきよるなぁジュリア」と思いながら観ていた次第です笑


 
ジュリアを観るとどうしても木村花の不幸が思い出されるのですが、本人はすでに前を向いているのでここでは触れないでおきます。
 
NOAH中嶋勝彦ラスト後楽園ホール現地観戦。メキシカン2人に度肝を抜かれ、望月成晃の気合いに釘付けになる。勝彦はどこに行っても応援するぞ笑
 

愚零闘咲夜の成長に驚いたw でも、ちょっと体重が足りないかな

そしてグレート・ムタの娘、愚零闘咲夜について。
 
この人は正月の有明アリーナでデビュー戦したわけですが、そのときは「こいつアカンな」との感想しかなく。
 
「喋らない、表情を崩さない、謎の空気感」というキャラ設定はいいのですが、そこを追求するのはかなり難しい。
あの路線が許されるのはHAYATAくらいの実力があってこそ。
 
完全に売り方を間違えているなと思いました。
 
 
ところが久しぶりに観た愚零闘咲夜は一段成長していました笑
 
デビュー戦では野崎渚の保護でギリギリ成り立たせてもらっていた感じですが、この日はしっかり自立していました。
 
チームメイトと息を合わせた技を出すなど「しばらく会わないうちに立派になりやがってw」と謎の上から目線で感心していたことを報告します笑
 
 
ただまあ、ちょっと体重が足りないですよね。
 
他の選手に比べて一つ一つの技が軽い、正面衝突で簡単に吹っ飛ばされる等、絶望的に迫力がない
アクロバティックさで勝負できればいいのですが、そこまで運動神経がよさそうでもない。

 
この辺は今後の課題かなと思いました(何様?)。
 

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○清宮海斗vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×(24分45秒 変型シャイニングウィザード → エビ固め)

ラストはメインイベントのGHCヘビー級選手権、清宮海斗vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.戦について。
 
結果は清宮がシャイニングウィザードからのフォールで3カウントを奪い王座戴冠に成功したわけですが。
 
まあ、すごかったです
 
序盤から一進一退の攻防→中盤以降は清宮の蹴り技、投げ技をワグナーが受けまくり何度も立ち上がって反撃する。
両者が再三のフォールを跳ね返し、どちらが勝つんだ? と思っているうちにどんどん時間が過ぎていきます。


 
で、最後は武藤敬司ポーズからのシャイニングウィザードを叩き込んだ清宮がエビ固めで3カウント。
会場の盛り上がりも凄まじく、僕も喉がガラガラになるくらい叫びまくりました笑


 

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清宮海斗の覚醒? 「清宮=トークがイケてない」からの逆襲が凄まじい

うん。
清宮海斗、これは覚醒したかもしれませんね。
 
上述の通り拳王に延々と粘着され、シングルの一騎打ちで勝利したのが4月11日。
一連のやり取りは僕も大笑いしながら眺めていたのですが、同時に清宮の変化も感じていました。
 
もっとも「おお!!」と思ったのが拳王戦直後のマイク。
散々イジリ倒されたTシャツを自らネタにして逆に会場を飲み込むという。

最後の最後で鳥肌が立つほど驚いたことをお伝えします笑
 
冗談抜きで正月の丸藤vs飯伏戦直後のマイクとは大違い。
あの放送事故レベルのクソライムからの成長は“覚醒”と呼んでも差し支えない。
 
 
試合中もいい表情しよるんですよ笑


 
僕はこれまで清宮海斗の試合をおもしろいと思わなかったのですが、今回はめちゃくちゃおもしろかったです。
 
ジェイク・リーに正月のマイクをイジられ、拳王に粘着され。
ファンの間でも「清宮海斗=トークがイケてない」が浸透してしまった。
 
そこからの逆襲はまさに団体のエースとして一皮剥けたと言えそうです。
 
 
ゲストの武藤敬司と武藤ポーズ。

 
さらにマイクでは「NOAHは俺が引っ張る」宣言で再び大歓声を浴びる。

 
おいおい、興行直後の拳王チャンネルに出ちゃってるじゃねえかw

タッグパートナーの大岩陵平もそろそろ離脱しそうだし、この展開はアリですね。
 

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