HIPHOP、ラッパー=ダサいを凝縮した出来事。愛知県「NAMIMONOGATARI2021」会場が無法地帯。リアルって言葉を都合よく書き換えるんだよなコイツら

HIPHOP、ラッパー=ダサいを凝縮した出来事。愛知県「NAMIMONOGATARI2021」会場が無法地帯。リアルって言葉を都合よく書き換えるんだよなコイツら

2021年8月29日に愛知県常滑市で開催されたHIPHOP音楽フェス「NAMIMONOGATARI2021」の会場において、密集になった観客がマスクを外して大声をあげる様子を撮影した動画がSNSで拡散され批判が殺到。翌30日には愛知県と常滑市がそれぞれ主催者側に抗議する事態となっている。
 
また下記の記事によると、今回の騒動を受けて「Creepy Nuts」のDJ松永、SEMOら同業者のアーティストからも落胆、失望の声があがっているとのこと。


 

感想は「あ〜あ、やっちまったなぁ」。HIPHOPの音楽フェスと聞いてお察しだったよね

愛知県で開催されたHIPHOPフェス「NAMIMONOGATARI2021」。会場の無法地帯っぷりがSNSで拡散され、県と市がそれぞれ主催者に抗議文を送る事態に発展している。
 
感染対策のガイドラインを無視したフェスの有様はSNSやワイドショーでも話題になっているようで、大手ポータルサイトのトップページに表示されるほど大きなニュースとして扱われている。
 
 
僕もこのネタを30日の午前中? 昼? くらいに知ったのだが、最初の感想としては、
「あ〜あ、やっちまったなぁ」
 
たまたま開いたニュースサイトでギッチギチに詰まった観客席の写真が目に入ってきたのだが、正直そこまでの驚きはなかったことをお伝えしておく。
 
理由は「コイツらなら全然おかしくないよな」と思ったから。
 
すし詰めの観客席が写された写真の上に「HIPHOP」「音楽フェス」という見出しを見つけ、いろいろなことを察した次第である。
 
こうなることを予想していたとまでは言わないが、ここ最近の風潮とあの界隈の民度、有名アーティストが多数出演する国内最大級のHIPHOPフェスという要素が揃えばまったくおかしなことはない。
 
残念ながら推して知るべしだったなと。
 

HIPHOPを聴くのは好きだけど、HIPHOP界の人間は大嫌い。今回のような騒動を見せられるとなおさらその思いは強くなる

僕は基本、HIPHOPを聴くのが好きな人間である。
特別詳しくはないが、気に入った曲があればそのアーティストや周囲のグループをいろいろ漁ったりもする。
ライブに行った経験は数えるほどしかないが、普通に聴く分にはHIPHOPは素晴らしいと思っている。
 
だが、ラッパーを含むHIPHOP界の人間のことはゲロを吐くほど嫌いである。
 
なぜならダサいから
 
コイツらの言動や行動、生き様がいちいちダサい。
そして、そのダサさに自分たちで気づいていないことがもっとダサい。
 
もちろんひと言でHIPHOP界と言ってもいろいろな人間がいるし、中には「コイツはいいな」と感じる人間もいるのだと思う。
 
ただ、今回のような騒動を見せられると、改めて僕の考えは間違っていなかったと確信させられる。
 
外面ばかりイキり倒した矮小な雑魚どもの集まり
それがHIPHOP界に対する僕の認識である。
 
Big-O(オオスミタケシ)逝く。DEV LARGEがゴールド・ロジャーならBig-Oは白ひげだろうな。で、MUROが冥王レイリーか
 

コイツらって「リアル」を自分に都合よく書き換えるのが得意なんだよね。偉そうなことを言いつつ結局シャバにしがみついてるじゃん

表題の通りなのだが、コイツらの特徴として自分に都合よく「リアル」を書き換えるのがめちゃくちゃ得意というものがある。
 
HIPHOPで言う「リアル」とは自分の経験してきたこと、感じた真実を嘘偽りなく伝える、等身大の自分、生き様をリリックにのせることを指す(他にも意味がある?)らしいが、コイツらはそのリアル(真実)とやらを自分に都合よく解釈するのである。
 
