119-109ロペス! 118-110カネロ!←これってホントに陰謀? 人種差別なの? あからさま過ぎる気が…。採点方法を変えるなら加点方式だろうな

119-109ロペス! 118-110カネロ!←これってホントに陰謀? 人種差別なの? あからさま過ぎる気が…。採点方法を変えるなら加点方式だろうな

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2020年10月17日(日本時間18日)に米・ネバダ州で行われた世界ライト級王座統一戦。同級3団体統一王者ワシル・ロマチェンコとIBF王者テオフィモ・ロペスの一戦はクロスゲームの末にテオフィモ・ロペスが3-0の判定で勝利。見事統一王者となったわけだが、その際のスコアが物議を醸しているとのこと。
 
3-0の判定、ロペス勝利に概ね異論はない。ただポイントの詳細が116-112、117-111、119-109と、ロマチェンコの後半の巻き返しを考えると119-109はあり得ないのではないか。
 
またこの試合を中継したWOWOWエキサイトマッチの解説陣がロマチェンコを全面的に支持したこともあり、日本のファンの間ではロペスの勝利自体がおかしいという声も挙がっている。
 
2017年9月のサウル・“カネロ”・アルバレスvsゲンナジー・ゴロフキン戦での判定が引き合いに出されるなど、若手のスター候補でもあるテオフィモ・ロペスに強烈なホームタウンディシジョンが働いたとの見方もちらほら。
 
 
なお公式のスコアカードでは3者ともに1~7Rまでフルマークでロペスを支持しており、ロマチェンコは8Rの時点でKO以外に勝利する術はなかったことになる。


 
モロニー弟vsジョシュア・フランコ戦のビデオ検証が思った以上に酷かった件。僕がビデオ検証が嫌いな理由が凝縮されたクソさだったな
 

テオフィモ・ロペスvsワシル・ロマチェンコ戦の判定結果に異論はない。119-109はホラーだけど

話題沸騰中? のテオフィモ・ロペスvsワシル・ロマチェンコ戦の判定結果について。
 
まず僕の意見としては、先日も申し上げた通り判定結果に異論はない。
 
ロマチェンコvsテオフィモ・ロペス感想。115-113ロペスかな。ロペスの対策が素晴らしかったしやっぱりスピード&パワー大正義
 
個人的なガバガバ素人採点では115-113、もしくは116-112でロペス勝利。前半6Rまではロペスの5-1で、その後はロマチェンコが追い上げを見せるもロペスの粘りもあって最後までペースを握れず。
ジャッジ1人が示した117-111という採点は若干偏り過ぎな気もするが、ギリギリ許容範囲ではある。
 
119-109はホラー以外の何ものでもないが、ロペス勝利に関しては普通にその通りだと思っている。
 
 
ただ、多くの方がおっしゃるように微妙なラウンドがあったのも確かで、それらがロマチェンコのポイントになれば結果はわからない。
あくまで素人の意見だが、114-114の引き分け~僅差でロマチェンコ勝利まであり得る振れ幅の大きい試合だったのではないか。
 

119-109ロペス! 118-110カネロ!←これってホントに忖度なの? 単純にポンコツなだけじゃなく?

そして、今回のような謎ジャッジが起きるたびに言われるのが“一方の選手が優遇されている”説。地元の選手や開催地にファンベースを持つ選手が過剰に優遇され、他国(主に米国以外)出身の選手が割を食う、いわゆるホームタウンデシジョンというヤツ。
 
今回の119-110ロペス勝利もそうだが、上述の2017年9月のサウル・“カネロ”・アルバレスvsゲンナジー・ゴロフキン戦でジャッジ1人が118-110をつけたことも強いインパクトを残している。
 
ロマチェンコがウクライナ、ゴロフキンがカザフスタン出身であることも手伝い、どれだけ高い実力を持っていても外様は外様でしょ、所詮は地元スターの踏み台にされておしまいなんでしょという印象を決定づけた感じ。
 
物議を醸したカネロvsゴロフキンVol.1から3年。改めて観てみたけどおもしろい試合。ゴロフキンのジャブのすごさとド派手なカネロのカウンター
 
正直、人気選手の忖度云々、人種差別云々については何とも言えない。また他人を差別主義者、八百長野郎呼ばわりするにはそれなりの覚悟が必要だと思っているので、僕は遠慮させていただく。
 
 
と同時に、仮にそうだとしてももう少しうまくやれよとも思う。
 
ロペスの119-109はもちろん、カネロの118-110にしてもあからさま過ぎるだろという話。
ナショナリズムのこじれにしろ、買収やら忖度やらの見えない力が働いたにしろ、どちらか一方をわざと勝たせるなら接戦を演出した方が説得力があるに決まっている。119-109、118-110などという意味不明なスコアは絶対に避けるべきだと思うのだが……。
 
そう考えると、2012年9月のマニー・パッキャオvsティモシー・ブラッドリー、2013年9月のフロイド・メイウェザーvsサウル・“カネロ”・アルバレス、2016年11月のセルゲイ・コバレフvsアンドレ・ウォードの方がはるかに疑いは深い(忖度があったとは言ってないです。“仮にあったとすれば”です)。
 
 
それともアレか?
ジャッジ3人のうち2人が結託して、1人が意味不明な採点で聴衆の目をそらしている間にもう1人がそれっぽい採点で忖度したとか?
 
