松坂大輔4241日ぶりの日本での勝利! ひゃっは~、たまらねえぜww ストレートの威力が戻った松坂が筒香と真っ向勝負【2018.4.30感想】

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野球場イメージ
2018年4月30日、中日ドラゴンズの松坂大輔投手が本拠地ナゴヤドームで行われたDeNA6回戦に先発。6回を投げ3安打114球。8四死球を出しながらも1失点で降板。チームも3-1で勝利し、移籍後初白星を挙げた。
 
 
初回から制球が安定しない松坂。
毎回のようにランナーを背負う苦しい展開ながら、要所を締める粘りのピッチングで得点を許さない。
 
また主砲筒香には真っ向からストレート勝負を挑むなど、球威で押す投球を展開する。
さらに、3回ノーアウトで戸柱に投じたストレートがこの日最速となる147kmを計測。前回よりもストレートの割合を増やし、気迫のこもった球でDeNA打線に的を絞らせない。
 
そして、自ら志願して上がった6回のマウンド。
走者2人を背負う絶体絶命のピンチを迎えるも、最後はライトフライ。
見事、2006年以来4241日ぶりの日本での勝利を飾った。
 
「大エース松坂大輔の復活。550日ぶりの一軍登板は5回3失点で初黒星。そんなことより中日がクッソ弱いんだがww」
 

松坂大輔の勝利に狂喜乱舞してクッソ疲れた件。中二病を発動しまくったあげく、あまりの疲労感で早寝早起きww

松坂大輔、勝~~~~利!!!!
日本復帰後初勝~~~~利!!!!
2006年以来、4241日ぶりの勝~~~~利!!!!

 
 
はい。
というわけで、松坂大輔が勝ったわけですが。
ずっと松坂を応援していた人間としては、めちゃくちゃ嬉しいわけですが。
 
「松坂大輔の熱い123球に感動ww やっぱりすげえわコイツ。あの空気感を出せるのは選ばれた選手だけ」
 
何というか、昨日はホントにたまらなかった。
午前中に用事を済ませて14:00の試合開始に合わせて帰宅したのだが、そこからの疲労感が尋常じゃないww
 
「巨人高橋由伸監督辞任←同情の声多数。阪神金本監督続投←批判多数。そんなにおかしいかね? 仕方ないと思うんだが」
 
松坂がピンチを迎えるたびに脈拍が上がり、切り抜けるたびに盛大なガッツポーズという繰り返し。
自らの四球で出したランナーを汗だくで抑える相変わらずの炎上芸。立て続けにやってくる緊迫感に僕のメンタルはボロボロであるww
 
「松坂大輔a.k.a.名古屋のBIG若旦那w 平成ラストイヤーにKNOCK OUTの狂乱も週末の誘惑も超えていけ」
 
そして、ヒーローインタビューで笑顔を弾けさせる松坂を観て、涙腺が崩壊しかかる不覚ww
 
みなさん、これが40手前の大ベテランの笑顔ですよ。
こんなステキ笑顔()がほかにありますかww


さらに試合終了後も、AK-69 feat. UVERworldの「Forever Young」を鬼リピートしながら松坂のシーンだけを観直すという。

“嘲笑っとる大人に言ってやらぁ
人生はたったの一回だ”
 
“終わらせやしない
燃え尽きるまで”
 
“そう 今日という日は
お前に残された人生の一番若い日”
 
どうよ? この中二病全開っぷりww
クッソ痛いだろが、お?
 
「史上まれに見る酷い日本シリーズ。ソフトバンクがクソ采配の広島を下して2年連続日本一。クソの最上級」
 
松坂世代随一の脳筋プレイヤー、古木克明さんも感極まっております。


あまりに疲れたせいで、この日は22:00就寝、6:30起床ですわww
基本、スポーツ観戦が私生活に影響することはない人間なのだが、マジで松坂大輔だけは別格過ぎて……。
 
てか、この際毎日松坂が投げればいい。
そうすりゃ、あっという間に健康優良児の誕生っすww
 
「守りたいこの笑顔w 松坂大輔が甲子園で復活の6勝目。ここにきて今季一番のピッチング。興奮し過ぎて健康損ねるレベル」
 

今回の松坂はよかった。「状態はあまりよくない」という評価らしいが、投げてる球自体は間違いなく今シーズン1番だった

試合後の感想としてはだいたいこんな感じなのだが、ここから先は少し冷静に。
 
とりあえず、今回の松坂は普通によかった
「内容的にはあまりよくない」「状態は悪かった」という評価が目立つようだが、決してそんなことはない。
 
僕自身、立ち上がりの数球を観て「お? これは?」と思ったし、何だかんだで被安打3。
「先発何番手だから~」とか「3年間怪我で苦しんだ~」といった諸々の理屈を抜きにして、球の強度はなかなかだったと思う。
 