 
以前、人気ラッパーの漢a.k.a.GAMIが大麻所持の疑いで逮捕されたのを受け、取り巻きの同業者どもが「大麻なんてラッパーにとっては道具みたいなもの」「日本は遅れている」「誰かに迷惑かけたか?」といっせいに擁護を始めたことがあった。
 
その際、事情聴取を受けた漢a.k.a.GAMIが所持していた大麻を捨てるなどの隠蔽工作を図ったことを僕はクソダサいと申し上げている。
 
ラッパーが大麻で逮捕されるたびに同業者や取り巻きが一斉に擁護し始める現象、やっぱりダサいよ。どう考えてもダサい。全然リアル()じゃない
 
別にマリファナごときでごちゃごちゃ言う気はないが、それならそれで堂々としてろよと。ラッパーが全員クリーンな清廉潔白マンであるべきとは思わないが、くだらない隠蔽工作でシャバにしがみつこうとする心根はあまりにダサすぎる。
 
さらに漢a.k.a.GAMIがどんな人間なのかを知りたいと思い、著書を読んでみたところ……。

 
本人が言うには「自分で発した言葉には責任を持つこと」がラッパーとしてのポリシーとのこと。
 
ライブで発した「刺す」という言葉を“リアル”にするために本当に実行したりと、カッコいいのか悪いのかよーわからんエピソードが多数綴られていた。
 
で、締めとしては
「リアルでいることは簡単ではない」
 
「ひとたび口から出た言葉には言霊が宿る」とかで、ラッパーは一度口にした言葉に責任を持つべき。ラッパーにとっての言葉はそれくらい重いというのがコイツの考え方らしい。
 
 
ほほう、なるほど。
そのリアルとやらの行き着いた場所が「大麻所持がバレそうになったときの隠蔽工作」なわけね。
 
すげえダサいな。
 
で、その数日後に覚せい剤使用が発覚し、「ああ、そのための隠蔽工作だったのね」「ずいぶん都合のいいリアルっすね」「過去一でダサいよキミ」となったわけである。
 

取り巻きが一斉に擁護し始める現象はもっとダサい。外の世界には攻撃的な割に仲間内には甘いダブルスタンダード

大麻所持を擁護していた取り巻きはもっとダサい。
 
漢a.k.a.GAMIの覚せい剤使用が発覚するとともに同業者によるヒステリックな擁護はパッタリと止み、それどころか突然「漢さんを救いたい」などとほざき出す始末。
 
いやいやいやいや。
まずはディスれよ。
 
なーにが「漢さんを救いたい」だよ。
 
コイツがかつて「シャブが無くても覚醒できる俺のマイク捌き」とかぬかしてたことを自分で曲げたんだから、そこを追求するのが先だろ。
どっかの討論番組で「僕らの業界でドラッグが蔓延していると言われるのは全然違う」って偉そうに講釈垂れてたのも忘れてねえからなww
 
外の世界にはやたら攻撃的なくせに仲間内にはクソほど甘いダブルスタンダード。
これがお前らの言う「リアル」ってヤツか。
 
やっぱり最高にダサいな。
 

今回はHIPHOP、ラッパー=ダサいが凝縮された出来事だった。行政にタカリまくった末に「あとで謝ればいいや」のスタンスはいちびった中学生と同じ

そして、今回の「NAMIMONOGATARI2021」の件はHIPHOP、ラッパー=ダサいが見事に凝縮された出来事だった。
 
・感染対策は万全だと吹聴してイベントを決行
・県からの酒類提供ストップの要請を無視
・イベント終了後にサイト上での謝罪文
 
公共施設を使用し経産省からの補助金も受けるも、県からの要請はシカト。
散々やりたい放題やった挙句にサイト上の謝罪文のみで済ませる。
 
行政にタカリまくった上で好き勝手に振る舞い、すべてが終了した段階で「ごめんなさい」。
この「とりあえず騒いじゃえばいい」「あとで謝れば何とかなる」のスタンスには清々しさすら感じる。
 