いやいやいやいやw
そこまで腐っているのであれば、もはやスポーツとして破綻してるでしょ。
さすがに今回は3人のジャッジの中に1人だけ超絶ポンコツが混じっていたと考える方が自然なんじゃないの?
 
 
まあ、そんな大事な試合にさらっとポンコツジャッジが起用されるのもどうなの? という噂もあるのだが。
 

人気選手の優遇、地の利は間違いなくある。京口紘人vsタノンサック戦の地元有利っぷりはこれまで見たことがないレベル

なお、忖度とまではいかなくても、人気選手の優遇や地の利は確実にあると断言できる。
 
WBCによるルイス・ネリの優遇は見ている側が「そこまでの選手か?」と思えるほどだし、2020年11月に行われるWBA世界L・フライ級タイトルマッチ、京口紘人vsタノンサック・シムシー戦における京口側の地の利っぷりはいまだかつて見たことがないレベル。
 
10月7日に来日したタノンサックをホテルに2週間監禁し、その間京口は豊富なパートナーとスパーリングを重ねて好調をアピールしまくる。しかも試合の中継を担当するのはすべて京口の身内。
 
新型コロナウイルスの影響でやむを得ないのは理解しているが、ここまで王者有利な状況で開催される国内の世界戦はちょっと記憶にない。
 
京口紘人vsタノンサック・シムシー戦を京口紘人本人が自分のYouTubeチャンネルで生配信←僕がこれを「ない」と思う理由
 
おまけにコロナ感染防止のガイドラインに従って相手をホテルに監禁している最中に、所属ジムの会長がJBC規定の感染防止のガイドラインに違反して罰金を食うという冗談みたいなネタもある。


しかも「選手すべてにチャンスを与えていきたい」などとご大層なセリフとともにパンピーから出資を募った上で。
 
「存続の危機を乗り越えて これからも多くのボクサーにチャンスを与えたい」
 
二重三重のかぶせで僕を笑わせにくるこのアグレッシブさはそこまで嫌いじゃないww
 

採点方式を変更するなら加点方式にすればわかりやすくなるんじゃない? 相当慎重にやるべきだけど

ちなみにだが、以前からちょくちょく聞かれるボクシングの採点方式を変更するという話。
 
いつの頃からか、なるべく10-10をつけずにどちらか一方を優勢とするラウンドマストシステムが慣例になったが、それでも今回のような微妙な判定は頻発している。
また、採点の仕方がわかりにくいという声も多く、その部分でも改善が求められたりもしている。
 
これ、完全に僕の意見なのだが、手っ取り早く解消するには現行の減点方式ではなく加点方式にすればいい気がする。
 
各ラウンドで、
互角なら両者ともに0
少し優勢なら+1
めちゃくちゃ優勢なら+2
ダウン1度で+3
ダウン2度で+4……
とか、そんな感じ。
 
現状はダウン以外は優勢or劣勢の判断しかなく、どれだけがんばっても1点差しかつかない。それを「めちゃくちゃ優勢なら+2」とすることで各ラウンドの差をより明確にし、逆に甲乙つけがたい場合は両者ともに“加点なし”とすることで中盤までに絶望的な差がつかないよう調整する。
 
 
まあでも、こういうのは相当慎重に進めるべきだとは思うが。
ポイント数の変更はその競技の根幹にも関わるもので、勢力図が一気に変わる危険も孕む。
 
バスケで言えば2ポイントシュートが3点に、3ポイントシュートが4点になるとか、ラグビーで言えばトライが5点から7点に、ゴールキックが2点から3点になるようなものと言えばいいか。
 
これまで絶妙なバランスで成り立っていたルールが一新されれば、従来の戦術をゼロから考え直す必要も生じるかもしれない。
 
現状を改善する努力は重要だが、極力現役選手に影響がないよう配慮する必要がある。
安全管理の観点からラウンド数の削減という話もあるが、それと同等かそれ以上に採点方式の変更には時間をかけた方がいいと思う。
 
仮にやるならの話ね。
 
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