「松坂大輔2018年成績予想。ついにこの季節がやってきました。ほら見ろ、松坂はすげえだろが。あ?」
 
具体的には、ストレートの球速が戻ったこと。
前回登板までのストレートの平均球速が139.5km前後だったのに対し、今回は140.4km。実に約1kmのアップである。
 
「今年の松坂はぼちぼちいい」
「これならシーズンでもそこそこやるのではないか」
「先発6番手or10日に1度登板するローテーションの谷間としては必要十分」
「球速があと1、2km上がればもっと楽になる」
 
キャンプから繰り返し申し上げてきたことだが、今回の松坂はまさにこれ。ストレートの球速がアップしたことによって、ピッチングが一気に楽になった。
 
「中日松坂大輔さんが開幕ローテ決定的? らしいけど、オープン戦最終登板を観た感想を言っていくぞ」
 
この試合では計6つの三振を奪っているのだが、そのほとんどがカッターによるもの。
ストレートの球速アップに伴い、その他の球種も相乗効果で鋭さが上がる。結果的に要所での三振奪取につながるという流れ。
 
3回ツーアウト2塁での筒香へのストレート連発や、4回1アウト1塁からの3連続三振など。ここぞの場面でギアが上がるのもまさしく松坂大輔のピッチングである。
 
「大谷6回1/3、11奪三振103球で勝敗つかず。なるほどカーブを便利使いか。スライダーの高速化よりも手っ取り早い」
 
「球威が落ちた分を大人の投球で補う」「頭と経験を駆使した」などと言われているが、実はそうじゃない。
 
DeNAのラミレス監督も「カットボールの曲がりが良く、直球も前回登板よりハードだった」とコメントしているように、単純に「この日の松坂がいい球を投げていたから抑えられた」というのがファイナルアンサーである。


 

今後はこの調子を維持できるか、中6日のローテーションに耐えらえるかですよね。でも、松坂vs筒香の力勝負もヤバいし何とも言えないよね

あとは、この調子をどこまで維持できるか。
 
「スーパーエースの無双こそが一戦必勝のトーナメントを勝ち上がる最善手。金足農業・吉田輝星投手は最後まで腕を振る」
 
先発の谷間としては十分以上の実力を示したが、次の段階はどうするか。
本人はいずれ中6日のローテーションで回りたいと言っているが……。
 
「中日が松坂大輔さんを獲得しなくてはならない理由。日本球界の功労者に対する敬意が足らんよ敬意が」
 
とりあえずこの日のピッチングを観る限り、前回123球を投げた影響はない。
 
ただ、仮に登板間隔を詰めたとして、松坂の体力がどれだけもつか。
今回も80球を超えたあたりで抜け球が増えていたし、その辺のスタミナはまだまだなのではないか。
 
「見たか貴様らww これが松坂大輔さんだよww そこにいるだけで人が群がるカリスマ性、佇まいが絵になる男が中日合格」
 
「連敗を止めるのは自分しかいないと思っていた」
「何とか流れを引き寄せたかった」
「まだ投げたかったし、投げることしか考えなかった」
「理想としては一つも負けたくない。できるだけ多く勝ちたい」
 
こういったセリフを嫌味もなくさらっと言えるのが松坂大輔の魅力なのだが、最優先はシーズン通して戦力でいることなので、そのバランスが本当に難しい。
 
「Bリーグ2年目終わった!! 試合数増加を希望する。流川君がいればプレーオフまでは行けるけど、優勝するにはゴリが必要」
 
いや、もうアレなんですよ。
「この日の登板が最後の輝きでした」っていうパターン、これまでにも結構あるんでね。
一瞬復活したと思ったら、それを最後に消えていった人、たくさんいますよ。
 
「大谷翔平の課題はスライダー。スプリットがダメ日は投げる球がなくなる。早急に球速をアップしてスラッター化したいね」
 
別に「美学」とか「流儀」とか、わざわざ気取った言葉を使わなくてもええよww
普通にしてりゃ松坂はかっこいいからww


てか、宮崎の押し出し四球なんて、考え方としてはオーソドックスだし全然アリでしょ。どう見ても宮崎が一番松坂に合ってたし。
「計算ずくの四球」って、そんな大げさなもんでもないですよ。
 
「ビッグフライ オオタニサン!! 野球観戦の情熱が減退する中、大谷翔平のホームランでワクワクするだけの簡単なお仕事」
 
でも松坂vs筒香の勝負は痺れたよね。明らかに三振狙いの全力投球だったからね。


こういうのがあるから、松坂の投げたがりを全否定できないのがもどかしい……。
 
 

 

 
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