HIPHOPのリアルが聞いて呆れるというか、根っこの部分は上述の漢a.k.a.GAMIと変わらない。
「いちびりたいけどシャバにはとどまりたい」
「肩で風きって歩きたいけど、困ったときは世間に助けてほしい」
“ルールを守らないことがカッコいい”とでも思っている中学生の思考そのものである。
 
 
挙げ句の果てに出演者の1人が「後悔はない」「リスク承知で出演した」などとほざき出すという。


ダサさもここまでくると感動的である。
 
リスクどうこうに関しては問題外だが、「自分に非があるので全てを受け止めます」の件は「全部俺が悪い(俺カッケー)」という自己陶酔が透けて見えてダサい。
 
喫煙が見つかって停学を食らった高校生と言い分がまったく同じ。
未成年は自分で責任が取れないから法律で喫煙を禁じられているわけであって、今回はお前ごときに受け止められる問題じゃないからここまでの大ごとになってんだよバーカ。
 

般若の出演はダントツにダサかった。それっぽいコメントを出した宇多丸も勘違いが甚だしい

中でもダントツにダサかったのが、出演者一覧の中に般若の名前があったこと。
 
ZeebraやAK-69のテンプレートをアレンジしただけのような謝罪文もクソダサかったが、以前大麻絡みで逮捕されたラッパーを強烈にディスっていた人間がこのイベントに出演していたという事実に震えが止まらないww

周りの人に迷惑かけんな
カッコばっかで中身がねぇんだ
あんたら世代の意識の無さ
20年もやってきてオメェら一体何やってんだよオイ

すげえよお前。
マジですげえよ。
 
2021年も後半に突入しているが、ここまで巨大なブーメランを見るのは恐らく今年初めて。
 
 
本来「あの界隈」などと一括りにするのはよくない、そこにいる人間はそれぞれ違うというのが正解なのだと思うが、いや、ごめん。やっぱりあるよそういうの。
 
申し上げたように「国内最大級のHIPHOPフェス」と聞いて、怒りよりも先に「ああ、なるほど」と納得できたのが何よりの証拠。
アウトローとして生きていく覚悟もない人間が「すべて受け止める」「責任」等の言葉を気軽に使うことに心底虫唾が走る。
 
 
あ?
AK-69にはブチ切れて帰ってほしかった?
 
するわけねえじゃん。
カッコだけで中身のないペラッペラないちびりなんだから。
 
 
上記の「同業者からも相次ぐ失望の声」の記事内にRHYMESTERの宇多丸による

「いろんな意味で時代の先を走っているべき」

「ヤンチャであるっていうことと、今回みたいなちょっと周りから見て『そういう意識の持ち方なんですか?』なんて言われるようなのはちょっと恥ずかしいっていうか。ヒップホップシーンこそがそういうところでいち早く進んだ手を打つというような。いろんな面に関してね」

といったコメントが掲載されているが、まったく逆でしょと。
 
今どき薬物摂取なんて時代遅れでダサいし、普段はそれを肯定しつつも捕まりそうになった途端に隠蔽に走るのはもっとダサい。
外側にはやたらと牙を剝くクセに身内には甘々なのもダサい。
 
そもそも他人の迷惑、世間への影響よりも自分の欲望を優先する輩など論ずるに値しないわけで。
その上で「後悔はない」「すべて受け止める」といった中学生並みの言い訳で開き直るのだから、早い遅いの次元ですらない。
 
映画「8 Mile」感想。エミネムがカッコよくなるための映画。掃き溜めを生きるクズどもの淡々とした生き様はすべてラストのラップバトルにつながっている
 
つまり、一連の騒動によって日本のHIPHOP界は「自分たちがもっとも前近代的でもっともダサい業界の住人」であると世の中に大々的に発表したと言える。
 
と同時に、僕は「HIPHOPを聴くのは好きだけど、中の人間は大嫌い」ということを改めて自覚した次第である。
 

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